Polyphaga saussurei
2024 .8.28
Polyphaga saussurei 卵鞘開けてびっくり
Polyphaga saussurei oothecae open in amazement
Eupolyphaga sinensisはダメだったが本種は毎回孵化してくれる.
今回もいつも通り孵化が始まっているが,孵化後の卵鞘は保存する必要もないので捨てていた.
しかし,..たまたま中を見ると元気な幼虫が閉じ込められていた.
孵化済卵鞘を指で押し広げると約8割の卵鞘に1~2匹の元気な幼虫が入っている.
Periplanetaなど,出れなかった幼虫は卵の成長が不完全で,卵鞘内でも薄皮が剥けずに死亡しているのだが.
10個ほど開けてみるとこれだけの幼虫が出てきた.
果たしてこれらの幼虫は,自力で出てこれる力があるのか?
本種の単為生殖は研究されていたが,こんなところまで研究されているのだろうか.
2024 .7.5
Polyphaga saussureiに発生したタバコシバンムシ駆除
Control of cigarette beetle in Polyphaga saussurei breeding containers
外から.
中の様子.
固型飼料に穴が開いています.
結構な数が共生してしまっています.
マットは使いまわせないので全て新調して虫体と卵鞘だけを移します.
産卵中の雌.
別の雌の裏.
若齢幼虫.
集った卵鞘.
タバコシバンムシの卵が付いていたら嫌なので水洗しました.
半分は元の飼育ケースに戻し,
もう半分は別途保管に回します.
果たしてこれでタバコシバンムシを除去できるか?
ダニよりはしつこくないと思うのですが,様子見です.
2024 .3.13
Polyphaga saussutei 幼虫
Polyphaga saussutei nymphs
普段はヤシガラの下に潜っていますが,水をかけると見る見る這い出してきます.
野生でもそうなんでしょうか.
そうであれば採集は楽ですね.
2024 .1.25
孵化開始
Hatch start of keep oothecae
まずはPolyphaga aegyptica.
そしてPolyphaga saussureiも.
まずは一安心.
2024 .1.15
ダメな卵鞘
Dead oothecae
ムカシゴキブリ科の卵鞘は,湿らせたマット内で管理するようにしているが,取り出す時期により全く孵化しないロットもある.
こちらは,Therea olegrandjeani.
卵鞘の縫合部にマットが固着している.
中が腐って卵液が出て固着した状態.
Polyphaga saussurei の保管卵鞘.
左がダメ卵鞘.
右はまだ大丈夫そうな卵鞘.
2023 .2.1
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
また採卵シーズンになりました.
篩って卵鞘を採集します.
いつものようにプラカップに入れてヤシガラ入れて保管.
2~3か月後に孵化予定.
2022 .12.14
Polyphaga saussurei ダニ消えた
Mites that were parasitic on cockroaches have disappeared.
この水容器は大概死骸と白いダニにまみれているのだが,ここのところダニを1匹も見ない.
隈なく見ましたが,いない.
良いことなのだが,なぜだろう.
2022 .7.27
Polyphaga saussurei 夏なのに
Why in the summer?
冬にケースの室内側に集まる光景はよく見て理由も理解していたつもりだが,冬より高く重なり合っている.
現在はケース内の温度と室内の温度は変わらないはず.
なんか,マットを避けて水容器の上に避難しているようにも見える.
マットをよく見ると
いつもは湿った水場に集まるのだが,今はいない.
マットの乾燥した部分に大発生.
集まっている1匹を見たが特にダニは付着していない.
とりあえず,マットは全部捨てて別のマットに避難させた.
ダニとの戦いは続く‥‥.
2022 .6.16
Polyphaga saussurei ダニ?
Polyphaga saussurei. mites?
残すは本種のみ.
ようやく卵鞘管理で2卵鞘ケースダニレス容器を作ったと思っていたのですが,一つの餌ニンジンに変なダニがいる.
当初,管理が大変なので混ぜてしまおうと考えていたのですが,混ぜずに正解.
しばらく様子を見る.
2022 .6.9
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
まだダニと共生している本種ですが,マットを変えてから今のところ無事に成長をしています.
現在のところダニの暴走は見られないですね.
脱皮直後.
可愛いですね.
終齢幼虫っぽいですね.
2022 .5.20
Polyphaga saussureiネタ
Topic of the Polyphaga saussurei
相変わらず食べられています.
