Macropanesthia rhinoceros
2024 .9.10
ヨロイモグラゴキブリのトンネル
Tunnels dug by Macropanesthia rhinoceros
一年間のうちのほとんどを穴掘って生活しているので飼育していても姿を見ることが少ない.
この穴倉生活も2種類ほどあるようで,今時期は♀だけ潜り♂は外で過ごしている.
いつも,産むかと期待するがそううまくいかずいつの間にか同居している.
そろそろ生んでくれないとまずい年ごろだと思うのだが.
2023 .8.7
もう一つのヨロイモグラゴキブリ
Another Macropanesthia rhinoceros
もう一ケージあるヨロイモグラゴキブリもダニが心配になったので床替えしました.
ここで一つ私のこだわり.
先週のダニ事件の日から,日を置いてこのケージに触っています.
理由は,日が近いとダニがどこか(私自身,ケース,ピンセットなど)に付着して,コンタミを起こす心配を排除したいから.
というわけで,掘り返し.
見た目は先週のケージと同じ.
♂.
ツルッツル.
♀.
ツルッツル.
とりあえず安心して新しいマットにいれました.
産むと良いですね.
2023 .8.3
ヨロイモグラゴキブリ死亡
Macropanesthia rhinoceros death
ケース交換して1年以上経過.
その間には♂が死亡し,♀は潜って姿見ない状態です.
ただ,ケース下部に作ったトンネル内では生きていることは確認できていました.
心配なのは,ダニ.
トンネル内の個体をみると,体中にピンクの汚れが付いています.
そうです.
甲虫の幼虫など色が変わるほど付着するダニ.それが付いている可能性大.
しかし,ヨロイモグラでは過去に一度も付いたことなかったので大して気にしていませんでした.
で,掘り出しましたが予想通り.
仕方なく,背中から筆でごしごし落とし,腹面も.
当然,強い力で抵抗していたのですが,1分もしないうちにおとなしく?動かなくなりました.
よくある突然死っぽいです.
この状態ではダニがどこに散らばるかわからないので,流水でサッと流し,安静に.
少しだけ動く.
まだ生きている.
2時間後.
ダニが動き回っている.
そして翌日動いているのはダニだけとなってました.
さて,死亡原因ですがダニが動き回って気門に詰まった?
触られ過ぎてショック死?
マダゴキは洗っても平気でしたが,ヨロイモグラゴキブリは洗ってはダメのようですね.
この個体は冷凍したので,時間があるときによく観察してみます.
皆さんも洗うようなことはやめましょう.
2023 .3.16
ヨロイモグラゴキブリ♂死亡
Male Macropanesthia rhinoceros died
なんかおかしいと思ったら
死んでました.
2~3日前は元気だったのですが.
仰天していないので寿命かもしれません.
腐りも入っていないので標本としました.
ここ2年ほど産仔がないので減る一方.
♀2匹が潜っているので期待したいところです.
2023 .2.27
ヨロイモグラゴキブリ
Macropanesthia rhinoceros
2ケージ揃ってマットに潜り生活を始めた.
1つ目.
2つ目.
しかも,雌だけ.
両ケージとも♂は外を歩き回っています.
2匹揃って同時に!
最近行ったことといえば,マット交換と肉を入れたこと.
しかし,マット交換は1ヵ月も前で,最近まで雌雄とも外をうろついていた.
後は肉を入れたことだが,食べたのは片方のケージだけ.
春を感じて産卵準備に入ったのでしょうか?
以前も突然潜りだす現象は確認しているが,必ず生んだ記憶もなく,別々の容器に入っている♀2匹が同時にというのが何とも不思議.
2023 .2.22
ヨロイモグラゴキブリ続き
Continued from yesterday
結果です.
1ケース目.
この摂食量が多いのか少ないのか判断は出来ませんが食べています.
2ケース目.
こちらは全く手つかず.
本種の飼育はユーカリさえ与えておけばと考えていましたが,改善の余地がありそうですね.
2023 .2.21
ヨロイモグラゴキブリ指を食う
Macropanesthia rhinoceros eat finger
仰天していたヨロイモグラですが,今一つ回復出来ていない様子です.
少し容器内を掃除しようと手に乗せようと指を近づけたところ激痛が.
その時の写真.
この後我慢できずてから降ろしました.
矢印の赤いところが齧られたところ.
ちょっとショックですね.
以前にも他の種では齧られたことあったのですが,それらは雑食の食性でした.
本種は,大きなくくりでは雑食ですが,オオゴキブリに近い植物食のグループだと考えていました.
もしかして,肉類が好き?
冷凍アノールの指を与えてみると即食べ始めた!
その1.
その2.
ムムムムム.
そうなの?
そこで,現在2ケースある容器に入れて確認することにします.
果たして食べるでしょうか?
2023 .2.2
ひっくり返ったその後
After the overturned Macropanesthia rhinoceros
またひっくり返っていました.
やはり,体力が落ちるとこうなってしまうのでしょう.
自然界では一度裏返しになるとそこで終わり.
助けても一度体調崩すと戻らないのかもしれません.
寿命でもあったかもしれません.
とはいえ,黙って見ていられないので,マットを増やして物理的に仰向けにならないようにしました.
