2013 .8.28
Pseudophoraspis nebulosa 卵鞘出し逃げ
Discharge action of Ootheca which the female of Pseudophoraspis nebulosa was captured and was seen on the occasion.
床換えをしようと雌をつかんだ瞬間,突然卵鞘が排出された.
たまたま機嫌が悪かったためなのか.
勿体無いと思いつつ,大して気にせず2匹目の雌をつかんだ瞬間続けてホロン.
卵胎生でこんなに簡単に保育嚢の卵鞘を出す種は初めてだ.
ちなみに,左の卵鞘は78卵.
右は76卵.
すべて孵化するとなると,結構な数が生まれてくることになる.
まあ,それに懲りて,雌は身体を掴まず,手のひらで包むように拘束し,移す事にする.
それ以降,こんな状態は発生しなかった.
この行動は,何を意味するのだろうか.
逃げ易くする為,身軽になろうとするのか.
ヘビなどは,逃げる時に食べた物を吐き出すと聞いた事があるが,ゴキブリが同じ様な目的で起こした行動だろうか.
初めまして、ゴキブリの研究に携わっているMFと申します。
いつもこちらのブログで、様々な種類のゴキブリに関して、そして彼らの飼育法の実際について参考にさせていただいており、日々のご活動の様子も楽しく拝見させていただいております。
今回こちらの記事を読んだ海外の研究員の方で、同じくゴキブリの研究をしておられる方が、Pseudophorapsis nebulosaの卵鞘内の卵数の情報をできれば参照させていただきたいとのことで私の方にお問い合わせいただきました。
こちらから唐突なお願いとなり誠に恐縮ですが、本種に関してさらに伺いたく、改めてブログの管理者様とメールでコンタクトを取らせて頂けましたら非常に幸いにと思っております。
ブログ上にて失礼いたしますが、よろしくお願いいたします。