これはダメだということで,こういう時だけ都合よく使うのがダニ忌避マット.
これ見て思うのは,色が明るいので清潔感と安心感が得られるということ.
それはそれで合格なんだと思う.
そして,ついに卵鞘が孵化しました.
これは今年の1月に分けた卵鞘.
4か月かかった.
これは記録では昨年の10月に分けた卵鞘.
一部は12月末に孵化してダニにやられ,その時未孵化卵鞘を再度ダニを調べて分けていた物.
7か月?
いずれにせよ,ダニフリー幼虫が20~30個体は得られたので,このダニともしばらくしたらおさらばできそう.
そうなれば,残るは例のヤツだけです.
2022 .5.10
Polyphaga saussurei
Winter tradition of polyphaga saussurei
「冬の風物詩」としてご紹介しているが5月になってもこの状態.
横から.
拡大.
もう少しで成虫になるのだが.
中.
ん?
生贄を求めるかのような食い方です.
このダニさえいなければ,この肉団子状態はほのぼの見ていられるのですが,この密な状態がダメなんでしょう.
現在卵鞘も保管してあるが一向に孵化する気配なく,この世代に頼るしかなさそうである.
それにしても,ゴキブリ飼育がダニとの戦いになるとは本当に思わなかった.
2022 .4.6
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
殺ダニが駆除できていない幼虫群.
成長とともに超過密状態になってきました.
水容器を入れてもすぐにこの状態.
そうなると,このように水が漏れてマットを湿らせます.
幼虫も食べごろサイズになってきました.
いつ殺ダニの活動が始まってもおかしくない状態です.
ただ,虫体を見てもダニだらけにはなっておらず,肉眼では確認できない程度.
この世代はうまく過ごせるかもしれませんが万が一を考え防ダニマットベースの低密度ケージを作りました.
果たしていつスイッチが入るのか?
卵鞘がとれれば今度こそダニフリー群を作りたいのです.
2022 .3.16
Polyphaga saussureiにダニがいた
Mite infestation
ダニ除去卵鞘飼育ケース内にダニがいた.
数の多さとぱっと見ケナガコナダニだろうと思ったが,よくよく見ると卵鞘にたかっている.
これはやられた.
ただ,幼虫はまだ小さいのでさすがに寄生していないだろうと思い確認すると….
いるー~=~.
数はさすがに2~3匹なので取ろうとしたが,幼虫が小さすぎ断念.
本種のダニフリー化は今の中齢幼虫が卵鞘を産んだタイミングから仕切りなおさなくては行けなくなった.
ショック~.
2022 .1.26
Polyphaga saussureiダニ残り
The mite parasite survived on the Polyphaga saussurei.
冬の風物詩.
ケース室内側に集まるゴキブリたち.
なんて暢気に写真を撮影していたのですが,
ダニがいた.
しかもどう見ても例のヤツ.
近くの大きな個体は成虫の死骸.
その裏.
この成虫は,肉眼でダニがいないと思った個体を,何気なく卵鞘孵化個体群にいれてしまった物.
結局この個体群はダニ排除群ではなくなった可能性大.
とりあえず幼虫だけ分け,効果?だが,藁をもすがる思いでダニ駆除マットに入れ替えた.
ただ,肉眼ではダニの付着はない.
数個体サンプリングして見ると・・・.
まず卵鞘.
メタクチャついている.
まあ,この辺は想定内だが,ダニの卵が沢山付着している卵鞘と,全く付いていないのがハッキリわかれる.
全くなし.
ダニも卵鞘に潜りやすい物と潜り難そうな物を区別しているのかもしれません.
次は成虫.
ざっと見では見つからないが,冷蔵庫で動かなくして再度見ると1匹発見.
想定内・・・.
中齢幼虫.
いた.
幼虫もう1匹.
いた・・・.
1個体あたり数匹もついていないと思うのですが寄生されてました.
先日孵化した幼虫は完全隔離ですね.
やはり,駆除するなら徹底的にやらないとだめということです.
2022 .1.20
卵鞘孵化
Hatching of oothecae
保管している卵鞘が孵化はじまりました.
Polyphaga saussurei
本種は1齢幼虫が大きいのでカップ下から容易に確認できます.
やはり孵化まで2か月近くかかるようです.
