ゴキブログ

多足

2024 .11.11

アメリカザリガニの交尾時間

カテゴリー:多足

Red swamp crayfish mating time.


アメリカザリガニは,昨年(2023年6月)より条件付特定外来生物に指定されました.
それにより野外への放出,販売目的の飼養,輸入等が禁止されました.
ただしペットとして個人で飼育したり,知り合いに無償で譲り渡すことは禁止されておらず許可なしで飼育できる特定外来生物となります.
こちらでも,現在飼育中.
グリーンアノール,ニューギニアヤリガタリクウズムシに次いで3種目.

本題の交尾です.

初めて見たのですが理解しやすい姿勢と方法だと思いました.
この時12:50.

15:45.
約3時間経過してもまだやっている.
ネットで見ても時間はあまり書かれてなく30分が見つかる程度.

18:00.
さすがに終わったようですね.
双方ともお疲れさまでした.
現在飼育している皆さんはくれぐれも外に放たない.
また,今飼育していない人は,長期間飼育できない場合は捕まえて来ないようにしましょう.

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2024 .10.17

ヤエヤマサソリ1匹

カテゴリー:多足

Last of the Liocheles australasiae


この飼育容器はダニが何度も発生して,そのたびに全員引っ越しをしていましたが,今は完全駆除.

それはよかったのですが,気が付いたら1匹だけとなっていました.
複数いたときは気にも留めていなかったのですが,こうなると気になってしょうがない.
まだ成虫ではないのでしばらくは要観察です.

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2024 .8.16

流し台に落ちていたクモ

カテゴリー:多足

Spider that fell into the sink.



また何か動いているのでゲジかと思ったらクモでした.
クモも脱出できないとは流し台恐るべし.



いつものようにかわいそうなので外へ逃がしました.

後でネットで調べると「イエユウレイグモ」らしい.
生態は?家屋内性?では外は余計なお世話だったのか?
時すでに遅しなので,次回見つけたら室内に逃がします.

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2024 .7.25

ゲジ解放

カテゴリー:多足

Hhouse centipede liberation



会社の流しに落ちていました.
浅草ではありえない光景.

ツルツル面は登れないようなので救出しました.


暑すぎて石の陰で休憩.
しばらくして石を見るといなくなっていました.
めでたしめでたし.

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2024 .6.20

ヤエヤマサソリ

カテゴリー:多足

Liocheles australasiae

いつから飼育しているかブログで確認したら2007年までさかのぼる事が出来た.

それから17年にもわたり単為生殖で続いていた本種だが,どうも1匹だけになってしまったようだ.
餌が多すぎ,たくさん入っていれば良いというものでもないらしい.

まだ成虫にはなっていないサイズ.
これが両性生殖おこなう種であればこれで終わり.

なんとか増えてほしいす.

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2024 .2.20

アメリカザリガニ脱皮

カテゴリー:多足

Red swamp crayfish molted.


脱皮しました.

上から.すぐ殻を食べるかと思いましたが直後でしょうか,まだ残っています.
今まで少しくすんだ赤だったのですが,マッカカとなりました.

実は私,アメリカザリガニは野外で一度も捕ったことなかったです.
長野は寒く,今は分かりませんが子供の頃はいませんでした.
憧れの生き物なんです.
それが今では特定外来生物に指定されてしまいました.
確かに,本種が池などに入るとヘドロ池に変貌させるほど立ち悪いですね.
と言う分けで,脱皮など興味津々.

早速取り上げ観察.
見事に抜けるもんですね.

組み合わせるともう一匹いるかのような状態.

裏.
まあ,ゴキブリもあの長い触角をスーっと抜くので同じなんでしょうが...
脱皮って素晴らしいですね.

本種は飼育しても良いですが,逃がすのはダメですよ.
寿命は5年程度らしいので,一度飼育はじめたら最後まで飼育しましょう.
それと,ペアで飼育したくなりますが,増え方ハンパないのでペア買いはやめましょう.

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2024 .1.24

タマヤスデ

カテゴリー:多足

Pill millipedes decreased


タマヤスデが様子変なので,床替えしました.
予想的中.


全部で22匹しか見つかりません.
いつもと違うのは成虫が少ない.
ハッチベビーが全くいない.
もしかしたら卵で全て見逃している可能性もないではないですが.
こんなに見つからないのは何かがおかしいのでしょう.
多分,新しい飼育室の環境に私が適応できていないのだと思います.

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2024 .1.1

あけましておめでとうございます

カテゴリー:多足

Happy New Year 2024

本年もよろしくお願いします.

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2023 .10.23

ヤエヤマサソリ

カテゴリー:多足

Liocheles australasiae


最近出てきていませんでしたが元気です.

週1回程度の水かけと,1か月に1回程度の餌入れで安定しています.

たまたま餌食べていました.
短いお尻が可愛い.

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2023 .10.10

利島のタマヤスデ

カテゴリー:多足

Toshima’s pill millipede

関東の種より大きくなることから,増えてほしいと思っているのだがダメだ.


一応,WF1は生まれたが数が少ない.
内地の種はすでにご紹介しているように増えるのだが,同じ環境ではダメなよう.

というわけで,土も混ぜました.
なめてはダメですね.

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2023 .4.5

タマヤスデ床替え

カテゴリー:多足

Cleaning of the pill millipede breeding container

今回は早かったです.
前回から約3ヵ月目です.

相変わらずの糞だらけ.

右に移していきます.

薬サジで1匹ずつ拾っていきます.


今回は242匹.
過去最高.

グラフにしました.

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2023 .3.10

ムカデのダニ駆除

カテゴリー:多足

Cleaning of a centipede breeding container

終わらないダニ駆除ですが,やらねばそもそも終わらない.
オガサワラゴキブリは定期的に見つかり先日また幼虫洗い駆除を実施.
現在残っているのがムカデとアカズミゴキブリ1ケージとEucorydia forceps1ケージ.
今日はムカデを行いました.

蓋を開けると水苔上にたたずんでいました.
ムカデは1匹しかいないので楽.

まずは再利用する金網蓋を流しで熱湯(75℃)で殺虫.

乾かしている間に新しいケースを作ります.
次に,別の樹脂容器に水を張りムカデを長ピンで優しく確保して水を張った容器に入れてじゃぶじゃぶ泳がせて体についているかもしれないダニを落とします.

数秒洗った後新しい容器に移して終わり.
(洗っている写真は一人だったのでパス)
古い容器は,ラップで蓋をして冷凍庫で24時間殺虫します.
冷凍庫がなければ,熱湯を入れて殺虫し,捨てることになります.

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2023 .2.7

ムカデにダニ

カテゴリー:多足

Centipede breeding containers had mites.


真ん中にいます.
ダニが発生しているケースはすでに把握して,管理されていると思っていたのだが,ムカデのケースにもいた.
なんかおかしい.
入るわけないのだが.
そういえば,ヤエヤマサソリのケースにも以前は頻繁に発生していた.
共通点はコオロギ?
ンなわけないと思うのだが,これに関しては確認していなかった.
少し注視します.

というわけで,唯一残っているムカデがこいつ.
2021年にF1ベビーを入手してここまで大きくなりました.
現在約13㎝.
まだまだ大きくなると思います.
楽しみです.

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2023 .1.12

タマヤスデ床替え

カテゴリー:多足

Cleaning of the pill millipede breeding container

昨年よりやろうと思っていましたが,どうしても後回しになっていました.
いくら今増えているとはいえ,簡単に崩壊するのでこんなことではダメなんですが.

大体年3回の床替えが今のところ標準かと思います.


年末に急場しのぎでスギとモクマオウを入れましたが食べてます.

いつものように,横に新しい餌が入った容器を並べ1匹ずつ拾って移します.

ちょうど今,孵化が始まった直後のようで,小さな個体が沢山います.

移し終えた状態.
どうしても古いマットごと移すので糞が入ってしまいますが,この下は新しい腐葉土がタップリ敷いてあります.
結局今回は,今までで最高の170匹余りを移しました.
これだけうまく飼育できると,海外のもう少し大きめの種を飼育したいと思うのですが,簡単ではないのですよね.

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2022 .12.1

ハエトリハンター

カテゴリー:多足

Cockroaches hunter of Jumping spider

床替え中にチャバネの初齢がテーブルに落下.
捕ろうと思ったらハエトリがいることに気が付いた.

ハエトリの後を歩くゴキブリ.
まだハエトリは気が付いていない?

これは良い瞬間が取れると思い,様子を見ていたら思惑通り捕まえてくれた.

あっという間の出来事だったので,決定的瞬間は捕れなかったがハエトリは頼りになります.

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2022 .11.16

タマヤスデ

カテゴリー:多足

Pill-milliped


すでに糞だらけ.

本来なら床替えするところだが,時間が割けないので,交換までのつなぎにスギと10年以上前に採集したモクマオウ枯葉を与えた.

約一週間後.
変化なし.
食べない?

と思ったが,それぞれを退かして見ると幼体が複数いる.

古くから入れてあるスギは芯だけになっているし,適度な朽ち状態になると食べるのだろう.
いずれにせよ,早めに床替えします.

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2022 .10.17

父島最終日

カテゴリー:多足小笠原諸島植物

Last day on Chichijima

昨日,離島.
時間に少し余裕があったので,青い海を満喫してきました.

コペペ海岸.

小港海岸.

ハイビスカス.

アカガシラカラスバト.

コウガイビルの一種.

ジムカデの一種.

ニューギニアヤリガタリクウズムシ.

おがさわら丸と並走するカツオドリ.
船内ではぐっすり寝る事が出来ました.

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2022 .9.26

恒例タマヤスデ床替え

カテゴリー:多足

The customary cleaning of the pill-milliped breeding case.



早くも糞だらけとなりました.

左がNew,右が糞だらけ.

掘り起こして出てきた虫体.

糞ごとサジですくうので糞が写っているがNewで喜んでいる虫体.
2か月ぶりの交換で見つかった数は82匹.
前回は36匹だったので倍に増えました.
餌は100%腐葉土が良いようです.

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2022 .7.8

タマヤスデ

カテゴリー:多足

Pill millipede


床替えしました.

床替えのたびに数が減少傾向です.
2020年11月102匹.
2021年2月134匹.
2021年5月70匹.
2022年1月35匹.
そして今回37匹.
どうも腐葉土が明るいチョコレート色に腐朽すると良くないようです.

この色.
分かりますでしょうか.
それと,床替えは3か月サイクルくらいが良さそうですね.

グルーミングしていたタマヤスデ.
可愛い.

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2022 .6.22

サソリモドキの祟り

カテゴリー:多足標本

Curse of whip scorpion

久しぶりに標本乾燥箱の整理をしたのだが…

米国産サソリモドキを置いてあった場所中心に展足台のスタイロが波打っている.

サソリモドキを外した後の状態.

裏面もグニャグニャ.

近くのチャバネゴキブリ科の周りも局所的にくぼんで穴が開いている.
以前,Eurycotis属の展足台が穴が開いたことはあったが,こんなに広範囲で異常が出たのは初めて.
恐ろしや.

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2022 .5.6

タマヤスデ採集

カテゴリー:多足

Pill millipede collecting

春は新入社員の研修で何回か龍ヶ崎にある研修所に出向きます.
今年も出かけてきました.

天気も良かったので昼休みに虫探し.
この地域はタマヤスデが生息しており,研修所の敷地内でも以前は見つかりました.
しかし,今回探しましたがダンゴムシとワラジのみ.
整備されてくると住みにくくなるのでしょうか.

そこで,少し山に入った場所(と言っても道路際)を探しました.

いました.
こんな場所にいるかなと思いましたが,いる所にはいるんですね.
ダンゴムシよりは少ないですが,「すぐ見つかる」感じですね.

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2021 .10.19

事務所を守るハエトリ軍団

カテゴリー:多足

Corps of the Jumping spider guarding the office

そろそろ見かけなる時期だと思うが,今年はあちこちで見かけた.
それだけ餌になる虫が侵入してきているということだと思う.
要は室内虫が多い年,ってことか.

給湯室.

飼育室

階段室

そして事務室.
私の机の真後ろのファイル隙間に出没.
すべてアダンソンハエトリです.
心強い限りです.

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2021 .7.9

父島

カテゴリー:多足小笠原諸島

chichijima


竹芝桟橋でおがさわら丸に乗船する前の検温.
無事,パス.

出港しましたが,東京の空は灰色の梅雨空です.

が一夜明け,小笠原諸島に入ったあたり.
きれいな海が広がります.
これぞ小笠原.
幸先の良いスタートです.

宿というか,当社で借り上げている住宅到着.
これからすぐに現場に出発ですが,珍しいもの発見.


生きていればもっとよかったのですが,この状態もすごい.
切れに足をそろえて乾燥している.

体長95㎜.
普通に飼育していたらこんな状態では死んでくれません.
自然の力おそるべし.

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2021 .3.16

タマヤスデ3回目の床換え

カテゴリー:多足

Third time for the pill millipede cleaning the breeding case


前回実施してからまだ4ヵ月なのだが,すでに糞だらけで餌になるような腐葉土がなくなりました.
右が糞だらけのケース.


