ゴキブログ一覧
2013 .3.25
マルゴキブリ♂終齢幼虫
The last instar larva of the male of Trichoblatta nigra.
中・後胸背板後側縁が,鋭角に尖って見える.
これが,成虫に加齢した際,翅として発達する.
雌幼虫はこんなに鋭角でない.
腹面腹端部も,9節まで確認できる.
2013 .3.25
マルゴキブリ♂終齢幼虫
The last instar larva of the male of Trichoblatta nigra.
中・後胸背板後側縁が,鋭角に尖って見える.
これが,成虫に加齢した際,翅として発達する.
雌幼虫はこんなに鋭角でない.
腹面腹端部も,9節まで確認できる.
2013 .3.22
最近見なくなった種 2
Species which no longer attracts attention 2
Gromphadorhina oblongonota.
Eublaberus distantii.
Blaberus craniifer.
Byrsotria fumigata.
どれも丈夫で飼いやすい種である.
2013 .3.21
アメリカカンザイシロアリ床換え
Cleaning of the breeding case of Incisitermes minor.
三年ものの兵蟻.
ハワイシロアリ同様に,乾燥した環境で飼育が出来るが,定期的に水は与えたほうが○.
今回はハワイ同様,ケージのサイズアップと,餌に垂木とデバイスを半々入れた.
給水に関しては,このケージとは別に,野外採集材があるのだが,こちらは年数回の,思い出したら給水サイクルでも糞を出し続けている.
コロニーがでかくなると,かなりの脱水に耐えるようだ.
2013 .3.19
ハワイシロアリの床換え
Cleaning of the breeding case of Incisitermes immigrans.
シロアリ類の飼育は,採集後1年ぐらいはなんとなく生きている.
そして,いい気になっていると,いつの間にかいなくなっている.
そんな事で,今回一斉に床換え実施.
まずはハワイシロアリ.
3年目のコロニー.
餌はデバイスをホチキスで繋げて転がしてある.
今回は,垂木を水に付けて湿らせた物と,デバイス乾燥物を半分ずつ入れる.
ケースもサイズアップした.
木と木の移動はこのように小さな穴のみで繋がれている.
減ってはいない様子.
完成.
今年は羽アリの発生を目指す.
2013 .3.18
Elliptorhina laevigata卵鞘内卵数
The number of the eggs in ootheca of Elliptorhina laevigata.
雄成虫.
卵鞘.
片側27卵合計54卵.
卵鞘を産みつける種に比べ,3倍近い数が入っている.
産卵間隔はオガサワラゴキブリでは,50日前後.
卵鞘を産み落とす種は間隔はもっと短いので,総合すると同じぐらいの数になる.
良く出来ているものですね.
2013 .3.15
地下鉄のネズミ
The rat seen by subway.
久しぶりに地下鉄でネズミを見た.
拡大.
幼獣が2匹ほどじゃれ合う感じで排水口の中を覗いているようでした.
地下鉄の線路で見かける種は何でしょうか.
クマネズミ,ドブネズミどちらの説もあるようですが.
地下鉄につながるビルを建てると,クマネズミが出ることが多いです.
であれば,クマなんでしょうが,この写真はドブのようですね.
今度は成獣の写真を狙います.
2013 .3.14
最近忘れ去られた種少し 1
Several sorts of cockroaches that of popularity lost recently.
Blaberus sp. Pantanal.
幼虫.
♀成虫.
Princisia vanwaerebeki.
Blaberus giganteus.
憧れの種でしたが,今では騒がれなくなりました.
続く.
2013 .3.13
オナガシミ復活
Revival of Ctenolepisma longicaudata.
ダメかと思ったが,復活してきた.
絶望の淵からの復活.
よかったー.
2013 .3.12
TV出演
It appeared on television.
月曜日早朝のTV東京の天気枠に出演しました.
ここのところのぽかぽか陽気で,今年の害虫はどうなる?
のような事のコメント.
