ヤドカリ
2021 .5.1
ヤドカリの脱皮2
Ecdysis of the hermit crab 2
ヤドカリが土に潜って20日以上たった.
ケース下を見ると丸くシェルターを作り収まっているので生きていることはわかっていたが,今日見ると脚が見える.
そんな気もしていたが,前回脱皮を経験したときは砂の上だったのでこれが普通だろう.
順調な証拠.
2020 .1.17
オカヤドカリ
Hermit Crab
諸事情により結構な数のオカヤドカリを飼育している.
また,結構な数の「ヤドカリの主食」もある.
これらは当然沖縄産.
しかし,海は繋がっており餌も偏らないようにオガサワラトカゲのケースに同居してもらった.
オガトカの餌のコオロギの餌に「ヤドカリの主食」も使え一石二鳥?
元気で育ってほしい.
2019 .11.21
オカヤドカリ
Coenobita cavipes
実験に参加してもらったヤドカリを,オガトカ水槽に入れて1ヶ月.
どうしているかと思ったら,とことこ歩いていました.
単独飼育していた時は餌食いも少なく,それでいろいろ有機物が落ちているオガトカ水槽に入れたのですが,今は元気そうです.
よかった.
2019 .11.7
おがさわら丸入港とオカヤドカリなど
Ogasawara Maru enter port, Okayadokari and others
念願の,おが丸入港シーンをカメラに収めることができました.
岸壁に向かって来て寸前でターン.
本日は,予定より10分以上遅れて接岸.
で,遊んでいるわけではなりません.
ニューギニアヤリガタリクウズムシ.
その卵.
最後にオカヤドカリ.
今回の仕事は,ヤドカリに詳しい先生とも仕事をしていて,いろいろ教わりました.
オカヤドカリ.
普通は少ないそうですが,たくさん発見.
特徴は,目が眼柄まで真っ黒.
体色が灰色,毛が多い個体もあり.
触角がオレンジ.
ほかにもムラサキオカヤドカリと比較すると,殻に籠った後出てくるまでの時間がすごく遅い.
こうゆう特徴は,良く観察している人でないとわからないですね.
オカヤドカリって結構面白いと思いました.
2017 .4.25
小笠原4月 その2
The Ogasawara Islands of April,Part 2
今日も朝からどしゃ降り.
午後は少し良くなりましたが青空は見れませんでした.
夜も寒く,いたのはアフリカマイマイをまとったヤドカリとオオヒキガエル.
クマネズミもいましたがカメラには写りませんでした.
2017 .4.24
小笠原4月 その1
The Ogasawara Islands of April,Part 1
昨日より仕事で1航海父島に来ています.
気温上がらず,生き物の活動も見られません.
ゴキブリは,オガサワラゴキブリの初令を1個体発見.
合板剝がすと,ハナムグリらしき幼虫と,オカヤドカリ小型.
アノールも活動はしているが♂ばかり.
寒いので,軽く一杯.
T田さんから推薦の旬の亀レバー.
ついでに亀三昧で煮込みと刺身.
レバーは初めて食べましたが,哺乳類の物よりはるかに美味しいと思いました.
明日は気温が上がると良いですが,小笠原の天気は気まぐれなので天気予報をどこまで信じるか.
2012 .6.30
小笠原 父島 2日目
The second day of Ogasawara Islands Chichijima.
土曜ですが小笠原なので,本日の生き物.
卵嚢を抱えたクモ.
卵を保護しているハサミムシ雌.
オオムカデ.
13cmほど.
まだまだ小型ですね.
以前はもっと大きな個体が普通にいた気がしたのですが,オオヒキの影響か.
年々小型になっていく.
オカヤドカリ.
超小型.
可愛いですね.
チャイロネッタイスズバチ.
外来種ですが,大型で綺麗なハチです.
2012 .5.18
硫黄島の生物 2010年4月
The living thing of Iwo-To. April, 2010.
昨日のブログの2枚目の写真にもう一種類写っていました.
分かりますか?
薄茶のゴキブリ.
ミナミヒラタが右手に写っています.
今日はその他の生物.
シジミチョウ.
種名はわかりません.
唯一分かったのはメスアカムラサキでしょうか.
昔はチョウをやってたのですが,最近は害虫ばかりで名前忘れてしまいました.
ムラヤマムネコブサビカミキリ Prosoplus bankii.
街灯などに飛んできます.
オカヤドカリ.
全身,眼柄も赤色からすると,サキシマオカヤドカリ かもしれません.
このときはこの種が沢山いました.
次回は6月頃.
2011 .12.9
オカヤドカリの脱皮
Ecdysis of the hermit crab
これは害虫ではなく天然記念物です.
最近急に砂をほじくる行動に出ていたので,噂に聞く脱皮が近いかと思っておりました.
ある朝見ると体が出ている.
寒さに負け逝ってしまったと思ったのですが,良く見ると中身がない.
それもフニャフニャ.
貝殻の奥に中身がしっかりと入っておりました.
何度か飼いましたが,脱皮は初めてかもしれません.
殻は展足して保管することに.ゴキブリと同じで脱皮は感動します.
2011 .6.21
小笠原 6月21日
コペペ海岸につながる川も干上がっている.
いつもはこの時期,川幅1mほどあるが,今季は水溜りのみ.
水溜りにさまざまな生物が集合している.
エビ,大小さまざまな魚,オガサワラアメンボ,
オオヒキガエルオタマ.
その周りの砂浜には無数の巨大なオカヤドカリが走り回っている.
ヤドカリ好きにはたまらない場所かもしれません.
2008 .5.19
小笠原の生き物 オガサワラアメンボ
コペペ海岸にて.
小笠原で観察しやすい天然記念物の一つ.
父島ではオガサワラゼミやオガサワラトンボなどの固有の昆虫類は,
ほとんど見なくなったと聞く.
もう一つの天然記念物.
オカヤドカリ.
普段見かけるのはアフリカマイマイの殻に入っているのだが,
サザエの貝に入っている個体を初めて見た.
2007 .7.17
アフリカマイマイAchatina fulica (Ferussac, 1821)
雨に祟られはしたが,そのおかげで日中はあまり見ることがないアフリカマイマイを,昼間から元気に活動している姿を見る事が出来た.過去4回の渡島でもあまり見ることは無かった為,最近はニューギニアヤリガタリクウズムシ等の陸生プラナリアに捕食されて,減ったのかと勝手に思いこんでいたのだが,実はまだ沢山いることがわかった(本種は植物防疫法により生息地(小笠原や沖縄)より持ち出しは厳禁である).
地表しか行動しないと思っていたのですが,ギンネム(マメ科の外来種)に登って樹皮をむしゃむしゃ食べていました.しかもかなりの数が.
黒くヘビのように樹幹に巻き付いているのは糞.(洲崎にて)
アフリカマイマイの貝はオカヤドカリの格好のすみかになるようで,アフリカマイマイの生息していない地域と比較すると,オカヤドカリも大型になりやすいと聞いたことがある.実際小笠原では巨大なオカヤドカリはほぼ例外なくアフリカマイマイの貝に入っている.
調度この時期は,繁殖の時期らしく,海岸に大型のヤドカリが足の踏み場もないほど集まって,盛んに他個体(♀?)にちょっかいを出していた.
貝の先端部がかけてヤドカリのお腹が丸見えの個体.