スギの葉の状態.
よく食べてますね.

朽木に潜り脱皮している個体.

脱皮殻.

いつものようにスプーンで土を削りながら埋もれている個体を新容器に移します.

大中小と様々なサイズが出てきました.

脱皮殻があまりにも多く目立ったので,今回からカタツムリの飼育に使っていた「カトルボーン」も入れてみます.
最終的に掘り起こした虫体は144匹.
4ヵ月前が117匹でしたので増えています.
もっと大きなケースで飼えば土の交換サイクルは減ると思うのですが,この作業も結構時間かかるのでこのサイズで飼育するのが良いかなと思います.

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2021 .2.19

運命の日

カテゴリー:多足

Date of destiny


巣ごもりから今日でちょうど2か月.
結局動きがありませんでした.

ゴキブリも寂しそう.


Gha!

・・・・
2年と少し.
ありがとう.
さようなら.

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2021 .2.9

ムカデとゴキブリ

カテゴリー:Elliptorhina javanica多足

Centipedes and cockroaches

ペルビアンですがまだ出てこないです.
今月の19日で2か月になります.
何があったにせよ,2か月あれば状況は落ち着いているはず.
来週金曜日までに変化なければそっと覗いてみたいと思います.

その中で暮らすElliptorhina javanica.
下を向いて寂しそう?

という訳ではないのですが,餌を食べる時等はこのように顔を上げます.

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2021 .1.29

巣ごもり40日

カテゴリー:多足

40th days of Nesting of centipeid


昨年の12月19日に巣ごもりして今日で約40日.
潜った当初は産卵?か脱皮かと期待していたがさすがに長い様な気がする.

同居するゴキブリも暇そうにしている.

隙間は空いているので,電気で照らすと以前はいるのが確認できたが最近は姿なし.
飼育初めて約2年.
1回目の脱皮(2019年6月)から2回目(2020年5月)までの間は11ヵ月.
今回脱皮だとすると前回から8か月.
いろいろ考えるが,まずは無事出てきてくれることを期待したい.

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2020 .12.24

ペルビアン巣ごもり

カテゴリー:多足

Nesting of centipeid



今までの飼育環境では穴倉に潜っていなかったが,新しくしたと同時に潜って入口をふさいだ.
脱皮だと思うのだが,産卵ではないかと期待をしてしまう.
いつ出てくるか,ドキドキしながら待つとします.

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2020 .12.18

餌ゴキブリ

カテゴリー:トルキスタンゴキブリ多足

Cockroaches for bait


頂いたサソリモドキのケージ.
到着当初は,脚の取れたコオロギすら捕捉できないようでしたが,現在は投入した餌を片っ端から食べています.

が,トルキスタンゴキブリの♀は嫌なようで残ります.

以前から思っていたのですが,初齢幼虫はトカゲなどもよく食べますが,中齢幼虫以上になると♂幼虫も♀幼虫も関係なくコオロギと比較すると残ります.
原因としてはやはり腹端部から分泌されるネバネバではないかと思います.
♂成虫になるとネバが減るのかこのように食べられます.
この傾向はタランチュラやムカデ(2018 .8.8ブログ)にも見られるのですが,餌昆虫として沢山売られているのが不思議です.
皆さん若齢幼虫か♂成虫しか使ってないのでしょうか?
それともコオロギ切れ時の緊急避難用?

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2020 .12.11

ペルビアンジャイアント引越

カテゴリー:多足

Scolopendra gigantea moving

かなり気を付けていたのだが,例のダニが侵入していた.
このケースは気密性が良くないので,増えたらあっという間に脱走(ダニですよ)し,他のケースへの侵入の危険性が増す.
そんなわけで覚悟を決めて引越しさせた.

古いケースからとりあえずダニ洗浄用のヤシガラ入り中プラケに移動.
ここまでの作業は,木の枝にムカデを捕まらせ,長ピンで誘導しながら移したので写真撮るスキがなし.



中プラケに移すときにムカデの体表を見ると,ダニが数匹はい回っている.
これだけ表面積があるとそりゃそうだと思う.
なので,ヤシガラを追加で入れて攪拌しながらモミ洗い.
意外と大人しく洗われてくれた.



体表についたダニがヤシガラに移ったと思われしころ,新たに用意したケースに引越.
モミ洗いケースからどさっと落とすと,ダニを含んだヤシガラが入りそうなので,新しい枝伝いに移動してもらった.
これも意外とすんなり.

終了です.
それにしても,見れば見るほど素晴らしい生き物です.

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2020 .12.1

サソリモドキ

カテゴリー:多足

Mastigoproctus floridanus

買えなくなって引き取ったというジャイアントビネガロンをK﨑氏から頂いた.

国内種より大きく迫力がある.


腹もパンパンで如何にもメスっぽい.
ポイでは何なので調べると良い文献が見つかった.
Barrales-Alcalá, D., Francke, O. F., & Prendini, L. (2018). Systematic Revision of the Giant Vinegaroons of the Mastigoproctus giganteus Complex (Thelyphonida: Thelyphonidae) of North America. Bulletin of the American Museum of Natural History, 2018(418), 1-62.

雌雄の判定は,sinistral pedipalp trochanter(着桿状突起(秋山,2001))の形状を見ればわかるようで,雌であることがわかった.


拡大.
直感というのも鍛えると当たるようになる.
チャバネゴキブリ科も成虫は腹部の大きさを見れば大体雌雄は当たる.
♀は腹がでかいというのは,節足動物では結構使える.
また,種も同定するとMastigoproctus floridanusっぽいことがわかった.
このポイは,他属まで見る時間がないので,ジャイアントビネガロンのインボイスを信じて同定した.
種名が判明するのは飼育者としてはうれしいことで,飼育にもさらに熱が入るというものである.

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2020 .11.30

雑事 13

カテゴリー:アマミモリゴキブリシロアリ多足

Little things 13

餌に生えたカビ.
小型種で床材を入れた種はこのようにカビが出やすい.


数がそれなりにいたりたくましい種は,うまく食べてくれるが,飼育始めの個体数が少ない場合は,これで餌が食べられず,滅ぶこともある.
雑種とは言え,人工的な飼育環境では栄養が偏るのだろう.


今年夏に採集したセグロシミですが増えないですね.
雄なのか,雌だが交尾できていないのか.
しかし,過去に飼育したシミの中では,長期間続いている方です.
昔は普通に家にいたらしいですが,今本当に見なくなってしまいました.


2年前に採集したヤマトシロアリのケースです.
採集した時,タマヤスデが混ざっていたのは知っていましたが,その後は小型のムカデがいることくらいしかわかっていませんでした.

今日,給水するとたまった水の中から苦しくなったのかタマヤスデが出没.
2年も寿命はないので,結構な数が中にいるのかもしれない.
ブラーミニメクラヘビも入れてあるり,行方が分からないので年内中に確認したいと思います.


3年前に沖縄で採集された家具にを加害するカンザイシロアリの一種の糞.
まだ生きています.
まだまだやれることが沢山ある.

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2020 .11.24

タマヤスデ再回収結果

カテゴリー:多足

The result of Pill millipede recapture

2度目の回収.

初回でかなりしつこく探したので,大きな個体はいないと思っていたが,蓋を開けると普通にいるではないか.


また少しずつ掘り下げていくと,若虫発見.

拡大.
死骸の外被破片と見間違うほどの大きさ.


今回発見したのは17匹.

これにて終了.
古い土はチンしてゴミ箱へ.
合計112匹回収しました.
次はまた半年後.

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2020 .11.19

タマヤスデ

カテゴリー:多足

Cleaning the rearing case of Pill millipede



ケースの中が糞だらけになってきたのでケース交換を実施.
こんなに小さい生き物なのに,意外と糞の発生が早い.


左が新しく準備したケース.


表面にいる個体をスプーンで拾って移し,その後土をほじくりながら中の虫体を拾う.

新しいケースに移した虫体.

古いケースに入っていたスギの葉.
ヤスデはスギの葉を食べるとよく見るが,過去に飼育していた長いヤスデ類は食べたと思ったことは一度もなかった.
しかし,今回タマヤスデは間違いなく食べている.

ついでに,ニンジンも食べるようだ.

回収した虫体は95匹.
意外と増える速度が速いのに,野外でダンゴムシほど見かけないのは,乾燥に弱いからだろうか?
これだけ増えると,ダンゴムシと比べても有難味が少なるような.

2~3日後にもう一度回収して,古い土は処分する.

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2020 .10.9

シロアリケージにムカデ生息

カテゴリー:多足

Termite cages are inhabited by centipedes.


2018年11月21日に茨城県で採集したヤマトシロアリのケージですが,小さなムカデが生きています.


このケースは,セットした当初はタマヤスデやこのような小さなムカデが混入していました.
しかし,昨年の夏にはタマヤスデが消え,ムカデは記憶がないですが,記憶がないということはいなかったのではないかと思います.
その後,ブラーミニメクラヘビを入れましたケージです.
果たしてムカデは当時の個体か,ペアがいて繁殖を繰り返しているのか?
興味のある所です.
メクラヘビを入れた後,シロアリの目撃が激減したのですが,最近盛り返しています.
時間があるときにひっくり返し,ヘビの安否とムカデの数を確認します.
乞うご期待.

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2020 .9.15

2年前のムカデ

カテゴリー:多足

The centipede has been alive for two years now.


2年前に土ごと採集してセットしたヤマトシロアリのケースに,ムカデ生存.
室内で使用する土は,生き物由来でない限り,チン して使っているので,後から侵入したのではなく,2年前より今日にいたることになる.
確かに1年前頃の記憶にはあるが,その後見かけないので忘れていた.
いったい何を食べていたのだろう.
シロアリ?
トビムシ?
その程度しかこの中にはいない.
多分,別ケージに入れて飼育していたら,2~3か月と飼育できなかっただろう.
これに関しては不思議.

詳細はこちら

2020 .9.14

雑事9

カテゴリー:多足爬虫類

Little things 9

涼しくなりました.
先週末の出来事を.


いつもの場所のいつものヤモリ.
今回は,窓を開けたら見失ってしまいましたが,♂だったので間違いないでしょう.


レモンについた幼虫ですが,いつもより黄色い気がするのだが?
またアゲハでしょうか.
今年最後の幼虫です.




タマヤスデ幼体.
卵かと思ったら広がって脚がでました.
外国産もこんな簡単に増えれば楽ですが.

詳細はこちら

2020 .9.10

節足動物類の反応

カテゴリー:多足

Response of arthropods


ゴキブリにしろムカデにしろ人に慣れないとわかっているが,こちらがした行為に対して,目的通りの反応をしてくれると愛情が増すというもの.


水が少ないかなと思い,給水容器に水を追加.


すぐ後,飲んだ.
ただこれだけだが,妙にうれしい.

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2020 .8.31

雑事8

カテゴリー:シロアリ多足爬虫類

Little things 8


シロアリ給水容器内で蠢く線虫
シロアリに寄生していた線虫だろうか?
それとも土の中にいるのがたまったのだろうか?



拡大したがさっぱりわからん.
いてもどうにもならないのでこれで興味もなくなった.


シマヘビ脱皮.
今回で29回目.

152cm.
大きくなった.
最近,餌食いが悪く,脱皮間で若マウス5匹も食べない.
運動不足かと心配している.
しかし,事務所に放して運動させるわけにもいかず,考え中.


タマヤスデの旧容器から追加の回収実施.


まだ回収していない虫体が沢山残っていた.
もう2~3回,回収できるかも.

詳細はこちら

2020 .8.17

タマヤスデ繁殖

カテゴリー:多足

Pill‐millipede breed



外国産のタマヤスデは増えたことないが,国内の種は増えてくれる.
以前,餌は生息地の腐葉土を使用するのが秘訣だと聞いたことがある.
メガボールなども,その地で飼育すれば普通に繁殖するのだろうか?
見てわかる通り,マットは糞で覆われている.
そろそろ交換しないと,毎度の事でいなくなりそうである.


とりあえず,落ち葉カスを振りかけ,近々交換することにします.

詳細はこちら

2020 .7.17

雑事4

カテゴリー:多足爬虫類

Little things 4


デロっとしたペルビアン.
一瞬死んでいるかと思ったが大丈夫だった.
心臓に悪い.


オオムカデの眼.
ある所の講義で使うために撮影.
単眼が4個.
中々近寄れないので必要に迫られないとこんな写真撮らないです.


アオダイショウ脱皮.
この個体がここにきて約1年が経過しました.その間の脱皮数は今回を入れて8回目.


カメラを構えると動きが止まる.
よくできたヘビです.

詳細はこちら

2020 .7.9

雑事3

カテゴリー:多足爬虫類

Little things 3



ペルビアン餌投入.
広くして快適になったか気になるところ.
あと餌を食べる量が全く分からない.