元の繁殖ケージに戻すのは無理そうなので,狭いですがこの容器で面倒見ようと思います.
2023 .1.26
ヨロイモグラもう一つのケージ
Another Macropanesthia rhinoceros breeding container
開けてびっくり.
1匹ひっくり返っている.
もう一匹は我関せずとゼリーを食べている.
カブクワと同じで,横転すると寿命が縮む(私ではないですよ,まあドキッとしますが(笑)).
♀です.
なんか弱弱しくなっておりダメそうな感じだが,とりあえずプリンカップに移し昆虫ゼリーを与えて様子を見ることにします.
食べ始めたので,生きようとはしているようです.
もう1匹は♂.
昨日のケースが♂1♀2なので,♀をこれに移してペアをつくります.
ついでにマットも新しくしました.
2023 .1.24
ヨロイモグラゴキブリ床替え
Cleaning of the Macropanesthia rhinoceros breeding container
久しぶりに床替えしました.
記録を見ると1年以上していなかったようです.
マットが不味そうな色に変色しています.
性別は,
♂
♀
♀
新しいマットを厚めに敷き完了.
最近全然繁殖してないです.
適齢期ではないのか環境が悪いのか.
現在2ケースありますが今年あたり産んでくれないとこれで終わる可能性が出てきました.
ゴキブリ=増える
ではないのです.
2022 .6.14
ヨロイモグラゴキブリ死骸
Dead Macropanesthia rhinoceros
寿命が長いのであまり死骸を見ないがこれは大型の死骸の破片.
後胸背板と腹板,脚の一部.
飼育していたら当然こうなる.
雌雄が気になるが,破片を探すのは大変だし,果たして重要パーツが見つかるかわからないのでこのまま.
他の種類は,死骸が出ても特段話題性もないが,それだけ本種は特殊なんだろう.
2021 .11.11
ヨロイモグラゴキブリのペア分け
Pairing for Macropanesthia rhinoceros breeding
だいぶ前に繁殖し仲良し大家族だったが,最近ギコギコケースを擦ったりしていたのでそろそろかなと思っていた.
今日見ると2匹が追い出されたように地表を徘徊している.
一方,ケース下では穴掘って仲良くしているグループもいる.
時期的に産まれるのかもしれません.
少し腹板潰れていますが♀.
こちらは♂.
頃合いも良さそうなので,ペア分けを行いました.
左が新婚さん.
右が2匹抜けて少し大家族.
両方頑張って産んでくれますように.
2020 .10.19
ヨロイモグラゴキブリ土中空間
Underground space of a male Macropanesthia rhinoceros
中は♀1匹.
時期的に産仔かな?
♂は外でウロウロ.
2020 .5.5
ヨロイモグラゴキブリ寿命
The lifespan of the Macropanesthia rhinoceros
今日も暖かく良い天気でした.
屋上を確認するとヤマトシロアリの羽アリが1匹死んでました.
今日飛んだようです.
物陰も探しましたが,他にはいませんでした.
タカラダニもこの暖かさで絶好調の様子.
昨日のペルビアン.
24時間たってもう色づいたと思ったがまだオレンジ.
骨格が固まるまで意外と時間かかるようです.
だからあんな大穴掘ったのでしょう.
こんな柔らかな時期に外敵にあったらイチコロです.
見た目もおいしそう.
もう一つ,ヨロイモグラゴキブリ.
この状態で発見.
ゴキブリの死なんて,チャバネなど大量飼育している種では気が付かないうちに山になっているが,本種のように飼育ケーズ内の頭数が極端に少なく,体も大きいので目立つことから,びっくりする.
良くひっくり返って起き上がれないのも見かけるが,これは違うだろう.
こうするとまだ生きているようだが,完全に動かない.
標本にする.
本種は飼育を始めたのが2007年頃.
その頃は,購入しても長期間飼育できず,すぐ死亡した記録がある.
まともに飼育できるようになったのは2009年頃から.
それから10年以上たつが死亡したのは2匹(だと思う).
若齢幼虫が1匹と亜終齢くらいの大きさが1匹(標本にある).
こう考えると寿命が長く丈夫なゴキブリだと思う.
クマネズミやハムスターの倍以上生きるわけだ.
それにしても,今年の連休中はいろんなことが起きる.
急に熱くなったせいもあるだろう.
今年の夏はどうなることやら.
2020 .4.15
ヨロイモグラゴキブリ幼虫の腹板異常の脱皮
Molt of Deformed tergites nymph
例の個体が脱皮しました.
1日後.
これを見る限り背板の乱れはそのまま.
脱皮殻もほとんど食べてしまったようです.
自然界では,残さず食べているのでしょう.
腹板もあんまり変化がないですね.
欠損した部分は脱皮で再生するが,このように欠損ではなく構造的に発生したゆがみは直らないようです.
2020 .4.10
ヨロイモグラゴキブリ幼虫の腹板異常
Deformed tergites and sternites of Macropanesthia rhinoceros nymph
こんな酷いのは初めて見ました.
腹端部がゆがんでします.
腹面の状態.
背面より分かり易い.
いつからこの状態になっているのかわからない.
しかし,ここまで成長しているので生きて行く上では支障がないのかもしれない.
