スズキゴキブリ
2024 .8.22
スズキゴキブリ小さい
Periplaneta suzukii small
♀成虫が出はじめましたが総じて小さい.
いつもこんなだっただろうか?
いくらF1で飼育不良気味でもこんなに極端ではなかった気がするが.
‥‥‥.
2024 .7.19
スズキゴキブリ羽化はじまる
Periplaneta suzukii begin to hatch
昨年夏に孵化した幼虫が成虫になり始めました.
しかし雌はまだのようです.
幼虫が沢山いるので余裕で見ていられますが,少ない場合は交尾が合わずにハラハラ物です.
問題はこれから,F2がどれだけ孵化するか.
しばらくは暑い夏が続きます.
2024 .3.7
スズキゴキブリ分散飼育
Periplaneta suzukii breeding cage expansion
何気ない静かな様子ですが.
やはりWF1は普通に増えていきます.
♀成虫3匹で幼虫が大量に産まれました.
さすがに産卵は厳しいでしょうがまだ生きています.
こちらは10年以上つぎ足しで作っている秘伝の土.
これを産卵床と雑餌として使います.
移すのはこれくらい.
本当は各ケージ多くて5匹程度が良さそうだが,アカズミゴキブリも多くなっており,場所がない.
2ケージ目完成.
これでしばらく様子見でしょうか.
2023 .12.14
スズキゴキブリ母お疲れ様
Good job, mother of the Periplaneta suzukii
跗節がとれ触角が短くなった♀.
まだ健在です.
こちらに来たときは,健全個体だったのですが仕方ないですね.
産まれた子供たち.
F1はいつもこんな調子でOK.
この後ですね.
しかし,アカズミゴキブリの場合も沢山飼育分けして2割程度の孵化なので,スズキも同様にするとケージの数が大変なことになってしまいます.
あとヤエヤママダラも増えているので,何か考えないと管理できなくなりそうです.
2023 .11.9
スズキゴキブリも順調
Periplaneta suzukii doing well
スズキゴキブリのケース.
ヤエヤママダラゴキブリと同期だが静か.
幼虫が出現するまでに,卵性は「産卵」と「孵化」という2つのイベントを経るので,産卵までの期間と孵化までの期間を含めると50日以上静かな状態が続く.
一方,卵胎生はワイルド雌だと産卵は終わって保育していればすぐに産むので幼虫出現までの時間は短いことが多い.
スズキゴキブリは,何度も失敗しているが,アカズミの教訓をもとに今回はF2出したいです.
引っ越し終わるまでの間,忙しく確認してなかったのですが,幼虫生まれていました.
10匹以上はいそう.
♀も存命なので,もう少し増えてくれるでしょう.
頑張れ卵鞘と♀.
2022 .7.12
スズキゴキブリお疲れ様
Periplaneta suzuki, thank you very much.
2022年9月より飼育を開始した系統です.
♀は死に絶え,♂が残るだけとなってしまいました.
累代の可能性としては,♀が産んだ卵鞘が孵化することです.
これから約40日が期限でしょう.
2022 .5.24
スズキゴキブリF2続報
Periplaneta suzukii F2 follow‐up report
久しぶりの登場となりました.
まだ例のダニが収まっておらず,このケースにも再発.
駆除がてら状況報告です.
♂成虫.
飼育して思うのは,触角が切れてしまうこと.
最初は数が多いと攻撃し合いこうなるかと思ったが,現在は2ペアほどしかいない.
♀も短い(翅じゃなくて触角).
生き残りのすべて.
卵鞘は産んでいるが壊れた物ばかり.
唯一形を保っている物があったが,か弱い.
Archiblatta hoeveniiとそっくり.
ホントなぞばかり.
2022 .1.7
餌
Feeds
今日の材料はニンジン・リンゴ・エリンギぶつ切り.
鍋に入れるわけではなく,ゴキブリに与えます.
正月だからというわけでもなく,定期的に与えているメニューです.
真の害虫類ではなく,マットなどを使う種に与えます.
オガサワラゴキブリ.