昨年11月にブラーミニメクラヘビ1匹を投入したヤマトシロアリ飼育小プラケだが,ケーズ越しにシロアリが全く見られなくなっている.


隣のケージはシロアリだらけになっているのだが,こちらは0.ヘビが生きているのだろうか?
!!そうだ,こいつもヘビだった.
よく考えると,昆虫を食べるなんて変わった食性だ.
ネットで調べると,昆虫食ヘビはいるようだが少なく,飼育も面倒そう.
近々ケースをひっくり返してみたいと思います.
ヘビが生きていたらすごいが,昨年の11月以降姿を見ていないので,楽しむヘビではないですね.

詳細はこちら

2020 .6.19

ペルビアン床換え

カテゴリー:多足

Cleaning of the Scolopendra gigantea breeding container

脱皮後に,ケースの中で胴部に張りがなく「ぬべー」と伸びていたことがあった.
ついに来たか!と思ったがその後餌も食べ普通に活動している.

しかし,こんなに大きな体で狭い容器に入れて置くのは健康にいいはずがない.
特大プラケを改造して,コバエ類やダニが入らないように一応出来る限りの工夫をして蓋を改造した.


左がノーマル.
紙を挟むだけなら楽なのだが,操作性を考え上の蓋は空くようにした.
トリカルネットはホットメルで固定.
紙はボンドで固定した.


開口部は隙間が出来やすいので,両面テープと防虫紙を貼り付けた.


右が引っ越し先のレイアウト.
隠れる部分も大きく作った.


引っ越し前.


途中を記録しようと思ったが全く余裕なし.
あっという間に無事大暴れすることなく新ケージのシェルターに潜り込んでくれた.


前入っていたケージの土にはシロワラジとトビムシが共生していて,餌の食いカスなど綺麗に片付けていてくれている.
ダニも発生無し.
この土の一部は新しいケースに移し,同様の環境を早く整えてもらう.


出てきた脱皮殻の一部.
顎.
でかいです.


国産ムカデと比べるとこんな感じ.

詳細はこちら

2020 .5.20

ペルビアン脱皮後食

カテゴリー:多足

First meal after molting of Scolopendra gigantea


脱皮から約2週間,やっと穴倉から出てきていた.
穴倉掘ったのが4/3頃なので,1ヶ月以上何も食べていない.
少しは細くなっているかと思ったが,長さはわからないが太さは逆に太くなった感じ.
写真では太さが伝わり難いが国内のムカデと比較したら異次元の生き物である.


ちょうどElliptorhina javanicaの脱皮直後がいたので与えるとすぐに食らいついてくれた.


異次元の太さ……

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2020 .5.4

Polyphaga saussurei

カテゴリー:Polyphaga saussurei多足

Polyphaga saussurei and molt of a Scolopendra gigantea



卵鞘をバンバン生み出しているので,また分けて保管する.



結局本種は,雄は発生しない.
単為生殖する種である.
これだけ大型の種であれば,♂もさぞ立派であったであろう.
同属の♂がいるPolyphaga indica をネットで調べると,セミみたいな♂の写真が載っている.
かなりの迫力である.

Polyphaga属は,世界に5種が知られ,この中には有名なEgyptian cockroach(P. aegyptiaca)も含まれる.他にはP. obscuraなど,私も昔飼育したことがある有名な種が多い.この5種の中で本種と,P. obscuraは単為生殖により繁栄しているようだ.

ここで一つ疑問が,本属のType speciesはP. aegyptiaca (Linnaeus, 1758).
これは♂も発生するので両性生殖をする.
♀しかいないのに,どうやって本属に組み込んだのだろう.
時間ときっかけがあれば,調べてみても面白そうだ.

それと,大好きなペルビアンですが,大穴掘ったことは以前お伝えしましたが,理由が判明しました.


白い!
前回は昨年の6月だったので,ここの飼育環境では約1年おきか?
また,外国産ムカデの私の飼育記録としてはの最長かもしれない.
この個体以前はピンクを与えていたが,これ以降は昆虫しか与えていない.
もう1匹,とある方から託された国産Nまムカデがいるのだが,これも20㎝超えるまで成長しているが餌は昆虫だけで我慢している.
「ピンク与えると突然死する」をどこかで聞いてから,与えることをやめたが,かなり信憑性がある噂かもしれない.

そうこうしているうちに,連休も後2日.
何としても明日は1本書き上げ,明後日にもう一本終わらせたい.

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2020 .4.29

オオムカデ

カテゴリー:スズキゴキブリ多足

Giant centipede

先日大穴掘ったのですが,その後出たり入ったり.
産卵とかではないのか?


指より太い.


国産では見れない迫力です.


こんなに太くて大きいくせに,動きは小型のトビズムカデと同様の俊敏さを持つ.
ムカデを嫌い人は結構いますが,危険な猛獣を飼育するのに共通するものがあるように思えます.

速報.


スズキゴキブリの♂がやっと出ました.
一安心.これでやっと床換えをする気になってきました.
どうゆう配置にするか今週中には行いたいと思います.

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2020 .4.3

ペルビアン大暴れ

カテゴリー:多足

Scolopendra gigantea rampage


今まで経験したことのない異変.
上からでは分かりにくいが,大穴掘って木シェルター下に隠れている.
水容器も土の下に埋もれていたので掘り出して給水した.


これほど掘ったのはこちらに来てから初めて.
脱皮の時でも掘らなかった.
となると,産卵か?
もともとこの個体がWなのかもわからない.
脱皮しても精子を保存しているのだろうか?
少し調べたが不明.
これからしばらくは,少しわくわくしながら静置する.

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2020 .2.17

ゴキブリ三昧

カテゴリー:ウスヒラタゴキブリキチャバネゴキブリチャバネゴキブリモリチャバネゴキブリ多足

Give all one’s time to cockroaches

週末に逗子方面までゴキブリ採集に出かけた.


採集場所は知人のM井邸.

天気が不安でしたが当日は曇っていたものの上々の天気.
話の発端は以前,庭の収納ボックス内で越冬しているウスヒラタゴキブリを送ってもらったのがきっかけ.
ウスヒラタゴキブリが,どのような人工的な場所で越冬するのか確認したかった.


早速ウスヒラタゴキブリが見つかった収納ケースを見せてもらうといるいる.

死骸も複数あり,中で越冬中に死亡した個体だろうか?


さらには,地表の落ち葉にもモリチャバネゴキブリに混ざり普通に見つかる.


探し始めて数分.
住宅基礎の落ち葉をどけると今度はキチャバネゴキブリ!
なんと♀成虫.
成虫越冬することは報告されているが,自分で確認出来て感激である.

その後,近くの遊歩道沿いを散策.


ウスヒラタ大量発見.
本種の越冬場所は樹上の枯葉や樹皮下だと思っていたので驚きの連続.

タマヤスデも大量に発見.
一握りの土に数匹見つかる.

最終的に,キチャバネゴキブリはあの1匹のみ.
たまたま潜んでいたのであって,常時あのような場所で越冬しているのではなさそうだ.


事務所に帰ると,チャバネゴキブリが届いていたのでそれの仕分け.
久しぶりに充実した1日であった.
M井さんありがとうございました.

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2020 .1.8

ペルビアンジャイアントオオムカデ

カテゴリー:多足

Scolopendra gigantea

順調に育っています.
本当はもう少し大きいケースに移してあげたいのですが,逃走した時の確保で傷をつけそうで床換えができません.
決して咬まれるのが怖いわけではありません(笑)

しかし,中に同居しているシロワラジとトビムシが良い仕事をしており,カビの原因や腐敗物は速やかに処分してくれるので,見た目は快適です.
写っているゴキブリの外皮は,肉類は付着しておらずつるつるで床とかしています.

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2020 .1.6

2020年正月休み

カテゴリー:スズキゴキブリ多足爬虫類

New Year holiday in 2020

今年の休みは長かったですね.
動物飼育を初めて以来の長さかもしれません.
そのため,いろいろな出来事(大した事ではないですが)があったので,まとめました.

シマヘビ脱皮

138㎝以上.


スズキゴキブリ幼虫脱皮.

ヤアエヤマサソリ産仔.
18匹確認できます.
めでたくてうれしいですね.
良い年になるよう頑張りましょう.

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2019 .9.13

ダンゴムシ ガチャ

カテゴリー:その他多足

Pill bug gacha

先日協会の会議があり,同席したI口さんよりいただきました.
大人気でどこも売り切れ,それで中野まで行って回してきたそうです.

昔は私もガチャをよくやりましたが,最近は興味がなくなっていましたがこれは良いですね.
久しぶりにあの興奮を思い出しました.
今度見つけたらやってみます.

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2019 .8.27

オオムカデの餌

カテゴリー:Elliptorhina javanica多足

Bait of centipede

マダガスカルゴキブリが国内に流通を始めたのは,元々爬虫類の餌目的だったと記憶している.
その後,様々なマダゴキが流通するようになり,ペット化が進んだように思う.

オオムカデの餌であるが,このくらいの大きさになるとピンクどころか生後20日程度のものも軽く平らげると想像できるが,やはり突然死がいやなので,トルキスタン成虫やコオロギ成虫を与えているが,トルキスタンはいまいち食い付きが良くない.

で最近は,Elliptorhina javanicaのできれば脱皮後の柔らかそうな個体を与えている.
大きさもピンクと同程度あり,臭う液も出さず,食いつきもよいと感じている.

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2019 .7.17

ムカデ脱皮

カテゴリー:多足

Molling centipede

最中を目撃したのは2度目.
眺めていたいが,事故しても嫌なので写真をすばやく撮って,元に戻す.
感動は写真で味わう.

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2019 .6.24

Scolopendra giganteaの脱皮

カテゴリー:多足

Molting of a Scolopendra gigantea

もう脱皮はしないと思っていたので,ケース越しに色の変わった状態を見たとき血の気が引いた.

が,良く見ると脱皮中であった.
ホッとする間もなく,女房にもしたことがないほどやさしく,そっとケージを元の位置の戻した.

翌日.

体色は大分元に戻ったが,巨大なだけに餌を食べるようになるには時間がかかりそうな状況だ.

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2019 .4.19

ヤエヤマサソリ

カテゴリー:多足

Liocheles australasiae

 

また生まれていました.

単為生殖する種は維持が楽です.

サソリの中のオガサワラゴキブリと言ったところでしょうか.

 

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2019 .4.18

オオゲジマット菌まみれ

カテゴリー:多足

Mycelial outbreak to floor material

 最近,保管してある土を床材に使うと黄色い菌が大発生することが多くなった.

 

オオゲジもこの通り.

 

オオゲジなので床換えは簡単に出来るが,例のオオムカデでこうなるとゾッとする.

というか,途方にくれる.

 

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2019 .1.22

オオゲジ脱皮

カテゴリー:多足

Molting of the Thereuopoda clunifera
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オオゲジの脱皮は初めてかもしれない.
ムカデと違って脱皮殻は食べないのだろうか?
餌のゴキブリが食べていた.
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体色は緑がかっていて,ゲジらしからぬ雰囲気がある.
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取り出して伸ばそうと思ったらばらばらになってしまった.

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2019 .1.16

フサヤスデ

カテゴリー:多足

Monographis sp.
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奈良産のヒメクロゴキブリ越冬幼虫をもらった.
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毎度のことで,ケヤキの樹皮とともに送られてきた.
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この樹皮にヒメカツオブシムシ幼虫に似た小さな生き物がいる事は,前から気が付いていた.うわさに聞いたフサヤスデっぽいな,と思ってはいたが,小さすぎるのと結構長生きするようなので,いつでも見れると思い放置していた.
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今回,やっと調べる気になり見るとやはりフサヤスデであった.
種は,とりあえずsp.としますが,採集された場所や状態からウスアカフサヤスデではないかと思うが,これはこれで次回に回したいと思う.
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採集直後の写真(E藤さん撮影).

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2019 .1.10

ムカデは光が嫌い

カテゴリー:多足

Centipedes dislike sunlight
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日中でも薄暗い部屋では外に出ている本種.
日本のトビズムカデも日中活動しているのを見たことがある.
もしかして,こいつも日光浴がしたいのかもしれないと思い,オガトカの近くに置いて見た.
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結果は,10分ほど目を放した隙にシェルターに潜っていた.
日光浴はあまり必要なさそうだ.

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2019 .1.8

龍ヶ崎のタマヤスデ

カテゴリー:多足

Pill‐millipede collected in Ryugasaki
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龍ヶ崎産のヤマトシロアリコロニー.
ケースの白く点々がついた部分の裏側にはシロアリの群れが活動している.
順調に増えているようだ.
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昨年,このケースからタマヤスデを数匹採集したのだが,左下の木片をひっくり返すと,もう一匹発見.
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アジア産の中型種は繁殖に成功していると聞いたことがある.
あれだけ大きいと,やる気が出るだろうが,本種のように小型では,まじめに取り組まないのだろう.
残念ながら,ダンゴムシやワラジムシのように増やしたと言う話は聞いた事ない.

