Pycnoscelus sp.
2023 .8.29
Pycnoscelus sp.の寄生アブ
A parasitic fly on Pycnoscelus sp.
西表島で採集されたPycnoscelus sp.を数匹頂いた.
この地域の卵胎生のゴキブリからは寄生アブが出ることは
https://www.cic-net.co.jp/blog/2010/01/21/
でご紹介したが,今度出てきた幼虫は小さい.
思うに,この時期の生き物の輸送は,虫体の安全を考えて冷蔵で行ったのだが,
他のPeriplaneta類は復活したが,Py.sp.は卵鞘を排出したりダメージが大きかったようで弱っていました.
この虫体もその一つ.
別種の寄生種かとも考えたがやはり蛹化することなくまもなく死亡した.
生きている時.
死亡後.
多分右が頭,左がお尻(間違っていたらご指摘ください).
小さな脚が可愛い.
お尻拡大.
頭拡大.
成虫になってほしかった.
2014 .5.8
Pycnoscelus sp. Thailando 床換え
Cleaning of the breeding case of Pycnoscelus sp. Thailando
ヤシガラマットを長期間使用した後の劣化状況.
粒子が細かく,篩で篩うと,微細粉塵上の埃が舞い上がるような状態.
ゴキブリにも悪影響が出そう乾燥状態である.
篩いに残った雌成虫.
翅は退化しているが,全く無い訳ではなく,小さな翅が残っている.
雄成虫.
篩いで細粒を濾しても,死骸や脱皮ガラは残ってしまう.
しかし,これはそのまま新しいマットにあける.
しばらくすると,カスの中に残った生体は,新しいマットに潜っていくので,カスの塊を取除く.
で,綺麗になりました.