♂なので交尾は出来ると思うが,成虫までこの形質を継承するか興味があるところ.
2020 .3.13
ヨロイモグラゴキブリ脱皮不全の復活
Complete cure for a Macropanesthia rhinoceros molting failure
昨年の1月に見つけて個別飼育していた個体が脱皮した.
まだ幼虫だと思うが,♂の特徴が表れている.
足もこの通り少し短いが,ふ節まで再生された.
昨年1月の状態.
この時は,脚が曲がり歩行困難な状態でした.
2月.
曲がった脚は取れて再生に向けてスタート.
4月の脱皮.
6月の脱皮
9月の脱皮.
大きさも脱皮のたびに大きくなっているのが分かります.
今後生きて行く上で支障は出ないであろう.
この個体の観察もこれで終わり.
もと居た家族と合流させました.
2020 .3.2
ヨロイモグラゴキブリ脱皮
Macropanesthia rhinoceros a little later to ecdysis
本種の脱皮の瞬間はまだ一度も見たことがない.
予想からすると,土の中にもぐって行われていると思うのだが,飼育環境ではどうなのか?
たまたま,直後から少し経った個体を見る事が出来た.
綺麗な色です.
多分,潜らずに地表で脱皮したのでしょう.
脱皮殻が外の転がっていました.
2020 .2.3
ユーカリを食べる量
How much Giant burrowing cockroach ate eucalyptus
ヨロイモグラゴキブリ1匹を飼育するのに,ユーカリの葉がどれだけ必要か?
やってみました.
使用した葉.
ゴキブリの大きさ.
3日後.
中齢の幼虫で3日に1枚.
1ヶ月で10枚.
ただし,飼育マットにクヌギマットを入れてあるので,そちらも食べているかもしれない.
従って,空容器に葉10枚あればよいとゆうことではなく,そうゆう環境では10枚程度食べるということ.
さらにただし,これはここの室内のこの個体の結果となります.
参考程度にお考え下さい.
いずれにせよ.成虫1Pr.飼育しようと思うとそれなりの量が必要になりますね.
2019 .12.12
ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻
Molting shell
思い出してみると,ヨロイモグラゴキブリの脱皮殻は初めて見た気がする.
食べ損ねたのか?
こんなこともあるのですね.
2019 .11.19
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Breeding of the Macropanesthia rhinoceros
繁殖ピーク.
糞と同じ大きさの幼虫.
これも,身を守る手段でしょうか.
2019 .10.1
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Lay nymphs of a Macropanesthia rhinoceros
3匹生まれていました.
この飼育ケージは2017年に♀♀で一時保管していたときに産仔した物です.
周りに沢山写っているのはその時生まれた幼虫.
それが,2年たってまた生みました.
交尾もせずにとなぜ?思ったのですが,よく考えたらゴキブリは1回交尾すれば一般的には生涯産卵します.
ただ,2年間隔というのも何かゴキブリらしからぬ生態です.
たぶんこれが生んだと思うのですが,まだ生みそうなのでケースに戻して翌々日増えたか確認しました.
が,2匹に減っていたため隔離.
産卵数がこんなに少ないのもなんとも不思議です.
ただ,死亡率は非常に低いように思えます.
2019 .9.9
ヨロイモグラゴキブリ再生
Leg regenerative
昨晩は大変でした.
会社に来るため泊り込んでいましたが正解でした.
あんな風は確かに記憶がありません.
おかげで寝不足.
さて.
例の個体が脱皮しました.
前胸背板前縁に♂の特徴も出てきました.
前回の脱皮.
今回.
ワモンゴキブリの時のような大きな変化はないが,確実に回復している.
この調子でいくと,成虫になるころは完全になりそうだ.
2019 .8.22
仔モグラの床換え
Cleaning the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros nymph
この容器で飼育を初めて約5ヶ月.
マットに糞が目立ってきたので,床の交換をした.
ユーカリも食べるが,床として入れているクヌギマットも食べるようで,マットが糞に入れ替わっている.
本種の糞は,乾季のある地方に生息するだけあって乾燥しており,糞がたまったからといって,特別問題にならない.
ニンジンは,齧っているようなのでそのまま入れた.
2019 .6.11
ヨロイモグラゴキブリさらに少し再生
A leg recovered a little more
前回の脱皮から約2ヶ月.
一回り大きくなった.
足はご覧のとおり,まだ短いが腿節,頸節,跗節が出来始めている.
2019 .4.17
ヨロイモグラゴキブリ少し再生
Legs recovered a little
サイズが一回り大きくなった.
脚を見ると,左後脚を残しほぼ再生されている.
あと2回ほどで,正常に戻りそうだ.
2019 .3.29
昆虫ゼリー
Insect jelly.
ヨロイモグラゴキブリに与えたゼリー.
よく食べてくれる.
2014年にも書いたが,その時は死亡個体も出ていない.
今回も大丈夫だろう.
2019 .3.27
脱皮不全の幼虫の隔離飼育
Isolation breeding of Nymph of molting failure for Macropanesthia rhinoceros
脱皮不全の幼虫.
気になって飼育ケースを観察していたが,いつも水容器とケースの隙間にはまり,発見するたびに水容器の上に乗せると,逃げずに水を飲むしぐさをしていた.