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2018 .12.21

オオゲジ

カテゴリー:多足

Thereuopoda clunifera
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数年ぶりにオオゲジを入手.
この形態は見るたびにエイリアンを思い出す.
本当によくできている.
生物のすばらしさを実感できる生き物だと思う.
雌雄の見分けは腹端部でできる.らしい.
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これは♀.
腹端がもっと飛び出ているのが♂らしい.
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まだ温まっていないせいか,ゆっくりとシェルターに入った.

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2018 .12.10

タマヤスデ

カテゴリー:多足

Glomeridae
昨日父島より戻りました.
12月の父島は初めてでしたが,甲虫類,チャイロネッタイスズバチ,ゴキブリ類も探さなくても壁に張り付いていたりして,真夏より探すことなく,多くの昆虫を見ることができたと思いました.
また,ムカデも捕獲でき,いるところにはいるといったところでしょうか.
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さて,11月に龍ヶ崎市の研修所から捕獲してきたヤマトシロアリですが,ケージ内にタマヤスデが数匹いるのを発見.
だいぶ前も見つけたことがあったが,今回わずかなシロアリ加害の木片から5匹の個体を発見.
意外と多い地域なのかもしれない.
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シロアリケージでは増えるかわからないので,実績のあるホラアナゴキブリケージへ移動.

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2018 .11.2

ペルビアンジャイアント

カテゴリー:多足

Scolopendra gigantea
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20cmは無いサイズだが,やはり体幅がすごい.
写真で見るイメージとまったく違った.
今までに,タイ産の20cm程度の個体は何度も見てきたが,全然大きさが違って見える.
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左は,かなり大きいと思っていた父島産オオムカデ.
これ見たら,かわいく見える.
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で,大きいので動きもそれほどでないと思い別ケージ移動させようとしたら大暴れ.
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蓋に張り付き,半日は降りてこなかった.
おそろしー.

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2018 .8.24

トビズムカデ死す

カテゴリー:多足

Centipede dead
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2014年6月に愛知県で採集され飼育していたトビズムカデが死んでいました.
採集された4年前でも大きいと思っていましたが,最近は特に大きくなったと思っていました.
本当は標本にしたかったのですが,先週餌で与えたコオロギに食べられてボロボロになっていました.
残念ですが,ムカデの寿命は7~8年といわれており,この個体に関しては悔いのない飼育ができたと思っています.
贅沢を言えば,仔が取れたらなお良かったです.

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2018 .8.8

ムカデと共存していた餌ゴキ死す

カテゴリー:多足

A cockroach that coexisted with the Centipede died
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ついに食べられることなく死亡しました.
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複雑な心境です.

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2018 .7.9

羽黒山 2

カテゴリー:多足

Mt. Haguro 2
クラゲで有名な鶴岡市立加茂水族館の裏の岩場.
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フナムシの一種.
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宿泊した肘折温泉の源泉.
ワモンゴキブリがいるはずだと周りを探しましたが発見できず.
残念.

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2018 .6.1

ダンゴムシ

カテゴリー:多足

Armadillidium vulgare
訳あってダンゴムシを飼育している.
本名は「オカダンゴムシ」.
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ゴキブリ用のニンジンが余ったので,入れると並んで食っていた.
何でもそうだが,餌を食べている姿はかわいいい.
足が沢山ある動物の中で唯一,子供から学校の先生まで高感度が高い.
しかし,農業分野では植物の種子やこのように野菜を食害することが知られている.

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2018 .5.18

ムカデとの同居者

カテゴリー:多足

Living with the centipede
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トビズムカデのケージだが,このトルキスタンゴキブリは同居初めて2ヶ月以上がたつ.
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コオロギを入れるといなくなるので,食欲はあるはず.
飽きもあると思うのだが,ゴキブリ類は他の餌が無くなった時のみ与えているので,飽きはないと思う.
オガトカは,たまに1齢幼虫を与えると狂ったように追っかけて,捕食するがもともとゴキブリ(ゴキブリ科の尾肢に粘性物質を分泌する種)は餌として向かないように思えてならない.
皆さんのところでは嗜好性どうでしょう.

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2018 .5.9

ムカデ産卵

カテゴリー:多足

Centipede egg laying
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産んでいた.
しかし,2014年以降交尾していないので孵化の可能性はない.
手元に来て4年.
当初から現在と大きさはあまり変わらず,相当長生きしていると思う.
昨日のニュースで,30年以上生きたクモの死亡記事があったが,この手の動物は飼育を失敗しなければ長生きするとつくづく思う.

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2018 .4.9

オオムカデ死亡

カテゴリー:多足

Centipede death
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昨年の6月にこちらに着てから,1年もたなかった.
残念.
大きいと思っていたが,実測すると20cm超えていなかった.
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こんなことなら,1回くらいはピンクを与えればよかった.
最近の気持ちとして,ペルビアンを考えていたが,しばらくムカデはやめておこうと思う.

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2018 .3.1

マダラサソリに給水

カテゴリー:多足

Water supply to Isometrus maculatus
今日から3月.
年をとると季節の移り変わりが速いです.
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いつもはシェルターの下に隠れていて,活動する姿を見ることは少ないが,水を散布してしばらくすると,突然シェルターの表面に出てきて走り回り始める.
静止している個体はなく,水を飲んでいるようにも見えない.
なんか,雨を喜んでいるように見える.

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2018 .1.15

オオムカデと共生する生物たち

カテゴリー:多足

Creatures living together with scolopendrid
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飼育環境で気がかりなのが食べかすや糞の腐敗による環境悪化.
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意識したわけではないが,不要物を処理してくれるだろうと同居させたワラジとトビムシ.
意外とうまくいっているのか,糞や食べ残しがカビ生えるようなことがない.

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2017 .12.22

シロワラジ回収

カテゴリー:多足

Sow bug collection
増えたのはよいが,回収が大変.
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そうこうしている内にマットは劣化してダマになってくる.
以前きゅうりを置くと下に集まると聞いてやったが,いまいちだった.
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そこで,身の回りにある材料で超簡単ツルグレンもどきを作って試した.
製作時間30秒以下.
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プリンカップの間にトリカルネットを挟んだだけ.
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ただセットするだけで,ネットから落ちたわらじは回収された.
この後どうなるか?

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2017 .12.13

夜行性

カテゴリー:多足

Nocturnality
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21:00頃突然電気をつけたらシェルターから出ていた.
やはり夜行性なんですね.
たまに昼出歩いているのをみますがあれは何をしているのでしょうか.
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2017 .11.1

オオムカデ

カテゴリー:多足

Centipede
1週間留守にすると,仕事と飼育生物の世話がたまりパニックとなる.
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久しぶりに見ることが出来たオオムカデ.
もう少し楽しめる飼育が出来ないものだろうか.

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2017 .10.20

マダラサソリ

カテゴリー:多足

Isometrus maculatus
ヤエヤマサソリに続きマダラサソリ.
このケースは,記録を見る限り10年近く交換していない.
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シェルターをはがしていくと,無残な残骸が無数に出てくる.
サソリの墓場だ.
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これもちょうど出産ラッシュだったのか,幼体が多かった.
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新レイアウト.
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♂でしょうか.

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2017 .10.19

ヤエヤマサソリ

カテゴリー:多足

Liocheles australasiae
今年1月にダニが出て床変えしたがまだ残っていた.
というより,このケージの横に配置しているマダラサソリにもたんまり出ていたので,そちらから知らぬ間にうつしたのかもしれない.
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ちょうど幼体ラッシュで拾うのに苦労した.
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新しいケージに入れると,緊張のせいかしばらくダマになっていた.
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こんなチャンスはあまりないので撮りだめ.
撮影して写真をじっくり見ると,生で見るより細部まで落ち着いて眺められます.
意外と細かい模様もあり,一見淡褐色のイメージがありますが,まだらがあります.
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2017 .8.21

小さな捕虫機

カテゴリー:多足

The machine which captures a small insect
飼育室のコオロギ内にノミバエが入っていた.
早急にコオロギケージは冷凍殺虫し,室内の捕虫機の捕虫紙を交換した.
しばらくは,気を許せないと憂鬱になって,窓に集まっていないか確認した.
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何も言わなくても,ちゃんとハンターが仕事をしていてくれました.
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コバエ捕り器よりもいい仕事していると思います.

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2017 .7.25

禁断の餌

カテゴリー:多足

The forbidden feed
オオムカデの餌であるが,日常的にはコオロギとトルキスタンゴキブリを入れている.しかし,いつ見ても食われない個体がうろついている.
そんなに腹がすいていないのかと思い,ついつい小さい個体が残っていたので入れてしまった.
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翌日,破片だけになっていた.
ゴキブリは悠々と歩き回っている.
やはり,ゴキブリやコオロギより好むようだ.
とはいえ,突然死も怖い.
どうしたものか.

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2017 .6.29

ムカデの楽しみ方

カテゴリー:多足

How to enjoy the centipede
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今日もこんな感じ.
食べるかと思いバナナとニンジン(これはたまたまあったから)を入れた.
日中はシェルターに隠れ,入り口から隙間をのぞくのが日課になりつつある.
皆さん,ムカデをどのように楽しんでいるのでしょうか?
ゴキブリは,まずひとつは繁殖.
国内種はいずれ研究材料.
など,いろいろ考えられますが,ムカデは1匹で購入して,雌雄がわからない事から繁殖は運任せ.
ハンドリングは究極とするとやはり「でかさ」の追求でしょうか.

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2017 .6.13

Black out 購入品

カテゴリー:多足

Black out purchased item
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いまさらですが,日曜日に半年振りに行ってきました.
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やっとスズキゴキブリ入手.
人気だったようで,すぐに売り切れたそうです.
先に行ってくれたS藤さんに買っといてもらいました.
昨年春に入院した際,水を切らし壊滅させた苦い思い出があり,何とか繁殖させたい種です.
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ケースも最上級なレイアウトをしましたが,卵パックに卵鞘がついているところを見ると,このブリーダーはこんなレイアウトしていないのでしょう.
このパックは,適度に湿りおそらく増えてくるとお互いの出す水分で繁殖(孵化)がしやすくなると思われます.
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それともう一品.
禁断の外国産オオムカデ.
3,000円だったので思わず買ってしまいました.
雌雄わからなかったのですが,S藤さんと協議の結果,一番「太い」個体を選定.
S藤さんいろいろありがとうございました.
帰って,生殖肢を確認しましたがよくわかりませんでした.
最後に,ゴキブリマニアの方々にもお会いでき楽しかったです.

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2017 .1.11

ヤエヤマサソリ 床換え

カテゴリー:多足

Cleaning of the breeding case of the Liocheles australasiae
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昨年秋に,例のダニの発生を確認したが,ゴキブリを優先し今年まで持ち越していた.寒いせいかいつの間にかダニがいなくなっている.
本当にいなくなっていれば良いのだが,冬のため個体数が少なくなっている可能性もあり,このケージが最後なので床換えも合わせて実施した.
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上の小プラケは,熱湯が入っており,シェルターを再利用する際,ダニをこの部屋より出さないためその場で殺虫する目的.
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こんな感じ.
長ピンで押さえて湯没させる.
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全て出し終えると結構いましたね.
ゴキブリもそうですが,単為生殖する生物は繁殖が比較的容易である.
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ついでに撮影.
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終了.

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2016 .11.30

マダラサソリの給水

カテゴリー:多足

Scorpion’s water supply
マダラサソリの給水は,容器を置かず,霧吹きで行っている.
しかし,水をかけても飲んでいるか良く分からなかった.
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が,今日は散水すると初齢サイズの個体が無数に湧いてきた.
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出てきて静止するので,水を飲んでいるのだろう.
良かった良かった.
この後,ヤエヤマと同じゴキブリを同じ手法で給餌した.

詳細はこちら

2016 .11.29

ヤエヤマサソリの餌やり

カテゴリー:多足

Scorpion feeding
以前,ヤエヤマサソリの餌はSymploce pallensの初齢はゴマ粒より小さく,小型サソリの初齢の餌に最適.と紹介したが,実際の与え方をご紹介.
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こんなに小さい個体が大発生.
しかし,いつもイエコ初齢は準備が大変である.
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そこで,Symploce pallensの幼虫.
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固形飼料に群がるので,これを長ピンセットでつかみ,ケースの角でトントンと叩くと幼虫だけが落下する.
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こんな感じに落ちる.
ただし,このゴキブリはケースを登るので,炭カルなどを縫っておかないと脱走する.
それさえしておけば使いやすいですよ.

詳細はこちら

2016 .10.17

オオムカデ急死

カテゴリー:多足

Scolopendrid sudden death
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順調に成長していると思ったが,透明な粘液を吐き動きが数日かけて悪くなり死亡した.
実際計測すると,それほど大きくないのがわかる.
しかし,可愛がっていたのでショックである.
そして,死因が全くわからない.
ムカデ飼育の自信をなくした.
立ち直るまでしばし休憩.