増えるのですが,たまに放置しすぎて危機的状態になるのでそれ防止.
ツチゴキブリ.
これも,一時期ヤバそうだったので入れてます.
スズキゴキブリ.
これは是非次も繁殖させたいので特別扱いです.
Corydidarum magnifica
維持できているのですが,めちゃめちゃ増えないので与えています.
効果があるかはよくわかりません.
気持ちですね.
2021 .12.15
スズキゴキブリF3に向けての準備
Preparing for the Periplaneta suzukii F3
♂成虫が羽化していました.
これで雌雄そろったので新たな産卵に向けて古い床材を新しくしました.
こちらは古い床材.
孵化しなかった卵鞘が散乱しています.
産卵は年内にも始まると思います.
うまくいけば孵化は2月頃から見られると思います.
お楽しみに.
2021 .11.18
スズキゴキブリF2の今
Periplaneta suzukii F2 Now
昨年の9月に入手したペアのF2の現在です.
成虫が出てきました.
産卵がはじまると出来なくなるので今のうちに床替えを行いました.
虫体数は7匹.
やはり,100個以上の卵鞘の中で1個しか孵化しなかったようです.
しかし,その中でこれだけ残っていれば弱い個体ではないでしょう.
♂成虫は出ていませんが,3匹は確認できました.
♀幼虫.
♂幼虫.
うまく時期も合いそうです.
果たして,孵化率が低いまま齢台が続くのか,低い中から産まれた個体なので上がるのか?
興味のあるところ.
いわゆる家畜化できればしめたものだが.
楽しみは続く.
2021 .9.17
スズキゴキブリF2
Periplaneta suzukii F2
順調に成長しているようです.
この中にも潜んでいます.
成虫の死骸が気になるのでケースを交換しましたのですが,幼虫の死骸がひつつもない.
良い状態ですね.
幼虫もう1匹追加.
数匹いるようです.
やはり1個しか卵鞘は孵化しなかったようです.
さあ,この選ばれし個体群.
この後F3まで繋げてくれるのか?
わくわくはしばらく続きそうです.
2021 .6.10
スズキゴキブリF2!!!
Periplaneta suzukii F2 !!!!!!!
4月に大改装し,2ケージに分けました.
そのうちの1ケージは,幼虫もなく成虫が2匹だけとなり,もう一つのケージに合流させた.
そして,合流させた後まあ一応見ておくかで,材を裏返すと居たたたたた.
拡大.
最初は別のゴキブリがコンタミしたかと思いましたが,まあそれはありえない.
ついにやった!
F2出た.
普通に累代出来ている人にとっては大したことではないかもしれませんが,ゴキブリ飼育を始めて20年以上.
初であり超感動.
総数は調べませんでしたが,3匹は確認.
卵鞘1個分でしょう.
産下された卵鞘はおそらく100以上.
その中の一つ.
それまでに餌もいろいろ試したりしたので,偶然なのか試した餌が良かったのか今のところ不明.
まずは,この幼虫を無事成虫にすることだ.
2021 .4.22
スズキゴキブリ大改装
Major renovation of Periplaneta suzukii
2019年7月に来てから約2年.
F1の卵鞘が孵化しないまま2年目を迎えようとしている.
参加された卵鞘はおそらく100を超えている.
まぐれでも孵化がないということは,何か根本的に間違っていることははっきりした.
一般的なゴキブリの飼育方法では累代はできないということだけははっきりした.
Archiblatta hoeveniiとまったく同じ状況.
本種の累代のカギを見つければ,Archiblatta hoeveniiにも応用が利く可能性がある.
まあ,いろいろ試すしかないのだろう.
というわけで,きっぱりと古い卵鞘は捨て,ケースの新調.
以前からもいろいろ与えているが,今回もパワーアップしたものを投入しました.
でも,今更与えても遅すぎるような気がする.
とりあえず,次回再チャレンジに向け基礎資料を蓄える.
2021 .2.17
スズキゴキブリ累代半分あきらめ
About ready to give up of Eon breeding of Periplaneta suzukii
現状.