Eupolyphaga sinensis
本種は小型のため,たくさん孵化するとカップ下からも分かり易いですが,少ないと週一で確認マットほじくり確認しています.
2022 .1.19
ダニ駆除済飼育箱
Breeding box after mite extermination
Polyphaga saussurei
Therea regularis
Eupolyphaga sinensis
Polyphaga aegyptica
Therea olegrandjeani
安心してイモ洗い状態で飼育できるのは健康に良いですね.
また,この状態だと卵鞘も勝手に孵化してくれます.
2021 .11.10
防ダニマットの効果
Effectiveness of tick prevention materials
Polyphaga saussurei.
5匹死亡.
Therea petiveriana.
7匹死亡.
ただし,死んでも前回のようにダニに食われることはなくなりました.
それと気が付いたのは,かなりの数のダニ(吸着体)が容器の内側に張り付いていました.
ゴキブリから離れたダニでしょう.
結構強く吸着しているので,簡単に洗って別のゴキブリ入れると移ったりしそうで恐ろしくなりました.
あと,手とかにも付着しそうなので,触った日は風呂入るまでゴキブリ触らないとか考えないと知らないうちにうつす可能性があるなと思います.
2021 .10.28
ダニの続き
More on Mites
本グループのどのケースにこのダニが出ているのか確認しました.
まずはEupolyphaga sinensis
♂
♀
こんな顔をしています.
脚の付け根なども確認しましたが付着なし.
次,Polyphaga saussurei の別のケージ.
こちらは,現在大寄生されている成虫とは別の幼虫ケース.
綺麗なもんです.
次,Therea olegrandjeani
こちらもダニはいなさそう.
次,Polyphaga aegyptica,こちらは2ケージあるので1個目.
異常なし.
前胸背板と頭頂の間にいるのはツメダニです.
餌に発生するコナダニ類を餌として繁殖しています.
見ていたら,コナダニが前胸背板の奥にいたので追いかけて?いたのでしょうか?
この形はミナミツメダニでしょう.
こいつは,畳などに出ると人を刺して皮疹を引き起こす害虫になりますが,こういった隔離された中にいるのは,コナダニ類を食べるいわば益虫です.
しかし,今回の殺Gダニは食べないのかこの状態です.
2個目も異常なし.
最後,Therea regularis
異常なし.
ということは,Polyphaga saussurei に関しては,この寄生された個体を処分すれば,残っている個体群はダニフリーになります.
問題は,1ケージしかなかったTherea petiverianaです.
成虫が少し残っいるので,それが卵鞘を産みさえすれば,徹底的に掃除して孵化させればダニフリーが出来ると思いますが,少し時間がかかりそうです.
一連の作業をしている最中のPolyphaga saussurei 幼虫,起き上がりゴキブリ.
2021 .10.25
ダニの排除
Complete elimination of mites
殺ダニマットに移したゴキブリを改めて観察.
今は張り付いているだけ.
これが突然脱皮して喰い始める.
ダニはピンセットで擦れば剥がれるが,1個1個やっていられない.
面相筆の毛を短くカットして流水で擦りながら洗ってみたが,意外と落ちない.
で,結論は卵鞘から育てるのみ.
2021/7/21にPolyphaga aegypticaの卵鞘に付着するこのダニの卵をご紹介したが,結局このグループのゴキブリはこの方法で取り除くことにした.
まずは各先端から確認.
これは割けているので×.
中にダニが入っている可能性が大きいし,すでに死亡している.
この作業は実態顕微鏡など拡大鏡が無いと難しい.
こちらは少し開いているので当然×.
これは〇.
そしてこのようにケースに入れ加温しながら保管.
孵化するまでは,生き残っている親から採卵しながら保管が続く.
2021 .10.1
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
成虫軍団.
幼虫軍団.
卵鞘を付けている個体.
ようやく幼虫の齢数にばらつきができ始めました.
本種の良いところは,初齢幼虫を除けば,この100均篩で虫体だけ選別できるところ.
もう少ししたら卵鞘を集めて孵化保管の時期になる予定.
本種ですが,1957年の研究ですでに実験動物として使われ,サナダムシやサルモネラを媒介する衛生害虫の要素があると報告されています.
意外と古くから飼育されていたことに驚きました.
中央アジア南部では最も一般的な家庭環境に生息するゴキブリの一つだそうです.
ところ変わればですね.