頻繁に見るのも面倒なので,小さな容器に分けた.
いつ脱皮するだろう.
2019 .2.7
ヨロイモグラゴキブリ脱皮不全にその後
After molting failure of a Macropanesthia rhinoceros nymph
今年の1/17にいなくなっていたとお伝えしたこの個体だが,生存していました.
真逆に曲がった後脚はなくなり,短い足が生えている.
前回確認できなかったには,脱皮のために潜っていたのかもしれない.
この様子なら,成虫になるころには完治するかもしれない.
2019 .2.5
仔のグルーミング
Nymph’s grooming
ゴキブリ同士のグルーミングはあまり見たことがないかな?
あるようで思い出せない.
こうして見ると,複眼が小さくかわいい顔をしている.
親の分泌物でも舐めているのでしょうか.
2019 .1.28
ヨロイモグラゴキブリの脱糞
Defecating of a Macropanesthia rhinoceros
産卵がはじまった!と思ったが違っていた.
昆虫はたぶんOKだが,哺乳類のこれはNGだろう.
2019 .1.23
ヨロイモグラゴキブリ幼虫の赤色斑
Red spots of nymph of a Macropanesthia rhinoceros
ヤエヤマオオゴキブリ幼虫のような赤色斑がある個体発見.
最初は?と思ったが形が違うからホホウくらいの驚き.
こちらがヤエヤマオオゴキ幼虫.
でも,沖縄で見つけたらヨロイモグラとは思わないかもしれない.
2019 .1.17
ヨロイモグラゴキブリ幼虫 脱皮不全
Molting failure of a Macropanesthia rhinoceros nymph
今まで気が付かなかったのか,初めて起こったのかわからないが脱皮不全の幼虫.
何とかいけそうに見えるが,10日後に見たらいなくなっていた.
2019 .1.9
ヨロイモグラゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of the Macropanesthia rhinoceros
糞がかなり目立つようになったので,床換えを行った.
ユウカリは,枝を捨てるのがもったいないので,最近葉と一緒に入れているが,ほとんど食べないようだ.
最近思うが,マットにもぐっているケージがほとんどない.
潜りたい環境ではないのかもしれないが,ユウカリの葉と水分を取れるようにしておけば,マットはいらないような気がする.
ただ,私が使っているクヌギのマットは,床換えのたびに量が半分ほどに減っているので,餌としてはあった方がよいのかも.
2018 .11.15
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Macropanesthia rhinoceros lay nymph
前回別のペアが7月に生んでいる.
ここの飼育環境では,春と初冬に生まれることが多いようだ.
2018 .10.9
ヨロイモグラゴキブリ幼虫
Nymph of the Macropanesthia rhinoceros
よく考えると,1年に数匹しか増えないゴキブリも珍しい.
2018 .7.11
ヨロイモグラゴキブリ産仔 2
Macropanesthia rhinoceros lay nymph 2
今年,2例目の出産.
今回生んだ個体も,5月に生んだ♀グループ同様,12月にケース分けしたペア.
以前は,本種の出産時期は11月ころだと聞いていたが,異国の環境では,ずれてくるのでしょうか.
生まれた数量は6匹程度.
どんな卵鞘なんでしょう.
2018 .5.7
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Macropanesthia rhinoceros lay nymph
昨年,12月に成虫のペア分けを行い,余った2♀を入れたケージで幼虫発見.
交尾から孵化まで最短で5ヶ月要している事になる.
多分孵化直後.
ざっと数えて5個体以上いる.
2018 .2.8
ヨロイモグラゴキブリ餌
Macropanesthia rhinoceros food
食いが激しい.
毎回,こんな感じで入れるのだが.
沢山食べるのは良いことだが,ユーカリの供給が追いつかなくなってきている.
2017 .12.20
ヨロイモグラゴキブリの繁殖
Breed the Macropanesthia rhinoceros
昨日,雌雄を3:3と前胸背板だけで判断していたが,腹端みたら♂:♀は2:4であった.
仕方ないので,2ペアと♀2の3ケージにとりあえずセットした.
いずれにせよ,交尾を開始するのは春過ぎだと思われるので,相性をこれで見ることにする.
2017 .12.7
ヨロイモグラゴキブリ3ペア
3 pair of the Macropanesthia rhinoceros
この仔達は,記録によると2008年に幼虫で入手した個体から生まれた子供のようだ.
やっと成虫になった.
しかも,ちょうど♂3,♀3.
それにしても,増やすのがいかに時間かかるか良くわかる.
いつまで同居させるか考えたが,全個体マットには潜らず,糞だらけなので,マットの準備が出来次第ペアを組んで分けようと思う.
2017 .11.14
ヨロイモグラゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros.
昨年の2月に1ペア分けたケース.
マットも白茶け,まずそうである.
全交換するため掘り起こすと9匹の幼虫がいた!
生まれて半年ほどでしょうか.
下層に新しいクヌギマットをいれ,表層に古いマットをまいて終わり.
ゴキブリも,このくらいの寿命と増え方でいてくれたら,無駄な淘汰もしなくてよいのですが.
