Paratemnopteryx couloniana
2021 .7.15
Paratemnopteryx colloniana床替え
Cleaning of the breeding case of the Paratemnopteryx colloniana
前回が2020年2月26日
約1年4ヵ月ぶりの床替えです(水と餌は入れています).
どこまで放置できるか様子を見ていましたが,シェルターが消滅しているので実施することにしました.
糞もこんなにたまっています.
しかし,サラサラで乾燥しているので臭いもカビも生えません.
「ゴキブリらしからぬ・・・」はダメですね.
昆虫の1種ですから,差別は良くないです.
が,1年以上触っていなかったせいか知りませんが,上る登る.
未開の地に人が入ると,そこの動物は人を恐れず近寄ってくると聞いたことありますが,まさにそんな感じ.
一通りセット終わり虫体移し.
すごい量の糞がたまっていました.
脱皮殻がないのは食べるからです.
食べなかったらこうは放置できないでしょう.
シェルターも新品を入れ完成.
また1年以上放置することになるのか?
状況を見たいと思います.
2021 .2.10
Paratemnopteryx colloniana もう少し
Paratemnopteryx colloniana a little more
最後にケースの掃除をしてからもう少しで3年目を迎える.
餌の追加と水容器の交換だけ.
マデイラゴキブリはシェルターから角が生えたが,こちらはそのような造形物は出来ない.
その代わりシェルターは風化したように朽ちかけている.
餌入れにもこれだけの厚みで糞が堆積している.
今回も水と餌だけ変えてあとはそのままにしておきました.
2020 .3.10
Paratemnopteryx colloniana
Paratemnopteryx colloniana
コモンネーム:なし
和名:コロニーローチ
1年以上床換えしていない.
2年だとこの倍の量になるのだろうか.
こんな状態だが,臭気や汚さが出てこない.
床は殺菌された特殊な床材を入れているような感じ.
シェルターもボロボロだが,どこまで掃除無しで出来るか挑戦中.
ちなみにドイツのブリーダーは,本種の幼虫は大変小さいので,クモやサソリの幼体に最適な餌となる.
と書いている.
パクったかと思ったが,私はSymploce pallensの幼虫でした.
しかし,糞の様子はSymploce pallens,Symploce macropteraもよく似ている.
2016 .1.26
給水容器への橋渡し
Building to a water cup
Paratemnopteryx collonianaです.
本属は,ほとんどがオーストラリアに産しています.
オーストラリアの生き虫が国外に出るのは珍しいですが,本種はニュージーランドにもいる様なので,こうして外に出ているのでしょう.
水容器の話ですが,私が使っているものは高さがあります.
小型幼虫が上りにくいことに気が付き,現在このような橋を入れております.
結構評判良く,入れるとすぐにわたり始めます.
2015 .7.23
Paratemnopteryx colloniana手を登る
It looks like Paratemnopteryx colloniana climbs the arm.
糞は白くサラサラ.
床換えしなくとも,飼育環境は劣化しない.
さらに,初齢幼虫は適度に小さく,固形飼料に絶えず群れているので,ヤエヤマサソリやマダラサソリの幼体の餌にちょうど良い.
私的には,レッドローチ(トルキスタンゴキブリ)より餌ゴキブリとして活躍している.
しかし,平気で人にまとわり付く習性はちょっと困る.
2010 .10.12
Paratemnopteryx couloniana 床換え
床換えの際は,当然手でシェルターを移動させる.
その際,大方の種は人間の手から逃げようする方向に行動するのだが.
このゴキブリは人を敵と理解していないのか,私の手が誘引しているのか,一斉に登ってくる.
これにはさすがに驚いた.
トロトロ移動させていると,袖の中に入ってくる.
この写真を撮るために何度かリハーサルをしたが,毎回この調子.
トロトロ写真を撮っていても袖に入ってくる.
掃除後.
糞はさらさらで乾燥しており,臭いも少ない.
2010 .2.12
Paratemnopteryx couloniana
family Blattellidae
subfamily Blattellinae
genus Paratemnopteryx Saussure, 1869
Paratemnopteryx couloniana (Saussure, 1863)
体長 ♂18mm内外,♀23mm内外.
雌雄共に短翅の種.
体色は飴色.
オーストラリア・ニュージーランドに生息する.
♂成虫.
♀成虫.
背面から見ると雌雄の差が分かりにくい.
♀の方が♂より僅かに大きく,翅も雌の方が短い.
過去に日本国内でも,ペットローチとして販売されていた.