ヤエヤマキスジゴキブリ
2014 .10.16
ヤエヤマキスジゴキブリ
Symploce yayeyamana
多少怠けて危うくなったりもしたが,しっかり立ち直るようになった.
特別ひどい事をやらかさなければ大丈夫だろう.
成虫.
終齢幼虫脱皮直後.
中齢幼虫.
終齢まで行くと何の幼虫か分かり易いが,中齢だと見た目の判断は難しい.
2014 .6.10
ヤエヤマキスジゴキブリ汚れ
Dirt of the breeding instrument of Symploce yayeyamana.
野外性の種の汚れが気になっている.
天然素材を使うので,床換えの度に捨てるのが勿体無く,そのまま使い回す事が多くなる傾向にあるようだ.
また,どうも死んだあとが汚くなるように思える.
そんな事をしていたら,数が急に減っていることに気づいた.
数えると,終齢・亜終齢が36個体.
卵鞘2個分ほどの数だ.
全ての材料を新品に交換した.
成虫になり,卵鞘を産み始めると,床が換えられなくなる.
このタイミングでの床換えが一番効率がいいだろう.
2012 .2.21
ヤエヤマキスジゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of a Symploce yayeyamana.
アマミモリゴキブリに続いてヤエヤマキスジゴキブリ.
これも飼育開始後,約1年後には「ウジャウジャ」と沢山増えた.
しかし,アマミモリ同様,飼育環境に土壌を使用している為,飼育ケースは掃除しても,マット自体までは,交換していなかった.
約2年経過したマットや付随する落ち葉の様子.
葉上の白いのは,カビとも水垢とも判断しかねる自然界では有り得ぬ葉っぱ.
シェルターとして入れている落ち葉に付着する死骸や糞.
飼育環境ではどうしても自然界では起こり得ない状態になってしまう.
現在主に使用するマットの構成は,木の細切りチップにミズゴケ,朽木マット,乾燥落ち葉の手もみ粉砕片をミックスし,乾き難くマット内に空間が出来るようにゆるく敷き詰める.
幼虫を拾う際,種によっては「拾う行為」から逃げる傾向のある種がいる.
そんな傾向がある種は潰したりもろもろ時間がかかる.
本種は手を入れると,忌避と言うより誘引気味に指にまとわり付くので捕獲は楽である.
総交換後.
アマミモリは極力全ての虫体を拾う様に努力したが,今回は一匹残らず拾わないといけないほど数が減っていた.
皆様注意いたしましょう.
2010 .7.6
ヤエヤマキスジゴキブリ床換え
成虫の産卵がピークを迎える前に床換えすることにした.
本種のようにマットを使用している小型種は,孵化が始まるとマットに潜む初齢幼虫の移動が大変になる.
マットの様子.
終齢幼虫と共に卵鞘が確認できる.
マット容器からの卵鞘抜き取りは,幼虫も飛び出してくるので炭カルを塗ったプラケで行う.
終了.
2010 .7.5
ヤエヤマキスジゴキブリ卵鞘確認
ダニも発生していたので一応卵鞘にダニが付着していないか確認.
それと,ダメ卵鞘の撤去.
数が少ないと楽である.
卵鞘の大きさはまちまち.
外から卵数が確認できる.
2010 .7.2
ヤエヤマキスジゴキブリ飼育
こんな感じ.
産卵は加湿したマットに産み付ける.
幼虫は落ち葉の下などに潜んでいるが,おそらくダンボール等のシェルターでも良いだろう.
落ち葉の良いところは,見た目,崩れない,餌になる.
しかし,日常的に食しているのは固形飼料.
2010 .6.3
ヤエヤマキスジゴキブリ 産卵
交尾の結果.
こうなる.
卵鞘 生み始め.
白がまぶしい.
産み落とす直前.
ワモンゴキブリなどは産み始めでも茶色く色が付いているが,本種は真っ白.
2010 .6.2
ヤエヤマキスジゴキブリ 交尾
右が♀.
左が♂.
横から.
2010 .2.16
ヤエヤマキスジゴキブリ幼虫2
Symploce yayeyamana Asahina 幼虫
昨年夏孵化の幼虫たちがずいぶんと大きくなってきた.
終齢に近い齢数であろう.
このまま成長すると,春に成虫.
夏に孵化.
サイクルとしては1年未満と言ったところか.
2009 .10.26
ヤエヤマキスジゴキブリ卵鞘
ブログをごらんの皆様.
小松です.
一昨日よりサーバートラブルで,約1ヶ月のエントリーが飛んでしまいました.
復旧はしていますが今週いっぱいはかかりそうです.
日々の更新は出来ますが,管理画面もダメージがひどく,
頂いたコメントも非常に確認し難くなっています.
無くなっている分のデータはあるので,最悪無くなった分は再構築かけます.
と言う訳で,しばらくご不便をおかけすると思いますが,よろしくおねがいします.
と言う訳で,本題です.
ヤエヤマキスジゴキブリの卵鞘
長さにバラつきがある.
長いもので10mm,短いもので5mmに満たない.
本種の卵鞘,隆起線の外周がオレンジ色に見える.
他のゴキブリ類ではあまり見られない.
拡大すると何か分泌物のようなものが固着しているのが分かる.
産卵する時に分泌されるのであろうか.
ラインの入った綺麗な卵鞘である.
2009 .7.28
ヤエヤマキスジゴキブリ 脱皮
脱皮直後と分かっていても,この白さは驚いてしまう.
まだ真っ白.
少しすると前胸背の
黒班の模様が出てくる.
キスジゴキブリは黒班が崩れず,まるまった形であるが,
本種は見ての通り突起状に黒班部が飛び出る.
2009 .7.23
ヤエヤマキスジゴキブリ 幼虫
幼虫は茶褐色で見た目はモリゴキブリ属みな似ている.
終齢幼虫.
幼虫での同定は大変そうである.
1齢幼虫.
非常に小さな幼虫で,体色もしばらくは白い状態のまま.
右に見えるのは卵鞘.
2009 .7.22
ヤエヤマキスジゴキブリ
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
チャバネゴキブリ亜科 Subfamily Blattellinae
モリゴキブリ属 Genus Symploce Hebard
ヤエヤマキスジゴキブリ Symploce yayeyamana Asahina
体長15mm前後.
キチャバネゴキブリより一回り小形で,前胸背に黒斑が入る.
黒班の形がキスジゴキブリと違い複雑な形状である.
成虫.
雌雄は腹部の広がりから見ると♀のようだが,確認忘れました.
卵鞘をつけた♀.
体の割には太い卵鞘を産む.
分布は石垣島,西表島.