オオゴキブリ
2011 .8.18
オオゴキブリ親子
ヤエヤマオオゴキと時を同じくして床換えしたオオゴキ.
ちょっと覗いてみると,観察しやすい形で巣状の空間が出来ていた.
見ていると,親らしき成虫と,その周りに初齢の幼虫(←)が.
いい感じの親子だ.
この状態でしばらく飼育出来ると,学校の教材等に使われ,ゴキブリ恐怖症の人も少しは減るのではないかと思うのだが.
この状態を半年ほど放置すると,また衝撃の状態になる.
気がする.
分かっているがどうしても繰り返してしまう.
2011 .7.15
オオゴキブリ累代飼育
飼育ケース.
本属は,殖えてくるとマット上に出てきて死にはじめる.
殖えてくると=餌不足と成虫は縄張り不足のようなものであろうか.
掘り返すと中齢幼虫17匹しかいなかった.
なんとも虚しいが,これだけいれば累代は出来るので良しとせねば.
ちなみにこの位の大きさでも雌雄は判別できる.
腹面腹端部の節先端が窪み,小さな節が見えるのが♂.
こちら♀.
また半年後の繁殖を期待してマットに戻す.
2009 .7.24
オオゴキブリ
オオゴキブリ科 Family Panesthiidae
オオゴキブリ属 Genus Panesthia Serville
オオゴキブリ Panesthia angustipennis spadica(Shiraki)
ゴキブリの中で最も昆虫扱いを受けている種ではないだろうか.
食性も通常のゴキブリは雑食だが,オオゴキブリ科は朽木を食べるので,
クワガタなどの甲虫類と同一的なイメージを持ってくれている様である.
雌雄ペア.
管理といえば,たまに飼育ケースのマットに水を与える程度.
ここ半年ほど姿を見たことがなかった.
しかし,この前リュウキュウクチキゴキブリが餌切れで外に出ていたことを考慮し,
本種も床換えをした.
案の定,中の朽木はボロボロに粉砕されており,
その中から幼虫19匹が出てきた.
まだ生まれて間もないのだろう.
通常,ゴキブリ飼育は中プラケを使用しているが,
他のゴキブリであれば中プラケで何百匹も,まとめ飼育しても問題ないが,
オオゴキブリ科のゴキ達は,成虫になると,
2,3ペアが限界のような感じである.