2021 .6.3
Polyphaga saussurei初齢幼虫とお知らせ
Polyphaga saussurei nymphs and Announcements
続けてPolyphaga saussurei.
卵鞘が孵化して加齢してきたので通常の飼育容器に移すことにする.
半年ほど前に孵化したケースはこのくらいに育ちイモ洗い状態.
これ以上ケースを増やしたくないので,成虫が数匹残るケースに入れる.
成虫はかなり長生きします.
「かなり」ではひどすぎるので,今度記録してみます.
明日は何の日かご存じでしょうか?
6/4.
ムシの日です.
日本の昆虫既知種は30,747種(日本分類学会連合(2003) 第1回日本産生物種数調査 http://ujssb.org/biospnum/search.php)と言われており,総数から考えると天文学的な数が生息している動物の「日」なわけです.
そんなわけで,祝日にしてもいいくらい重要?な日と考えます.
そこで,それに合わせて動画ゴキブログ.
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勇気のある方は見てください.
2~3週に1本ペースで上げていきたいと思っています.
2021 .6.1
Polyphaga saussureiとTherea olegrandjeani
Polyphaga saussureiとTherea olegrandjeani
Polyphaga saussurei ♀.
単為生殖するため♂は存在しない.
体のバランスや胸背板後縁に列生する金色の毛がシナゴキブリの♀によく似ています.
しかし,大きさが結構大きいのです.
Corydiidae科のTherea olegrandjeaniと比較してみました.
どちらも♀です.
でもこの形はゴキブリらしくないですね.
糞虫?ガムシの陸上版?
癒される形をしていますね.
2020 .7.10
Polyphaga saussurei 幼虫
Polyphaga saussurei nymphs
別管理していた卵鞘の孵化がひと段落した.
この中にもダニが発生していたので,大ケージに移す前の駆除(選別)を実施.
まず,幼虫のみをダニの発見しやすいケースに集める.
ダニがいないのを確認して別飼育マットに移す.
幼虫の餌は,ヤシガラとニンジンだけでも出来るみたいだが,固形飼料を入れると群がってきた.
やはり,こちらの方が栄養はあるのだろう.
2020 .5.29
Polyphaga saussurei ダニ繰返し
Repeating mite
少し目を離した(2~3日だろうか)すきに一気にやられた.
一面ピンクになる.
生き残りは4匹.
腹面はダニだらけ.
生体に付着するダニの駆除はほぼ無理だろう.
このダニ,宿主を殺そうとするスイッチはどこで入るのか?
ここ数ヶ月何の悪さもせず宿主は成長し産卵まで行っている.
多分,環境変化がスイッチになったと思うが,なければまだこれらは生きていたと思われる.
もう1ケージあるのだがそちらの死骸は異常がない.
ある意味面白いダニである.
ちなみに,生き残った4匹は,ダニがすごいので水道で洗ったが,腹面に流水を充てると3~4秒間で動かなくなる.
よほど水に慣れていないというか,水で死亡する.
4匹目で気が付き,本当にさっと流しただけにしたが,しばらく逃げる事が出来ない状態.
最後の1匹以外ダメ?な状態に.
最終的には,翌日見ると2匹復活して1匹死亡にとどまったが,水洗はやめようと思いました.
2020 .5.7
Polyphaga saussureiの卵鞘を食べるダニ
Mites eating a cockroach ootheca
Polyphaga類に寄生して,たまに壊滅的な被害を出すダニですが,卵鞘保管中も発生します.
白い粒々はすべてダニ.
早めに発見して捨てないと容器全体に散らばり,他の卵鞘も食い始める.
さらに,孵化がはじまると,初齢幼虫に付着したりして,ケースからの除去が門難になる.
卵鞘を見ると穴が開き,そこからダニが出入りしている.
中は白い粒々動き回っているのが見える.
中の状態.
どこから入るのか,卵鞘検査装置(笑)を作り,接合部の隙間を観察したが開いていない.
とりあえず,形が変形している卵鞘は処分して様子を見る.
2020 .5.4
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei and molt of a Scolopendra gigantea
卵鞘をバンバン生み出しているので,また分けて保管する.
結局本種は,雄は発生しない.
単為生殖する種である.
これだけ大型の種であれば,♂もさぞ立派であったであろう.
同属の♂がいるPolyphaga indica をネットで調べると,セミみたいな♂の写真が載っている.
かなりの迫力である.