卵鞘は沢山産んでいるのですが,幼虫は1匹もいない.
普通,何かの間違いで孵化する卵鞘がありそうだが皆無.
まだ幼虫がいるので・・なんて悠長なことを言っている場合ではなく,抜本的な変化を起こさないと間違いなく終わる.
ここの所超忙しく,頭に余裕が全くない.
それが過ぎ去ろうとするときに又次が来て超が続く.
言い訳ばかり並べても将来がないので何とかしたいと思います.
とりあえず,簡単な掃除だけ今回は行いました.
2021 .2.12
ブロッコリー
Broccoli
和名:ミドリハナヤサイ または メハナヤサイ
学名:Brassica oleracea var. italica
「ブロッコリー」って,和名や学名があったんですね.
当たり前といえばそうなんですが,ブロッコリーと聞くと「マヨネーズかけて美味し」くらいしか思い浮ばない(笑).
ゴキブリが意外と青物を食べることがわかったので,私も好きなブロッコリーなら喜んで食べるだろうと思い,青物好きのマダラゴキブリと,色々食べさせているスズキゴキブリに入れてみた.
食べない!
怖くなるほど食べない.
スズキゴキブリが茎の内部を少し齧っただけ.
リンゴはOk.
ブロッコリーには申し訳ないが退場してもらった.
2020 .10.16
16 雑事 10
Little things 10
ワモンゴキブリPeriplaneta americanaの産卵始まり.
W型の肛上板が開いてまだ白いが卵鞘の先端が見え始めている.
こうなると早い個体は12時間程度で産卵するが,温度が低かったりすると丸1日以上をようする.
Eucorydia sp.脱皮.
こんな色の種がいたら綺麗です.
スズキゴキブリPeriplaneta suzukii 卵鞘の孵化は今のところゼロ.
竜骨部から腐質が出た卵鞘.
見た目はまともだがダメな卵鞘.
2020 .10.13
ほうれん草,ナス,ニンジン
Spinach,Eggplant,Carrot
マダラゴキブリが柑橘類やその他の生きた葉を食べることに味を占め,こんな物を入れてみた.
ニンジンは過去にいろんな種に与えているが冷蔵庫にあるのでついでに.
スズキゴキブリ投入
結果
ほうれん草は好きではないようだ.
コマダラゴキブリ
少し放置しすぎてカビているが食べてない.
マダラゴキブリ
ほうれん草は茎を少し齧っているが他の葉に比べると,好みではなさそう.
キャベツなどがよさそうか気がする.
ルリゴキブリ
写真撮り忘れたが,ナスも食べない.
食材試し始めたらきりがない.
普通に繁殖できている種は特別な物は与えなくてもよいが,スズキゴキブリや,マダラゴキブリ類の代を重ねるごとに細っていく種は,継続飼育が出来るようにしたいですね.
餌で出来るのか,環境なのか.
2020 .10.8
スズキゴキブリの卵鞘Ⅱ
Oothecae of Periplaneta suzukii Ⅱ
卵鞘ですが,やはり孵化しませんでした.
採卵してから80日以上経過してこの状態.
残念です.
ついでに,もう1ケージも汚くなったので清掃かねて卵鞘を選別.
これだけあって,全く孵化しないのは根本的に何かが間違っているはず.
虫体を見ると,成虫の触角がどれもブチ切れ.
餌の問題もあるとは思うが,まだ幼虫で雌雄揃うので飼育密度を下げたケージも作成.
♂.
♀.
こちらは触角切れの成虫大ケージ.
集めた卵鞘.
また手厚く観察します.
2020 .9.4
スズキゴキブリの卵鞘
Oothecae of Periplaneta suzukii
7/24に拾い上げた卵鞘の結果です.
半数はカビが出てきました.
ダニにも食われています.
いつも思うのですが,ダニは移植していないのに,腐ると発生する.
どこから湧くのか.
科学的ではなくなりますが,湧くがぴったりのダニです.
もう半数は何とか良型を保っていますが,40日経過したので孵化はまずないでしょう.