詳細はこちら

2016 .10.5

ムカデ3種

カテゴリー:多足

Three kinds of centipedes
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トビズムカデ.
さすがにこの大きさが限界か.
定規は端端で約20cm.
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沖縄産オオムカデ.
こちらは,まだ大きくなりそう.
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リュウキュウオビムカデ.
こちらもプチプチ.
それにしても死ななくなりました.
ピンクなどの高カロリーな餌は,やはり良くないのでしょうか.

詳細はこちら

2016 .9.9

小笠原2日目

カテゴリー:多足

The second day of Ogasawara Islands
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まじめに仕事しすぎて,ムカデのみ.
父時までは久しぶりに遭遇したオオムカデ.
本当に父島では,オオムカデを見ることが少なくなりました.
オオヒキガエルが食べている影響とも考えられますが,寂しい限りです.
一般の人にとっては有難い事だと思いますが.

詳細はこちら

2016 .7.1

ヤエヤマサソリ繁殖シーズン到来

カテゴリー:多足

Come in a breeding season of the Liocheles australasiae
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最近,餌と水をやるだけの飼育が続いている.
それでも維持できるのは,単為生殖する事と,初齢の幼虫にちょうど良い餌がいつでもあるからこそ.
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餌.
Symploce pallensの初齢はゴマ粒より小さく,小型サソリの初齢の餌に最適.
先日行った,Bkack outで餌用ホラアナとかがあった気がしたが,あれよりこちらのほうが簡単だと思う.

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2016 .4.25

沖縄のオオムカデ

カテゴリー:多足

Centipede of Okinawa
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このように,たまに天井に張り付いているのを見かける.
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叩いても落ちないし,執拗に張り付いている.
前からなぜこのような行動をとるのか気になっていた.
今回,観察すると,マットが加水した事により湿っている.
野外でも,オオムカデが潜んでいる場所は大概乾燥している.
逃げようとして,張り付いているのではなく,居心地が悪いのかもしれない.

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2016 .4.19

沖縄のムカデ

カテゴリー:多足

Centipede of Okinawa
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沖縄営業所より,トコジラミと共に送られてきた.
体長は7cmほど.
大型になる種ではなさそうだが,体長の割には幅が有り,意外と気に入っている.

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2016 .4.12

トビズムカデ今頃産卵

カテゴリー:多足

Scolopendra subspinipes mutilans this time laying eggs
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ピンボケになってしまったが,卵が転がっている.
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無性卵だったのだろう.
雄を入れない限り,仔は無理.
愛知県の個体なので,なおさら入手は困難.
脱皮もしないので,トビズとしてはこのサイズがMAXなのだろう.
しかし,過去に見たトビズの中では最大級の太さと長さがあるように思える.

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2016 .4.11

コオロギにヒメグモ

カテゴリー:多足

The Steatoda triangulosa which invaded a cricket breeding case
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コオロギ飼育ケースの中に,見慣れないヒメグモを見つけた.
この室内では,過去に見たことが無い.
コオロギを食べて栄養状態も良さそうな個体である.
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マダラヒメグモ?
だとすると外来種のようですね.
なぜここにいるのか.

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2016 .3.14

ムカデも活動開始

カテゴリー:多足

The centipedes starts activity, too
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トビズムカデ.
冬の間ほとんど餌を食べていないはずだが,パチンパチ.
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西表のムカデ.
今まで,シェルターに篭り餌を食っている様子もなかったが,外に出ていたのでコオロギを入れるとすぐに食いついた.
ムカデ達は,先週の野外性ゴキブリより温度の高い場所においているが,体内時計のなせる業か,冬は活性が落ちるのだろう.
本当はもっと気温の低い場所に置き,冬眠させたほうが良いかもしれない.
次シーズンは検討しようと思う.
それにしても今日は寒かった!

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2016 .1.12

ムカデ動き出す

カテゴリー:多足

Activity start of the centipede
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篭りから出たものの,活動しない.
室内は20℃を切らないはずだが,この程度では低いのかもしれない.
が,久しぶりに生きているのを確認.
餌もほとんど食べないから心配になるが,今のところ2匹とも生きている.
写真のサイズ,少し大きすぎたので少し戻します.

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2015 .11.5

ムカデ巣篭もり

カテゴリー:多足

The nesting centipedes
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10月4日に篭った.
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昨日約1ヶ月ぶりに開放.
脱皮か産卵のどちらかだと思い,ケース反対側から観察していたが,卵のあった時期は全く観察できなかったので,多分脱皮であろう.
ちなみに,観察するのにライトを使ったが,点灯すると反応していた.
ムカデって昼活動する割には,夜行性?
と思った次第.

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2015 .10.15

ヤエヤマサソリのダニ駆除

カテゴリー:多足

The mite extermination of the breeding cage of the Liocheles australasiae
今度は,ヤエヤマサソリ編
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これも,気が付いたら大繁殖(ダニ)していた.
隣がマダラサソリのケージなので移ったら大変と入口をガムテープ養生中.
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1匹ずつ2段階でダニを確認し,新容器に移動.
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シェルターに使っている樹皮等は,再利用する為熱湯風呂(75℃)にくぐらせて洗浄.
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完了.
今まで一度も変えたことなかったので,良い機会となったが大変な作業である.
この後,少なくとも1ヶ月は経過観察する.

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2015 .8.26

大きくなったトビズムカデ

カテゴリー:多足

The Scolopendra subspinipes mutilans which greatly grew up
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本当は,網越しではなく手に乗せたいのだが.
これで体長は14cm程度.
それでも,太っているので大きく見える.
前にも書いたが,ピンクを与えなくなって,突然死が無くなった.
さて,どこまで大きくなるか,楽しみである.

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2015 .8.17

ヤエヤマサソリ新子

カテゴリー:多足

The larva which just hatched of the Liocheles australasiae
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ほかのHPでも,孵化した記事が載ってますね.
今頃が旬なのかもしれません.
これだけいて,餌も結構与えているつもりでも,いつの間にか2~3匹に減っています.
手前の茶色は餌ゴキ.
全てを成虫にするには,広いスペースと強い意志が必要です.

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2015 .6.22

ハエトリ給餌,2.

カテゴリー:多足

Feeding to saltigrade 2.
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今度は仔グモ.
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なにぶん,一人二役.
右手にカメラ,左手に虫持ったピンセットでチャレンジしているので,クモが虫を取る瞬間を撮影するのは難しい.
見事キャッチ.
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毎回,この瞬間を撮ろうとしているがうまくいかない.
今回は,なんとかなった.

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2015 .6.19

タランチュラの毒牙

カテゴリー:多足

Venom fang of the Theraphosidae.
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左はインディアンオオナメンタル,右がたぶんメキシカンレッドニー.
どこに毒液を注入する管があるのか疑問だったが,見て納得.
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イメージでは,内側か先端だろうと思っていたが,先端外側にあった(↑の箇所).
この牙が刺さり,この穴から毒液を注入されたらさぞ痛かろう.

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2015 .5.19

ハエトリ給餌

カテゴリー:多足

Feeding to saltigrade
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今年も事務所に出現しました.
ヒメマルゴキブリケース内のうごめく虫体に誘引されたようです.
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が,捕れる訳もなく,途方に暮れているようです.
さればといつもの様に小型のゴキブリを与えてみました.
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いつもながら,警戒せず捕ってくれます.
よほど空腹だったのでしょう.

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2015 .5.11

トビズムカデの産卵

カテゴリー:多足

Laying eggs of the Scolopendra subspinipes mutilans
昨年の6月に採取されたこのムカデ.
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産卵真只中だった.
常識的にはこれで終わり.
The end.
どうせ食われるなら記録に取ろうと思い撮った写真がこれ.
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宝石のような輝き.

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2015 .4.24

トビズムカデ

カテゴリー:多足

Scolopendra subspinipes mutilans
餌を昆虫類のみに限定してから死ななくなりました.
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定規を入れましたそう簡単に計らせてくれません.
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餌を昆虫類に変えて死ななくなりました.
ケースの幅が約19cmなので,15cm以上はあると思います.
このサイズになると,厚みも増して迫力ありますね.
また,歩肢の赤味が強いので胴部の色とのコントラストが際立ち綺麗です.
沖縄でも,オオムカデの一種の思われる幼体を捕まえたので,何に化けるか,今後ここに登場するかもしれません.

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2015 .4.15

アマビコヤスデ??

カテゴリー:多足

Riukiaria
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福岡のY本部長より送って頂いたヤスデ.
大型で綺麗ですね.
アマビコヤスデだと思っていたが,ネット上では様々な同定が行われており,結局「わからん」という結果になった.
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越冬中であったようで,若虫なども結構混ざっている.
この手の飼育は難しく,私は1年継続して飼育出来た事が無い.

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2015 .1.9

マダラサソリ幼体

カテゴリー:多足

Immature of the Lsometrus maculates
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まめに餌を与えると,どんどん大きくなる.
特に,幼体はこのように張り裂けそうなくらい太る.
健康そうな状態は,見ていて和みます.

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2014 .11.19

ハエトリグモの給餌 3

カテゴリー:多足

Feeding of jumping spider 3.
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小型のゴキブリを透明カップ内で飼育している.
その容器に,中のゴキブリを食おうと常連のハエトリグモが徘徊.
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前回失敗しているので,そっとピンセットで持っていく.
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と今度は成功.
確かに,この時期事務所内は餌昆虫も少ないだろう.

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2014 .10.30

国産オオムカデ2種

カテゴリー:多足

Two species of Japanese Centipede.
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愛知県産トビズムカデ.
Black bodyに赤い足が美しい.
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小笠原諸島産.
このバンド模様は,南西諸島にもいるそうだが,小笠原産はこれ一色.
トビズムカデより大型になる個体が多いようだ.

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2014 .10.14

ムカデの餌に関して

カテゴリー:多足

Be related with the food of a centipede.
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トビズムカデ餌食い.
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小笠原産オオムカデ餌食い.
大きくはならないが,生きている.
以前,国外産オオムカデを調子に乗ってピンクを頻繁に与えていたら,それが原因か分からないが,突然死を遂げた.
この個体は,ピンクは与えずに,昆虫だけで育てている.
その為か,いまだ調子良さそうである.
結果報告.

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2014 .10.2

ハエトリの餌付け

カテゴリー:多足

Feeding of jumping spider
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以前餌をあげた個体と同じ?クモが同じ場所にいたので再チャレンジ.
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が,今回は全く相手にされませんでした.

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2014 .9.17

人から餌を取るハエトリグモ

カテゴリー:多足

The jumping spider which gets food from people.
気がつくと.ゴキブリ飼育ケースの周りを数時間うろついていたハエトリグモ.
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よほど腹が減っているのだろうと,ピンセットでゴキブリの若齢幼虫を与えてみた.
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見事にピンセットから餌を取り,物陰に消えていった.
以前飼育棟にアオダイショウが登ってきた時,マウスをピンセットで与えたら数匹食べて帰って行った事を思い出した.
可愛いものですね.

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2014 .9.4

ヤエヤマサソリ産仔

カテゴリー:多足

Liocheles australasiae laid eggs.
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産卵ラッシュ.
餌昆虫を多めに入れておいても,共食いにより成虫まで残るのは数匹.
野外では,もっと密度が薄くなるように分散するだろうから狭い容器では無理なのかもしれない.
本種はマダラサソリと違い,単為生殖するので,1匹でも残れば累代は出来る.
その分,累代飼育は楽である.

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2014 .9.1

マダラサソリ産仔

カテゴリー:多足

Isometrus maculatus laid eggs.
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サソリの産仔はムカデに比べ,孵化した仔が背に張り付いているので危機感が無い.
それにしても,どうやって,いつ背中に張り付くのだろうか.
その瞬間を見たいと思うのだが,発見はいつもこの状態.

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2014 .7.29

トビズムカデの産卵・・・・・

カテゴリー:多足

Laying eggs of Scolopendra subspinipes mutilans
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昨日,産んでいるとは思わず,いつもの手荒さでケースを引っ張り出したら・・・.
で,今日,いなくなっていた.
本当に・・.

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2014 .6.6

トビズムカデ

カテゴリー:多足

Scolopendra subspinipes mutilans delivered from Nagoya
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歩肢が赤いタイプ.
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大きさも12cmを超え,本種では大型の方ではないだろうか.
噂では,20cmを超えると聞くが,是非目標としたいところだ.
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輸送で渇いた咽に染み渡る一杯?
この調子なら,旅疲れも無さそうである.

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2014 .1.31

広野のクモ

カテゴリー:多足

The spider found in Hirono.
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真冬なのに,昨日死んだような状態のオニグモ.
寒さのため,そのままの状態で保存されていたのだろう.
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広野の町.
遠くに海が見える.

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2013 .12.16

タイ産ムカデ死亡

カテゴリー:多足

Death of the centipede from Thailand.
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ハンドリング?
やはり私はS田さんの域に達するには,77年ほどかかりそうだ.
実はショックである.
順調に成長していると思ったのだが,動かなくなっていた.
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20cmをやっと超えたばかりであったが.
ショック.
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原因としては,「高カロリー食の与えすぎは注意」する記事を見た記憶があるが.
やはり,そこらへんだろうか.
次回は,昆虫だけでリベンジしたいと思う.