Polyphaga属は,世界に5種が知られ,この中には有名なEgyptian cockroach(P. aegyptiaca)も含まれる.他にはP. obscuraなど,私も昔飼育したことがある有名な種が多い.この5種の中で本種と,P. obscuraは単為生殖により繁栄しているようだ.
ここで一つ疑問が,本属のType speciesはP. aegyptiaca (Linnaeus, 1758).
これは♂も発生するので両性生殖をする.
♀しかいないのに,どうやって本属に組み込んだのだろう.
時間ときっかけがあれば,調べてみても面白そうだ.
それと,大好きなペルビアンですが,大穴掘ったことは以前お伝えしましたが,理由が判明しました.
白い!
前回は昨年の6月だったので,ここの飼育環境では約1年おきか?
また,外国産ムカデの私の飼育記録としてはの最長かもしれない.
この個体以前はピンクを与えていたが,これ以降は昆虫しか与えていない.
もう1匹,とある方から託された国産Nまムカデがいるのだが,これも20㎝超えるまで成長しているが餌は昆虫だけで我慢している.
「ピンク与えると突然死する」をどこかで聞いてから,与えることをやめたが,かなり信憑性がある噂かもしれない.
そうこうしているうちに,連休も後2日.
何としても明日は1本書き上げ,明後日にもう一本終わらせたい.
2019 .12.26
ムカシゴキブリ類の卵鞘保管
Oothecae storage of Corydiidae
孵化しない!と悩む前に一気に卵鞘回収した.
Therea olegrandjeani
Therea petiveriana
Polyphaga saussurei
一仕事終わり.
2019 .4.26
防ダニマット対ヤシガラマットついに決着
Anti-mite mat vs Coco-mat finally settled
右が防ダニ,左がヤシガラ.
ヤシガラの水容器に大量のダニが付着.
ゴキブリをすべて喰いつくし,湿度のある場所に集合したようだ.
結果は全滅.
一方,防ダニは2個体死亡していたが,中身は入って乾燥しており,ダニに喰われたようにスカスカではない.
他の個体はこのように生存.
以上
2019 .2.19
Polyphaga saussurei引き続き孵化
Subsequent hatching of ootheca of the Polyphaga saussurei
まだ孵化しています.
このグループの孵化率上げるには,卵鞘の管理が重要だと痛感しました.
2019 .1.7
ダニに食われるPolyphaga saussurei
The Polyphaga saussurei which is eaten by a mites
宿主が死ぬ(殺す?)と巨大化して食い始める.
根絶したいが,本種とPolyphaga aegypticaに受け継がれている.
2018 .12.27
防ダニマット実験
Experiment of anti-mite mat
Polyphaga aegypticaで使用した防ダニマット.
そのときの成績は重度の寄生個体はダメであったが,今回は新しい商品を購入したので試すことにした.
対象は昨日のPolyphaga saussurei.
ヤシガラだけではダニの付着はなくならない.
写真の中で,横転している3個体.ダニの影響で衰弱して起き上がれない?というか寝かされている?
びっしり.
少し.
少しだがやせ細っている.
上記3個体を除き,42個体が生存していたので,ヤシガラのみ,防ダニマットのみに半数ずつ入れどうなるか試すこととした.
使用するケージのサイズは,中にいた42個体を小に21個体なので,密度も多少は緩和されるはずです.
防ダニマット.
ヤシガラマット.
結果は来年になりますね.
2018 .12.26
脱皮しても移り住むダニ
Mites that move even if molting
ダニが寄生しているPolyphaga saussureiダニだが,たまたま脱皮不全を起こした直後と思われる個体がいたので,あの寝ているかのようなダニがどうなったか見てみた.
すると,すでにほとんどのダニは抜けた方の新しい体に付着している(↓).
脱皮殻には数個体うろついているダニはいたが,寝ているように付着しているダニはいなかった.
まあ,そうでなければゴキブリは7回程度脱皮するのだから,生き残っていないはずだが,なんとも嫌らしい生態だとつくづく思う.
ダニがどの段階で,活動を開始するのか興味のあるところだ.
2018 .11.5
過密飼育の弊害
Overcrowding evil
何事も適正な密度が必要だろう.
初齢幼虫を入れたまま,あっという間に成長していた.
よく見るとダニとそれに食われたらしい死骸が転がっている.
