Archiblatta hoevenii
2022 .2.15
さらに残念2つ
Two more disappointments.
思うところがあり始めたArchiblatta hoevenii.
残っていた1♀幼虫が死亡しました.
やはり生息地に行ってその環境を観察しないと次の一手が見えてきません.
とりあえず,一旦終了.
もう一つ.
マルゴキブリ.
一旦繁殖したのですが,幼虫が育たず1匹となってしましました.
写真中央の穴の中にいます.
しかし,成虫には育ってほしいと思います.
2021 .10.6
Archiblatta hoevenii復活
Resurrection of Archiblatta hoevenii
反対側から.
何でしょうね.
一匹になったと思っていたのですが,シェルターを覗いたら2つの影が.
どこかに紛れていたのでしょう.
何はともあれよかった.
そのうちの1個体.
これは♀っぽいですね.
無理に雌雄は確認しないことにします.
自然に任せるのが一番.
2021 .9.29
Archiblatta hoeveniiその後
After the Archiblatta hoevenii
思うところあり飼育再開したと言いましたが,繁殖はあえなく終了となりました.
脱皮の失敗などは,設備的な対策で克服可能だと考えていますが,
このような,不明な死亡はまだ未解決です.
こうならないように,餌などを工夫したのですが今回もダメでした.
現在残ったのはこの1個体のみ.
果たしていつまで行けるか.
次の挑戦に向けて経験は記録するようにしたいと思います.
2021 .6.22
Archiblatta hoevenii
Archiblatta hoevenii
考えるところがあり,飼育を再開しました.
成果が見られればまたご報告します.
とりあえずはエリンギを食べる幼虫.
2016 .8.31
Archiblatta hoevenii 終了
End of the breeding of the Archiblatta hoevenii
4月に卵鞘を掘り起こし,こうして管理しているが,もはや孵化は無理だろう.
かなりの数があるが,取り出すと全てスカスカになっている.
これにてArchiblatta hoevenii の飼育は終了.
2016 .8.3
最後の雌
Last one of female Archiblatta hoevenii
雌がこの個体で最後となった.
卵鞘も全く孵化しない.
これは難しい.
2016 .6.27
そろそろ寿命
Life span
Archiblatta hoevenii
触覚が切れ切れ.
雌も同様.
産卵はするが,全く孵化しない.
2016 .4.14
Archiblatta hoevenii 後無し
Last chance of Archiblatta hoevenii
卵鞘孵化しないまま,成虫の寿命も尽きてきた.
1ケース目から回収した卵鞘.
2ケース目.
回収卵鞘.
数は少ないが,程度は前ケージより良い雰囲気.
2ケース統合し,雌が元気なうちに土マットで再スタートする.
卵鞘は別管理.
最終的な結果が出るのは秋ごろだろうか.
2016 .4.8
キノコの後に発生したカビ
The mold which spread after the outbreak of the mushroom
例のキノコの出た孵化マットですが,カビが酷い.
他の種では,あまり記憶にないですが,ヤシガラ+Archiblatta hoeveniiは相性がよくないのか.
拡大.
ケース側面の胞子?
掘り出すと,皆中は空.
最近,成虫1ケージ飼育が終了したので卵鞘掘り出したが,これも程度が良くない.
しかし,F3までは同様に,ヤシガラで孵化しているので,全てがこの原因とは思えないが.
しかし,そうも言っていられないので,良さそうな卵鞘は土へ入れる事にした.
来週,体制の立て直しをする.
2016 .3.31
Archiblatta hoevenii 孵化しない2
The oothecal of the Archiblatta hoevenii does not hatch. Part2
全数数えた訳ではないが,産卵鞘数は,50個を超えていると思う.
しかし!
全く幼虫が出てこない.
何となく,キノコ疲弊していたのだが,まだ,こんな良い感じの卵鞘産んでいる.
そこで,別の容器に入れ替えることにした.
選ばれたのは,ホラアナゴキブリ.
ホラアナマットは土のみを使用しているため,キノコやマットの菌まみれになる事は無い.
孵化して欲しいものだ.
2016 .3.3
Archiblatta hoevenii 孵化しない
The oothecal of the Archiblatta hoevenii does not hatch.
1月はじめに取り出した卵鞘ですが,全く孵化しないですね.
出てくるのはキノコばかり.
放置すると黒い胞子を落とすので,すぐに抜くのだが.
卵鞘の栄養を吸って生長しているキノコもあるだろう.
他のケージも孵化せず,これはここで累代止まりそうな気配濃厚.
2016 .1.5
Archiblatta hoevenii成虫ケージの交換
Cleaning of the breeding case of the Archiblatta hoevenii
マット内が黄色いカビに侵されつつある.
これは,ケース横から中の様子.
水容器の下.
どう見ても,卵鞘に悪そうだ.
卵鞘の孵化は,自然に任せようと思っていたが,交換することにした.
シェルターを除き,成虫を移動させた後の状態.
露出していた卵鞘(左).
埋め込まれていた卵鞘(右).
どちらも状態がかなり悪い.
成虫の数も,昨年の10/8ではこの容器に♀20,♂12いたのだが,この時点で♀17,♂9.
これを見るに,孵化しそうな卵鞘などひとつも無い.
これはもしかすると,累代がストップするかもしれない.
油断大敵である.
原因はやはり餌の可能性が高いと思う.
キノコ以外にも,必須栄養源が何かあるかもしれない.
望みは捨てずに別容器に保管して,観察します.
2015 .12.4
触覚の再生
Antenna reproduction.
触覚がかなり短い.
どの程度再生するか,興味があった.
3~4倍は伸びている.
そして驚きのY字.
翌日.
かなり格好が良い.
2015 .12.3
Archiblatta hoevenii羽化
Emergence of the Archiblatta hoevenii
22:40頃より始まり.
この時点で24:15ころ.
とりあえず寝ました.
2015 .12.1
Archiblatta hoeveniiの羽化に必要な足場の高さ
The height of the scaffold necessary for emergence of the Archiblatta hoevenii
♀幼虫の羽化.
2本の脚で全体重を支えている.
高さはここでは約12cmだが,+2cmはほしいところ.
2015 .11.30
外傷なし
There is no injury
♀,終齢幼虫.
触覚も切れておらず,異常が見られない.
2015 .11.16
産卵ラッシュ
The peak egg production of the Archiblatta hoevenii
現在このような状態.
小さな容器で広々飼うと,容器の数が多くなる.
中プラケでこの数を収納すると4匹入れても5個では足りない.
広い容器で密度高くするほうが,それぞれ好きな場所に散らばり,くつろいでいるようだし,産卵もしている.
ただこうなると,♂は雌と同じ数必要ないかもしれない.
昨日,とんぶり市にいきました.
こういったイベントは,数年前にアクアリウムバスに行ったきりだったので,爬虫類系ははじめて.