一応ダメなのは捨て,新しくセットしなおしもうしばらく様子見ます.
ダメだった卵鞘を壊してみました.
黒い複眼が分かりますか?
一応交尾は出来ているようで,発生している卵があります.
いくつか壊してわかりましたが,卵鞘の殻が柔らかいのは発生していません.
ある程度硬い卵鞘は発生しています.
推測ですが,硬い卵鞘を産ますのに,固形飼料だけでない特別なものを与えないとダメなのかもしれません.
2020 .8.5
スズキゴキブリ卵鞘続き
Previous continuation of Periplaneta suzukii oothecae
早くもカビの発生や,潰れる卵鞘が出てきている.
カビや潰れのグループ
まだ何とか頑張れそうなグループ.
しかし,どう見ても他のPeriplanetaの卵鞘に比べると色が薄く,中の卵が発生しているようには見えない.
竜骨部からカビの生えた卵鞘を割っても全く発生していない.
交尾が出来ていない可能性もある.
次は,♀の受精嚢を調べることにする.
2020 .7.31
スズキゴキブリ卵鞘
Oothecas of the Periplaneta suzukii
これにもダニが出てしまいました.
絶対根絶するぞ!とケージ交換.
左は熱湯風呂.
長ピンでダニの付いたシェルターなどを風呂に入れて殺虫.
今では雌雄揃っているが,それでも雄は少なめ.
まだ幼虫も結構いる.
本種は尾肢にネバ液を蓄えており,妙に触るとそこに旧ケージのゴミを張り付けて移動するのでダニまで移しかねない.
別容器に一旦移し,目視で確認して少しずつ新ケージに戻す.
後は,旧ケージ内の卵鞘を拾う.
よさそうなものだけ集め.
ダニを調べ,ダメそうな卵鞘も振り分ける.
ダメ卵鞘の中身.
全然発生していない.
よさそうなものだけ,孵化しても分かり易いように手元で管理する.
しかし,全体的に卵鞘の鞘の厚みが薄い.
果たしてF1卵鞘がどんなだったか記録しておけばよかった.
2020 .6.24
スズキゴキブリ羽化
Emergence of a Periplaneta suzukii ♂
羽化開始寸前,というよりすでに開始している.
開始から7分後(以下同様).
24分で抜けきり.
46分後.
70分後.
100分後.
羽が伸びるまでが時間かかりますね.
動けるようになれば,危険から逃げることもできるので,脱ぐまでが早い.
そのあと,ゆっくり翅伸ばしますよ.とのことのようだ.
側には間もなく羽化の♂幼虫が控えている.
これからが累代の本番.
2020 .5.21
スズキゴキブリ拡張
Expansion of breeding containers of Periplaneta suzukii
そろそろ最初の飼育ケージがカビや糞で汚れてきた.
幼虫も成長して密度が高くなったのでケースを1個増設した.
ただ,♂は極端に少ない.
これは3匹目.
翅ボロ.
♂終齢幼虫.
尾突起が分かりますか?
増やしたケージ.
古い方は卵鞘があるのでそのまま維持.
2020 .4.29
オオムカデ
Giant centipede
先日大穴掘ったのですが,その後出たり入ったり.
産卵とかではないのか?
指より太い.
国産では見れない迫力です.
こんなに太くて大きいくせに,動きは小型のトビズムカデと同様の俊敏さを持つ.
ムカデを嫌い人は結構いますが,危険な猛獣を飼育するのに共通するものがあるように思えます.
速報.
スズキゴキブリの♂がやっと出ました.
一安心.これでやっと床換えをする気になってきました.
どうゆう配置にするか今週中には行いたいと思います.
2020 .4.16
スズキゴキブリの♂
Periplaneta suzukii male
♀成虫ばかり.
この写真には雄っぽい幼虫のが2匹写っている.
いるには違いなさそうだが,なんでこんなに成長が遅れているのだろうか?
これらはどれも♂だと思うので,今の♀成虫には間に合わないかもしれないが,同年齢の♀幼虫の羽化には間に合いそうだ.