大事な種は低密度で飼育しましょう.
2018 .6.7
Polyphaga saussurei 2色の卵鞘 の結果
Result of 2 color ootheca of Polyphaga saussurei
今年の4/20に黄色と茶褐色の卵鞘を分けて管理していましたが,結局両方とも同時期に孵化しました.
色の違いは新旧ではないようですね.
2018 .5.28
Polyphaga saussurei卵鞘中身
Inside condition of the Polyphaga saussurei ootheca
この卵鞘の卵数は17.
こちらは,11~12.
これは,15.
数はバラバラだが,この3個を見る限り,孵化率100%.
2018 .4.20
Polyphaga saussurei 2色の卵鞘
2 color ootheca of Polyphaga saussurei
成虫の飼育環境化では,卵鞘が孵化してこない.
そこで,卵鞘がまた,たまって来たので,色違いでまとめ管理する.
黄色い方は,最近生まれたものだと思う.
金色に見えますね.
きれいな卵鞘です.
茶色は古いもの.
黄色が孵化するのは,8月ころの予定.
2018 .1.28
Polyphaga saussurei卵鞘
Ootheca of a Polyphaga saussurei
孵化まっ最中かと思ったが,2匹は少ない.
みんなで力を合わせて出てこないと時間がかかり,成功しないと思ったが案の定.
約1時間後.
脱出してはいたが,2匹とも仰天しわずかに動く状態であった.
残念.
2017 .12.28
Polyphaga saussurei孵化ラッシュ
Concentration of hatching
都度の回収が間に合わなくなった.
もうしばらく続きそうなので,一旦集めて飼育容器に移した.
第1容器.
第2は来年だろうか.
という訳で,今年もこれでおしまい.
見てくださった方,ありがとうございました.
振り返ると,いくつか珍しい種が入手できたことと,小笠原にずいぶん関わるようになったt年だったと思います.
年末に今年最後のゴキブリ採集に行く予定です.
結果は来年.
それではよいお年をお迎えください.
2017 .12.5
Polyphaga saussurei孵化
Hatch of the Polyphaga saussurei
続々孵化が始まった.
が,幼虫の管理環境が良くわからない.
意外と深い.
2017 .11.20
Polyphaga saussureiの卵鞘
Oothecae of the Polyphaga saussurei
うすうすわかっていたが,今まで何とかなっていたので行っていなかったが,orydiidae科の卵鞘管理は,個別に加湿したほうが孵化しやすいようだ.
1齢幼虫.
ちゃんと孵化することがわかった.
2017 .2.21
Polyphaga saussureiの卵鞘
Oothecae of the Polyphaga saussurei
たくさん産んでいるのだが,今のところ全く孵化していない.
毎回こんな感じ.
前回も孵化までの期間を調べようと,個別管理したがそれらは孵化しなかった.
3ヶ月は要すると思うのだが,3ヶ月待つのは結構大変である.
2016 .5.2
Polyphaga saussureiの行動
Unexpected action of the Polyphaga saussurei
先日,床換えし快適に暮らしているかと思ったがなんか変な状態.
水容器をひっくり返し,ケース内のマットが半分ほど湿っている.
その上に亀の甲羅干しごとく折り重なって集合している.
で,湿ったところは,マットにもぐりこんでいる個体もいない.
今まで見たことの無い行動である.
生物飼育で「今まで見たことの無い行動」は結構ヤバイと記憶しているので,何か手立てをと考え,マットを乾燥したものにと考えたが,ちょうど切らしていて無い.
死亡する個体もなく,思うに水分たっぷりな状態は嫌いなのかもしれない.
嫌いな状態=弱る では問題だが,様子を見ることにする.
2016 .4.27
Polyphaga saussurei床換え
Cleaning of the breeding case of the Polyphaga saussurei
幼虫の死亡はおかしいので大事に至る前に床換えする.
前.
特別異常な様子は見られないが・・.
幼虫振分け中.
ちょうど終齢幼虫から成虫に加齢している最中なので,目の粗い篩でさくさく進んだ.
驚いた事に,あの狭い中プラケにこれだけの個体が入っていた.
これでは,さすがにいい影響は無いだろう.
そういえば,脱皮中に死亡している個体も目に付いた.
1ケージに10個体でも狭い感じがするが,とりあえず2ケージに分けて様子を見る.