すごい人だかりで,驚きました.
蟲類は少なかったが,スズキゴキブリを見つけることができました.
お会い出来た方々,有難うございました.
2015 .11.6
串刺しコーン良好
Skewering corn great success
これが.
こうなり.
こうなります.
見事!無駄にカビさせることなく,完食させました.
2015 .10.29
Archiblatta hoeveniiの卵鞘
Ootheca of the Archiblatta hoevenii.
立派な卵鞘だが色が薄すぎる.
小さいが,しっかりと色づき健康そうな卵鞘.
孵化すればどちらでも構わないが,どうなんでしょう.
後,1ヶ月もすると孵化が始まる予定.
2015 .10.22
Archiblatta hoevenii近況
The present situation of the Archiblatta hoevenii
脱皮後少し色づいた♀成虫.
いつものキノコ.
たまに食べられているので放置.
交尾中.
2015 .10.19
Archiblatta hoeveniiの脱皮 ♂編
About ecdysis of male of the Archiblatta hoevenii
♂の脱皮.
2015 .10.16
Archiblatta hoeveniiの脱皮について
About ecdysis of the Archiblatta hoevenii
羽化直後の♀成虫.
初めて飼育したとき,脱皮の失敗が多かったが,最近やっとコツが分かった気がする.
垂直な足場にぶら下がり脱出.
その後,こうして上向いて固まるのを待つ.
上向くのは,翅があった頃の名残だろう.
♂は長い翅があるので,当然上を向いて翅を伸ばす必要がある.
しかし,翅がなくなった♀でも同じなのは,翅を伸ばす以外にも上を向く必要が何かあるのか,それとも,この行為の遺伝子が翅と共に退化(進化?)しなかったのか.
多分前者かな.
脱皮の成功は,足場がしっかりしている事.
個体密度を高くしない事.
これでだいぶ成功の確立が上がるようだ.
2015 .10.9
Archiblatta hoevenii♀完品
Perfect of Archiblatta hoevenii♀
すばらしい.
2015 .10.1
Archiblatta hoevenii産卵
Laying eggs of the Archiblatta hoevenii F4
ついに孵化すればF4となる産卵が確認された.
この状態はちょっと「まずい」産み方だが.
現在♀成虫は20匹以上いるので,1匹が5個しか産まなくても100個の卵鞘が取れるはず.
1個くらいは孵化するだろう(少し余裕).
幸いな事に,本種のケージは全て例のダニの発生はなし.
2015 .9.17
Archiblatta hoevenii羽化ラッシュ
Emergence rush of the Archiblatta hoevenii
幼虫の時期は,まだ生長途中なので,窮屈な状態を我慢してもらっている.
しかし,成虫はこれから次世代を産んでもらわなければならない.
中プラケでは狭すぎ.
特大に移動.
これだけのスペースを確保したのだから,健康な卵鞘を産んでほしい.
2015 .9.11
Archiblatta hoevenii餌の与え方変更
Change of how to give bait of the Archiblatta hoevenii
この餌は,唯一保存の出来る餌なのだが,半生状である事から,カビが生えやすい.
カップに入れると,表面のみを齧る.
食べ難いのだろう.
で,キノコを見て思いついた.
串刺しコーン.
土台にはオアシスを埋め込み固定した.
今のところ,カビは生え難そうである.
2015 .8.19
Archiblatta hoevenii F3新成虫の誕生
Emergence of F3 of the Archiblatta hoevenii.
続々羽化が始まっている.
少しの刺激で,例の体液を分泌するため,多頭飼育は出来そうにない.
そこで,中プラケに成虫を移動.
ヤシガラと,腐葉土を混ぜ合わせ,水とシェルターを設置.
餌を設置して完了.
まとめ飼育が出来ないと,ケージばかり増えて大変なことになりますね.
何か考えないといけません.
そういえば,100均のヤシガラ圧縮用土が絶版になったと聞きました.
入手難しそうです.
見つけたらとりあえず,入手したほうが良いかもしれません.
2015 .7.31
Archiblatta hoevenii野生キノコ食い2
Eat a wild mushroom 2.
都内某所よりまたまた採集してきました.
都会のど真ん中でもこれだけのキノコが採集できるとは驚いた.
試しに少量ずつ投入.
翌日.
いい感じで食べられているが,右上のいかにも美味しそうなキノコは全く手をつけていない.
もしかしたら猛毒?.
全部投入.
食いつきは良い.
が,日持ちしないようだ.
萎れてしまった.
2015 .7.22
野生キノコ食うか?
Eat a wild mushroom?
現場から採集してきました.
美味しそうなキノコです.
が,人が食べるには危険なので,Archiblatta hoeveniiに.
エリンギにと合わせて配置.
翌日.
結構食べてます.
その翌日.
1個は跡形も無くなくなり,もう1つもこんな感じ.
人食用の販売されているキノコで,エリンギ以外はあまり食わないが,もしかしたら野生のシイタケやエノキは食べるのかもしれない.
2015 .7.8
Archiblatta hoevenii孵化卵鞘
Ootheca of the Archiblatta hoevenii which hatched
飼育ケージの交換を行った結果,かなりの卵鞘が出てきた.
左は孵化したと思われる卵鞘.
右はまだ.
平均的な大きさの卵鞘内の様子.
片側約11卵.
合計約20~22卵.
この卵鞘は孵化率100%のようだ.
2015 .7.2
Archiblatta hoevenii幼虫雌雄
The larval sex of the Archiblatta hoevenii
虫齢幼虫であるが,このサイズになると,雌雄が背面からの形態でわかり易くなる.
上が♂.
中胸の翅芽が腹部に伸びている.
下2匹が♀.
♂の様にならず,すでに♀成虫の形態をしてきている.
2015 .6.16
Archiblatta hoeveniiの優秀な個体
Excellent individual of the Archiblatta hoevenii
今いる幼虫の親の1匹.
現在も,全く孵化しない卵鞘を生んでいる雌がいる.
何が違うのだろうか.
雄は同居させているので,交尾が成功していない事は無いと思うが.
孵化しない親が死亡したら,受精嚢でも確認してみようと思う.
2015 .6.10
Archiblatta hoevenii幼虫死亡?
Has a larva of the Archiblatta hoevenii begun to die?
幼虫が死んでいる!?
過去の飼育では,本種の幼虫は,他の種に比べ死亡率が高かった.
しかし,今回は1匹も死んでいないと思う.
ついにきたかと思い,メガネをずらして顔を近づけると 安堵.
脱皮殻でした.
いや~順調順調.
2015 .5.29
Archiblatta hoevenii幼虫
Larva of Archiblatta hoevenii
おかげさまで幼虫の死亡も殆どないままどんどん増えています.
まだまだ分からない所ありますが,一山越えた気がします.
2015 .5.13
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮 側面
State of the larval ecdysis of the Archiblatta hoevenii (side view).