TVでは,私一人でしたが,わざわざ会社まで狩野アナに来ていただき,たくさん話が出来ました.
写真撮影や,ブログ使用に関しても快く許可頂き,何より私のようなゴキマニアと普通に話してくれたことに感謝感激.
たまには虫の出ない日もいいかな.
2013 .3.11
イエシロアリ飼育
Coptotermes formosanus breeding situation
昨年採集した4ペアがあったが,今日確認したら全て消滅していた.
焦り,2011年6月に採集した新成虫ペアの床換えとなった.
小プラケをひっくり返すとなにやら怪しい感じが.
見たところいない.
デバイスを割るとどうにか動いているシロアリの確認ができた.
予想より全然コロニーが大きくなっていない.
今回は,垂木の破片なども混ぜ埋め戻す.
完成.
イエシロアリは,重要な家屋害虫なのだが,飼育となるとこんな感じ.
飼育下でも,頑張ってほしい.
2013 .3.8
Archiblatta hoevenii 初齢幼虫
Instar of Archiblatta hoevenii.
動かなくなっていた幼虫.
雌雄を確認しようと,腹面腹端部を見たが,良く分からず,断念.
しかし,背面を見る限り雌のようにも見える.
標本にしたので,もう少しサンプルが取れたら,再比較します.
こうして撮影すると,小さく見えないが,
実はこのサイズ.
2013 .3.7
ホタルゴキブリの交尾
Copulation of Schultesia lampyridiformis.
過去に本種の交尾をお伝えしたが,その時は普通の状態であった.
しかし,なんとなくDiploptera punctataに雰囲気が似ていると思っていた.
が,これを見て納得.
卵胎生をする種は,雌の羽化直後交尾が当り前なのかもしれない.
雌の翻弄される雄.
2013 .3.6
Archiblatta hoevenii の餌
Feed of Archiblatta hoevenii
例のハムスター用ベビーコーンを食べる初齢幼虫.
エノキに齧り付く成虫.
新鮮でないと食いつきが悪い.
頭部の目のように見えるのは触角の付け根.
こちらをにらんでいる様に見えて面白い.
2013 .3.5
Pseudophoraspis sp 幼虫の成長
Nymph of Pseudophoraspis sp.
やっと10mmを越えはじめた幼虫.
横に初齢幼虫が隠れている.
2013 .3.4
ワモンゴキブリの脚の再生
Reproduction of the leg of Periplaneta americana.
終齢幼虫らしき個体を発見.
背面より見るとこんな感じ.
腹面.
右後脚ふ節欠損.
触角欠損.
左中脚の基節より先端欠損.
左後脚の基節の先端,またそれより先端も欠損.
脱皮後.
成虫になると思ったが,また幼虫であった.
ゴキブリ類は,欠損具合いが激しいと,幼虫齢期を増やし,健全な状態で成虫となれるよう,調整する事がある.この個体も,そう判断したのかもしれない.
結果は,
右後脚ふ節完全復活.
触角50%復活.
左中脚の腿節,頚節,ふ節が全て50%のサイズで再生.
左後脚の基節再生.
2013 .3.1
Morphna dotata 脱保育嚢
Prolapse of Morphna dotata‘s genital recess
ついに起きてしまった.
こうなると見込はない.
余生をまっとうさせ,腐る前に標本にするだけだ.
本種の一齢幼虫は,大きく,黒地に白いスポットが入るかわいいやつなのだが.
次回,チャンスがあればリベンジします.
2013 .2.28
緑ミナミヒラタゴキブリ
Onychostylus vilis which carried out green.
以前もご紹介したかもしれないが,ミナミヒラタゴキブリの成虫に時折混ざるgreen固体.
グリーンバナナゴキブリしかり,緑の生き物は綺麗に見える.
腹面.
背面
2013 .2.27
スズキゴキブリ産卵
Laying eggs of Periplaneta suzukii.
雄が羽化以降の産卵.
中々雌雄の成虫時期が合わない.
未だに雄終齢幼虫が羽化せずねばっている.
