Hemithyrsocera histrio
2018 .5.2
Hemithyrsocera histrio
Hemithyrsocera histrio
卵鞘は生んでいるが一向に孵化しない.
4匹中1匹はオスのはずだが,もしや見間違えているのか!
だとすれば孵化する事はない.
最近たぶん寿命で立て続けに死亡している.
まずは♀であった.
続いて.
オオ!
♂.
羽化する可能性は出てきた.
もうしばらく待ちましょう.
2018 .2.7
キスジワモンゴキブリ復活なるか?
Will you revive the Hemithyrsocera histrio?
これは♀.
幼虫で確保できたのが4個体であった.
その後,死亡はなかったようで,すべて成虫となった.
気になるのは性比.
逃がさないように,つぶさないように確認すると♂1♀3.
4個体の繁殖性比としては理想でしょう.
ここまできたら,次は卵鞘を発見するまでがヤキモキするところ.
2017 .9.26
Hemithyrsocera histrio 4匹
Hemithyrsocera histrio 4 larvae
気がついたら幼虫4個体となっていた.
それ以上は死亡しないので,成虫までいけそうな気がするが,雌雄そろうか?
でも不思議です.
同じように飼育していて突然こうなります.
2017 .7.19
2匹!?
Only two!?
気にも留めていなかったHemithyrsocera histrioですが,今日見ると成虫2匹のみ!
卵鞘はあるが,今までこうなって復活したことはあまりない.
個体数が減ると,餌容器にダニが発生しやすくなる.
固形飼料の周りの粉はすべてコナダニ.
その中にたぶんツメダニもいるだろう.
これを放置すると,1齢幼虫が孵化しても粉まみれで死亡する個体がでる.
小プラケに移したが,動く個体はやはり成虫2匹.
H. histrioは,例の小さなダニが出て,その駆除のため2ケースに分けていたので,2ケースあるのだが,そちらも確認したら似たような状況であった.
ただ,卵鞘は孵化して1齢幼虫が少しいたので「真っ青」にはなっていないが,生き物飼育は何が起きるか本当にわかりませんね.
2017 .5.23
Hemithyrsocera histrioとキャベツ・リンゴ
Cockroaches, cabbage and apples
キャベツは食べない.
と思ったが,状況見ていると一応寄って来て食べている.
リンゴ.
集まり方からすると,リンゴに人気があるようだ.
2017 .3.2
Hemithyrsocera histrio 羽化
A newly‐emerged Hemithyrsocera histrio
なんとなく特徴が分かる.
2017 .2.9
Hemithyrsocera histrio ダニ除去経過
The course of the breeding case after exterminating mites
秋にダニ発生に気づき,幼虫を慎重にダニが付着していないか確認して取り分け,3ケースに分譲した.
卵鞘は,このように湿ったミズゴケに産み付ける.
卵数は,約20個.
ダニがいると,この部分だけで十数匹は観察できたが,本当にスッキリ,ストレスがない.
今のところ,どのケージも発生は見られない.
3ケースの管理は大変なので,1つにまとめたいのだが,1つで発生が残っていた場合,また繰り返すことになるので,春まで待つ.
いや,夏かな.
2016 .4.4
Hemithyrsocera histrio
Hemithyrsocera histrio
この幼虫は,桜餅を連想させてくれる.
成虫は・・なんだろう.
2015 .11.10
Hemithyrsocera histrio産卵
Lay eggs of the Hemithyrsocera histrio.
縦に生み出し,
横位置で一旦保持し,産下します.
チャバネゴキブリはこの状態で卵が孵化するまで保持します.
クロゴキブリなどのPeriplanetaは横にすることなく産下します.
2015 .8.20
Hemithyrsocera histrio床換えのタイミング
Timing of the cleaning of the breeding container of the Hemithyrsocera histrio.
以前も書いたかも知れないが,記録をとるのは大事です.
採集個体であればそのデータ.
ブリード個体であればそれの分かるだけのデータ.
入手した日や入手先.
見た目それほど汚くないが,床変えした履歴を見ると,3ヶ月前.
よく見ると汚い.
実際の汚れ.
丈夫な種だが,油断すると痛い目にあうのが常.
ゴキブリと言えど侮れない.
大事な種はこまめに観察しましょう.
清掃後.
2014 .7.28
蟻?
Ant?
いいえ,Hemithyrsocera histrio 1齢幼虫です.
蟻に擬態する昆虫は他にもクモ類,甲虫類,カマキリ初齢幼虫にも見られます.
蟻って結構恐れられる生き物なんですね.
床換えのワンシーン.
2014 .5.9
意外と丈夫なHemithyrsocera histrio
As strong Hemithyrsocera histrio as unexpected.
害虫種のゴキブリ飼育ケージ内に入れる物として,給水器,餌,シェルターの3つの要素を入れるだけで,飼育が出来る(温度管理された室内での事).
野外性のゴキブリ飼育には,それに加え,生態がよく分からない種は,小さな容器に加湿したマットを入れ,給水器にミズゴケをのせている.
大概の野外種は,小型種も含めこれで累代が出来る.
しかし,数が月から数年すると,突然減少を始める種がある.
世話を怠る面もあるが,それだけではない様な気がする.
そんな中,本種は今の所何とか持ちこたえている.
2014 .1.15
Hemithyrsocera histrio 成虫・幼虫
The adult and larva of Hemithyrsocera histrio .