2017 .10.4
ヨロイモグラゴキブリの餌比較の結果
The results of food comparison of Macropanesthia rhinoceros.
8/3の国産落葉樹の葉と,ユウカリの葉の食べ比べ結果です.
ユウカリの勝ち.
国産広葉樹の葉はほとんど残っていました.
簡単ではないですね.
2017 .8.17
ヨロイモグラゴキブリ幼虫 2017
Larva of Macropanesthia rhinoceros
2016年9月に独立させた新ペアから生まれた幼虫.
このサイズだと,生まれたのは数ヶ月前でしょうか?
数はまだ確認していませんが,親も浅草生まれなのでやっと親子そろって浅草生まれがそろいました.
2017 .8.3
ヨロイモグラゴキブリの餌比べ
Eat comparison of Macropanesthia rhinoceros food.
ふと思い,日本の落葉樹の葉も入れてみた.
某動物園では,これだけで繁殖させたと聞いたこともあったが,試したこと無かった.
食べるかどうかの結果は,来週にでも出るだろう.
2017 .2.2
潜ったヨロイモグラゴキブリ
The Macropanesthia rhinoceros into the soil
マット深めの方がよさそうだ.
跡形もなく消えている.
湿らせて終わり.
産むのは秋ごろだろうか?
2016 .9.28
ヨロイモグラゴキブリ ケージ移し
Movement to a new breeding cage of the Macropanesthia rhinoceros
最近,この2匹が潜らずに地表に出たままになっている.
見るとペア.
恐らく地中が過密になり,追い出されたと思われる.
掘ると同じようなサイズの個体が出る出る.
これでは,住みにくいだろう.
しかし,なぜこのペアだけが追い出されたのだろうか.
クマネズミでも,排除される個体が出るが,それは力関係だと思う.
本種は地中組みにいじめられている様子も無く,もしかしたら力のある個体がこういった行動をとっているのかもしれない.
という訳で,2匹分けることにした.
中プラケに移したのだが,小プラケに見えてしまう.
仕上げにユーカリを入れたらモリモリ食べ始めた.
固型飼料をこのように食べてくれると楽なのだが・・.
2016 .8.23
実りの秋
Harvest season
大きさ,見た目とも食べても良さそうな立派なキノコが実りました.
しかし,主であるヨロイモグラゴキブリは,手をつけていないようです.
毒でもあるのか,好みでないのか.
それにしても,もう秋ですね.
風はまだ熱いですが,秋の気配が漂います.
これから路上でクロゴキブリの踏まれた死骸が目に付き始める時期になります.
2016 .6.28
ヨロイモグラゴキブリ久しぶり
Long time no see of the Macropanesthia rhinoceros
久しぶりの床換え.
このケージは,最近♀が1個体だけ地表を徘徊していた.
その様子から,コロニーから追い出されたと予想していた.
マットにも,ダニ(最近話題の小型種ではなく,少し大きい方)が発生しており,床換えする事にした.
虫体を掘り出してみると,マット中には予想通り1ペアがおり,それで余った♀が外をうろついていたのだろう.
クマネズミみたいな行動をとる種ですね.
良く見ると,このペア,もう一回ぐらい脱皮しそうな大きさである.
産卵は秋くらいであろうか.
2015 .2.4
ヨロイモグラゴキブリのペア
Couple of the Macropanesthia rhinoceros.
半年振りの床換え.
埋め込んだシェルターは表面に出てきて散乱しているが,なんとなく見た目は隠れる場所となり良さそうにも見える.
最近,このペアと幼虫(この大きさだと幼獣と呼びたくなる)がマット上を頻繁に徘徊している為交換する事にした.
掘っているとペア以外の1匹の雄が出てきたが,脚がやられている.
よく本種のペアリングは相性が重要と聞くが,やはり邪魔者は排除されるのだろうか.
寿命による脚の脱落も考えたが,活発な動きをするのでやはり攻撃されてこうなったのだろう.
終了.
結局,このケージにいた数は,アダルト雄2,雌1,幼虫雄1,雌1.
このペアは今年の産卵に期待.
この手のページを作っていて,いつも思うのだが,ゴキブリの文章に夫婦,絆,愛,恋など人間に使う言葉が使いづらい.
万が一ゴキブリ嫌いがキーワードで引っかかったら申し訳ないと思う.
以前,鉄道マニアから,検索していて本ブログを開き,見たくないものを見せられた.
削除しろとクレームが来たことがあった.
その時は,何か車両にまつわるマニアの中での隠語のような言葉を使ったため,引っかかったと記憶している.
ほかの昆虫ならそんな事も無いのだろうが・・・.
2014 .10.22
ヨロイモグラゴキブリと昆虫ゼリー
Macropanesthia rhinoceros and insect jelly.
飼育始めた当初は,よく利用したが,本種はあまり食べなかったので,しばらく与えていなかった.
最近,ブドウ味のムラサキ色の物を購入したので,なんとなく放り込んでいたら,外装の樹脂まで齧っていた.
体内に入ったら良くなさそうだが,消化器官の構造上あまり詰まる箇所もなさそうだし.
追加で入れたら,食べにきていた.
これを食べさせなくても,普通に生きているだろうが,好むとあげてしまう.
一応,タンパク強化製品のようなので,産卵とかに良い結果が出るといいのだが.
