オキナワチャバネゴキブリ
2024 .2.28
オキナワチャバネゴキブリ飛翔
Blattella asahinai flying
ゴキブリが飛ぶ姿は,写真で見せるのは困難だったが,動画なら簡単だった.
床替え前.
床替え直前.
これだけ飛ぶのでサッサとやらないと飛ぶ飛ぶ.
終了.
2020 .4.26
標本の整理
Organize specimen
若いころに比べると,標本作りが面倒になってきた.
とはいえ,重要な種や変わったものが手に入ると少しずつ作ってはいる.
乾燥スペースが広くないので,乾燥が終わるととりあえず的に小型の紙製箱に移している.
ドイツ箱に移したいが,やろうと思ったとき雨だったりしてタイミングがず~となかった.
しかし,紙製箱は隙間がスカスカなのでいつ虫が入ってもおかしくない.
本当は冬が良いのだろうが,梅雨に入る今のうちにと思い,重い腰を上げ標本の整理をした.
ゴキブリ以外にも,ハエ類,ハチ類,ゲジ,ヤスデなどいろいろ.
久しぶりに眺めていると,!?.
これはオキナワチャバネゴキブリだろ!
が見つかった.
当時はまだ若かった.
まあ,毎日ゴキブリを見ていれば,だれでもそうなるのだろうが.
時間を作り,もう一度同定しなおしたいと思う.
2008 .9.30
オキナワチャバネゴキブリ 肛下板
もう一つの外見的な判り易い?相違点.
♂腹面腹端部の肛下板の形状,
これはオキナワチャバネゴキブリ.
こちらがヒメチャバネゴキブリ.
両種の違いは他にも体長,複眼間の黒条紋の太さの違いや,
複眼間の距離,触角の長さなどあるが,
検体数が少ないと,ちょっと手が出せない箇所である.
と思って肛下板を比較したが,これも数見ないと???のところが多い.
殖えたらもう一度比較したいと思う.
2008 .9.29
オキナワチャバネゴキブリ 前胸背
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
チャバネゴキブリ亜科 Subfamily Blattellinae
チャバネゴキブリ属 Genus Blattella Caudell
オキナワチャバネゴキブリ Blattella asahinai mizukubo
最近,やっと少しずつ私のゴキブリ趣味が浸透してきたのか,
あちこちに旅行に行った人から,ゴキブリのお土産をもらう事が多くなってきた.
今回も,沖縄に旅行に行った虫キチ社員よりお土産で頂いた.
ありがたい事である.
お礼に何でも好きなゴキブリあげるよとと言うのであるが,
ほしいという人はそんなに多くない.
ついでに野外のゴキ写真を撮ってきてくれたので,そちらも今後紹介したい.
本種は何とペアで捕獲してきてもらった.
ヒメチャバネゴキブリに非常に良く似ている.
「日本産ゴキブリ類」により同定すると,確かにそのようである.
まず,前胸背.こちらはヒメチャバネゴキブリ.
「黒条紋の後端はやや尖って内方を向いて終わり,両側縁の輪郭はよりスムースで,かつ黒紋の前端もやや内側を向いて少し尖って終る.」
両側縁の輪郭が,よりスムースかどうかはこの個体だけではよく判らない.
こちらがオキナワチャバネゴキブリ.
「前胸背の1対の太い黒条はそれぞれ後方部で太くなっており,両側の縁の輪郭は凸凹の多い不規則な線をなす.また黒条の前端は細まって終る.」
という事である.