ヤエヤママダラゴキブリ
2024 .11.8
ヤエヤママダラゴキブリ予想通りの結果
Breeding of Rhabdoblatta yayeyamana is expected.
まずは特大プラケの結果.
残念ながらこのケースを片付ける時が来ました.
♂×.
唯一残っていた♀×.
♂×.
残り♂のみ.
これらは意外と良好なシロアリケージに合流させました.
次,中プラケの少数管理群.
成虫が産卵せずに死亡しています.
残り幼虫は♀入れて3匹.
初めて飼育したときはF4くらいまでいけたと思うのですが,難しい.
とりあえず,中プラケは残し.
最後,F2小プラケケージ.
幼虫が小さいうちは死亡低いようで多分10匹くらいはいると思います.
今回いろいろな条件変えて試して少しづつですが経験値が増えました.
まだまだいろいろ考えていきたいと思います.
2024 .10.25
ヤエヤママダラゴキブリ現在
Rhabdoblatta yayeyamana Now
木の中は空.
要するに成虫はいない.
老齢の死骸多数.
残った幼虫.
♀1.
残り5匹はすべて♂.
孵化幼虫はゼロ.
縮小するか悩みましたが今回だけ大プラケで様子を見ることにしました.
この他には,シロアリケージに放飼グループ.
成虫だけ入れた中プラケグループ.
わずかに確保できた若齢幼虫グループ.
があります.
そちらの状況はまた後日.
2024 .10.9
ヤエヤママダラゴキブリ激減と1齢幼虫少し
Rhabdoblatta yayeyamana drastically decreased and a few 1st instar nymphs
以前はガサガサいたのですが,すっかり静かになってしまいました.
明らかにWより短い寿命で死んでいる.
予想していたことですが,累代ヤバそうなのでとりあえず床替えしました.
1齢幼虫いた~.
良かった.
その数,10匹.
1卵鞘にも満たないですが,とにかく繋がりました.
これらは,小プラケで別飼育します.
親ケースも綺麗に作り直し.
個体密度が減ったので,これで残りの仔たちが産んでくれると良いのですが.
2024 .9.26
ヤエヤママダラゴキブリミカン食わない
Rhabdoblatta yayeyamana doesn’t eat Lemon leaf
ことにはミカン類の葉の出方が悪く,あまり本種に与える事が出来なかったのですが,シーズン終わるので喜ぶだろうと入れたのですが.
サクラの葉.
食べた痕が付いています.
レモンの葉.
全く食べていない.
思い付きで与えても,食べたり食べなかったりで結論出ないですね.
F2がまとまって取れたら真面目に実験しようかしら.
2024 .6.17
ヤエヤママダラの近況
Recent status of Rhabdoblatta yayeyamana
やはり,密度高すぎはダメですね.
小ぶり.
新成虫なのにボロボロ.
老齢幼虫の変死.
毎回同じようなことの繰り返しになっています.
大丈夫.
策は考えています.
今日はこれで終わり.
2024 .5.28
ヤエヤママダラゴキブリとダニ
Rhabdoblatta yayeyamana and Mites
ヤエヤママダラゴキブリの繁殖ケージです.
広々密度低い飼育で時として発生する餌のダニ.
それと死骸にたかるダニ.
そしてなぜかチャコウラナメクジ??
餌を食べる量が少ないとたまにこうなる.
どんな状態かというとこんな状態.
9割はケナガコナダニ,残りはツメダニ類.
しかし,こいつらは恐れるに足らず.
ナメクジは多分というか間違いなく野外採りの葉についていたと思う.
雌成虫は良さそうな状態もいるので掃除しました.
ヤシガラチップを入れ水を入れ
最終的にこんな感じ.
最近はヤエヤママダラの定番です.
コマダラゴキブリは個体数が少なすぎる事もありますが,食べないですね.
2024 .4.15
ヤエヤママダラゴキブリと桜
Rhabdoblatta yayeyamana and cherry blossoms
2度目の大掃除をしました.
数が多いのであっという間に糞が堆積します.
左が移す容器.
準備した後に移していきます.
少しずつ死亡個体の発生が目立ってきました.
触角が短くなっており,過密が原因だと思います.
