ヒメチャバネゴキブリ
2023 .6.28
ヒメチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Blattella lituricollis
昨年の10月に数匹採集した個体群ですがこんなになりました.
炭カルもかなり削られて突破寸前です.
これで約3ヵ月.
新しい容器.
まずは手で掴める物は先に移動.
その後,雪崩のような個体移しをして終わりです.
すごい数です.
2022 .10.20
ヒメチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of Blattera lateraris
小さなゴキブリですが,増えると汚れの速度が速くなります.
餌もなく死骸と糞が堆積しています.
清掃後.
これでも多いと思いますが,少ないより良いかと.
2021 .7.10
住宅のトラップチェックin父島
Checking traps set in houses on Chichijima.
せっかく何で土曜更新.
多分2年ぶりくらいのトラップ交換.
まずはミナミヒラタゴキブリ幼虫.
次ワモンゴキブリ幼虫.
おお,ヒメチャバネゴキブリ.
内地ならチャバネゴキブリでびっくりするところだ.
全部で3種.
2年置いてこの程度であれば,内地より少ないかもしれない.
で,このトラップに捕まっている米粒ほどのカビの生えた丸いもの.
気になっていたが,よく見るとイエシロアリの羽アリでした.
これはちょっと困りますね.
やはり,地域によりいろいろな害虫が侵入してきます.
父島ならではのチャオビゴキブリが出ないかなと期待をしているがこの建物では一度も捕獲されたことがない.
最後に,住宅の横の草地にいたワモンゴキブリ成虫.
きれいな個体です.
2019 .8.8
鹿児島出張2019
Kagoshima business trip 2019
1泊2日で行ってきました.
天気もよく絶好のゴキブリ採集日和.
サザエさんのオープニングに使われている開聞岳をバックにしたヒマワリ畑.
ニホントカゲ.
ヒメチャバネ.
ツチゴキブリ幼虫.
フタホシモリゴキブリ.
野外品とは久しぶりの対面.
その卵鞘.
ヒメチャバネゴキブリ♀卵鞘付を食べるハエトリ?
そのほかにも沢山の興味深い昆虫を見ることができました.
関係者の皆様には感謝いたします.
2017 .6.15
ヒメチャバネゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding container of Blattella lituricollis
飼育を始めて8年が経過し,安定したと思っていたが個体数が少ない.
よく見ると床換えも最近していなかった.
ダンボールシェルターも古くなっているので,ばらして幼虫を探してうつす.
よく見ると,1齢幼虫が発生していた.
大概,幼虫がいなくなって終わるので,まだ大丈夫そうだ.
種だけで見れば,ヒメチャバネゴキブリは普通に採れるが,採集場所によっては,2度と入手できない場所もあり,だからどうしたと言われない様な何かを見つけたいと思う.
2015 .7.9
ヒメチャバネゴキブリ全滅?
Blattella lituricollis is exterminated?
いつもの言い訳だが,ここの所大変忙しく,しばらく放置気味だった.
丈夫だが繊細なことはわかっていた種だが,今日見たら激減していた.
原因は,餌がカビて摂食不能になっていたからだと思う.
死骸がカビている.
シェルターもかび臭いので,全て解体し中の幼虫を全て救出.
まだ生きている個体がいた.
いつもはやらない1齢幼虫も含めた全数移し.
中プラケから小プラケへ縮小したが,まだ復活可能と思われる数が残っていた.
ヒメチャバネなどまた捕ればと思うだろうが,この系統は二度といけない場所の子孫.
何が違うというわけではないと思うが・・・.
2013 .8.20
ヒメチャバネゴキブリの飛翔
The flight of Blattella lituricollis.
床換え中に,飛んで逃げようとするのは,チャバネゴキブリ科の野外種に良く見られる行動.
今日は,あまりにも良く飛ぶので,何とか撮ろうと粘った結果.
透明ゴキブリになっただけであった.
2012 .9.5
ヒメチャバネゴキブリ潜水
Blattella lituricollis also diving action.
飼育に使っているプラケは,床換えで入れ替えをすると,その度に洗浄し,塩素殺菌を行っている.
その殺菌現場に白昼堂々チャバネ?
早速確保しようとすると,何と水中にダイブ.
さらに,気泡をつけたままケース底面まで歩いている.
取り出して良く見るとヒメチャバネゴキブリ.
はたして本種が,マダラゴキブリ類のように,日常的に水中に潜るだろうか.
そんな報告は聞いた事はないが,これがゴキブリ研究の面白いところ.
研究者が圧倒的に少ない為,少し掘り下げれば幾らでも新知見が見つかる可能性がある.
皆さんも始めてみてはいかがでしょう.
2012 .2.15
宮古の混生飼育のその後
The state of the after that of mixed breeding of the Blattella lituricollis and the Onychostylus vilis of miyakojima
ヒメチャバネゴキブリばかりとなってしまった.
良く見ると,ミナミヒラタゴキブリの幼虫が少し混ざっている.
ミナミが残っていると言う事は,ヒメチャバネが完全に排除している訳では無く,単にヒメチャバネの生育スピードがミナミより速いのが理由かもしれない.
実際に野外では,ミナミは地表には殆んどいない.
その為,このような平な環境は苦手なのかもしれない.
2012 .1.6
宮古島のゴキブリ類
Cockroaches inhabiting Miyakojima.
ミナミヒラタゴキブリOnychostylus vilisとヒメチャバネゴキブリBlattella lituricollisの混生飼育.
幼虫で入手し,成虫になったら分けようと思いつつ,忙しく現在に至る.
羽化し立てがいたが,脱皮ガラがそばにありヒメチャバネと判明.
淡黄色一色がミナミヒラタゴキブリ幼虫.
体側に黒状が入るのがヒメチャバネ幼虫.
仲良く暮らしており,特別お互いを排除しあう事は今の所ない.
ただ,増え方を見ると,ヒメチャバネゴキブリに分がありそうだ.