昨日の側面より.
2015 .5.12
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮
State of the larval ecdysis of the Archiblatta hoevenii (dorsal view).
背面に亀裂が入り,触角・6脚が抜けるまで要した時間,27分.
2015 .4.17
Archiblatta hoevenii孵化しない雌の住居
The house where is full of the eggs which the Archiblatta hoevenii does not incubate
孵化卵は,卵鞘の数ではなく,雌の能力に依存している.
全く孵化しない雌のマット.
変形した卵鞘や,卵が単独で産卵されている.
この雌は孵化する卵鞘は生まないと思いつつ,飼育してしまう.
2015 .4.9
Archiblatta hoevenii 雄
Male of Archiblatta hoevenii.
飼育密度は,この飼育方法では中プラケで4匹程度が限界と思われる.
もう2匹増やすと,触角が切れ切れになる.
2015 .4.2
Archiblatta hoevenii 幼虫の餌
Nymph food of the Archiblatta hoevenii
エリンギに変えて今までの苦労が何処にといった感じ.
しかし,生餌は保管できず,日持ちが悪く,使い難い.
理想は固形飼料などを使いたいところ.
野外では,こうやってキノコを食べているのだろうか.
実際に行って観察したい.
調子の良い雌.
2015 .4.2
Archiblatta hoevenii 卵鞘の卵数
The number of eggs in the ootheca of the Archiblatta hoevenii
片側12~13卵.
合計24~26卵程度が標準のようだ.
孵化率も悪くない.
2015 .3.26
Archiblatta hoevenii幼虫の潜み場所
Nymph hiding place of the Archiblatta hoevenii
このゴキブリの体型は一般的なゴキブリの体型と違うことから,昨日のワモンゴキブリの潜むような狭い隙間ではなく,暗いジメッとした場所と思い込んでいたが,少なくとも幼虫の間は,同じような狭い隙間を好むのかもしれない.
シェルター内には幼虫はほとんどいない.
ことのほか沢山幼虫が生まれてきたので成虫とは別飼育とする.
この数は,F1のときと同じくらいだろうか.
5つ成虫飼育ケージがあるが,今のところ孵化するのは2ケージだけ.
卵鞘はどの個体も生んでいるので,交尾の具合や適正な個体数などが影響しているのかもしれない.
2015 .3.12
Archiblatta hoevenii F3孵化.Part2
Birth of the F3 of the Archiblatta hoevenii. Part2
孵化が続いています.
今回は10匹ほど.
何とかペット化したいですね.
あと餌を変えて,飼育し易くする事ですね.
2015 .2.27
Archiblatta hoevenii F3孵化
Birth of the F3 of the Archiblatta hoevenii.
やっと誕生しました.
初です.
現在4個体.
親.
2014 .12.15
Archiblatta hoevenii F2の産卵
Ootheca of F3 of Archiblatta hoevenii.
ついにArchiblatta hoevenii 累代飼育難関のF2が産卵を開始した.
ちょっと変な場所に産卵しているが,結構孵化する卵鞘は生まれた幼虫が餌に困らないように餌の側に産み落としたりする.
色,艶,張り申し分ない卵鞘である.
ついに,数年の時を経て,再チャレンジの時がきました.
これを乗り越えると,世界でも多くは達し得ない,ペットローチ化したArchiblatta hoeveniiが出来るかもしれない(少し大げさ?).
2014 .11.26
Archiblatta hoevenii とエリンギ
Archiblatta hoevenii and a king oyster mushroom
現地ジャングルでもこんな感じでキノコを食べているのだろうか.
捕りに行きたい(キノコじゃないよ).
2014 .11.20
Archiblatta hoeveniiの分泌液
The liquid which Archiblatta hoevenii secretes.
床換えの時,移動させようと持ち上げたら見事にくらいました.
が,この液体.
透明とばかり思っていたが,白いことが発覚.
本人は平気のようだが,どこから分泌されるのかいまだに不明.
早めに手洗いで落とさないと最低1日は,臭いが落ちないのだが,写真とっていたら透明になった.
で,臭いも残った.
2014 .10.24
Archiblatta hoevenii F2成虫続々羽化
F2 of Archiblatta hoevenii began emergence.
続々と羽化始めた.
雄の方が身軽なせいか羽化成功率は雌より良さそうに見える.
が,雄は羽ボロ多い.
このように綺麗にむけるためには,広いスペースと足場が必要だと思われる.
成虫集合の繁殖ケージ.
前回の累代と比べ,良く食べる餌も見つける事が出来,手ごたえはあるが.
インブリ系統を作らないと,累代は難しいのかもしれない.
2014 .9.18
Archiblatta hoevenii F2羽化始まり
Emergence begins of Archiblatta hoevenii of F2.
F2の羽化が始まりました.
が,この個体は失敗.
いい色しています.
何匹無事成虫になるか?
前回は,F2は成虫まで育ち,卵鞘も得ることが出来たのですが,1個も孵化しませんでした.
今回は,餌の変更で,手ごたえはあるのですが.
乞うご期待.
2014 .8.20
成虫の状態
State of the imago.
これらの成虫は,全く孵化しない卵ばかりを産んでいる.
孵化する卵も,同じ親から産み落とされた物であった.
見た目では,重量もあり形の良いものも幾つかあるのだが,全く孵化しない.
原因は?
未交尾=雄とは複数同居させていたので,交尾環境が特殊.
これは,ダメ卵鞘を壊せばわかりそうだが,孵化の期待を最後までするので,諦めた時はボロボロとなっている.
栄養不足.
いろいろ考えると,F3で試すしか無さそうだ.
2014 .8.19
Archiblatta hoeveniiF2幼虫の状態
The state of F2 larva of Archiblatta hoevenii.
今回のF2は,孵化率は良くなかった.
しかし,死亡率は前回死骸の山が出来上がったのに比べ,今回幼虫で死亡した個体は数匹.
餌を換えた影響と考えたい.
良く食べている.
エノキより持ちも良い.
F3誕生に少し期待が持てそう.
2014 .6.27
Archiblatta hoevenii F2
F2 of Archiblatta hoevenii.
最近床換えしたのに,ケース垂直面に汚れが目に付く.
この状況は,前から気づいていたが,本種幼虫は,平面の隙間よりも,垂直方向の場所を好むような傾向にあるようだ.
が,こんな場所にも沢山もぐりこんでいるのも観察できる.
餌は,エリンギ・やわらかコーンは好むようなので,この栄養で次世代を残すエネルギーが蓄えられると良いのだが.
昆虫ゼリーは,累代すると少し食べるような感じ.
ゴキブリの飼育ケースには見えないですね.
それに,手間もむちゃくちゃかかります.
現在,F2,45匹.
次の山場はこの個体が成虫になり始める秋頃だろう.