しかし,なんかドキドキします.
2020 .4.8
スズキゴキブリ♂不在?
Periplaneta suzukii male absent
♀成虫出現.
しかも産卵.
と喜んでみたものの,♂成虫を見た記憶がない.
少し探したがやはりいない.
普通,同腹の幼虫は同時か雄が先に羽化するものだが.
雌が産卵を開始しているということは,だいぶずれていることになる.
まさか,単為発生して♀しかいないこということはないだろう.
週末確認する.
2020 .3.25
スズキゴキブリ脱皮
Periplaneta suzukii molting
終齢へ加齢の脱皮.
そろそろ成虫が出そう.
2020 .2.28
スズキゴキブリ幼虫の成長
Nymphs growth of Periplaneta suzukii
これだけ順調だと半分自慢です.
現在,幼虫は3齢~終齢と育っており,そろそろ成虫がでそうな時期です.
幼虫の飼育は,各個体が動けるので,飼育環境に幅を付ければ自力でそこに移動して生きますが,今後卵鞘の産み付け場所は,管理が難しそうです.
この幼虫たちも,もとはW成虫が産み落とした場所からスタートしているので,この環境で産卵させればよいのですが,現在マットにシロワラジが発生しており,食害が気になるところです.
近いうちに同じ環境が作れる材料を用意する必要がありますね.
2020 .1.14
ゴキブリの餌について3
About cockroach bait 3
オオモリゴキブリ
翌日
4日後
ほとんど食べない.
スズキゴキブリ
4日後
爆食い.
Protagonista sp.
翌日
4日後
トビムシが食べたのかよくわからん.
次回持越し.
2020 .1.6
2020年正月休み
New Year holiday in 2020
今年の休みは長かったですね.
動物飼育を初めて以来の長さかもしれません.
そのため,いろいろな出来事(大した事ではないですが)があったので,まとめました.
シマヘビ脱皮
138㎝以上.
スズキゴキブリ幼虫脱皮.
ヤアエヤマサソリ産仔.
18匹確認できます.
めでたくてうれしいですね.
良い年になるよう頑張りましょう.
2019 .12.13
スズキゴキブリの餌
Food of the Periplaneta suzukii
ゴキブリは一般的に雑食と言われている.
雑食なので,固形飼料のような一通り栄養が含まれている餌で大抵は飼育できている.
しかし,累代を重ねるうちに困難になっていく種がいることを経験している.
本種も,私としては初めて幼虫がとれたのでこの後わからないが,継続した累代を聞いたことがない.
野外では,スカベンジャーとしての役割も高い.
朝比奈(1991)にはツチカメゴキブリがケナガネズミの死骸より採集されており,動物のタンパクは重要なのかもしれない.
前置きが長くなったが,そんなわけでアノールの死骸を解凍して入れてみた.
これを見ると,肉というより心臓,肺,腸がなくなっている.
他の種にも入れてみたがそれなりに齧られていた.
やはり,野外に生息する種にはこのような多種多様の物を与えた方が良いのかもしれない.
2019 .12.9
スズキゴキブリ
Periplaneta suzukii
着実に成長しています.
今のところ,死亡する幼虫もなく順調.
2019 .11.11
スズキゴキブリ幼虫
Nymph of Periplaneta suzukii
本日,東京に着きました.
父島は暑かったですが,さすがに東京は涼しいですね.
10日間のメンテナンス無は心配していましたが,まあ,こんなものでしょう.
こんなセットは初めてですが,現在増えています.
不思議なもので,波に乗るとどんどん孵化する.
何はともあれ,次の段階へスタートできました.
この後,いろいろ難関が待ち構えていると思いますが,少しづつ進めていきます.
2019 .10.16
スズキゴキブリ幼虫2
Periplaneta suzukii nymphs 2
いまだに生存.
この感じだと,F1成虫までは飼育できそう.
個体数が多い事もあるのだろうが,密集して暮らしている.