雌が多いですね.
大道具移し終わり.
まだまだ中に沢山います.
どうせなんで,またシロアリ容器に数匹移しました.
完成.
最後に生葉を入れます.
何の葉かまだ調べていませんが敷地内に生えておりミカン類の葉のようによく食べます.
ついでに旬の桜も入れました.
綺麗ですね.
翌日,食べてますね.
生葉入れると,通常の飼料はあまり食べないです.
結構葉が主食かもしれないですね.
2024 .3.28
ヤエヤママダラゴキブリ追加放逐
Additional release of Rhabdoblatta yayeyamana
相変わらず密度高い状態.
例のシロアリケージのキチャバネも何とか成虫までなったので,本種も入れてみました.
本幼虫は水に没するのを好むので,このエアレーション付き水容器はうまく利用できると考えてました.
トリカルネットを細く切り.
水容器に挿入.
ゴキブリを選別.
14匹投入.
もう少し落ち葉とか入れた方が良さそうだがとりあえずこれで開始.
2024 .2.14
ヤエヤママダラゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Rhabdoblatta yayeyamana
やっと着手しました.
イモ洗い状態.
野外ではありえない密度です.
触角が短くなった幼虫も結構います.
ただこれを触れ合わない状態にするには,ケースを数十個作る必要があり,現実的には無理.
そこで10匹程度選抜して中プラケにて低密度飼育.
♂.
♀.
腹端部見て雌が多くなる程度に抜き出しました.
ただ頭では理解していても,たくさん見ると怪しそうなのがいくつも出てきます.
もっと修業しないといけないですね.
残りは綺麗にした容器に戻すことにしました.
移し終わり.
幼虫は300匹近くいました.
こちらは密度変わらず.
ごめんなさい.
移し終えた容器の状況です.
幼虫が数匹ですが死亡しています.
まだ数匹ですが,ひどくなると数樹匹とでます.
また,齢数が進むともっと出ます.
何度も失敗して将来が予測できるので,今回はそうならない工夫を折々に入れてみたいと考えてます.
2024 .1.31
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
幼虫が成長して高密度.
なんとかしないといけない状態になってきました.
まだ♀成虫も元気で産みそう.
リンゴと野菜と昆虫ゼリーでとりあえず応援.
近々何とかします.
とはいえ,どうすれば...
2024 .1.4
レモン
Lemon
地植えにしたレモンの収穫をしたので,ヤエヤママダラゴキブリに与えてみました.
でもまあ,葉は食べても実は食べないだろうと思っていたのですが.
10日後.
食べるようです.
忌避するかとも思いましたが意外でした.
ただし,100匹以上の過密の中なので,数匹の飼育環境では気が付かない程度かもしれません.
基本雑食ですから,食べるやつもいたといった程度でしょうか.
これ見て,正月ならミカンの皮と思ったのですが,農薬が付着していたら面倒と思い止めました.
既に日差しが春めいてきたと思います.
ここは周りで様々な植物が採集できると思うので,春になったらいろんな葉を食べさせようと思います.
2023 .12.8
ヤエヤママダラゴキブリが食べる葉
Leaves favored by Rhabdoblatta yayeyamana
クズ,イネ科の雑草などいろいろ与えてみたが,今一つ嗜好が見えない.
外の植物も枯れてきて,入手し難くなったので,今回で一旦ヤメ.
今室内と手近にある植物から.
左からモモタマナ(沖縄にも生えているハズ),コーヒー(ありそう),サザンカと蕾(食べそう),柑橘,リンゴ,ニンジン.
こんな配置で.
3日後.
モモタマナ全く食べず.
ニンジン結構食べ,リンゴ完食.
コーヒー少し齧り,柑橘系爆食い.
サザンカ葉を少し齧るが蕾食わず.
ちなみに,これだけ変化が見れるのは,幼虫が沢山いるのも理由だと思います.
数匹ではこうはいかないと思います.
2023 .11.7
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
どう見ても中プラケでは密度高すぎるため,特大フラットのケース変更しました.
まだ♀も元気です.
今後も産む可能性あります.
初齢らしき大きさから4齢程度になった個体までおり全て移しました.
役目を全うした♀も出てきました.