ちゃんと生きています.
相変わらず綺麗な黄色と,幼虫の赤.
2013 .8.1
Hemithyrsocera histrio 卵鞘孵化
Hatching of ootheca of Hemithyrsocera histrio
「ふ」と気が付いた時,すでに初齢幼虫の姿は全くなかった.
このパターンは,結構深刻な展開をすることが多い.
その時点ですぐに全飼育資材を新しい物に換え,拾った卵鞘は別管理をしていたが,全く孵化することなく,1ヶ月半経過.
やばいと思いかけていたが,やっと1齢幼虫発見.
どうにかつながった可能性が持てた.
増えすぎると手を抜き,減ると大事にする.
悪循環だが,一度痛い目にあった種は,その後の管理では要注意種として気にかけるので,上手く行く事が多い.
痛い目に合わない種が今後危ないはず.
2013 .5.15
Hemithyrsocera histrio床換え
Cleaning of the breeding case of a Hemithyrsocera histrio
良く見ると,初齢幼虫が見当たらない.
安易に増えて,安定していたので気がつかなかった.
これはもしかするともしかするかもしれない.
産卵場所用のミズゴケ内も卵鞘はあるが,1齢幼虫がいない.
しばらく,要観察となる.
毎度の繰り返しで,少しは学習すればよいのだが.
2012 .4.12
キスジワモンゴキブリ雄の翅上げ
Wing raising posture of male in the Hemithyrsocera histrio.
動きが素早く,オートフォーカスしている間に,移動してしまいピントが合わない.
さらに,ケージ越しに撮影のため,クリアーに移らない.
20枚ほど撮って,一番良い写真.
2011 .11.1
明らかにわかるHemithyrsocera histrio幼虫
数日前に,水容器の交換をした際,逃げ出した幼虫と思われる.
通常,ケージ外で捕獲したゴキブリは全て淘汰している.
理由は,幼虫だと種が確認し難い為だが,本種はどう見ても間違えようが無いので,元のケージに合流させた.
本種は,人を恐れないとゆうか,高い所が好きなのかどんどん手に登ってくる.
動きも遠慮が無いのでどうしても見逃しが出てしまうようだ.
ローチトラップに捕獲されなかっただけでも良しとしよう.
2011 .10.3
Hemithyrsocera histrio床換え
本種の1齢幼虫は,非常に小さい事が障害となり,増えはじめてからは床換えが出来ないでいた.
しかし,死骸やマットの劣化(ミズゴケの変色や糞・死骸のカビによる劣化)が目立ち始め,これ以上放置すると,幼虫死亡が始まりそうな気配がしたので,床換えを強行した.
前.
死骸の山だが他の種の死骸より綺麗ではある.
大物を移し終えた後の最後の移動.
ゴミ等は移さないように,虫体のみ誘導する.
炭カルの上にしがみ付く1齢幼虫.
蟻そっくり.
終了.
すっきりした所で.
先程の1齢幼虫も含め,本種は齢数によって形態が変化する.
ゴキブリの中では数少ない幼虫も楽しめる種ではないだろうか.
2011 .8.12
Hemithyrsocera histrio 初齢幼虫
炭カル登攀中.
8割近くはケース最上部まで登る過程で滑って落ちるが,2割近くはは登りきる.
塗り方によるのかもしれないが,これ以上丁寧に塗る気力はない.
ミナミヒラタゴキブリの初齢幼虫も同様に越えてくる.
防虫シートは必需である.
2011 .5.27
Hemithyrsocera histrio新成虫,終齢幼虫
成虫のキ,クロ.
幼虫のシロ,クロ,アカ.
2011 .3.7
Hemithyrsocera histrio 交尾
色褪せた♀とフレッシュな♂との組み合わせ.
ゴキブリは,一度受精してもその後数回に渡り交尾を行なう.
受精嚢の構造から考えると,古い精子は奥へ追いやられ,新しい精子が使用されると思われる.
2011 .1.26
Hemithyrsocera histrio 初齢後期幼虫
体長5mm程度.
腹背面にはアリの腹部に似せた黒斑がある.
終齢近くまでこの特徴は残るようだ.
2011 .1.25
Hemithyrsocera histrio 退色
羽化したての成虫.
生涯このような色だと思っていたが,歳をとると退色する.
飼育は爬虫類ではないので,薄暗い環境である.
紫外線など太陽光を浴びていると退色はしないのだろうか.
2010 .10.15
Hemithyrsocera histrio
たまには.綺麗なゴキブリを.
キスジワモンと呼ばれているが,ワモンゴキブリのように大型でなく,チャバネゴキブリサイズ.
おそらく前胸背に黄色に縁取られた黒紋があることからそう呼ばれているのだろう.
当然ゴキブリ科ではなく,チャバネゴキブリ科.
family Blattellidae
subfamily Blattellinae
genus Hemithyrsocera Saussure
終齢幼虫.
後胸背に赤斑が現れ,非常に綺麗.
こちらは中齢幼虫.
前胸背の特徴は成虫と変わらないが,腹背面全体がオレンジ色となりまたまた綺麗.
これは1齢幼虫.
2mmほどの大きさ.
カマキリの幼虫が蟻に擬態する事は良く聞くが,この幼虫も蟻そっくり.
これだけ形態や色彩が変わるゴキブリも珍しい.