2012 .4.11
Polyphaga saussurei 産卵
Laying eggs of the Polyphaga saussurei .
本属の産卵で,腹端に産み落とす直前の状態は良く見ることが出来る.
これは,ちょうど卵鞘形成途中の状態.
本属の卵鞘の特徴は,竜骨部の突起が単純な山型ではなく,釣り針状の曲がった形をしていること.
どんな風に生むのか少し,疑問に思っていたがこのような状態であった.
意外と普通.
こんなに複雑な形にする必要がどこにあるのだろうか?
本属の産み方は,飼育状態(乾燥したヤシガラマット)では,マット内にばら撒き産卵している.
そこから想像するに,生み落とされた卵鞘は,その場所を移動し難くくするため,根や繊維状の物に引っかかり,転がらない様になっているのかも知れない.
生息環境を見てみたいものだ.
雌雄の区別は,右が雌,左雄.
違いはあると思う.
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