お疲れさまでした.
新事務所の周りは草木が豊富なので柑橘系と合わせてクズや被子植物,雑草を入れました.
どれを食べるか次回報告します.
2023 .10.31
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
今年8月に成虫で入手しました.
♀成虫3匹でスタートしたのですが,野外品の産仔力はすさまじく沢山仔が取れました.
ワイルドF1は丈夫です.
F2だと,このサイズですでに死亡する個体が出はじめます.
あまり増えすぎると管理できなくなるのですが,増えるのはうれしいので増えるに任せている状態です.
よく食べるとされる柑橘類の葉もこの通り葉脈だけ残して完食.
水と葉を追加しました.
しばらくは大きな変化ないと思います.
2023 .8.24
乾燥ミミズ
Dried earthworm
飼育室の掃除をしていたら出てきました.
ミミズが楽しそう.
以前,実験でカワエビとメダカを飼育していた時に購入したものです.
今は,与える対象がいないので捨てるのももったいなく,もしかして食うか?
とゴキブリ達に与えて見ました.
その1週間後の結果.
ヤエヤママダラゴキブリ.
分かりにくいので出してみました.
左が食後,右が新品.
煮干しも結構食べています.
マダラ系に良さそう.
次,キチャバネゴキブリ.
これも7割ほど食べられています.
次,キスジゴキブリ.
こちらは少し齧られた程度.
他の種にも与えてますが,食いは良い方です.
後は,初物の一過性でなければ使えるかもしれません.
2020 .8.7
マダラゴキブリ類
Rhabdoblatta spp.
ヤエヤママダラゴキブリ
ついに1匹になってしまいました.
ケースも中から小へ.
2年目にして累代終了.
コマダラゴキブリ
こちらも2年とちょっと.
汚いですが,まだまだいけそうな数がいます.
掃除しました.
マダラゴキブリ
こちらは1年半物.
こちらももう少し頑張れそう.
こまめな観察のその都度の管理が重要です.
少しでも手を抜くとヤエヤママダラのようになってしまうようです.
2020 .5.14
ヤエヤママダラゴキブリのその後
After Rhabdoblatta yayeyamana breeding
ついに2ケースから1ケースに減らすことになった.
合計6匹.
現在同様の管理をしている,コマダラゴキブリ,マダラゴキブリはここまで減っていないが,この繰り返しから抜け出す事が出来ない.
コマダラも確認したが,こちらはF3が発生している.
今回,初めて3種を同時に長期間飼育してみたが,それぞれに特徴があるように思う.
本気で比較すればもう少し気の利いた事がお伝えできると思う.
2020 .2.21
ヤエヤママダラゴキブリ苦戦
Struggling to breed Rhabdoblatta yayeyamana
F1は調子良く育ったが,F2がやばい.
2ケースに分けたが,大にした1ケース目は見たところ5匹以内.
溺れ防止はうまくいっているようで,溺死はいないが外で乾燥して死んでいる.
中ケースに戻す.
中ケースで維持していた方も5匹以内程度.
とりあえず,混ぜずに2ケースで管理して様子を見る.
2020 .1.9
ゴキブリの餌について1
About cockroach bait 1
野外性のゴキブリで,累代飼育が続かない種は過去にたくさん紹介した.
考えられる理由として,餌,日長,四季などが考えられるのだが,熱帯の種は寒さや日長はあまり関係なく,やはり餌(栄養)だと思われる.
ネズミの固形飼料は,雑食性のネズミが生涯を終えるまでの十分な栄養が含まれているはずなので,同じく雑食性のゴキブリも同様の餌で飼育ができると考えている.実際にワモンゴキブリやチャバネゴキブリといった害虫種から,Blaberus属などの外国の野外種もこれだけで飼育できる.
が,マダラゴキブリ類やスズキゴキブリ,オオモリゴキブリなどの一部の種は,未だに謎が多い.
そこで,シロマダラに与えて喰わなかった爬虫類の死骸など,捨てるのはもったいないので,いまいち飼育が心配な種に与えてみた.
ヤエヤママダラゴキブリ ケース1
翌日
食わない
ヤエヤママダラゴキブリ ケース2
翌日
食べた.