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2013 .10.15

アカヤスデの一種

カテゴリー:多足

Nedyopus sp.
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先週の夜.
飼育棟の,4階まで登って来ていた.
ヤマトアカヤスデかと思ったが,ネットで調べるといくつか種があることが分かった.
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この時期に,1匹で,こんな乾燥した場所に.
なぜ来たのだろう.
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一時間後に再度来て見たが,もう何所にも見当たらなかった.

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2013 .10.9

日本産ゴキブリ類にハエトリ

カテゴリー:多足

It is a jumping spider on a 「Blattaria of japan」
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違和感のない組み合わせ.
それにしても,多い気がする.

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2013 .9.14

アダンソンハエトリ何食べてるの?

カテゴリー:多足

What is Hasarius adansoni eating?
飼育棟階段に,最近ハエトリが多く見られる.
普段,餌になるような物をあまり見かけた記憶がない.
しかし,クモが増えるには餌が必ずある.
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撮った写真は,たまたま餌を食べている時だった..
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何かくわえていると思ったが,写真を拡大して分かった.
タバコシバンムシ.
で,もう少し調べたら,階段に保管したZFからタバコシバンムシが発生していた.
納得.

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2013 .9.12

ムカデの床と脱走防止

カテゴリー:多足

The breeding floor of a centipede, and the prevention from desertion.
過去に,無数のオオムカデ類を飼育してきたが,以下のセットが今の所一番良いように思える.
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床:ミズゴケたっぷり.
給水器:陶器の水入れ.
ケース:コバシャ.
添加剤:トビムシ.
餌:ピンク,イエコ.(ゴキブリ類は反応弱し.これはオーナメンタルPoecilotheria regalisも同様).
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コバシャでも,天窓はステンメッシュの網を入れないと,この容易登って逃走しようとする.
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入れておいて良かったステンメッシュ.

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2013 .8.30

オオムカデ ネズミ

カテゴリー:多足

早いもので,9月になります.
今日はしこたま暑かったが,これもまた懐かしく思える日がすぐそこに.
クロゴキの路上プチも多くなる頃だと思う.
Giantcentipede Rat
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タイ産のオオムカデ.
A.H.さんより入手したが,でかくなりました.
ムカデの飼育法は,土を入れたり,いろいろしましたが,ミズゴケの,コバシャが今の所調子良い.
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餌もこのぐらい大きくなると,ピンクは完食する勢いがある.
こうなると,S田さんのように腕に這わせたくなるが,どうしても踏みきれない.

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2013 .8.21

マダラサソリ ペア

カテゴリー:多足

The pair of Isometrus maculatus
産仔後の親から離し飼育と,餌をSymploce pallens幼虫に変えてから,爆発的に増え始めました.
ポイントは,サソリのサイズにあった餌の選択と,多すぎるほどの給餌のようです.
餌さえ可分に与えていれば,親子の共食いも多くは発生しないようです.
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親ペア.
まだまだ元気.
左♂,右♀.

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2013 .7.30

マダラサソリの繁殖について

カテゴリー:多足

About breeding of Isometrus maculatus
最後のペアに願いを託した結果,2度無事に出産した.
後は,幼体の管理だが,どうも上手く行かない理由に,親との同居を指摘され,今回は別居させた.
その結果,飼育ケースは増えたが,個体数は一気に2桁キープできている.
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そんな中の脱皮.
最初は,共食いにあったと思ったが,綺麗に抜けて殻だけ残っていた.
肉食系の幼体管理は,面倒だが単独飼育が今の所無難のようだ.

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2013 .7.12

父島産ムカデのハンティング

カテゴリー:多足

The centipede collected by Chichijima Island.
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いつ見てもムカデの餌捕りは見入ってしまう.
まだ10cmを少し超えたばかりだが,迫力は十分.
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そういえば先日,会社の仮眠室に泊まっていたら,体(腹あたり)にするする滑る動く物の感触に目が覚めた.
最初は気のせいかと思ったが,やはり何かいる.
服を脱いでびっくり.アオズムカデだあった.
良く咬まれなかったと思ったが,採集して様子を見ていたら,ぐったりしている.
水や餌を与えたが,2日後に★になった.
侵入原因は特定できなかったが,渇きに耐えれなかったのだろう.
良く,寝ている時にムカデに咬まれる話を聞くが,その感触はなんとなく経験できた気がする.

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2013 .6.28

マダラサソリ産仔

カテゴリー:多足

Offspring of Isometrus europaeus.
前回生んでから約2ヶ月.
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雌の腹が大きくなっていたのでもしやと思っていたが,産みました.
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数えると16匹ほど確認できる.
ヤエヤマサソリは,仔と親を同一ケージで飼育しても,壊滅的な仔喰いはしないが,マダラサソリは大概残さず食べる.
前回生んだ仔達は移してあり,いまのところ少し欠けたが元気で成長している.

詳細はこちら

2013 .6.11

ムカデ脱皮

カテゴリー:多足

Centipede molting.
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大型のムカデは,飼育していると,小さくなっていく気がしてしょうがない.
が,こうして脱皮をしてくれると,心なしか成長を感じ取れる.

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2013 .5.1

マダラサソリの食事

カテゴリー:多足

The eating behavior of Isometrus maculatus
早いもので5月になりました.
ゴキブリ,害虫シーズン到来です.
皆さん,頑張って害虫採集しましょう.
さて,サソリです.
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一般的に餌はコオロギ幼虫のようだが,管理が大変なので,増えているゴキブリ1齢幼虫を与えている.
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食事風景.
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毒針刺しシーン.
幼生でもしっかり針を使っている.
今まで,親子同棲させていたが,全く殖えないので,今回より親子別飼育とする.

詳細はこちら

2013 .4.23

マダラサソリ 2012年7月31日の続き.

カテゴリー:多足

Breeding record on and after July 31, 2012 of Isometrus europaeus.
このとき生まれた1匹が今回の母となった.
雄はこの仔の親となる.
人間間だと大問題になりそうだが,サソリの世界では許されるだろう.
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手前が雄.
奥が雌.
幼体を沢山抱えている.
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雌拡大.
今回は沢山生んでます.
この記録から辿ると,生まれてから8ヵ月後に産仔した事になる.
雄の成熟に6ヶ月と仮定すると,今いるこの雄は14ヶ月生きている事になる.
管理が悪いせいか,長生きするイメージが無かったが,こうして記録すると,意外と見えないものが見えてくる.

詳細はこちら

2012 .11.19

ヤスデムカデ

カテゴリー:多足

The centipede which did the figure of the millipede,Yasudemukade.
土日で開催された「昆虫大学」に行ってきました.
AntRoomさんで見かけた噂のムカデ.
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こりゃ凄い.
胴部はヤスデ,歩肢はヤスデ色したムカデ.
しかし,頭部には立派な顎肢があり,触角もムカデですが,やはりヤスデにしか見えない.
動きは間違いなくヤスデ.
雌のような感じであったが,不明とのこと.
ちなみに写真の手はS田さん.
この大きさでハンドリング可能なムカデ(まあ,島田さんは何でもOKそうだが)とは.
土壌生物は,まだまだ知らない生物が沢山いますね.
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Archiblatta hoevenii
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Pseudophoraspis sp.
これらは今回お持ち帰りしたゴキたち.
沢山サービスしていただき有難うございました.
また,様々な人たちとお会い出来,早めに帰る予定でしたが,思わぬ長居をしてしまいました.
私のような変人と話をして頂き,皆さん有難うございました.

詳細はこちら

2012 .9.7

小笠原のオオムカデ

カテゴリー:多足

The centipede which inhabits Ogawawara Islands.
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以前採集したムカデ.
現在12cm.
なかなか大きくならないですね.
給餌のタイミングや間隔もよく分からない.
突如として死亡する個体もあり,やはり昆虫でじっくり大きくするのが良いのかもしれない.
ムカデの愛好者はゴキブリより結構多いようで,海外でも大型の種などは人気があるようです.
しかし,ゴキブリ同様放し飼いは出来ないペットですね.

詳細はこちら

2012 .7.31

マダラサソリ産卵失敗

カテゴリー:多足

Laying eggs failure of the Isometrus europaeus.
そろそろ産むと心待ちにしていた.
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産んでいる.
しかし,卵?をくわえている.
1個体幼体がいるので,全く無性卵だったわけでは無さそうだが.
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今日の状態.
やはり1匹だけ生存.
限りなく失敗に近い結果となった.
もう一回いけるか,乞うご期待.

詳細はこちら

2012 .7.27

森の分解者

カテゴリー:多足

The decomposition person in forest.
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ミドリバナヤスデ.
埼玉県産.
いつも変な生き物を捕ってくれる I井氏より.
性別は♀.
産卵してくれると良いのだが,この手の大型種はまだ成功した事がない.
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腐葉土朽木混合マットに入れると,食いながら糞をしている.
このように木屑が泥のような土に変化しているのを見ると,嫌われるのは筋違いだと思うが,やはり外見も重要なのだろう.
私などは,脚が多いほどしびれてしまうのだが.

詳細はこちら

2012 .7.20

ムカデの魅力

カテゴリー:多足

Charm of the centipede.
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龍を見た事がある訳ではないが,ムカデの捕食シーンはそれを連想させる.
噛まれたら痛いが,それを上回る魅力がある.

詳細はこちら

2012 .3.6

ワラジムシ類の床換え

カテゴリー:多足

Cleaning of the breeding case of sow bugs.
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亜熱帯に生息する丸くなるワラジムシケース.
タッパー蓋の上部に穴を開け,メッシュの金網を貼り付け,さらに紙製のシートを貼ってある.
小型種を入れて置くには,場所も取らず,乾燥も防げて便利.
国内のヤスデ類なら,これで累代できる.
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朽ち果てたマット.
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小さな幼体.
これを適当に拾い,新しいマットを入れたタッパーに移す.
残った土はレンジで「チン」して処分.
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最後にモクマオウの腐葉土をふりかける.
この状態が,2枚目の写真のようになる.
杉の落葉などを与えた事があるが,食べたのを見た記憶が無い.
モクマオウは,無くなる事から,少しは食べていると思われる.

詳細はこちら

2012 .3.5

ワラジムシ類の床換え

カテゴリー:多足

Cleaning of the breeding case of sow bugs.
hjsdgfyase.jpg
亜熱帯に生息する丸くなるワラジムシケース.
タッパー蓋の上部に穴を開け,メッシュの金網を貼り付け,さらに紙製のシートを貼ってある.
小型種を入れて置くには,場所も取らず,乾燥も防げて便利.
国内のヤスデ類なら,これで累代できる.
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朽ち果てたマット.
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小さな幼体.
これを適当に拾い,新しいマットを入れたタッパーに移す.
hjsdgfyase-3.jpg
最後にモクマオウの腐葉土をふりかける.
この状態が,2枚目の写真のようになる.
杉の落葉などを与えた事があるが,食べたのを見た記憶が無い.
モクマオウは,無くなる事から,少しは食べていると思われる.

詳細はこちら

2012 .2.14

カギムシ拡大

カテゴリー:多足

The enlargement of the Peripatoides novaezelandiae
低温(15℃~20℃)で飼育していると,死亡個体の発見が遅れても,良い状態で残っている.
生きていると写真が撮れないが,死亡すると高温になろうが遠慮せずに写真が撮れる.
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頭部.
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背面.
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口器.
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肛門.
爪.
魅力多き生き物である.

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2012 .2.13

カギムシ全滅

カテゴリー:多足

Peripatoides novaezelandiae total destruction.
最後の1匹が白く溶けていた.
原因は?
寿命.
寒すぎ.
約1ヵ月の飼育は,極力温度を上げずに飼育する事に努めた.
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結果はこれ.
見難いが,下のピンクが気温.
20度を越えるときは,餌や水を与えた時だけ.
最低気温は15℃を切り,平均は出していないが,17.5℃前後と思われる.
やはり寒すぎた気がしてならない.
餌のコオロギがもたない.
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次回機会があれば,20℃で試したい.
このぐらいなら,餌も死なないと思う.

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2012 .2.2

カギムシの卵?

カテゴリー:多足

Egg of the Peripatoides novaezelandiae??
.
1匹雌らしき太目の個体が死亡していた.
残念であるが1ヵ月以上生きていたので今回行なった方法は,大きな間違いはなかったのではと思う.
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その側に落ちていた謎の卵型ゼラチン様物質.
ひいき目で見れば卵.
しかしこれはまもなく物体と化していた.
と言う訳で,謎の生物探求はまだまだ続きます.