2013 .2.26
ダメイエゴキブリの孵化状況
The situation of hatching of ootheca of bad Neostylopyga rhombifolia.
クラッシュイエゴキブリの孵化卵鞘.
見た目は,「優」ですが,中はどうなっているか.
孵化出来ずに死んでいる個体がいる.
また,中にはダニが侵入しています.
白い「点」はうごめくダニ.
数えると22卵中11孵化.
これが普通なのか.
イエゴキブリの孵化率は不明なのだが,50%は自然界では無さそうに思う.
2013 .2.25
Archiblatta hoevenii幼虫の餌
Food of the larva of Archiblatta hoevenii.
順調に孵化が始まった.
餌は,成虫同様キノコ類を好むようだ.
エノキ,ブナシメジは良く食べている.
しかし,やはり古くなると摂食は落ちるようで,新鮮な物を与えると食べる光景を良く見かけるようになる.
そのほかは,煮干をたまにと,柔らかコーンが穴場だろうか.
2013 .2.22
Eublaberus sp.渇き
Eublaberus sp
水が切れていた.
数秒後には,こんな状態になっている.
水の臭いがわかるのでしょうか.
2013 .2.21
ヤエヤマオオゴキ脱皮直後の体色
The color of the body immediately after a self-renewal of Panesthia angustipennis yayeyamensis.
気がつかなかったが,良い発色をしている.
中胸背板の三角オレンジとあわせるとさらに良い.
数時間もすると,右のような黒色になるのだが.
2013 .2.20
Periplaneta banksi 繁殖
Periplaneta banksi bred.
結局,ノミバエにやられた個体群は滅んだ.
新規で購入した個体群がやっと成虫となり,産卵まで至った.
まだ幼虫もいるが,終齢幼虫であり,繁殖ステージをばらつかせるにも丁度良い幅だと思う.
外観上正常な卵鞘.
2013 .2.19
Hatching of Periplaneta americana was failure.
気がついた時はこの状態.
これから出るのか,固まっているのか,これだけではわかり難い.
拡大.
ダニが張り付いている.
内部.
生きてはいるが,無事孵化することは無さそうだ.
2013 .2.18
The picture of a rat and a cockroach.
娘に書いてもらいました.
私は絵のセンスも無いので,こういったデザインは苦手です.
で,第一弾.
ネズミ.
これは結構気に入っているので,このまま使う予定.
第二弾.
ゴキブリ.
これもこれで良いが,触角が短すぎるので手を加えようと思います.
何れにせよ,気に入っています.
2013 .2.15
マルバネゴキブリ幼虫
Larva of the Hebardina yayeyamana.
意識しなければワモンゴキブリの幼虫である.
詳細を調べれば違いがあると思うが,野外でこいつを見つけたら,ワモンゴキブリ幼虫としてパスする可能性大.
こちらは中齢幼虫.
見た目はモリゴキブリ群のいずれかの幼虫?
やはり何でも採集して,成虫にしてみないとわからない.
2013 .2.14
Pseudophoraspis nebulosa幼虫とトビムシ
Nymph of Pseudophoraspis nebulosa and Collembola.
3齢幼虫.
この系統のゴキブリは,水を好むようで,水面に没していた.
その側で,跳ね回るトビムシ.
やはり,ゴキブリとの共生生物はトビムシが無難のようだ.
2013 .2.13
Gyna caffrorum
Gyna caffrorum
Gyna luridaに良く似ている.
Gyna lurida白系.
2013 .2.12
ザトウムシ繁殖
Breeding of Vonones ornate.
良く見ると小さな生き物が.
脚が沢山あり,クモのような形からVonones ornateの幼虫とわかった.
が,いつ産卵したのか全く気がつかなかった.
良く見ると,「うようよ」的にいるではないか.
形態は成虫とは異なるようで,まだ小さなクモといった外観である.
飼育法としては,20℃環境で要加湿.
餌は,ゴキブリ1齢幼虫の半死状態.