マダラゴキブリ
翌日
食べない.
コマダラゴキブリ
翌日
齧っている
さらに3日後
結構食べている.
同じマダラゴキブリ属でも結構違う.
本属にの場合は,成虫と幼虫の生息環境が大きく変わるので,成虫と幼虫でも違うのかもしれない.
2019 .11.28
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
毎度の事となってしまいましたが,F2以降がやばいです.
幼虫はいますが,F1の勢いはなし.
これで1ヶ月様子見て,改善されないようであれば次の手を打たなければいなくなりそう.
2019 .10.8
マダラゴキブリ類の飼育種差?
Differences in breeding species of Rhabdoblatta spp?
ヤエヤママダラゴキブリは,前からそうだったが幼虫がポックリ死亡する個体が多い.
こちらは水中で.
毎回数匹見つかる.
こんなにでかくなって溺れるとも思えずなぞのまま.
一方,これはマダラゴキブリのケース掃除風景だが,不思議と1匹も死んでいない.
死亡しているのは親♀.
個体数は確かにヤエヤマが多いので,その分倍以上あるケースに入れてあり,密度的にはそれほど変わらないと思っている.
とりあえず,両種ともF2成虫まではいけそうである.
2019 .8.6
ヤエヤママダラゴキブリ状況
Breeding situation of the Rhabdoblatta yayeyamana
数が多いのでプールの水がすぐに汚れる.
今年はマダラゴキブリもそうだが汚れすぎないようにこまめに水を替えるようにしている.
成虫が多数出ており,卵鞘を抱えた個体も見かけた.
これは収納段階.
マダラゴキブリ類の衰退時には,卵鞘の収納がうまくいかず,転がっているのが多くなる.
この♀は大きさもそこそこあり,なんとなく孵化しそう.
2019 .6.28
ヤエヤママダラゴキブリ尾肢だけ黒色
Only the cercus of the Rhabdoblatta yayeyamana is black
羽化直後は,全身真っ白で時間がたつにつれ茶色に色づいてくるが,今回気が付いたのは,尾肢が黒色に「色づいている.
あっ,これだけですが,少し驚きました.
2019 .6.7
ヤエヤママダラゴキブリ床換え
Rhabdoblatta yayeyamana
羽化が始まりました.
今日は脱皮もいくつかいます.
幼虫が大きいので糞の堆積も多く,皆水に入るので乾くのが遅く湿ったままの状態が続きます.
明らかに衛生上良くないので2つの水槽に分けました.
1個目.
2個目.
気持ちがいい状態も2~3日といったところでしょうか.
これ見ると,ろ過フィルターを入れた魚飼育セットがいいんだろーといつも思う.
2019 .4.3
ヤエヤママダラゴキブリ幼虫
Breeding of the Rhabdoblatta yayeyamana
やはり煮干を好むようだ.
コマダラは減らない.
何を飼育しているか分からん状態.
2019 .2.21
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
昨年入手した幼虫はすこぶる快調で,沢山の幼虫を生んでくれた.
現在,コマダラゴキブリも大繁殖しており,同じように煮干を与えているが食べない.
問題はこの後の幼虫ですね.
2019 .1.18
ヤエヤママダラゴキブリの食性
Eating habits of the Rhabdoblatta yayeyamana
幼虫ケージに煮干を入れておいたら骨だけになっていた.
煮干は,食性がよくわからない野外種に毎回与えるが,これだけ食ったのは今回初めて.
2018 .11.26
ヤエヤママダラ卵鞘
Ootheca of a Rhabdoblatta yayeyamana
死亡直後に卵鞘を排出したと思われる.
成虫を取り上げると僅かに動く.
卵鞘の卵数を数えると片側40個.
1回の産卵で80個体の幼虫を産む.
この成虫も,あと40日ほど生きていてくれたら,孵化させることができたであろう.
残念である.
2018 .11.12
ヤエヤママダラゴキブリ産仔
Rhabdoblatta yayeyamana hatching
数年ぶりの産仔
2010年に入ってから幾度となくもらったりして繁殖を試みたがすべて失敗した.
親の資質がよかったのだろうか.