2014 .6.17
Archiblatta hoevenii と エリンギ
Pleurotus eryngii and Archiblatta hoevenii
エノキからエリンギに変えて結構経つが,未だに幼虫から成虫までよく食べてくれる.
さらに,キノコの日持ちも良い.
これなら,F3も少しは期待できそうである.
2014 .5.21
Archiblatta hoevenii 5月の孵化
Ootheca of the Archiblatta hoevenii which hatched in May
相変わらず孵化率が悪い状態が続いている.
産下される卵鞘自体も,状態が悪い(形の歪み等)ものが多いので,正確には,孵化率というより,正常卵の産卵率といった方が良いかもしれないが.
10数匹雌成虫になったが,孵化する卵鞘を産んだのは2,3個体のみ.
これは,調子の良い成虫のケージ.
何とか累代系統を作りたいのだが,この中のどれだけが成虫になるだろうか.
2014 .4.1
良さそうな卵鞘
Merit – an ootheca with that right of Archiblatta hoevenii.
4月になりました.
歳をとると,あっという間に季節が変わります.
虫の季節ももうそこに来ています.
悔いの無い夏を送りたいと思います.
なかなかまともな卵鞘を産んでくれないが,これは少し期待できそう.
うん.いい感じ.
2014 .3.26
Archiblatta hoevenii 交尾
Mating of Archiblatta hoevenii
繁殖勢いの落ちるこのごろ.
久しぶりに光が見えた気がした.
餌の食いがエノキと違い良くなっているので,F3以降も希望が見えた.
2014 .2.25
Archiblatta hoevenii孵化
Archiblatta hoevenii hatching
少しづつではあるが,孵化している.
1月に1個程度だろうか.
最近,よく食べるキノコを発見.
次回お楽しみに.
2014 .2.6
Archiblatta hoevenii調子の良いケージ
The breeding cage of Archiblatta hoevenii in good condition.
このケージの雌の産む卵鞘は,比較的孵化率が高い.
また,孵化幼虫の死亡も今の所少ない.
2014 .2.5
Archiblatta hoevenii F3が鬼門
F3 of Archiblatta hoevenii is an omen.
F2の孵化率が相当悪い.
性格に数えていないが,1割未満のようだ.
5個目の孵化.
F3を乗り切ると,先が見えそうな感じだが.
2014 .1.16
Archiblatta hoeveniiF2孵化
Hatching of F2 Oothecaof Archiblatta hoevenii.
孵化率はやはり悪い.
雌成虫らは,卵鞘を産み続けているが,形が歪んでいるものが多い.
孵化した卵鞘は5個目.
前回と同じ様な軌跡を辿り始めている.
卵鞘内の未成熟卵.
このままの状態で成長してくれると良いのだが, なかなか・・・.
2014 .1.1
2014年 新年
We look forward to working with you this year.
明けましておめでとうございます.
本年もよろしくお願いします.
2013 .12.24
Archiblatta hoeveniiの餌
Food of Archiblatta hoevenii.
ゴキブリの餌といえばネズミ固型飼料がどの種も,食べてくれるが,本種は昔試しても全くといっていいほど食わなかった.
その為,この系統には与えたことがなかったが,あまりに卵鞘の出来が悪いので,久しぶりに与えた.
結果は,表面を軽く齧っている程度.
横のやわらかコーンは,毎回良く食べられている.
まあ,全く食わないわけでは無さそうだが,飼育結果を左右するほど重要では無さそうだ.
2013 .12.17
Archiblatta hoevenii 標本
The specimen of Archiblatta hoevenii
明らかにワイルド個体よりも短命で終わっている.
例により,F2以降どうなるか分からないので,たまにはライブ標本的なものに挑戦.
今は綺麗に見えるが,乾燥するとどうなるか.
乞うご期待.
2013 .12.12
Archiblatta hoevenii雄の求愛行動
Acts of courtship of the male of Archiblatta hoevenii.
本種の雄の腹板背面には,分泌腺の開口部があり,ここからメスを誘う物質を出しているようである.
その気になったかのように見えたメス.
オスも必死に頑張る.
が.
オスはまだやる気満々だが,交尾は成立しなかったようだ.
2013 .11.18
Archiblatta hoevenii F2交尾
Copulation of Archiblatta hoevenii F2
良い卵鞘が少ない中,交尾は久しぶりに確認.
期待して待つことにする.
2013 .11.5
Archiblatta hoevenii F2羽化
Emergence of Archiblatta hoevenii F2
何とか上手くいったようだ.
体重が重くなるせいか,成長するほど脱皮の失敗が多くなる.
広いスペースで,様々なシェルターを設置し,個体各々が良好を選択出来る様にしないと,羽化不全は一向に減る気配がない.
このように,平面で綺麗に脱皮する個体もいることはいる.
2013 .10.31
Archiblatta hoevenii W産卵
Laying W eggs of Archiblatta hoevenii.
ありがたい光景だが,左の卵鞘はちょっとあやしい.
ところで,10月も今日で終わりとなります.
皆様のゴキブリたちは,冬篭りの準備はお済でしょうか.
と言っても,やることは加温の準備ぐらいですが.
こちらは,低い位置にある棚の中に,適温系を入れ,加温をはじめています.
害虫系で,近々に使用する予定のない種は,低めの方が増えなくて楽ですが.
2013 .10.18
Archiblatta hoevenii F2 再び
F2 of Archiblatta hoevenii occurred again.
過去のブログを見ると,F2を初めて確認したのが,2010年4月となっている.
5年ぶりの再会となった.
孵化数は,ここに写っていないが蓋に2匹.
合わせて13匹.
卵鞘内には16卵あり,1個はカビ発生.2個は孵化直前まできていたが,これで成長はストップしたようだ.
さて,これからが本種の未知の世界.
F3を目指して困難な道のりの始まりの予感.
2013 .10.3
Archiblatta hoevenii F2卵鞘
The ootheca of F2 of Archiblatta hoevenii.
前回の累代飼育の時もそうであったが,飼育下でのF1の生存率は低く,また,卵鞘も不完全の率が高い.
これは,現在は期待できそうな卵鞘.
正確に記録していないが,このような出来の良い卵鞘の確立は,10%程度に思える.
やはり,Wの飼育下では,孵化率が高いので,成虫になる過程での栄養条件が影響しているものと思われる.
2013 .9.20
Archiblatta hoevenii ついに逝く
It dies to Archiblatta hoevenii.
ついに★となりました.
次は,F1に頑張ってもらわなければいけない.
2013 .9.11
Archiblatta hoevenii 終焉
The end of Archiblatta hoevenii.
昨年の11月に入手して以来,合計26個の卵鞘を生んでくれた.
後半の数個は,形もおかしくなり,孵化していないが,自然環境化では孵化していたかもしれない.
1卵鞘22の卵があったとすると,572匹の幼虫が孵化した事になる.
