☆動画
2021 .11.26
クロゴキブリ幼虫
Nymph of a Periplaneta fuliginosa
床に近い場所で作業していたら発見した.
していなければ見逃していたと思う.
放置するとすぐに見失うので,とりあえず確保してどうした物かと考えた.
こうなると潰すのもためらわれ,かと言って飼育も今更どうかと.
結局,去っていただきました.
ハエトリの餌になるか,無事再会できるか.
自然とはそういうものでしょう.
2021 .11.17
徘徊性ダニ
Quick footed mite
ブログがはじまった当初よりお目見えしているこの徘徊性のダニ.
未だに駆除できていない.
が,自分的には着実に根絶に向けて進んでいると感じている.
扱いにも慣れ,他のケージにうつさないように注意できるようになった.
今回はオガサワラゴキブリに発生して駆除しているところ.
何度も駆除をしているが今回が見納め?
でその動きの速さをご紹介.
気が付かずに水容器の交換でもしようと持ち上げると,この速さで瞬時に手に登ってくる.
そのまま別のケースを触るとそこに侵入し広がっていく.
いなくなったら,それはそれで寂しくなるかもしれないがOK.
2021 .11.9
ゴキブリの歩きと走り
Therea olegrandjeani walking and running
ゴキブリは逃げ足が速いといわれる.
ワモンゴキブリの走るスピードは1秒間に70㎝~170㎝(石井,1976).
時速に直すと2.5~6.1Km.
では,ペットローチは?
Therea olegrandjeaniに走ってもらいました.
歩きは遅い.
歩く速度ならすぐに捕まえられそうだが.
しかし,逃げ足は54㎝を1.9秒.
時速約1 Km.
歩きから走りに移ったときは早いと思ったが,ワモンはその倍?
次回はワモンゴキブリに走ってもらいます.
2021 .10.28
ダニの続き
More on Mites
本グループのどのケースにこのダニが出ているのか確認しました.
まずはEupolyphaga sinensis
♂
♀
こんな顔をしています.
脚の付け根なども確認しましたが付着なし.
次,Polyphaga saussurei の別のケージ.
こちらは,現在大寄生されている成虫とは別の幼虫ケース.
綺麗なもんです.
次,Therea olegrandjeani
こちらもダニはいなさそう.
次,Polyphaga aegyptica,こちらは2ケージあるので1個目.
異常なし.
前胸背板と頭頂の間にいるのはツメダニです.
餌に発生するコナダニ類を餌として繁殖しています.
見ていたら,コナダニが前胸背板の奥にいたので追いかけて?いたのでしょうか?
この形はミナミツメダニでしょう.
こいつは,畳などに出ると人を刺して皮疹を引き起こす害虫になりますが,こういった隔離された中にいるのは,コナダニ類を食べるいわば益虫です.
しかし,今回の殺Gダニは食べないのかこの状態です.
2個目も異常なし.
最後,Therea regularis
異常なし.
ということは,Polyphaga saussurei に関しては,この寄生された個体を処分すれば,残っている個体群はダニフリーになります.
問題は,1ケージしかなかったTherea petiverianaです.
成虫が少し残っいるので,それが卵鞘を産みさえすれば,徹底的に掃除して孵化させればダニフリーが出来ると思いますが,少し時間がかかりそうです.
一連の作業をしている最中のPolyphaga saussurei 幼虫,起き上がりゴキブリ.
2021 .10.22
殺Gダニ大暴れ
Mites killing cockroaches
また出てしまいました.
Polyphaga saussureiです.
こちらはTherea petiveriana
貪り食うとはまさにこのことです.
何とか共存を考えていたのですがやめます.
とりあえず,クワカブ用の殺ダニマットに避難させました.
今回使用したのはこの2品.
たまたま知人から頂いたのがありました.
以前もクワカブ用を試して?だったので果たしてこれはどうか.
用法用量にしたがい使用しました.
共存をやめる方法は次回へ.
2021 .10.8
ゴキブリの精子
Cockroach sperm
動画の編集に手間取りました.
と言ってもカットするだけですが(笑).
ウルシゴキブリの精子です.
初の動画.
再生できるでしょうか?
説明しなくてもどれだかわかると思いますが,動いている細長い物体がそうです.
昨日の貯精嚢をピンセットで摘み出し,スライドグラスに乗せ生理食塩水を少々滴下し,カバーグラスで押しつぶします.
生物顕微鏡で100~400倍で観察することができます.
精子の全長は60μm程度です.