2014 .8.13
ヨロイモグラゴキブリの交尾練習
Practice of copulation of Macropanesthia rhinoceros
オオ!
交尾!
と感動しかけたが,両方ともオスでした.
練習でしょうか.
2014 .8.8
脱皮穴
The cavity that was dug because of molt.
クワガタかカブトムシの羽化直後かと思う光景.
実は,ヨロイモグラゴキブリ中齢の脱皮直後.
少し驚きました.
2014 .3.14
ヨロイモグラゴキブリの穴のその後
After that [ of the hole of Macropanesthia rhinoceros ]
当初,空間の大きさから見て,入り込むのは成虫が2匹程度と思っていた.
こちらの空間は,成虫が3匹以上が重なり合って入っている.
こちらは,マットが侵入して分り難いが入っている.
自力で作る空間を好むかと思ったが,結構楽をしようとしている感がある.
2014 .2.18
観察トンネルの経過
Progress of an observation tunnel.
片方のトンネルは埋められてしまった.
もう片方は成虫が3匹確認できる.
まだまだ,改善の余地は十分ありそうだ.
2014 .2.13
ヨロイモグラゴキブリの1齢幼虫の脱皮
A molt of first instar of Macropanesthia rhinoceros.
脱皮が始まってました.
ギリギリのところでマットから穿り出してしまったようです.
急いで足場の良いマットを引いた容器に移し,乾燥防止で霧吹きご,カップで蓋.
6分後.
12分後.
16分後.
22分後.
30分後.
52分後.
無事生還したようです.
2014 .2.12
ヨロイモグラゴキブリのシェルター
The shelter of Macropanesthia rhinoceros.
床換え.
今回は,観察し易いようにケース下面にシェルターを入れてみる事にする.
横から見た状態.
この中に入ってくれると,親子で暮らす様子が観察できる.
掘り出して出てきた幼虫.
そろそろケージが狭くなる頃だろう.
昨日,生まれた幼虫.
1匹,おかしな形になっている幼虫が.
脱皮直前でした.
どうなったかは,明日.
2014 .1.28
ヨロイモグラゴキブリ1月の産仔
Laying eggs in January of Macropanesthia rhinoceros.
最近生まれたと思われる,1齢幼虫.
2匹.
ここの所多忙で,何匹,どのような齢構成でいるのか全く確認できていない.
が,産んでいて一安心.
しかし,マットの劣化も進んでいそうなので,近々に床換え予定.
乞うご期待.
2013 .12.20
ヨロイモグラゴキブリ出産
Macropanesthia rhinoceros gave birth.
最近,潜らずに地面に出ていたメスだが,出産していた.
一般的には11月頃が時期といわれ,遠く離れた日本でも,その生態は受け継がれているのだろうか.
増えてくると,ゆうかりの消費量も増えてくる.
近場で採集可能な場所の確保が必要となりそうだ.
2013 .10.29
ヨロイモグラゴキブリの床換え 2
Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros,2.
6月末に行った床換えの数値.
成虫♂4,♀5.
中齢♂2,♀1.
若齢 8.
合計 20匹
今回は,どうか.
右ケージは床換え前の状況.
左が新居.
床換えをする気になったのは,このように,成虫が地表に集合して,土中に潜らなくなっていたから.通常,いるべき場所でない所に出ているのは,そこが居心地悪い前兆と思われ,このような時は,迷わず飼育方法の再検討をした法が失敗しない.
土中から出てきた幼虫.
結果は,
成虫♂4,♀6.
中齢♂2,♀0.
若齢♂2,♀5.
合計 19匹.
弱齢が1匹行方不明になっただけで,他は生き残っていました.
交換後の状況.
わかってはいるが,ユウカリだけでよく,これだけ大きくなれるものだ.
2013 .6.26
ヨロイモグラゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros.
個体数が増えると同時にマットの劣化が早くなった.
と同時に餌の消費も多くなってきた.
現在,
Adult ♂4,♀5.
中齢 ♂2,♀1.
若齢 ALL 8.
合計すると20匹になった.
昔あこがれていた頃から考えると,夢のようです.
やはり,ユーカリが良いのかもしれない.
と思っていますが,今回交換した新マットに菌糸が生えたマットも混入させたところ,猛烈に食いついている.
一応完成.
2013 .6.7
ヨロイモグラゴキブリ摂食スピード
Speed which Macropanesthia rhinoceros eats.
約1ヶ月前の餌やり直後の状態.
昨日の様子.
そして追加.
オーストラリアの大地で,こんなのがウヨウヨいるのであれば,ユーカリの落葉の分解者として,重要な位置を占めているであろう事がうかがえる.
2013 .5.23
ヨロイモグラゴキブリ
Macropanesthia rhinoceros
何かの集いでもあるのか,たまにこうして地表に集合している.
ゴキブリ目線から.
2013 .2.5
ヨロイモグラゴキブリ床換え 3
Breeding case cleaning of Macropanesthia rhinoceros.
個体密度が高くなったせいか,マットの劣化が激しくなった.
状態としてはマットが黒い.
見た目が不味そう.
ヤーカリを入れてあったが,食べているが潜らず地表に滞在する個体を常に見かけた.