自然界では,600匹以上の幼虫が,1匹の雌より生まれた事になる.
しかし,現地では多くは見かけないらしいので,捕食者や病気などが数をコントロールしているのかもしれない.
この雌は,腹端部が変形してきており,これ以上の産卵は望めそうに無い.
ワモンゴキブリも,成虫になってから1年以上生きるが,産卵は1年以内に衰えてくる.
老後の時期を迎えているのだろう.
2013 .8.27
Archiblatta hoevenii♂新成虫
The new imago of the male of Archiblatta hoevenii
右にけつを向けている個体のように,翅が伸びきらない個体が5割以上出る.
野生では,高い場所で単独で羽化するのだろう.
これは綺麗な伸び方をした個体.
2013 .8.27
Archiblatta hoevenii♂新成虫
The new imago of the male of Archiblatta hoevenii
右にけつを向けている個体のように,翅が伸びきらない個体が5割以上出る.
野生では,高い場所で単独で羽化するのだろう.
これは綺麗な伸び方をした個体.
2013 .8.7
Archiblatta hoevenii 羽化
Emergence of Archiblatta hoevenii.
続々と羽化が始まっているが,狭い容器に入れていると,地面すれすれの羽化が多くなる.
これは雌なので,羽バカは起こらないが,雄は結構多くなる.
2013 .7.31
Archiblatta hoevenii F2産卵
Laying eggs of Archiblatta hoevenii of F2.
F2が産卵を始めた.
この後の累代に繋げるのは当然この世代だが,最初から歪な卵鞘に少し不安がよぎる.
2013 .6.18
親ゴキの上に仔ゴキ
The child cockroach on a parent cockroach.
親と1齢幼虫.
ほほえましい.
2013 .6.6
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮と餌
A self-renewal of the larva of Archiblatta hoevenii, and the food of a larva.
3,4齢の脱皮は,平地でも問題なし.
餌は,たまに自然発生する小型のキノコは見向きもしない.
過去に,乾燥しいたけ,キクラゲ乾燥戻しなど,保存がきくものを試したが,全く食わなかった.
今のところエノキが№1.
次にシメジ.
2013 .5.10
まだ産むArchiblatta hoevenii
Archiblatta hoevenii which is continuing laying an Ootheca.
しつこいですが・・・.
この個体は当りでした.
いまだに,孵化も続いています.
2013 .4.17
まだ産むArchiblatta hoevenii
Archiblatta hoevenii which still lays Ootheca.
日本に来て,約半年.
いまだに現役で見た目も綺麗な卵鞘を産み続けている.
餌はエノキとやわらかコーン.
思いだした時にシメジ.
成虫は枯れ木はあまり齧っていない様に見える.
撮りまくっていたら,シェルターに逃げ込んだ.
2013 .4.5
Archiblatta hoeveniiの意外な餌
Unexpected food of Archiblatta hoevenii.
エノキを食べているのではありません.
良くみると,シェルターで入れた木を齧っていました.
その木を良く観察すると,全体の角が取れ,日常的に食べていた事がわかります.
朽木なら何でも食べるのか.
樹種があるのか.
現在,この朽木の樹種を過去の写真から探しています.
2013 .3.28
Archiblatta hoevenii来て半年
Archiblatta hoevenii was bred and half a year passed.
引き続き Archiblatta hoeveniiネタを.
すでに手元に来てから半年が経とうとしている.
だが,いまだに卵鞘を産んでいる.
これも,いい感じの産み方.
2013 .3.27
Archiblatta hoevenii孵化幼虫
The larva immediately after hatching of Archiblatta hoevenii.
体長は11mm前後.
数時間後.
2期の孵化幼虫が混ざっているようだ.
シェルターが入れてあっても,こうしてケージの隅に群れている群れがある.
身を潜めることより,風通しの良い場所を好むのかもしれない.
2013 .3.8
Archiblatta hoevenii 初齢幼虫
Instar of Archiblatta hoevenii.
動かなくなっていた幼虫.
雌雄を確認しようと,腹面腹端部を見たが,良く分からず,断念.
しかし,背面を見る限り雌のようにも見える.
標本にしたので,もう少しサンプルが取れたら,再比較します.
こうして撮影すると,小さく見えないが,
実はこのサイズ.
2013 .3.6
Archiblatta hoevenii の餌
Feed of Archiblatta hoevenii
例のハムスター用ベビーコーンを食べる初齢幼虫.
エノキに齧り付く成虫.
新鮮でないと食いつきが悪い.
頭部の目のように見えるのは触角の付け根.
こちらをにらんでいる様に見えて面白い.
2013 .2.25
Archiblatta hoevenii幼虫の餌
Food of the larva of Archiblatta hoevenii.
順調に孵化が始まった.
餌は,成虫同様キノコ類を好むようだ.
エノキ,ブナシメジは良く食べている.
しかし,やはり古くなると摂食は落ちるようで,新鮮な物を与えると食べる光景を良く見かけるようになる.
そのほかは,煮干をたまにと,柔らかコーンが穴場だろうか.
2013 .2.7
ジャイアントローチ卵鞘の埋め込み
Laying eggs of Archiblatta hoevenii.
2013 .2.1
ジャイアントローチの餌
Food of Archiblatta hoevenii.
以前飼育した際は,エノキ,シメジを与えても,シメジはあまり食べず,エノキが多かったと思う.
今回は,半々だろうか.
しかし,キノコであればなんでも良い訳でも無さそうで,この自然発生したキノコは全く手を付けていなかった.
キノコ以外では,煮干が齧った後を確認した.
2013 .1.4
ゴキブリの運
Droppings of a cockroach.
皆様.
新年はいかがでしたでしょうか.
こちらは,ゴキブリの越冬も無事出来ました.
ムカデ,ヘビ,クモ良い年を迎えたようです.
といった訳で,ゴキブリの運くらべ.
どのゴキブリが大きな糞をするか.
主要な大型のゴキブリと,有名どころを比較しました.
結果は,以下のようになりました.
第1位 Macropanesthia rhinoceros ヨロイモグラゴキブリ
第2位 Archiblatta hoevenii ジャイアントローチ
第3位 Morphna sp.
第4位 Archimandrita tesselata ジャイアントウッドローチ
第5位 Gromphadorhina oblongonota マダゴキ
第6位 Rhabdoblatta yayeyamana ヤエヤママダラゴキブリ
第7位 Periplaneta fuliginosa クロゴキブリ
種や食性で体長に関係なく糞の大きさは変わるようです.
運でいえばMacropanesthia rhinoceros.
クロゴキに比べれば,大事にされると思われます.
2013 .1.1
明けましておめでとうございます.2013年
I wish you a very happy new year.
Archiblatta hoevenii
今年もよろしくお願いいたします.
2012 .3.19
Archiblatta hoevenii end.