最近思うのだが,昔は卵胎生の方が繁殖は容易だと思っていた.しかし,どうもそう簡単ではなく,たまたまで種により大きく変わるようだ.
その原因はやはり食物だと思う.
衛生害虫は駆除の対象として扱われてもよいが,野外種は保護しないと減少する種が出てくるだろう.しかし,どんなレアな種でも○○ゴキブリと和名が付くので,嫌いな人は皆殺しにするだろう.
他にも,ハチやダニ,蝶蛾類など,同じような動物はたくさんいるので,ゴキブリだけに限ったことではないのだろうが.
2018 .2.22
西表島のお土産
Souvenir from Iriomote Island
同じ建物のK島君よりヤエヤママダラゴキブリの幼虫をもらった.
この時期でも沢山取れるようだ.
最近,マダラゴキブリ類の累代はことごとく失敗しているので,気合のセットを組んだ
(といっても基本は何も変わっていない).
2017 .9.22
ヤエヤママダラゴキブリ
Try again of Rhabdoblatta yayeyamana
ペアがそろった.
産むか?
先日のBlack outで,B東さんと大いに盛り上がり,難しさを実感した.
2017 .2.13
石垣からのお土産
Ishigakijima’s souvenir
先週に続き,今日は石垣島のお土産ゴキを頂いた.
ヤエヤママダラゴキブリ幼虫.
採集したT田さんいわく,いっぱいいた.
との事でした.
この大きさだと成虫になるのは秋頃でしょうか.
逆にその方が,飼育環境にも慣れ,羽化がうまくいくかもしれません.
最近,マダラゴキブリ類はF2以上飼育できていないのでうまく軌道に乗せたいですね.でも,本気でやるなら,幼虫はイモリなどの水生動物を飼うセットで飼育したほうがいいのかもしれません.
2012 .11.5
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
久しぶりのヤエヤママダラゴキブリ.
マダラゴキブリ属の幼虫は,水中を好むと言われ,実際に飼育環境にプールを作ると,幼虫がその中に浸っているのをよく見る.
その為か,累代するには他の乾燥を好むゴキブリとは少しコツが必要である.
汚れた環境.
水中の落ち葉はダニが発生し,汚い.
綺麗になったが,最近,雌の生存率が下がり雄ばかり.
累代が綱渡り状況にある.
2010 .4.2
ヤエヤママダラゴキブリ 幼虫雌雄
ついでに幼虫の雌雄腹部末端の様子.
幼虫の大きさは中齢強.
こちらが♂.
こちらが♀.
♀は腹部の幅が♂よりあるため背面からでも大体分かるが,腹面を見ると,♂の方が腹端が1節多い.
2010 .4.1
ヤエヤママダラゴキブリ 水浴2
ヤエヤママダラの飼育環境はどうしてもジメジメした状態になってしまう.
その為,どうしても例の徘徊性のダニが出てしまう.
ちょうど,新成虫が出始めたので,幼虫を生む前にと,床換えと同時にダニ駆除(掃除のみだが)を行なった.
掃除だけとは言え,移す前に1匹ずつダニが付いていないか確認して移すので,大変である.
卵鞘を抱えた♀.
しばらくすると,1齢幼虫が出てきて,とても1匹1匹見て移す事は出来なくなる.
準備した新セットに移すと,気持ちよさそうに水浴している.
もう1匹.
全ての幼虫が一斉に入る訳ではなく,何かのタイミングで水に入る必要性が出るのだろうか.
2009 .2.10
ヤエヤママダラゴキブリ 羽化
翌日,確認の為中を見ると,羽化したての個体がいた.
非常に綺麗である.
翅も綺麗に伸びて上手く羽化したようだ.
雌雄確認しなかったが,この写真を見る限り♀のようだ.
それにしても美しい.と思いませんか.
2009 .2.9
ヤエヤママダラゴキブリ 床換え その3
古いケージから新しいケージへ.
大きな個体はすんなり移動してくれるが,
小さな幼虫は糞の間に潜み最終的に1匹ずつ拾い上げながら移す事になる.
移し終えたケージ.
飼育は上手く行ってていると,このように死骸が少なく,臭いもあまり無い.
これが何かの拍子で狂いだすと,幼虫の死骸が腐敗し臭いが出てくる.