こんな感じ.
右から左へ移し替え.
後.
マットの色が美味そうに見えるのがわかりますか.
2012 .12.25
ヨロイモグラゴキブリの出産
Laying nymphs of Macropanesthia rhinoceros.
ちょうどクリスマスに発見.
良いプレゼントを貰いました.
この幼虫,なんとなくいつも見る大きさからすると小さい.
よくよく考えると,毎回発見するのは2月頃.
ある程度成長した状態だったと思われます.
すると日本での出産期はやはり初冬の頃が当たっているのかもしれません.
2012 .9.13
ヨロイモグラゴキブリ近況 Ⅱ
The present condition of the Macropanesthia rhinoceros.Ⅱ
マット交換から1ヵ月.
その時与えたユーカリは殆んど消費され,数匹が地上に出てきていた.
飼育下だと成長が早いのか皆かなりの大きさまで成長している.
それで,再度ユーカリの追加.
11匹+仔3匹で,約1ヵ月で食い尽くす.
2012 .8.1
ヨロイモグラゴキブリ床換えと繁殖
Breeding case cleaning and Macropanesthia rhinoceros reproduction.
早いものでもう8月.
この暑さももうあまり続きませんね.
今朝,今年初めてのクロゴキ路上死骸を見ました.
写真撮ろうと思いましたが,人がいてやめてしまいました.
まだ羞恥心があるなんて,修行が足りないですね.
これから多く見かけるシーズンです.
次回は・・・.
さて,約1年ぶりの床換え.
マットが黒くなっている.
見るからに不味そうな雰囲気だ.
新しいマット.
基本的には安いクワカブマット数種混合.
並べるとこんな感じ.
右が当然新しい方.
全部掘り出すと今年の幼虫は3匹しかいない.
もしかしたら,マットがひどすぎいくつか死んだかもしれない.
それでもこれだけいれば,減る事はあまり考えなくても良さそうだ.
完了.
手がかからないが,放置傾向にあるので,気がつくと全滅なんて事もありそうだ.
楽というのも善し悪しだ.
2012 .7.18
ユーカリ食い
Eucalyptus of the bait.
地中に持ち込んで食べていると思ったが,そうでもないらしい.
蓋を開けたら逃げると思い,ケージ越しに写真を撮ったが,開けても食らいついていた.
やはり好きなんでしょうね.
2012 .6.11
ヨロイモグラゴキブリ孵化
Incubation of the Macropanesthia rhinoceros.
モグラのように潜ってばかりのヨロイモグラゴキブリ.
久しぶりに掘って見ると幼虫が出てきた.
嬉しいですね.
こう考えると,本種は意外と世話いらず.
もう少し楽しめる飼育環境を考えたい.
2012 .1.10
ヨロイモグラゴキブリの近況
A recent state of Macropanesthia rhinoceros.
左に見える2匹は3年前にここで生まれた仔たち.
一番巨大な個体が実父.
その下に隠れて見えるのが,新しい母.
混ぜると問題が出るかと心配したが,結構皆仲良くやっていてくれている.
今年こそは,新雌の繁殖に期待したい.
2011 .12.8
モグラ顔出し
Getting out roach face.
本種ならではの風景.
ゴキブリなのですが,爬虫類のようにゆったりと飼育できる生き物です.
2011 .11.9
ヨロイモグラに侵入者
It is an intruder to the cage of the Macropanesthia rhinoceros
何かがコンタミしている!と思ったら常連になりつつある例のやつだった.
ユウカリの葉の間をうろうろしている.
何でこんな所に.
室内のローチトラップには本種は捕まっていないので,多くは逃げていないはずだが.
しばらく同居させておくこととする.
2011 .7.11
ヨロイモグラゴキブリ床換え
約1年ぶりの床換えとなる.
相変わらず手がかからない.
しかし,クヌギの粉砕マットを入れたマットは粉状になって換え時を実感する.
仔はずいぶん大きくなった.
ちょうど1:1なので後3年もすれば仔沢山になるのだろう.
チャバネゴキブリに比べ気の長い話だ.
雌はこの仔達を産んですぐに死亡し,写真にあるのは新しい雌.
雄や仔ともうまくやっている様子.
今年は生んでくれるかもしれない.
2011 .3.24
餌としてのユーカリ
普段は葉だけを与えていたが,葉を集める時になんとなく拾ってきた皮が残っていたので,捨てる前に食べるか与えてみた.
食べてますね.
齧ってます.
はたして,これが別の樹皮(例えば白樺・杉・クヌギ)でも食べるのか.
在庫がないので試す事はできないが,ユーカリゆかりの物であれば何でも食べそうである.
2011 .1.1
Macropanesthia rhinoceros
本年もよろしくお願いします.
2010 .11.8
ヨロイモグラゴキブリ 餌
主食はユーカリの葉だと思う.
しかし,入れておくと食べるので,他にニンジンや固形飼料を与えている.
固形飼料はユーカリには含まれない栄養も含まれているので,吸収されるかは別にして,ハイカロリー栄養食だと考えている.
床材は国産広葉樹の腐葉土とクヌギ粉砕材なので,こちらも食べていると思う.
何を最も食べているかは調べていない.