Archiblatta hoevenii end..
主のいないプラケを放置していても,邪魔なので中の卵鞘を調べて見た.
形は申し分ない.
しかし,皆スカスカであった.
これにて本種は終り.
2012 .3.13
Archiblatta hoevenii 残された卵鞘
Ootheca to which Archiblatta hoevenii was left behind.
この写真では,4個卵鞘が分かる.
いかにも孵化しそうな卵鞘だが,たたくと乾燥した音が響く.
他にもあるだろうが,孵化する気配が無い.
2012 .3.12
Archiblatta hoevenii 最後の時
At the time of the last of Archiblatta hoevenii.
過去のブログによると,昨年の7月以前に羽化した♀.
いくつも卵鞘を生んでくれたが,未だに孵化しない.
そしてついに,生きてはいるが,動けない状態になっていた.
本当に良い経験をさせてもらった.
2011 .12.22
2011年末のArchiblatta hoevenii
The situation of the Archiblatta hoevenii of the end of 2011
現在も元気に活動しています.
しかし,卵鞘は孵化せず.
来年は奇跡が起きるか.
期待しないで期待したい.
2011 .10.4
Archiblatta hoevenii メスと卵鞘
その後,卵鞘は良さそうなのを産み続けているが,一向に孵化しない.
矢印が卵鞘.
本当に良さそうな状態に見えるが・・・・.
年内には答えが出るであろう.
関係ないが,先日紹介したゴキパッチンは,○急ハン○に売っているそうです.
「ドッキリガム」で検索するとネット上でも結構ヒットします.
2011 .8.1
Archiblatta hoevenii 最後の♀
早くも8月.
皆様いかがお過ごしでしょう.
インド出張の空白の時間を埋めるべく,飛び回っています.
今日より日常的な話題に戻ろうと思います.
とうとうこの個体のみとなった.
そして,ちょうど産卵していた.
形は良さそうだが,色が白すぎる気がする.
後は待つのみである.
2011 .8.1
Archiblatta hoevenii 最後の♀
早くも8月.
皆様いかがお過ごしでしょう.
インド出張の空白の時間を埋めるべく,飛び回っています.
今日より日常的な話題に戻ろうと思います.
とうとうこの個体のみとなった.
そして,ちょうど産卵していた.
形は良さそうだが,色が白すぎる気がする.
後は待つのみである.
2011 .7.13
Archiblatta hoevenii 最後のペア
悪戦苦闘であった.
ついに最後のペアとなり,特大ケースから中プラケに移動.
なんともなぞ多きゴキブリである.
累代はF2で終了する気配が濃厚となった.
以上.
2011 .5.11
Archiblatta hoevenii 多頭飼育
全く卵が孵化しないので,全部同一ケージに投入.
壮観であるが,増えなければしょうがない.
雄の翅もボロボロになり,だんだん心細くなるばかり.
さて,この続きはどうなる事やら.
2011 .3.23
Archiblatta hoevenii インブリ
F2にて滅びるのか.
全くまともの卵を産まなくなった.
形が短かったり,潰れていたり.
色が薄かったり(白色系).
インブリはダメなのでしょうか.
カマキリ,タランチュラ類はダメと聞いていますが.
ゴキブリではたして起こるのか.
分かりません.
どなたか他系統飼育の方,トレードしませんか.
2011 .2.9
Archiblatta hoevenii 羽化 4
♀成虫への脱皮.
ただでせさえ大きい種だが,脱皮直後の白い体色は,実物より余計に大きく見える.
横たわっていたので,失敗かと思ったが無事であった.
本種に限った事ではないが.
自然界ではどういった場所で脱皮するのだろうか.
2011 .1.18
Archiblatta hoeveni 産卵?
数日前,とほほな産卵を紹介したが,今度は少し期待できそうな卵鞘を産んでいた.
幾分,昨日の不完全白卵鞘が入っていそうだが,状況は改善されてきたと喜びたい.
2011 .1.11
Archiblatta hoevenii 想定外
前にも書いたが,F2の成長は,脱皮不全にならず,順調に成虫になっている.
唯一,同卵鞘内で成長不良だった幼虫が,やはりダメだった.
後一つ.ずっと気になっていたのだが,雌が卵鞘を付けているのを今回は見た事が無い.
♀成虫♂成虫共に複数おり,F3は「うはうは」と高を括っていたが・・・.
やっと確認できた卵鞘はごらんの通り.
これはやばいかも.
原因を究明中.
というか全く解らない.
2010 .11.19
Archiblatta hoevenii 成長差他
羽化する個体の横で,初齢に近いような個体が同居している.
これは,同じ卵鞘より孵化した個体.
この違いはなぜ起きるのか.
発育不全の可能性もあるが,異常個体であれば長くは生きていないだろう..
同世代との成長をずらす事により近親を避けるためか.
このペースでは成虫まで,まだ半年は必要だろう.
はたして,成虫となるか.楽しみである.
そうこうしていると,別の卵鞘個体群の中の1雌が脱皮しそうな気配.
今度は前回失敗の連続だった垂直面での脱皮.
深夜だったので,そのまま就寝.
今年は,脱皮失敗が無いのでそれほど心配はない.
翌朝.
期待通り無事完了していた.
2010 .11.18
Archiblatta hoevenii 羽化 3
脱皮が失敗しない訳?
結構重そうな体を支えるしっかりとした脚.
昨年は,垂直面での脱皮に,足場が安定せず失敗をしていたと思ったが,
平面でも脱皮は成功する事から,設備的な失敗ではなく,生理的・体力的な失敗だったのだろうか.
以前もぴょんきちほいくえんさんより同じような事をアドバイスされたが.
前回の飼育と違う点は人工的な足場はやめた.
餌は固型飼料に偏らず,キノコ類もまめに与える.
多頭飼育をやめた.
土壌維持生物としてトビムシのみを投入.
F2になった.
そんな所だろうか.
2010 .11.17
Archiblatta hoevenii 羽化 2
56分後.
腹端が抜けるまで30分近く要した.
この状態で40分近く静止していた.
68分後.
やっと向きを変え,脱皮殻を食べに動き出す.
この間,別の幼虫が近くに寄ってきたが,何事も起きず脱皮殻も横取りされなかった.
明けて6時間後.
やっと色づいてきたがまだ骨格は固まっていない.
脱皮殻は途中で摂食の邪魔をしたせいか半分ほど食い残している.
とりあえず無事完了.
今年の個体達は,脱皮不全をほとんど起こさない.
2010 .11.16
Archiblatta hoevenii 羽化 1
F2成虫への脱皮
4分後.
8分後.
14分後.
横から.
26分後.
2010 .10.27
Archiblatta hoevenii 成長差
昨日羽化した個体と同じ日に同じ卵鞘から孵化した幼虫.
中にはまだ2齢幼虫ほどのサイズがいる.