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2012 .1.12

カギムシ

カテゴリー:多足

Peripatoides novaezelandiae
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有爪動物門に含まれる生物.
以前入手した時は,「あっ」と言う間に全滅.
今回は気合を入れ,寒い場所に置いてある.
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15℃~19℃.
ゴキブリを専門に扱っていると,どうしても「生き物は暖かいほうが元気」な環境においてしまうが,これに関しては心を鬼にして,寒い場所においている.
生息地の気候を調べると,20℃を越える季節もあるようですが,経験者の皆さんが云うように寒い環境の方が適しているのでしょう.
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15℃でも生き生きと動き回っている.
フラッシュを使いうと,紫色に発色し綺麗.
コウガイビルよりは好かれそうな生き物である.
ちなみに例のコウガイビルは餌のミミズが合わなかったのか,突如溶けてしまいました.

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2011 .12.7

ヤエヤママルヤスデ

カテゴリー:多足

Spirobolus sp.(Japanese millipede)
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一般的には害虫類に分類されるようです.
しかし,好きな人にすれば可愛いペット.
本州にいるヤスデに比べると体長10cmと大きく,色も赤と黒のカラフルな外見.
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調べてはじめて知ったのだが,いまだに記載待ちらしい.
マダガスカルにも赤を基調とした中型種がいるが,飼育は難しかった.
国内種でこの大きさは貴重である.
増えれば楽しいのだが.

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2011 .12.6

マダラサソリ“”

カテゴリー:多足

Isometrus maculatus.
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パッと増えてグッと減る.
まじめに向き合わないと難しい種ですね.
(いつも不真面目という意味ではありません,しかし,ヤエヤマサソリに比べ難しい気がします).

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2011 .11.10

ヤンバルオオムカデ給水

カテゴリー:多足

I gave a yanbarucentipede water.
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うっかりしていたら水が全く入っていなかった.
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餌も咽が渇いていたのだろう.
喰われる事を忘れ,飲んでいる.
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喰う事も忘れひたすら飲む.
やばかった.

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2011 .9.22

日本のサソリ 2種

カテゴリー:多足

日本に生息するサソリは2種が記録されているが,両種とも小形で,毒は弱いとされている.
また,人に対しての攻撃性も弱く,無理につかむ事をしなければ積極的に刺して来る事は少ないようである.
この両種,大きな違いはヤエヤマサソリは単為生殖により増えること.
一方,マダラサソリは雌雄そろわないと繁殖不可能.
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それが影響してか,同じように管理していてもヤエヤマサソリは増えていくが,マダラサソリは,現在1ペア.
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♂.
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♀.
硫黄島でも沢山は見かけなかったので,是非,両種が生息している西表あたりで状況を観察してみたい.

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2011 .4.5

オオムカデ床換え

カテゴリー:多足

石垣で捕れたオオムカデであるが,「タイワンオオムカデ」といわれる体節にバンドが入る物とも違い,一回り大きくなるようで,体の幅や厚みも本州のトビズムカデとは明らかに違う.
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結構チープな仕様であるが,透明なシェルターは中が見えてそれなりに便利であった.
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シェルターを取るとこんな感じ.
餌にしたゴキブリのカスが堆積し,それを食べると思われるダニが発生している.
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昨年,産卵だけして食べてしまったので,今年は孵化を目指し,安心シェルターにした.

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2011 .3.4

ヤエヤマサソリ 多頭飼育

カテゴリー:多足

餌さえ十分に与えておけば,ゴキブリに近い感じで複数狭いケースで飼育できる.
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親と同居の仔.
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仔だらけ.
日本国内に棲息するマダラサソリと飼育感を比較すると,ヤエヤマサソリはグリーンバナナ,マダラサソリはマダラゴキブリ類の感じ.
違いがわかります?

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2010 .11.10

机周りのハエトリグモ

カテゴリー:多足

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少し前から気になっていた.
足元や,アノール実験室内でよく見かけていた.
特別嫌いでもないし,クロゴキ初齢や,ノミバエ類の駆除でもしてもらえればと,放置していたが,最近は机の上まで進出してきたようだ.
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まあ,にぎやかで良い.
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写真から同定しようと思っていたが,きれいに写っていなかったので種は不明.
アダンソンハエトリは良く見るので,♀かも知れないが,また捕まえたらちゃんと同定しましょう.

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2010 .9.15

ムカデ 親子

カテゴリー:多足

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何匹いるのでしょう.
今まで孵化した事はあったが,いつの間にか消滅している事が多かった.
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青い龍のように見える.
現在はショウジョウバエを良く食べている.

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2010 .9.1

ムカデの仔

カテゴリー:多足

7月末に産卵したムカデの卵が孵化していた.
これはタイワンオオムカデと呼ばれる種.
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シェルターをどけたらぞろぞろ出てきた.
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水をかけるとクモの仔を散らすように走り出す.
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餌も入れたのだがそれどころではないようで,懸命に水を飲んでいる.
抱卵していると思い水も与えていなかったので,危うく全滅させるところだったようだ.
綺麗な体色である.

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2010 .7.28

オオムカデ産卵ラッシュ

カテゴリー:多足

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石垣産のムカデ産卵.
透明シェルターでも産んでくれた.
2月に採集されて脱皮もしていないので,有精卵であることを期待したい.
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もう一種,小笠原産タイワンオオムカデが,マットを舞い上げ潜っていると思ったら,産卵していた.

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2010 .7.9

タマヤスデ繁殖

カテゴリー:多足

12月に小さな子供だったものが,少しだけ大きくなっている.
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真中が親サイズ.
その周りが幼体.
ちゃんと生きていた.
それにしても,ワラジムシのようにワラワラ状態には増えないようだ.
飼育はタッパーに入れてこんな状態.
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乾燥せず,長期放置してもマットは乾かない.
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中の状態.
海外の大型タマヤスデも,こんな感じで上手く行けばよいのだが.
中々難しい.

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2010 .6.30

オオムカデ 床換え

カテゴリー:多足

石垣産のオオムカデ.
ヤンバルオオムカデといわれる種ではないかと思うが確かにでかい.
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タッパーに穴を開け,逃走防止に金網を貼り付けた容器で飼育していたが,狭くなってきたので引越し.
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こちらに移動させようと思う.
容器は小プラケ.
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蓋の内側には金網をはめる.
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移動中.
右手でムカデ.
左手でシャッターを押したのでぶれている.
にしても恐ろしかった.
この大きさになると,長ピンセットもぐいぐい登ってくる.
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大暴れの末何とか収まったが,金網に張り付き下りてこない.
測ると20㎝ほどあるようだ.

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2010 .5.14

マダラサソリ 共食い

カテゴリー:多足

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見慣れない大きなコオロギを食べていると思ったが,よくよく見ると自分の仔だった.
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いつも仔が生まれては,適正な数になるので,予想はしていたが,
実際見るとやはりショックである.

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2010 .4.23

ヤエヤマサソリ春

カテゴリー:多足

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18匹の子供が生まれていた.
上手に張り付いている.
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もう1親産んでいた(←先端白い所).
この時期は出産の時期でしょうか.

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2010 .4.6

タマヤスデ幼体

カテゴリー:多足

今年の冬に越冬中を採集したタマヤスデ.
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子供が生まれていた.
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2匹が確認できた.
加温すれば冬でも産卵するようだ.
ダンゴムシのように増えたら近所の子供に配り,ヤスデも捨てたものじゃないことを教えるのだが.

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2010 .3.19

マダラサソリ 12日後

カテゴリー:多足

12日後.
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仔が離れていた.
母親をいれて3匹アダルトが入っているが,共食いはまだおきていないようだ.
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2010 .3.15

マダラサソリ 6日後

カテゴリー:多足

産仔6日後.
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親の下方に白い物が落ちているが,脱皮殻である.
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2010 .3.9

マダラサソリ産仔3日目

カテゴリー:多足

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少し大きく,色もはっきりとしてきた.
3日前は前個体前を向いていたが,そろそろ動き始めているのか,ばらけてきた.
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2010 .3.5

マダラサソリ産仔

カテゴリー:多足

最近,土産物に加工される為数が減ってきていると聞いた事がある.
まあ,普通の人はサソリなんぞ減るどころか,いなくなった方が良いと思うかもしれない.
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そんな訳で,こちらは殖えています.
小さいので,ゴキブリのように多頭飼育でき,スペース的にも助かっている.
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皆同じ方向を向き,綺麗なものである.

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2010 .1.12

龍ヶ崎のタマヤスデ

カテゴリー:多足

昨日,今日と会議の為,龍ヶ崎の研修センターに行っていた.
夜飲んでいると,虫好きの倉田君が近くで採ったとタマヤスデを持ってきた.
こんな所にいるとは思っていなかったので,早速いたという場所に案内してもらう.
昨晩は非常に冷え込んでいたと思うが,酒を飲んでいる為か寒くない.
あたりは真っ暗であるが何とか採集場所にたどり着いた.
がやはり直径数ミリの大きさの生き物を見つけるのは老眼の私はキツイ.
仕方ないので材ごと採取し,持って帰って電灯の下で探すことにした.
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持ってきた材.
矢印の所に1匹いるが判るだろうか.
こんな寒そうなところで越冬しているとは思わなかった.
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拡大.
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会社に持って帰り,2008年夏に千葉で採集した個体と比較してみたが,大きさが違うので良く分からない.
恐らく,同種であろう.
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皆仲良く繁殖してください.
1匹はダンゴ虫が混ざっています.

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2009 .8.19

マダラサソリ脱皮殻

カテゴリー:多足

国内のサソリは小さいため場所をとらなくて良いのだが,
自然木のシェルターを使っていると,
今回のように子供を産んだ後など,何匹生き残っているか確認しにくい.
ヤエヤマサソリがいい例で,何匹いるか見当も付かない.
餌やりついでにシェルターをどけてみると,脱皮殻が落ちている.
どうやら一斉に脱皮したようだ.
最近の餌は ショウジョウバエが中心なので,脱皮殻が残っているのだろう.
(コオロギだと食べられてしまう可能性アリ)
これを数えれば何匹いるかわかる.
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16個ある.
意外と残っているので安心した.
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本当に小さいので,餌を食べているのか確認できていないが,
このサイズまで生き残って,この数がいれば共食いもしていないのだろう.
多頭飼育してこの結果であれば,まずまず飼育しやすいサソリという事になる.
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拡大.
小さくてもキョクトウ.
特徴が現れているように見える(サソリは詳しくないので違ったらごめんなさい).

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2009 .7.6

マダラサソリ

カテゴリー:多足

サソリ目
キョクトウサソリ科
マダラサソリ Isometrus europaeus
日本に生息するサソリはヤエヤマサソリと本種 マダラサソリの2種.
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体長45㎜内外.
体,蝕肢,歩脚とも細長く,ヤエヤマサソリより体長は大きいが,華奢に見える.
日本では八重山諸島,小笠原 父島 母島 硫黄島に分布しているが,
父島・母島は,一説ではオオヒキガエルなどの外来種の捕食圧の影響で,
ここ何年も目撃されたという話も聞かない.
私も,行く度に探すが見たことも,聞いたことも無い.
しかし,硫黄島には普通にいるようで,木の割れ目などで見かけるらしい.
キョクトウサソリ科は強毒の種が多く,
国外種のキョクトウサソリ科は全て特定外来生物に指定され,
一部特例を除き飼育等は出来ない.
そんな中,唯一国産種ということで飼育できるキョクトウサソリ科である.
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それが子供を産んだ.
見えにくいが,親の上に無数に仔サソリが乗っている.
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1匹はぐれ仔サソリがいた.
もう親離れしたようだ.

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2009 .6.30

タイワンオオムカデ

カテゴリー:多足

琉球諸島に生息するオオムカデ.
Scolopendra morsirans ではないかと思う.
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この個体も結構大きくなった.
以前咬まれた個体は10cm程度の大きさであったが,かなり痛かった.
このぐらいの個体に咬まれたら,注入される毒量からいっても,
ただでは済みそうに無い.
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体長は20cm弱.
しかし,この個体は残念ながら命尽きてしまった.
ピンクマウスを与えすぎたかもしれない.
そんなわけで,手に乗っています.

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2009 .6.15

小笠原より その他の生き物

カテゴリー:多足

ヒメチャバネゴキブリを探しているとアシダカグモが沢山出てきた.
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♀.
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♂.
♂は模様がハッキリと出て綺麗である.
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オガサワラヤモリ.
バス停の番をしていた.
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こちらはホオグロヤモリ.
「ケッケッケッケ」と良く鳴く.
まさにカベチョロである.

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2009 .4.7

ヤエヤマサソリの子別れ

カテゴリー:多足

ヤエヤマサソリの親の背中から幼体が巣立っていた.
親の背中には1回目の脱皮殻が寂しく残っている.
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脱皮間もないと思われる子供.
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少し離れた場所にいた幼体.
一つ目の怪物にも見える.
他の子はどこだろうと思った矢先,親が移動したその場所に子供がいた.
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守っていたのだろう.
はたして,この子達の内,何匹が大きくなるであろう.

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2009 .3.31

ヤエヤマサソリ出産

カテゴリー:多足

しばらく出産を確認できていなかったが,
久しぶりに子供を乗せている姿を見る事が出来た.
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この状態が突然目に飛び込んでくると,
いつも想像するのが芋虫からコマユバチの繭が出てきた状態.
似ていると思うのは私だけであろうか.
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拡大.
19匹の子供が確認できた.
がんばれお母さん.