このような状態は,小さな個体にはすごく重要で,互いが出す糞尿の湿度や脱皮殻の栄養分など,少数個体では維持できない特殊な環境が作られているのだと思う.
2019 .9.26
スズキゴキブリ1齢幼虫出現!!
Periplaneta suzukii ootheca hatched!!
2匹の雌を入れていた.
水場に産下された卵鞘は孵化した形跡は見られなかったが,この何処かに産み落とされた卵鞘が孵化したのだろう.
木と落ち葉の隙間にたくさんいる!!
苦節10年.
初めての孵化.
これはうれしい.
目指せF2.
2019 .8.9
スズキゴキブリ追加
Increase the number of the Periplaneta suzukii
卵鞘が孵化するのは9月後半.
前回の個体も産んでいるので,何とか幼虫を見てみたい.
2019 .8.2
スズキゴキブリ リベンジ
Periplaneta suzukii challenge again
もう,何回挑戦したか忘れたが,今度こそ.
待遇も破格の1匹に中プラケ.
いい卵鞘ですね.
今回こそ幼虫を拝んでみたい.
2018 .8.28
スズキゴキブリ♂
Periplaneta suzukii ♂
最近標本を作っていなかったが,久しぶりにその気になった.
野外品.
♂肛下板.
2017 .10.18
スズキゴキブリ♀
Female of a Periplaneta suzukii
羽化間もない筈なのですが,こんな状態になっていました.
普通は,高齢になるとこうなること多いのですが.
こうなると,卵は埋めません.
2017 .9.25
スズキゴキブリ ペア
Pair of the Periplaneta suzukii
やっとペアがそろいました.
2017 .8.2
野外性ゴキブリの飼育改善
Improvement of breeding of outdoor cockroaches
ツチゴキブリやモリチャバネゴキブリ,キスジゴキブリなど野外性のゴキブリはF1は簡単に取れるが,それ以降先細りとなることが多い.
何度やってもうまくいかないので,基本に返り自然光にて管理することにした.
ただし冬は外気まで下げることは出来ないので,冬の沖縄程度を目安にするつもり.
見てみるとスズキゴキブリの幼虫は真昼間からシェルターより出てきて外でじっとしている.
日光浴でもしているのか?
ついでに,ムカデも同じ場所に置きました.
2016 .2.16
スズキゴキブリの終齢幼虫
Last instar larva of the Periplaneta suzukii
腹端に尾突起があるので♂ですね.
こちら不明.
幼虫の特徴として,体色は全体が明るい茶色をしており,腹短部が濃茶褐色となる.
スズキゴキブリが生息する地域で,間違えやすいのがキチャバネゴキブリの幼虫.
こちらは,体色が黄色となり,腹端部の濃い色は発現しない.
2013 .4.12
スズキゴキブリ卵鞘
Ootheca of Periplaneta suzukii.
形はPeriplanetaの形をしていますが,型崩れしているようです.
以前,無性卵を産み続けた個体の卵鞘は,もっとそろっていたと思ったのですが.
さてさて.
孵化するでしょうか.
2013 .2.27
スズキゴキブリ産卵
Laying eggs of Periplaneta suzukii.
雄が羽化以降の産卵.
中々雌雄の成虫時期が合わない.
未だに雄終齢幼虫が羽化せずねばっている.
2013 .2.8
スズキゴキブリ♂
Male of the Periplaneta suzukii.
やっと♂が羽化した.
遅れること2ヶ月以上.
はじめて見たが,外観はモリゴキブリの雄といった感じ.
♀成虫.
卵鞘を付けているが,これは多分交尾が間に合っていない卵と思われる.
過去に雌のみ飼育したが,単為発生はしなかった.
2013 .2.8
スズキゴキブリ♂
Male of the Periplaneta suzukii.
やっと♂が羽化した.
遅れること2ヶ月以上.
はじめて見たが,外観はモリゴキブリの雄といった感じ.
♀成虫.
卵鞘を付けているが,これは多分交尾が間に合っていない卵と思われる.
過去に雌のみ飼育したが,単為発生はしなかった.
2012 .12.28
今年もお世話になりました
Thank you this year for one year.