成長不良なのか,この種の特徴か分からないが,これだけ成長がばらつくゴキブリは聞いた事がない.
2010 .10.22
Archiblatta hoevenii F2羽化
F2♀が羽化した.
孵化から約5ヶ月.
大型のゴキブリにしては成長が早い.
半日後.
♂は1ヶ月早く羽化している.
2010 .8.18
最後の卵鞘 孵化
Archiblatta hoevenii F1が最後に産んだ卵鞘が孵化した.
今度は16匹とW卵鞘とほぼ同数の孵化数であった.
2010 .8.10
Archiblatta hoevenii F2 孵化
4個目の卵鞘が孵化した.
相変わらず大きい幼虫である.
そして,一目でArchiblatta hoevenii の幼虫だと分かる.
よく考えると,1齢幼虫と成虫で形態的変化が少ないのは,知る中では本種ぐらいではないだろうか?
いいゴキブリだ.
W個体の卵鞘より孵化率が悪い.
孵化数もWの時は16頭とか出たが,この卵鞘も11頭であった.
2010 .4.28
Archiblatta hoevenii ♂の交尾行動
Archiblatta hoevenii ♂成虫が♀終齢を挑発している.
他の種でも良く見かける,翅上げ行動.
上から見ると良く分からなかった.
2010 .4.28
Archiblatta hoevenii ♂の交尾行動
Archiblatta hoevenii ♂成虫が♀終齢を挑発している.
他の種でも良く見かける,翅上げ行動.
上から見ると良く分からなかった.
2010 .4.20
Archiblatta hoevenii F2孵化
ついに孵化しました.
(あわてて撮ったのでぶれていた)
10匹確認.
F1の結果は,まだ全て成虫になっていないが,
幼虫約100匹中♀2匹(終齢1,成虫1)♂4匹(成虫).
生存率6%である.
こりゃ参った.
2010 .4.9
Archiblatta hoevenii と キノコ
昨日まで元気だった♀中齢幼虫.
外に出てシェルターにいる事が多かったので,脱皮が近いとは思っていたが・・.
この個体は中脚が左右とも無く,今度の脱皮で少し改善されると期待していた.
しかし,キノコに力を吸い取られたのだろうか.
なんとも言葉が無い.
何れにせよ,この齢数の♂幼虫も残っていないので,この個体が無事成虫になった頃は,今いる♂成虫も絶え交尾不能になっていたかも知れぬが.
そういえば昨晩,本種の成虫が数十匹ケージの中にいる夢を見た.
正夢になればよいが.
2010 .4.5
Archiblatta hoevenii 交尾
成虫になって4ヶ月.
そろそろ寿命かと思っていたが,まだいけそうだ.
ケース越で見え難いがちゃんとしている.
上より.
分かっていると思うが,右が♂,左が♀.
横からのアングルで綺麗に撮りたかったが,♂にソッポを向かれた.
これならまだ元気な卵鞘を産んでくれそうだ.
頑張れ!!
2010 .3.25
Archiblatta hoevenii F2卵鞘
F2が卵鞘を産んでいる.
窪みがある卵鞘.
短い???.
はたして,孵化するだろうか?
海外でも飼育している人はいるようだが,うまく行っていないと聞く.
2010 .2.15
Archiblatta hoevenii羽化
♂の羽化.
頭を下に向け,背中(中・後胸)より亀裂が入り脱皮がスタートする.
久しぶりの脱皮シリーズである.
とここで電話が入り,終わって見てみると脱皮途中で下に落ちていた.
一応,全て脱げているようなので,また元に戻した図.
次第に羽が伸びてくる.
セミの羽化のようだ.
大分骨格が固まり色が付いてきた.
ここまで要した時間は,約7時間.
完全に固まるまではまだ数時間かかりそうだ.
それにしても,電話さえなければ途中も見れたのに,残念である.
2010 .2.8
Archiblatta hoevenii 産卵
そろそろ産むかと思っていたが,転がし産卵されてしまった.
もしかしたらいくつかすでにマット内に産卵されているかも知れないが.
これが孵化すればF2が取れる.
もう少し累代を重ねれば,維持しやすい個体群が出来るかもしれない.
産卵とは関係ないが,右がたぶん終齢の♀.
左がその一つ前の♀幼虫.
2010 .1.19
Archiblatta hoevenii ペア
ジャイアントローチのペア揃っての写真.
昨年末に,♀成虫かと思っていた個体は,どうも終齢幼虫であったようで,
脱皮殻と共に巨大な赤黒い♀がいた.
腹部だけを比較しても,雌雄の大きさの違いがわかる.
やはり♂の方が早く成虫になる.
結局ペアが揃うまで,産卵されてから8ヶ月近くを要した.
さあ,F2は取れるであろうか?
結果は春頃になるであろう.
2010 .1.14
Archiblatta hoevenii ♂ 寿命
F1個体の中で最初に成虫になった♂が死亡した.
翅はぼろぼろなので,展翅する事にする.
記録を見るとこの個体の寿命は35日.
たぶん本来の寿命ではないと思うが,同じような♂のみが長翅のDeropeltis属も♂は意外と短命を経験しているので,短いのか弱いのかどちらかであろう.
翅を開くと第一腹節に分泌線の毛叢が目に付く.
拡大.
後方より.
見慣れた薄型のゴキブリ腹部と比べ,厚く丸みを帯び,改めて特殊なゴキブリだと思う.
2010 .1.14
Archiblatta hoevenii ♂ 寿命
F1個体の中で最初に成虫になった♂が死亡した.
翅はぼろぼろなので,展翅する事にする.
記録を見るとこの個体の寿命は35日.
たぶん本来の寿命ではないと思うが,同じような♂のみが長翅のDeropeltis属も♂は意外と短命を経験しているので,短いのか弱いのかどちらかであろう.
翅を開くと第一腹節に分泌線の毛叢が目に付く.
拡大.
後方より.
見慣れた薄型のゴキブリ腹部と比べ,厚く丸みを帯び,改めて特殊なゴキブリだと思う.
2009 .12.9
Archimandrita tesselata 食事
本種のように大型で良く増える種は,食欲もパワフルである.
腹が減っていると人目もはばからずバリバリ食べる.
これはニンジンを食べているところ.
入れたらすぐに数匹集まり食べ始めた.
ひとくち毎に見る見る減っていく様は圧巻である.
ホラアナゴキブリなどは,何十匹いようが何を食べているのかサッパリ判らない.
給水も同じ.
水を大きな顎でワサワサ飲んでいく.
2009 .12.8
Archiblatta hoevenii 失敗
やっと少し成虫が羽化してきたが,その影には脱皮不全が続出した.
上左の♀は突然死.
しかし,後脚腿節が不自然に長く曲がっているのが判るだろうか.
上右の♀幼虫は,外見は殆ど異常がなかったが,息絶えていた.