たぶん4年目の個体.
両方とも♀なのだが,成虫になるまでまだ時間がかかりそうである.
久しぶりに固形飼料入れてみる.
こんな感じで食べている.
2010 .4.8
ヨロイモグラゴキブリ床換え
前回したのが約1年前.
意外と手間のかからないゴキブリである.
しかし,マットにダニが出た.
いつものダニ.
害が無さそうな事は分かってきたが,あの「湧く」感じは気持ちの良いものではない.
本腰を入れて対処すべく,少しずつ駆除を実行したいと思う.
ちなみに本属Macropanesthiaは10種類ほどおり,殆んどオオストラリアに生息するらしい.
交換前.
上にあるのはユーカリの葉の残骸.
殆んど地中に持ち込んで食べている.
幼虫が出てから初めてのマット交換.
何匹いるか気になっていたが,現在残っているのは♀4,♂4.
ちょうど良い比率である.
この仔の母親は,生まれてまもなく死亡したので,現在は別の系統の若♀を入れてある.
母親は違っても,仲良く暮らしているようで安心した.
2010 .1.4
Macropanesthia rhinoceros 雌雄
今日は朝から実験(愛玩?)動物達の年越し状況の確認をしました.
研究内容によっては,途中出てきてデータ取りしたものもありますが,ほとんどの種は約1週間のお休み.
皆元気に新年を迎えたようです.
さて,ヨロイモグラゴキブリ Macropanesthia rhinoceros の雌雄です.
去年生まれた幼虫達は順調に成長しているようでしたが,何匹いるのか?
マットに例の徘徊性ダニが目立ってきたので,半年振りに床換えを行った.
幼虫は生後約半年で3cm内外まで成長していた.
確認できたのは7匹.
飼育下で多いのか少ないのか?
はじめてなので判断できない.
性比は約50%.
しかし,♀成虫が死んだので,次なる繁殖はこの幼虫が成虫になる6~7年後ぐらいだろうか.
幼虫の雌雄.
こちらが♂.
腹面腹端部に小さな節があるのが♂.
♀はそれが無い.
2009 .9.30
ヨロイモグラゴキブリ 幼虫
子供が生まれたのを確認した後,
ケース底面のトンネルが崩壊?して幼虫の姿が確認できないでいたが,
ひょっこり親と一緒に地表に出てきていた.
どうやら無事に成長しているようだ.
この幼虫が繁殖を開始するには,まだ7,8年必要らしい.
すでに25mm以上ある.
2009 .8.10
ヨロイモグラゴキブリ 繁殖
最近はほとんど姿を見たことが無く,プラケの底に空洞を掘り,
生きているのだけは確認していた.
今回,白いものが見えたので,もしやと思いよく見ると子供がいる.
巷では,繁殖成功の話がちらほらあったが,
やっとここにも春が来ました.
ちなみに飼育環境.
マットは安価な甲虫飼育マット.
餌は広葉樹枯葉.
ユーカリ腐葉土.
モクマオウ腐葉土.
たまにニンジン・固形飼料.
一番人気はやはりユーカリ腐葉土のようで,
多めに投入してもいつの間にかなくなっている.
ニンジン・固形飼料も食べているが,「大好き」という感じではない.
2009 .5.18
ヨロイモグラゴキブリ幼虫
幼虫.
こちらは小さいため多頭飼育している.
オオゴキブリやクチキゴキブリ同様姿を見る機会はあまり無い.
唯一生存の確認はプラケの底や側面から個体を見る事だろう.
これはケージ底に持ち込まれたニンジン.
しばらくしたら無くなっていたので,元気に生きているようだ.
気づくとマットも黒く劣化した状態であったので交換.
まだ,3年目ぐらいの大きさだろうか.
入手困難なため,自然の環境を再現しようとすると,
マットを使用してしまうが,マット無しで繁殖させた話も聞いた事があり,
何がベストかはまだまだ判らない.
2009 .5.15
ヨロイモグラゴキブリ ペア
「ゴキブリは増える.」というイメージがある.
それから考えると本種はゴキブリらしくない.
全く繁殖しない.
屋外に生息している種は通常産卵する時期があるが,
温度を保てば大体時期を問わず産んでくれるのであるが・・.
一説によると日本の秋がオーストラリアの産卵シーズンと言われ,
その時期に集中して子供を産み落としている事例を聞く.
半年振りにマットを交換した.
掘り起こすと仲良く一つ穴に居たので,相性は悪くなさそうである.
これも聞いた話で申し訳ないが,本種の繁殖は雌雄の相性も重要で,
オーストラリアではブリーダー間で,相性が合うように,
個体同士トレードを行っていると聞いた事がある.
知らない人が見たら,何の虫と思うであろうか.
2009 .1.8
ヨロイモグラゴキブリ
ヨロイモグラゴキブリ Macropanesthia rhinoceros
オオストラリアに生息する世界で最も重量のあるゴキブリ.
成虫になっても翅はなく,饅頭のようなゴキブリ.
自分の子供を保護する事が知られており,
国内外でも本種を研究している研究者がかなりいると聞く.
海外でもペットとして飼育している人が多く,
ペットローチの有名種である.
珍しく,雌雄そろって外に出ていた.