Deropeltis sp.
2020 .12.25
Deropeltis属の親子
Deropeltis sp. parent and child
Deropeltis属の1種(♂).
ここに来てから10年になります.
丈夫な種です.
シェルターはダンボールを使わず,種苗ポットを使っています.
成虫幼虫入り乱れの環境.
他のゴキブリではあまり見ない親亀の上の子亀.
何かいい事でもあるのでしょうか.
ほのぼのします.
2018 .7.5
Deropeltis sp. ノミバエ発生
Occurrence of phorid flies in Deropeltis sp.
Deropeltis sp.ケージ内でノミバエが発生した.
死んだ虫体を観察すると予想通り死骸についている.
このノミバエは我が飼育室内では見たことがない.
蓋のコバエよけを見ると,小さな穴が開いており,ここから侵入したようだ.
ノミバエが発生すると,そのケースが全滅することが良くある.
お気をつけください.
2016 .3.17
ゴキブリの保○園
Nursery school of the cockroach
Deropeltis sp.の初齢幼虫.
通常,幼虫から成虫は様々な齢がまんべんなく同所に集まるのだが,この種は,初齢幼虫ばかりがこのように集合する.
何かこうなる事の意味があると思うが,飼育下では分からない.
中央の大きめの個体がこのグループの最年長だろう.
2014 .3.6
Deropeltis spec. ” Jinka “床換え
Cleaning of the breeding case of Deropeltis spec. ” Jinka “.
前.
シェルターに使っている園芸用種苗ポットが具合良い.
床換えに際しても,ゴミを蓄積せず,綺麗な状態で新容器に移すことが出来る.
2012 .11.8
Deropeltis sp. ” Jinka “の汚れ
Dirt of Deropeltis spec. ” Jinka ”
これもよく増えます.
汚れ方も早いですね.
その理由は前も紹介した,体から分泌される体液.
外敵でなくても,同種個体同士で刺激し合い,分泌しているのでしょう.
給水器のガーゼは黒く汚れ,シェルターも黒ずんできます.
コップは,たまたま卵シェルターが不足したので,1ヶ月前に入れたものですが,馴染んでいるようです.
しかし,見た目はあまりよくないので撤去しました.
もう少し綺麗に飼育したいですね.
2012 .9.29
Deropeltis sp.のMasai Mara と Jinka その2.
Masai Mara and Jinka of the Deropeltis sp. Part 2.
腹端部の形態.
左がJinka,右がMasai Mara.
何と尾突起に違いが.
Jinkaは肛下板の両端に各1ずつ計2つあるが,Masai Maraは右に1つしかない.
破損の可能性もあるので,あるべき場所を拡大して確認.
結果は窪みはあるが,破損したような痕跡ではない.
各ケージから死亡している5個体を拾い再確認すると,Jinkaは100%1対の尾突起が確認できたが,Masai Maraは1対あるのは1個体だけで,残りは右に1つあったり左に1つだったり,まちまちであった.
こうなるとさらに多くの個体を調べないと分かりそうも無い.
次にGenitalia.
L3.
R2.
左がJinka,右がMasai Mara.
大きな違いは.
見られない.
2012 .9.27
Deropeltis sp.のMasai Mara と Jinka その1.
Masai Mara and Jinka of the Deropeltis sp. Part 1.
Deropeltis sp. Masai Mara とJinka.
Masai Mara ♀.
Jinka ♀.
Masai Mara幼虫.
Jinka幼虫.
これも,以前の Lucihormetica verrucosa とL.sp. Venezuela
同様,生息地が微妙な距離にある「よく似た種」.
Jinkaはエチオピアのある地域の名称.
Masai Mara はケニア南西部のタンザニアとの国境付近.
Jinka と Masai Maraは直線距離にして約1,000キロ離れた位置にある.
日本で言うと,東京⇔福岡程の距離.
しかし,こちらは陸続きの大陸内での1,000㎞.
はたして,別種が存在する距離だろうか.
まあ,「2種とも分類の出来ていないJinka とMasai Maraで採集された種」だけなので,同種でも問題ないが,分けて流通してしまうと気になります.
2011 .10.14
Deropeltis sp.
エチオピア産だそうだ.
雄の形態はDeropeltis erythrocephalaに良く似ている.
が,雌は少し角ばっており,卵型の形態に見慣れた現在,少し新鮮である.
幼虫は,金色の微毛を身体にまとい,光の加減でビロード状に見える.