左下3匹と,上右2番目は♂の羽化失敗か加齢時の脱皮失敗.
この他にも,脱皮不全を齧られて捨てたものや,相当数の死虫が出ている.
これを見ていたら,エイリアン4のリプリー(シガーニー・ウィーヴァー)をクローンで甦らせる際に失敗した,サンプルがストックされている研究室のシーンを思い出した.
2009 .12.7
Archiblatta hoevenii ♂ 無事羽化
翅が伸びた完品がやっと出た.
左の♂の上方にいる赤い無翅の個体は♀成虫ではないかと思うが,翅が出ないので判りにくい.
大きさは頭部から翅端まで約55㎜.
動きは大きさのわりに意外と素早く,改めてゴキブリだと認識する.
下手に触ると臭い液を出すので,あまり触りたくないゴキブリだ.
見て楽しむ種ではないだろうか.
翅は腹端を越え,Deropeltis属の♂のようだ.
2009 .12.7
Archiblatta hoevenii ♂ 無事羽化
翅が伸びた完品がやっと出た.
左の♂の上方にいる赤い無翅の個体は♀成虫ではないかと思うが,翅が出ないので判りにくい.
大きさは頭部から翅端まで約55㎜.
動きは大きさのわりに意外と素早く,改めてゴキブリだと認識する.
下手に触ると臭い液を出すので,あまり触りたくないゴキブリだ.
見て楽しむ種ではないだろうか.
翅は腹端を越え,Deropeltis属の♂のようだ.
2009 .11.25
Archiblatta hoevenii ♂
ジャイアントローチ Archiblatta hoevenii ♂成虫.
7月に孵化してまだ4ヶ月ほどである.
翅も曲がってしまっている.
大きさが小さいような気がするが,始めて見るので判らない.
何はともあれ,見たいと思っていたので感動である.
Blaberus giganteus も高率で翅バカが出る.
羽化場所を特設してやると少しは改善されるが,
本種も早急に対策を考えないと,皆これでは情けない.
2009 .11.25
Archiblatta hoevenii ♂
ジャイアントローチ Archiblatta hoevenii ♂成虫.
7月に孵化してまだ4ヶ月ほどである.
翅も曲がってしまっている.
大きさが小さいような気がするが,始めて見るので判らない.
何はともあれ,見たいと思っていたので感動である.
Blaberus giganteus も高率で翅バカが出る.
羽化場所を特設してやると少しは改善されるが,
本種も早急に対策を考えないと,皆これでは情けない.
2009 .11.17
ジャイアントローチ 脱皮
この状態で止まっているのはほとんど失敗する.
成長するにしたがい,脱皮失敗が多くなってきている.
簡単にはいかないようだ.
2009 .11.6
ジャイアントローチ 幼虫 雌雄
中齢幼虫になって,雌雄がハッキリしてきた.
上の個体が♂.
下が♀.
突然死した♂個体.
体長は30㎜を優に超える.
4ヶ月ほどでこのサイズまで育てば,あと4ヶ月あれば成虫になりそうである.
横より.
翅芽がハッキリ確認できる.
腹端部も♂の特徴が出ている.
急ですが,これから出張となり,そのまま来週のペストロジー学会参加となる為,来週の更新が止まります.
2009 .10.22
ジャイアントローチ脱皮不全
Archiblatta hoevenii 脱皮不全.
どうやら脱皮の途中で食べられたようです.
本種は他の種に比べると密度は低くして飼育しているが,
自然界のようには行かないようだ.
体長は20㎜を越え,存在感も出てきた大きさ.
このサイズになると,後脚腿節がオレンジに発色してくる.
2009 .10.13
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮
Archiblatta hoevenii 幼虫の脱皮.
普段はシェルター内に潜んでいるが,脱皮の時には外に出て行なう.
飼育密度の問題もあるでしょうが・・.
2009 .9.29
ジャイアントローチ 孵化
孵化に要する期間は約3ヶ月.
90日ほど要した.
1卵鞘の孵化数は18匹~.
1齢幼虫の大きさ8ミリ内外.
卵鞘がBIGなので幼虫もBIGである.
形態は成虫をそのままスケールダウンした形.
通常成虫と幼虫は少しは見た目で分かる違いがあるものだが,
本種は良く似ている.
くさい臭いを出すところも親そっくり.
手に付くと風呂に入ろうが,一晩寝た位では臭いが取れない.
2009 .9.28
ジャイアントローチ 産卵
Archiblatta hoevenii の産卵
2009年4月1日に♀成虫を入手.
産卵日(確認できた産卵)
4/3
5/1
5/11
6/5
7/6
の合計5回.
産卵開始から産み落とすまで24時間以上要した.
2009/9/12にケース掃除で出てきた卵鞘は8個.
幼虫数96匹 死亡確認4匹 合計100匹.
1卵鞘からの孵化数は平均14匹.
親が死亡したのが7/11なので残る3個の産卵日はその間に産卵されていた事になる.
すると,産卵間隔は10日から20日.
卵鞘の大きさは20mm内外.
うち孵化は7個,1個は未孵化.
★になる直前に産んだ卵鞘は孵化していたので,残る一つは望み薄.
卵鞘の埋め込みはマット内に行い,マット表面より5mm以内に産み付けられていた.
写真真中に見える.
2009 .7.21
Archiblatta hoevenii
ついに標本になる日が来ました.
手元に着てから約4ヶ月.
この大きさのゴキブリであれば,他属の例から推測するに,
半年以上は楽に生きそうである.
頭部拡大.
改めて手にとり,細部を観察すると,昆虫の素晴らしさが実感できます.
多くのゴキブリの場合,この頭部は前胸の下面に隠れ,
上から見え難くなっています.
それが,本種がゴキブリらしくない(私だけ?)理由です.
後方より.
世界のジャングルには同属でもっと巨大な種や,色彩が派手な種が生息しているかもしれません.
いつか,アマゾンのジャングルの中でゴキブリ採集をしてみたいです.
2009 .5.7
ジャイアントローチ Archiblatta hoevenii
Archiblatta hoevenii (Giant Roaches)
マレーシアに生息するといわれる大型のゴキブリ.
手許に来てから飼育環境に少し馴染んだ様なのでご紹介します.
当時結構注目を集めていたようなので,ご存知の方も多いと思う.
飼育に関して調べてみたが,国内はもとより海外でもさっぱり情報が見つからない.
国内でも知る限り1名飼育されているようだが不明な点が多い種のようだ.
体長は70㎜内外.
体に厚みがありカマドウマやキリギリスといった外観を持ち,
刺激を与えると「ギギイ」と鳴く.
やはりゴキブリではなく無翅のキリギリスでは?
なんてことは やはり無い.
ちゃんとゴキブリの卵鞘を産んだ.
巨大な卵鞘で産み始めてから産み落とすまで丸2日要した.