Henschoutedenia flexivitta
2023 .2.17
Henschoutedenia flexivitta
Henschoutedenia flexivitta
5年ぶりの登場となりました.
あまり特徴がないのか,飼育はしていたが話題を見つける事が出来なかった?
しかし,今日こうして見ると前胸背板の紋様が凄く複雑なのに気が付いた.
どこかの国の王家の紋章のよう.
別の個体でアップにしたら,ハクション大魔王の顔にも見えた.
これは,Blaberus craniiferのデスヘッドと争えるほどの出来栄え.
これらの模様は個体差があり識別もできそうだ.
幼虫も良くよく見ると他種では見ない深い色使いをしている.
もう少し人気が出ても良さそうだが,少し臭いのがダメですかね.
ちなみに,和名は誰が付けたか「ジャイアントロブスターローチ」となっている.
しかし,英名を調べてびっくり「large cinereous cockroach」.
そのまんま.
そもそも,ロブスターはどこから来たのかと思ったら,ハイイロゴキブリの英名がlobster cockroach; cinereous cockroach; small cinereous cockroachだった.
こんなに一般的なゴキブリなのにハイイロゴキブリっていまだに1属1種.
まあそうなんだろうけど,ゴキブリって,調べ始めると次から次と話題が出てきて止まらなくなります.
2018 .7.17
Henschoutedenia flexivitta脱皮
Henschoutedenia flexivitta emergence
羽化後の白から本来の体色変化は見慣れているが,この色付は多種では見ないと思う.
その後.
2015 .7.13
Henschoutedenia flexivittaの卵嚢
Ootheca of Henschoutedenia flexivitta
ハイイロゴキブリに外見はよく似ている.
本種も,卵胎生である.
卵嚢が縦になっているので,現在産卵中.
片側で15卵以上数えることが出来る.
2014 .11.10
Henschoutedenia flexivitta の交尾
Copulation of Henschoutedenia flexivitta
ハイイロゴキブリNauphoeta cinereaを大きくした様な種.
卵胎生.外観.丈夫.糞の性状など良く似ている.
その割には属が違う.
2014 .3.10
Henschoutedenia flexivitta 掃除
Cleaning of the breeding case of Henschoutedenia flexivitta
ハイイロゴキブリを巨大化したように見える.
卵胎生を行い外見は似ているが属は違う.
糞がやけに多いと思ったが,良く見ると昨年の8月に床を換えたきりであった.
乾燥した糞をするので,ケージも汚れが目立たない.
が,こんなに糞がたまっていた.
本種もハイイロゴキブリ同様,非常に丈夫な種である.