トウヨウゴキブリ
2024 .2.21
トウヨウゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Blatta orientalis
9月より水と餌しか補充していませんでした.
海外では結構身近なゴキブリのようですが,日本では本当に報告がないです.
跗節の滑り止めが小さいので,約半年たっても炭カルは削れません.
それもあり,床替え間隔が伸びる傾向にあります.
トルキスタンゴキブリも同じです.
2020 .2.18
トウヨウゴキブリ
Blatta orientalis
4か月ぶりの床換えでした.
♂
♀
いつも思うのですが,飼育で数か月も飼育ケージを掃除しなくて問題ない動物はそんなに多くないのではないでしょうか?
はたして,ゴキブリは掃除されて生きて行く上で+となるのか,汚い方が繁殖が進むのか?
これは,他のペットにも当てはまるような気がします.
人間の都合も大いにあるような.
2014 .4.25
害虫種トウヨウゴキブリ
Blatta orientalis is a harmful insect species.
米国では,地下室から屋根裏,下水溝,ゴミ集積所など暖かく湿度が高い場所に生息している普通種だそうだ.
日本で言えば,クロゴキブリのようなものかもしれない.
床換えのタイミングとしては,このように,シェルターの下部に糞や死骸が堆積し,潜むスペースが少なくなったら変える事にしている.
シェルター裏面もこのように糞で隙間がふさがっている.
これをピンセットで掻き出して掃除する.
ケース内も全体的に死骸や卵鞘カスが堆積している.
左のように綺麗になるが,また1~2ヵ月後には,今日のようになる.
クロゴキブリは,すでに米国に侵入しており,本種もそのうち日本で見つかる日が来るかもしれない.
2014 .2.27
炭カル登攀
The cockroach which climbs calcium carbonate.
炭カルも,薄くムラなく塗るのが理想だが,そうも行かない時もある.
するとこうなる.
拡大すると,厚く塗られた凸に足をかけて登っているのがわかる.
2012 .6.1
トウヨウゴキブリ完全復活
Full revival of the Blatta orientalis.
もはやこの状態.
床換え中.
右は死骸等のゴミ.
意外と根性ある.
2012 .4.6
トウヨウゴキブリ復活
Revival of the Blatta orientalis.
おかしなクラッシュをすると,復活し難いことが多いが,これは比較的簡単に復活した.
これで一安心.
2011 .8.31
恐怖のノミバエ再来(後)
さて結果はどうかというと,ご覧の通り.
ざっと数えて30匹ほどが特大プラケ底面で転がっています.
水分の無い所では意外と短命のようです.
が生きた個体もかなりの数が飛んでいる.
一晩に50匹ほどがこのケースから脱走していた事になる.
防虫紙意外と役立たず.
もしくは,ノミバエ天晴れ.
どちらにせよ,このまま外に持ち出し成虫は大気開放.
さらに,中に入れたプラケも大気開放.
すごい数のノミバエが飛んでいったが,中の状態もすごい事に.
シェルターにも.
生きたゴキブリに喰い付いているとか,卵鞘に喰いいっているのは確認できなかったが,おぞましすぎる.
この後,再び捕虫紙を交換し様子見ます.
2011 .8.30
恐怖のノミバエ再来(前)
昨日,タイ産のPeriplaneta属のノミバエを駆除し,その際捕虫器の捕虫紙も交換したが,あっという間にこの有様.
これは絶対おかしいと思っていたが,忙しく全てを見渡す時間が無かった.
しかし,やっと発見.
トウヨウゴキブリBlatta orientalisが発生源であった.
丸々と太った成虫が無数に飛び回っている.
ウジも外から確認できるだけで数十匹.
????.
しかし,防虫紙も結構しっかり挟まっているようだし.
ケージからあれほど多く脱出できるわけは無い.
と思ったが念のためそのままの状態で特大プラケに入れて様子を見ることに.
特大プラケからも脱出しては困るので,養生テープできっちり遮断.
2010 .10.28
トウヨウゴキブリの飼育
写真には虫体が何も写っていないが,シェルター内に潜んでいます.
成長のサイクルが混ざらず,今は成虫と卵鞘と初齢幼虫の状態.
見て分かるとおり,簡単なセットで飼育できている.
2009 .9.7
トウヨウゴキブリ 幼虫・卵鞘
幼虫はトルキスタンゴキブリに良く似ている.
混ざったら成虫になるまで気が付かないだろう.
トルキスタンと同属とはいえ,本種は少し壁面を登れるようで,
炭カルがすれて減っている.
しかし,能力的に劣るようである.
卵鞘は左からトウヨウゴキブリ・トルキスタンゴキブリ・ワモンゴキブリ.
左2種は良く似ている.
2009 .9.4
トウヨウゴキブリ
Blatta orientalis
トルキスタンゴキブリと同属.
海外では古くからペットや実験材料として飼育されている古典的なゴキブリ.
しかし,日本では本種を使った研究はあまりない.
飼育方法も,特別難しいわけでもないのだが.
生息地では,下水道や地下室などに生息するとあり,
ワモンゴキブリと似たような環境を好むようである.
♂♀成虫 体長25mm内外.
ヤマトゴキブリを少し小型にした感じ.
♂の前胸背はヤマトゴキブリのようにゴツゴツした隆起がある.
♂は短翅と長翅の中間.
「腹部が成熟のために膨張して,翅端を超えた」みたいな中途半端な長さ.
♀は書籍により無翅と書かれた物もあるが,短翅と表現した方が正しいかもしれない.
腹面より.
色彩はクロゴキブリに良く似ている.