最後に落ち葉をばら撒き完成となる.
見た目は交換前とあまり変化無い様であるが・・・.
2008 .10.27
ヤエヤママダラゴキブリ脱皮失敗 その1
分類として,ゴキブリの病気と言えるかどうか,判断に迷うが,
本種を飼育していると頻繁に起こるトラブルである.
特に♀終齢幼虫から成虫に脱皮するタイミングが一番多い.
胸部背面に脱皮の為の亀裂が入り,新成虫が古い骨格を脱ごうとしたところで力尽きた感じである.
立派な♀であったので,残念である.
2008 .4.3
ヤエヤママダラゴキブリ水浴
本種を飼育するに当たって,特殊な条件として水浴場を設ける事としている.
実際,採集をした人の話では,水中で魚を捕っていると網に入っていると聞く.
飼育してみると,写真のように水に入り,腹端部だけを出し,
結構な時間入っている.
一見ボウフラの呼吸のように思ったが,
ゴキブリの気門がそんなところにあるはずもなく・・・・.
この水場を掃除すると,必ずかなりの量の糞が溜まっている事から,
水中で特殊な排泄をしているのではないかと思っている.
2008 .4.2
ヤエヤママダラゴキブリ羽化不全
ヤエヤママダラゴキブリRhabdoblatta yayeyamana Asahinaその後である.
F1は終齢近くまでは順調に成長するのだが,
最後の脱皮でつまずく個体が多く見受けられる.
♂は100%近く成虫まで羽化するが,♀はきっちりデータは取ってないが,
無事に成虫となるのは50%に近いのではないだろうか.
今回も失敗1件成功1件となってしまった.
こちらが失敗し,すでに外骨格が固まってしまった♀.
まだ生きていたが,残念ながらこれではどうにもならない.
下が成功した抜け殻.
♀である.
原因を考えるに失敗した個体は比較的乾燥した場所で脱皮をはじめており,
成功した個体は,写真でも判る通り,水苔のある湿気のある場所で脱皮している.
しかし,各個体が脱皮する場所は選べるようになっており,
当然本能的に適した環境に移動して,脱皮を成功させると思うのだが.
2007 .7.30
ヤエヤママダラ 幼虫
1齢幼虫の体長6㎜内外.本種は卵胎生であるがゆえ卵鞘を体内で保護し,脚の生えた幼虫を産む.その数は飼育環境が複雑なのでは数えたことはないが,一度一旦体外に出された卵鞘が脱落した物を数えたことがあるが,片側50個,2列に並んでいるので,単純に考えても100匹は生まれる.実際今回も沢山いる.
白いのが生まれたての幼虫,その上のスジのある茶色い物が母親の翅.
本種1齢幼虫は国内最大種だけに大きい.チャバネゴキブリの中齢幼虫はある.
マダラゴキブリ科の幼虫は,どれも水が好きで床替えの最中に水中に落ちてしまったが,尾端を水面に出し気持ちよさそうにジッと水につかって動かない.
屋外種の特徴として,人の手を恐れないのか何なのか,平気でどんどん登ってくる.一寸目を離すと袖から中に入ってくる.
2007 .7.27
ヤエヤママダラゴキブリ Rhabdoblatta yayeyamana Asahina
ヤエヤママダラが産仔し,生息密度が高くなったのでプラケ大に移し替えた.
本種は国内のゴキブリでは最大種で,体長はワモンゴキブリをも凌ぐ.
石垣島産♀個体 51㎜
比較(左♂,中ワモンゴキブリ,右♀)
体色(上面から見た目の色合い)も衛生害虫種とは違い落ち着きのある色で,森林内樹皮や落ち葉に紛れると分からなくなる.
動きは意外と素早く,結構飛ぶ仕草はするが,逃走が怖くて自由に飛ばしたことはない.
飼育に関しては,中齢幼虫以降で採集した個体は,F1の終齢幼虫までは比較的簡単に行くが,私はF2まで行かせた事が無く,今回は前回の失敗もふまえ,色々と策を練っている.飼育難易度は私的には難しいクラスに入る.(グリーンバナナとも少し違う,滅びに向かった個体群は何をやってもうまくいかなくなる.)