Eublaberus prosticus
2014 .5.2
オレンジヘットローチ雌のみ?
Eublaberus prosticus had become only a female?
普通によく増えていたはずだったが,今日見ると雌成虫のみ?
♀成虫腹面腹端部.
よく探すと,雄成虫1,♂終齢幼虫1匹のみ.
雄成虫腹面腹端部.
なぜこんな極端な齢と性比に偏ったかわからない.
放置しても,ここ数年問題が無かったので,気にかけていなかったのが原因かも.
要は愛情不足?
かも.知れません.
ただ,マットもいいように食われ,繊維も無く砂漠のような環境になっている.
新品ヤシガラ交換済み.
繁殖ががんばれの気持ちを込め,ニンジンの大サービス.
と言う訳で,GWは総チェックを実施予定
2013 .3.22
最近見なくなった種 2
Species which no longer attracts attention 2
Gromphadorhina oblongonota.
Eublaberus distantii.
Blaberus craniifer.
Byrsotria fumigata.
どれも丈夫で飼いやすい種である.
2009 .6.2
オレンジヘッドローチ Eublaberus distantii (Kirby) 脱皮
Eublaberus distantii (Kirby)幼虫
脱皮直後の真っ白い状態.
まだ,外骨格は非常に柔らかい.
にもかかわらず,普通に歩き回り,マットに潜ろうとする.
脱皮後時間の経過と共に,骨格が固まってくる.
それに伴い白色から徐々に色が付いてくる.
ほぼ固まった状態.
脱皮直後に歩き回る生命力はゴキブリならでは.
たくましい.
2007 .8.13
オレンジヘッド 幼虫
先日紹介したEublaberus属の2種の幼虫を紹介する.成虫も似ているようで似ていない.しかるに幼虫はどうか,やはり似ているようで全然似ていない.distantiの方が艶が濃く,前・中・後胸背にハッキリとした黄色のスポットが入る.幅に関しては同じ齢でも初期と後期で形態が変わる為,比較の対象にしない方が良いと思う.
こちらがprosticus.
よく見るとdistantiと同じ位置に,前・中・後胸背に黄色のスポットが入るが,非常に薄く,よく観察しないと分からないと思う.
しかし,両種とも幼虫は人の手を恐れないようで,ケージに手を入れておくと袖の中まで登ってくる.
両種とも卵胎生で,現在prosticusどんどん子供が生まれている.
2007 .8.10
オレンジヘッド
現在日本国内に流通している『オレンジヘッド』は以下の2種のようである.
・Eublaberus prosticus Erichson 写真左
・Eublaberus distantii (Kirby) 写真右
両種とも前胸背板には人の顔のような模様が浮き出る為,ユウレイゴキブリとも呼ばれているようである.
Distantiiの方がprosticusより大きくなり,全体的な色合いも淡い色彩である.
顔のおもしろさから行くとprosticusの方が優っている.
Distantiihaは現在幼虫しかいない為,標本で勘弁して下さい.
見ていて飽きない.
前胸背に顔が出るゴキブリは他にもArchimandrita属やBlaberus属が有名である.