2016 .4.21
Polyphaga saussureiの幼虫死
The cryptogenic larval death of the Polyphaga saussurei
なぞの死を遂げる幼虫達.
密度が高いからか?
本属の小型種はあまりこのような死亡は見当たらない.
明日にでも,ケースを分けようと思う.
そんな中,脱皮したばかりの幼虫.
本種の雌雄がよく分からないので,このステージでしっかり見極めようと思う.
2015 .5.22
Polyphaga saussurei卵鞘の孵化に要する日数
The days until the hatching of the ootheca of the Polyphaga saussure.
2/22に,すでに産卵されている卵鞘だけを集め保管した.
最初に幼虫を発見したのが,4/24.
約60日後.
この写真の状態(約160匹)が5/4.
約70日後.孵化した幼虫は,全部飼育ケージに移し変え.
さらに卵鞘のみ観察.
5/22.90日後にも孵化確認.
そろそろ,打ち止めのようだ.
ルリゴキブリの,あのような小さい卵鞘でも90日要することを考えると,ムカシゴキブリ科の多くの種は孵化まで90日はかかると思って良さそうだ.
そうなると,やはり,保存方法が難しそうだ.
1卵鞘中の卵数は20~25程度だと思うが,他の卵鞘形成の科に比べると,卵数に幅がありそうだ.
2015 .3.9
Polyphaga saussurei幼虫
Nymph of Polyphaga saussurei
11月末に孵化を確認し,現在4~50匹の幼虫が確認できるようになった.
ついでに床換えも実施し一安心と思っていたが,冷静に考えると卵鞘5個程度しか孵化していない計算になる.
これだけ卵鞘がある中で4~5個は少なすぎる.
ゴキブリにありがちな単為発生の可能性もある.
前回同様いくつか中を観察したが,やはり成長している卵はない.
この卵鞘を別容器で管理し,もうしばらく観察をする.
2014 .11.28
Polyphaga saussurei 孵化
Ootheca of Polyphaga saussurei hatched.
本種に関しては,成虫の雌雄が判別できていない.
また,未交尾産卵するのかも分からない.
そして,卵鞘が全く孵化しない.
以前も,10個以上抜き出し,内部の発育状況を見たが,卵割している卵はなし.
卵鞘の孵化に要する日数.
乾燥状態で良いのか.
ないないづくし.
なので,最近は半ば諦め,成虫が死んだらおしまい.
と思っていた中での幼虫発見.
1齢幼虫と思われる.
2齢幼虫.
これが育ったら,雌雄の判定をキッチリしてみます.
2013 .9.25
Polyphaga saussurei卵鞘
Ootheca of Polyphaga saussurei.
これだけ中が透けて見えると,幼虫の成長も観察できそう.
顕微鏡で確認したが,まだ,眼も出来ていなかった.
しかし,何卵あるかはすぐに分かる.
これは,18卵.
これ見ていたら,「スケルトンマン」を思い出してしまった.
2013 .7.2
Polyphaga saussurei 雌雄
The difference in the form of a sex of Polyphaga saussurei.
多分♀.
多分♂.
2012 .9.10
Polyphaga saussurei 無性卵
The asexual egg of Polyphaga saussurei.
昨年よりずーと産卵し続けている.
いくらなんでも卵鞘1つ位は孵化しても良いはず.
やはり雄がいなくて無性卵を生んでいるかもしれないので,古そうな卵鞘を2つほど割ってみた.
その1.
その2.
結果は予想通り全く発生している形跡なし.
やれやれ,どうやらこの集団内には雄はいない様だ.
ゴキブリの多くの種は,交尾無でも卵鞘を産む種が多く存在する.
また,ワモンゴキブリはその卵鞘が結構な率で孵化する.
しかし,その中には雄は存在しないので,正当な飼育をしたいなら雌雄そろえなければ出来ない.
2012 .1.31
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei.
エジプト砂漠ローチと同属.
しかし,雄は翅がなく♀と同形らしい.
どれが♂でしょう.
どれが成虫なのかも分からない.
一つ言えるのは,卵鞘を付けている個体が♀成虫であるということ.
♀.
♂?
雌よりも一回り大きく,厚みがあり重量も重い.
左は上の写真で卵鞘をつけていた♀.
左が♂?
腹端部の形状は皆同じに見える.
では全て♀で,交尾無でも卵鞘を産むタイプなのか?
今のところ??