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2009 .1.13

トビズムカデ色彩変異

カテゴリー:多足

昨年,実験用に採集したトビズムカデ.
本種は様々な色彩の個体がいるといわれる.
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こちらは一般的に良く見る色.
胴部が濃緑色で歩肢が黄色くなるタイプ.
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こちらは,胴部が黒色に近く,歩肢が赤色になるタイプ.
共に10cmほどの大きさ.
昨年,ムカデの標本が全滅したので,この個体はMAXまで大きくし,
いずれは標本に出来ればと考えている.
トビズムカデの寿命に関しては大体7~8年程度と言う情報が多く,
大きさも20㎝近くになるような事も言われている.
飼育していて死亡した際,寿命なのか,何かトラブルなのか?
原因がわからず,その時のサイズがMAXなのか確認のしようがない.
寿命の長い生き物で,集団飼育が出来ない種は,寿命を調べるのも大変である.

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2009 .1.9

オオムカデ脱皮

カテゴリー:多足

昨年の夏に採集してきたオオムカデが脱皮した.
前回,脱皮に失敗して★にさせた苦い経験があったので,
今回はほとんど写真も撮らず,巣状の中に放置していた.
たまたま,中を見ると脱皮開始直後であったので,記録しすぐ伏せた.
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脱皮開始直後,頭部がしもやけで腫れたようになっている.
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約12時間後.
無事終了.
咬まれると非常に痛いオオムカデではあるが,
このようなシーンに直面すると,皆 必死に生きている事を実感する.

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2008 .12.18

青い百足

カテゴリー:多足

ノコバゼムカデ Otostigmus scaber
石垣島に遊びに行った友人から,1年ほど前に頂いた小さなムカデ.
体長7~8cmほどになった.
最初はメナシムカデを細くか弱くした感じであったが,
少し咬まれたら痛そうなサイズになった.
潜っている事が多く,全体を外に出していることは少ない.
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仕事上,トビズムカデやアオズムカデは良く見るが,
本種は飛びぬけて青味が変わっている.

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2008 .9.2

タマヤスデ交尾??

カテゴリー:多足

先週,千葉県 房総方面にハエ類の調査に行ってきた.
生息環境の調査をしている最中タマヤスデを発見.
屋外に放置された家具の下に,ダンゴ虫多数に混ざり3匹見つけた.
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前から捕まえたいと思っていたが,意外なところに生息していて少し驚いた.
よく見ると模様の違う2匹がくっついている.
通常の細長い形態のヤスデは頭部に近い第7節辺りに生殖肢があり,
抱き合うように交尾を行うが,本種はどうなのであろう.
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ちなみにこれはキシャヤスデの生殖肢.
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2008 .6.25

ヤエヤマサソリ2度目の産仔

カテゴリー:多足

ヤエヤマサソリが子供を産んでいた.
11月に生んだ親の2度目の出産である.
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拡大すると.
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前回産んでから約半年.
産まれた仔の数は写真から20匹まで数える事は出来た.
このペースで行くと,やはり12月頃3度目の出産がありそうである.
サソリとはいえ本種の人を刺す能力は殆ど無いと思われ,
素手で扱っても刺そうとしない.
単為生殖で増えるというのは,大変飼育が楽である.

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2008 .5.28

欲張りオオムカデ

カテゴリー:多足

過去にこのブログで紹介していたオオムカデは,
残念な事にあの産卵の後,死亡してしまいました.
その後,前回の小笠原渡島の際,新しい個体を捕まえてまいりました.
大変勢いがあり,コオロギを4,5匹与えるとあっという間に殆ど捕捉してしまう.
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大した器用さである.
歩肢が牢屋の鉄格子のようである.
害虫といわれる様々な生き物を飼育してきたが,
ムカデの餌に対する取り組み方は,見ていて飽きない.
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これだけ食べっぷりの良い生き物は余りいない.
皆に嫌われるムカデであるが,これだけ昆虫類を食べてくれれば,
都心に生活する虫の嫌いな人にとっては,神様的な生き物に思うのだが.

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2008 .5.16

小笠原の生き物 カニムシ

カテゴリー:多足

ビロウの枯れ葉を探すとたまに見つかる.
小笠原には10種のカニムシが報告されており,
特に本種のように大型になるテナガカニムシがいると聞きます.
これがそうかは??としておきますが,5㎜内外で存在感があります.
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父島にて.

詳細はこちら

2008 .1.31

オオムカデ産卵

カテゴリー:多足

ついに産卵した.
卵食を防ぐためシェルターを瞬間的に持ち上げて撮影したため,
ピンぼけであるが黄金色の卵が確認出来る.
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前回の産卵の時もそうであったが,オオムカデは産卵前になると丸い巣の様な産室をつくり産卵をするようだ.
前回産卵してから約3ヶ月,加温した状態で飼育すると年4回産卵する計算となり,
小笠原のような気候であれば,一年中繁殖が可能と思われる.
産卵数がトビズムカデと同程度とすると50×4=200匹.
かなりの増え方をする.
はたして今回は無事孵化するか.
それともこの写真撮影の刺激でまた食べてしまったか?
約1ヶ月弱で孵化する様なので,次のレポートは約1ヶ月後.
しばらくはじっと我慢で放置する事にする.

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2008 .1.30

オオムカデ産室

カテゴリー:多足

オオムカデが水を飲んでいた.私が雄と勝手に思いこんでいる小さい方である.
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霧吹きしたときに水滴を舐めているのは確認したが,水飲み場で飲んでいるのは初めて見た.長時間同じ姿勢で動かないので,弱っているのかと思ったが,元気に噛みつこうとしてきた.
雌と思いこんでいる方もまた巣穴状態が丸くなってきた.
産室では無いかと期待する.
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2匹とも本当に喧嘩もせず,仲が良い.
産卵してくれると良いのだが.

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2008 .1.25

ヤエヤマサソリ近況

カテゴリー:多足

昨年の11月中旬に産まれた仔サソリ達がだいぶ大きくなった.
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産まれた数は数えていないが,結構元気に成長している.
狭い範囲に複数陣取っており,仲良くやっているようだ.
もともと共食いは余りしないようで,複数飼育も可能と良く聞く.
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コオロギを食べている最中.
この他にキイロショウジョウバエの成虫を結構多め(3日に30匹ほど)入れるのだが,
いつの間にかいなくなるので食べているのだと思う.
コオロギを入れたときは,シェルターから素早く出てきて瞬時に捕まえていた.

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2007 .12.14

ムカデに付くダニ対策

カテゴリー:多足

ムカデの胴節と胴節の間に付くダニは,以前も困った事としてご紹介した.
そこで,くん炭,正露丸の臭いのする商品,ヒノキの臭いのするマットを試した.
一番良かったのは,下の商品.
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まだ入れてあまり時間が経過していないが,
これはダニが増えない様な気がする.
餌の食べ残しにダニがよらない.
など,意外と良い感じがする.
個体差,ダニの種類の違いにより差があると思うので,
参考までに.
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飼育にあたっては,絶対逃がさない工夫として,ケージと蓋との間に
ステンメッシュの網を入れている.
この様な一般の人が嫌う,しかも危害を加える可能性のある生き物の飼育は,
絶対に逃げない,逃がさないを守って飼育しなければ行けない.
ゴキブリも同様である.

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2007 .12.13

オオムカデ産卵 その後

カテゴリー:多足

1週間ほど前にムカデが産卵した事をお伝えしたが,予想通り卵が食べられてしまった.
残念である.
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ムカデの「卵食」は抱卵している親を刺激したりすると発生すると読んだ事があり,
それが原因か,予想通り無精卵であったのか,
ナゾのまま終わってしまった.
しかし,雄と思われる小型の個体(左)とも,今のところ仲良くやっており,
今後を期待して,様子を見る事にする.

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2007 .12.6

オオムカデ産卵

カテゴリー:多足

以前,薬剤試験のために小笠原諸島で採集してきたオオムカデ(小笠原では30㎝にもなると聞いた)を単独飼育から広い容器に移した.
その際なんとなく♂♀と思われる個体をペアとし少し広い容器に移した.
すると翌日よりシェルター下に巣のような空間を作りはじめた.
写真右上で腹を見せているのがたぶん♂.
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それから約2週間後産卵をした.
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はたして交尾から2週間で産卵するのか?
それとも無精卵か?
何個産卵したのか?
産まれてくれると良いのだが.
ちなみに現在の体長は伸びて15㎝程度であるが,体節は幅があり,厚みもある.

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2007 .11.21

ヤエヤマサソリ産仔

カテゴリー:多足

ヤエヤマサソリLiocheles australasiae
日本に生息するサソリであるが,体長2~3㎝程度の小さなサソリである.
本種の分布は宮古島,八重山諸島.
残念ながら本州には生息していない.
単為生殖をし,卵胎生で仔サソリを産む.
毒はあるがその毒針は人の皮膚を通す事は難しいようで,刺された事はない.
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ここ数日,卵胎生の生きものが沢山出産した.
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南の島の小型節足動物は涼しくなり始めの今時産むのでしょうか.
それとも年中産んでいるんですかね.

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2007 .8.16

脱皮殻を食べる 2

カテゴリー:多足

共食いをして,さらに脱皮殻を食べる節足動物は他に何がいるのだろう.
私が飼育している中ではムカデぐらいか.
カマキリは脱皮殻を食べるのであろうか?真面目に飼育した事がないが余り見た事がないような気がする.爬虫類の餌にしているコオロギは共食いはするが,脱皮殻を食べるか?これも余り見た事がない.
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そこでムカデの脱皮.こうゆう瞬間を見るとどんな生き物でも,命がけで生きているとつくづく思う.

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2007 .8.9

なぜムカデがでるのか?

カテゴリー:多足

普段の餌はコオロギの終齢をあげているが,たまにメニューを変えてゴキブリを与えている.今回はクロゴキブリ中齢幼虫を与えた.いつも与えるコオロギの2倍はある.
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ムカデやゲジは肉食性である.特にムカデは大きな顎で噛みつく為問題になっているが,家の中のクロゴキブリを食べているのです.いわば益虫の面も持っている.全国農村教育協会発行の『野外の毒虫と不快な虫』には床下に多く生息しているカマドウマを食べているアオズムカデの写真がある.
ムカデが室内に侵入してくる箇所は,殆どが床下から来ると考えられる.マンションの場合は床下と繋がっている箇所は殆ど無い為,その箇所を見つけられれば,侵入対策出来ると思う.しかし,一戸建ての場合は外部と繋がっている箇所は無数にある為,侵入箇所を塞ぐのは不可能である.従って駆除は非常に困難な事が考えられる.
床下や室内の餌になる昆虫を減らす.建物外周の整理整頓を行い,潜み場所を無くす.等を実行しながら出るものはその都度対処した方がよい.
長目のピンセットを用意しておき,つまんで適正に処理する.
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一番下が普通のピンセット(ダニうかし兼用)
上の2本が野外採取や,日常ムカデを扱うピンセット.
竹製や木製の方がムカデの体には傷が付きにくそうだが,そんなものを使うとムカデの歩肢が滑らない為,ピンセットから外す事が出来ず,ピンセットを登ってきて噛まれる.ムカデには使わない方がよい.

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2007 .8.8

オオムカデに付くダニ

カテゴリー:多足

私を噛んだムカデである.父島産.
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野外から採集してきたばかりの個体は,特にダニが目立つ事はないのだが,飼育していると体表にダニが目立って付着する.これを取るのに巷で噂されているアイテムや,甲虫用のダニ取り剤を各種使ったが駄目であった.従って現在ピンセットでつついてダニをうかせ,すかさず粘着綿棒ですくい取るのだが唯一の方法となっている.
なぜこんなにも吸着力が強いのか?
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拡大してみると腹面に吸盤らしきものが確認できた.食いついて取れ難いのではなく,コバンザメのようにくっつく構造になっているようだ.

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2007 .8.7

オオムカデ刺咬

カテゴリー:多足

我々の仕事は害虫の駆除であるが,研究の為飼育していると,やはり愛情が湧いてくる.このオオムカデも15㎝ほどに成長し,ぷりぷりに太ってきている.そろそろ交尾をさせたいと考えているが,♂♀よく分からない.
オオムカデ類の餌の取り方は大きく分けて2通りあると思う.
一つは目の前を獲物が通過したとき,頭部に近い歩肢(足)と大顎(顎肢)で素早く補足し,毒を打ち込む方法.
二つ目は,ムカデは警戒すると,最後尾の歩肢対を持ち上げて移動する.これに触れると瞬く間にこれに捕捉され,頭部が尾部を軸に反転してきて『ガブ!』とやられる.
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頭部に気をとられているとこの様になる.噛まれた直後.
結構痛い.しかし,オオトビサシガメに刺されたときの方が強烈に痛かったと思う.
約2週間後.
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