ヒメモリゴキブリ
2019 .3.14
タイのモリゴキブリ類
Symploce sp. of Thailand
日本のモリゴキブリに比べよく増えること.
脱皮殻を食べないため,すぐ堆積する.
2009 .4.16
サツマツチゴキブリ 繁殖
何度も越冬個体を飼育したが,卵鞘は産むのだが孵化に至らなかった.
採集する時期が悪いのか,飼育法が悪いのか.
しかし,やっと今年採集した個体が,春を向かえ産卵 孵化していた.
手前の3匹は成虫.
矢印が1齢幼虫.
本種は親が小さいので,子も小さい.
しかし,ヒメモリゴキブリのように,すぐ隠れる事は無い.
カメラにも難なく収まってくれる.
幼虫その1.
幼虫その2.
単色で地味な幼虫である.
このあたりのサイズの幼虫を見ると,ホラアナゴキブリの成虫とつい比べたくなってしまう.
2009 .4.15
ヒメモリゴキブリ 孵化 2
鞘を産み始めて4ヶ月近く経過してやっと孵化した.
半分あきらめかけていた矢先である.
どこにいるか判りますか?
矢印の所にいます.
まだ1齢幼虫で非常に小さい.
写真を撮ろうと遮蔽物から追い出すのだがジッとしていない.
こちらは2齢位だと思う.
成虫の色合いから考えて,幼虫も濃い茶色を予想していたが,
以外にもフタテンコバネゴキブリやクロゴキブリの1齢の様に,
白いバンドが入る綺麗な幼虫であった.
それにしても素早い.
2009 .4.14
ヒメモリゴキブリ 孵化 1
再登場のヒメモリゴキブリ.
ライトブラウンの小型種.
左が♂,右が♀.
♂は腹端を越える長い翅があり,雌は腹端があらわになっている.
卵鞘は普通に産むのであるが,一向に孵化しなかった.
結局,前回紹介した扁平な卵鞘は孵化しなかったようだ.
これは現在産んでいる卵鞘.
厚みがあり,薄っぺらな卵鞘に比べ明らかに孵化しそうに見える.
普通,親は孵化する卵鞘は真面目にカムフラージュするが,
孵化しない異常卵などは放置する傾向が強いように思う.
この辺が屋外種の飼育の難しいところではないかと思う.
2008 .12.19
ヒメモリゴキブリ
学名も判らぬ東南アジア産ゴキブリ.
タイやミャンマーに分布する.
成虫体長20㎜内外.
外見の色彩は,リュウキュウモリゴキブリに良く似た明るい茶色.
しかし,幅があり,♀は若干単翅.
殖えたら再レポートしたい.
リュウキュウモリゴキブリに似てはいるが,卵鞘は全く似ていない.
産みつけはカモフラージュを施し,厚みもあまり無く,
「こんなんで卵が入っているの?」と心配になる.
はたして孵化するのでしょか.