やっと成虫になったスズキゴキブリ♀.
Periplaneta suzukii
雄はもう少し時間がかかりそうだが,良い系統の個体を入手出来たおかげで,いろいろ面白い種が繁殖を始めている.
来年に期待したい.
O木所長からもメッセージがきております.
ヒョウモンショウジョウバエ蛹だそうで,相変わらずマニアックです.
今年も一年あっという間に過ぎました.
論文は進まず,埃ばかりがたまりますが,来年は埃の中から黄金のゴキブリでも見つけようと思います.
皆様,良いお年をお迎え下さい.
2009 .10.9
スズキゴキブリ産卵
夏に成虫となり,雄だと思っていた個体はオオモリゴキブリと判明後,
むなしく無性卵を産み続けている.
Periplaneta属なので,単為生殖する可能性もあり,
まだ累代飼育の望みは捨てていないが,少し寂しい.
殆ど同じ別カット.
綺麗なゴキブリである.
♂を何とか仕入れなければ・・・.
明日より出張となり,来週の更新が途絶えます.
また,面白ネタでもあれば特集します.
2009 .6.22
スズキゴキブリ 卵鞘
スズキゴキブリ♀成虫が産卵を開始した
はじめて見る卵鞘である.
数日後探すとマットの上に無造作に落ちていた.
異常卵だから放置したのか,もともとの産卵方法なのかよく判らない.
結構長さがある.
ゴキブリ属の中では長い卵鞘を産むトビイロゴキブリ卵鞘との比較.
長さ約14㎜.
トビイロゴキブリとほぼ同じぐらいの長さがある.
しかし,高さは無く,痩せた感じのする卵鞘である.
高さが無いということは中の一個一個の卵の大きさはトビイロゴキブリより小さく,
中に入っている卵の数が多いことになる.
数えると,約40個の卵があることが確認できる.
2009 .6.19
スズキゴキブリ 幼虫
Periplaneta属だけあり,幼虫はよく見かけるゴキブリに似ている.
腹端部に白い粘液質状の物質を貯めているように見える.
2009 .6.18
スズキゴキブリ ♀成虫
ゴキブリ科 Family Blattidae
ゴキブリ属 Genus Periplaneta Burmeister
スズキゴキブリ Periplaneta suzukii Asahina
分布は石垣島.西表島.奄美大島となっている.
Periplaneta属の中で,唯一害虫として認識されていない種は,
ウルシゴキブリと本種.
ただ姿かたちはゴキブリそのものであるので,
家屋内に居たら通常のゴキブリ同様の扱いを受けるであろう.
♀成虫は,短翅で胸部を覆うのがやっと.
腹部背面は露出している.
翅の下が透けて見える.
2009 .6.18
スズキゴキブリ ♀成虫
ゴキブリ科 Family Blattidae
ゴキブリ属 Genus Periplaneta Burmeister
スズキゴキブリ Periplaneta suzukii Asahina
分布は石垣島.西表島.奄美大島となっている.
Periplaneta属の中で,唯一害虫として認識されていない種は,
ウルシゴキブリと本種.
ただ姿かたちはゴキブリそのものであるので,
家屋内に居たら通常のゴキブリ同様の扱いを受けるであろう.
♀成虫は,短翅で胸部を覆うのがやっと.
腹部背面は露出している.
翅の下が透けて見える.
2007 .11.29
スズキゴキブリ
スズキゴキブリPeriplaneta suzukii Asahina.
雌雄異形で雄はクロゴキブリとほぼ同じ大きさの淡褐色種.らしい.
実物を入手後詳細はご報告したいと思う.
これでは寂しいので綺麗なヤスデをご紹介.
マダガスカル産と言われる中型の綺麗なヤスデ.
名前はいろいろあるが,購入したときはマラガシーブラックミリピードAphistogoniulus sp..
本種の産卵は糞卵と呼ばれる本当の糞より少し大きめの糞状の排出物の中に卵を入れ産出する.
孵化まで行ったが幼体のうちに全滅してしまった.