ゴキブログ一覧
2013 .7.10
リュウキュウクチキゴキブリと粘菌
Salganea taiwanensis ryukyuanus and slime mold.
何かの拍子に,突然湧き出す粘菌.
ケース蓋に立ち上がる太粘菌.
マット表面にも這い回っている姿が見られる.
写真が悪くて申し訳ないが,ゴキブリは至って平気.
2013 .7.9
Archimandrita tesselataの食欲
Appetite of Archimandrita tesselata.
毎度の事ではあるが,気持ちの良い食いっぷりである.
幼虫.
身体の大きい種は数あれど,見ている前でこれほど食べてくれる種はあまりいない.
成虫もしかり.
2013 .7.8
ドブ?クマ?
A brown rat or a black rat
外部寄生虫を採取した後の状態.
どちらが何ネズミかわかりますか?
答えはこちら.
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両方ともドブネズミ.
どちらも,同じ場所で採集された個体ですが,上はクマネズミに見えます.
しかし,形態的特長はドブネズミ.
2013 .7.5
老衰クマネズミ
A natural death of a black rat.
生後830日.
♀.
MAX体重は120gほどになったが,死亡時は75gまで痩せていた.
2013 .7.5
カラスの針金
Wire which the crow used on the material of the nest.
この針金は,以前はクリーニング終了時に付いてきた物だが,最近はプラスチックに変わりつつある.
良く集めた物だ.
今後はプラ製が増えるのだろうか.
2013 .7.3
クロお~
Smoky-brown cockroach Owoooo.
久しぶりの対面.
それもかなりの近距離.
良い写真が撮れた.
雄なので,この写真を撮った後,放置していたらどこかに消えていった.
2013 .7.2
Polyphaga saussurei 雌雄
The difference in the form of a sex of Polyphaga saussurei.
多分♀.
多分♂.
2013 .7.1
湯沸し場のヒメイエバエ
Fannia canicularis of a office kitchenette.
いろんな虫が集まる我が給湯室.
今回はヒメイエバエ.
くつろいでいるが,油断するとどこかに飛び去ってしまう.
どこからともなく,見事に侵入してくるこの手のハエ類.
ジッとしていてくれると手を出すことは避けたいが,事務所内に入ると面倒なので,エタノールの餌食となってもらった.
2013 .6.28
マダラサソリ産仔
Offspring of Isometrus europaeus.
前回生んでから約2ヶ月.
雌の腹が大きくなっていたのでもしやと思っていたが,産みました.
数えると16匹ほど確認できる.
ヤエヤマサソリは,仔と親を同一ケージで飼育しても,壊滅的な仔喰いはしないが,マダラサソリは大概残さず食べる.
前回生んだ仔達は移してあり,いまのところ少し欠けたが元気で成長している.
2013 .6.27
Drymaplaneta semivitta の交尾
Mating of Drymaplaneta semivitta.
ちょっと忙しい今日この頃.
2013 .6.26
ヨロイモグラゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros.
個体数が増えると同時にマットの劣化が早くなった.
と同時に餌の消費も多くなってきた.
現在,
Adult ♂4,♀5.
中齢 ♂2,♀1.
若齢 ALL 8.
合計すると20匹になった.
昔あこがれていた頃から考えると,夢のようです.
やはり,ユーカリが良いのかもしれない.
と思っていますが,今回交換した新マットに菌糸が生えたマットも混入させたところ,猛烈に食いついている.
一応完成.
2013 .6.25
Pseudophoraspis sp 羽化&擬死
Emergence & Cataplexy of Pseudophoraspis sp.
早い個体は羽化始めた.
終齢に近い幼虫.
幼虫の姿勢がこのようにそり気味になりながら,葉上などに張り付くように静止する.
手の上に乗せるとこのように死んだ真似をし,動かなくなる.
ついでに床換え完了.
2013 .6.24
オガサワラウスヒラタゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Onychostylus pallidiolus boninensis.
ミズゴケは乾き,シェルター各種糞で薄汚れてきている.
死骸も沢山ある.
野外種で,この状態は経験上「滅びのスイッチ」が入りやすい.
久しぶりの床換え.
現段階での床換えは問題ない.
2013 .6.21
シロアリの脱皮姿勢
The posture of a ecdysis of Termite
シロアリが脱皮をすることは当然のように知っていたつもりだが,脱皮の姿勢までは想像した事がなかった.
いたって普通.
シロアリの巣内は広い空間が無いと思っていました.
したがって,脱皮も腹ばいのまま行われるイメージがあったのですが・・・.
野外の巣ではどのように行われているのでしょう.
ちなみに,ネバダオオシロアリZootermopsis nevadensis.
2013 .6.20
チャバネゴキブリの群れ
The group of a German cockroach.
餌が切れて,しばらく放置してしまった後の餌食い.
申し訳ない.
2013 .6.19
網戸にヒメイエバエ
Fannia canicularis which invades into there being a screen door.
網戸をしてあるにもかかわらず,侵入する双翅目.
今日はヒメイエバエ.
このフロアーも昆虫(害虫)を飼育している為,殺虫剤は使えない.
これが便利.
ニクバエ クラスでも,しつこく追えば仕留められる.
2013 .6.18
親ゴキの上に仔ゴキ
The child cockroach on a parent cockroach.
親と1齢幼虫.
ほほえましい.
2013 .6.17
ネズミ剥がし
Rescue of a black rat.
実験で使うクマネズミを採集してきました.
都内で捕獲された,殺鼠剤抵抗性個体と考えられる個体群から.
粘着についた状態.
毛が抜けている個体は,過去に粘着から逃れた名残だと思われる.
剥がす時はこんな感じ.
幼獣とはいえ,噛み付いてくる.
その後に小麦粉まぶしにして,ポリブデンを無効化する.
感覚は,てんぷらに衣をつけている感じ.
その後は,玉になるので除去したり,水を飲ませたり.
大変面倒な作業だが,この粉まみれは,大概の外部寄生虫を落とすようで,毛が生えかえると,イエダニも落ちている.
こう書くと簡単のようですが,実は大変な作業です.
くれぐれも,良識のある方は真似しないで下さい.
これは,駆除に役立てる為の特殊な作業です.
咬まれます.
2013 .6.14
ツゲノメイガ成虫
The imago of a Glyphodes perspectalis.
事務所5階階段室壁に1日中とまっていた.
口吻を伸ばしている様子はまるで蝶のようだ.
それにしても,蛾類成虫を同定する際,利用するのが図鑑であるが,図鑑の写真(絵)は,羽を広げて展翅(当然だが)しているので,蛾類の多くが生存時に見せる形態と違ってしまい,大変見ずらい.
こういった状態の図鑑は作れない物だろうか.
か,もしかしたらすでに存在するかもしれないので,ご存知の方は教えて下さい.
初齢幼虫.
2013 .6.13
Therea regularis雌&卵鞘
The msel & Ootheca of Therea regularis.
雄ばかり先行して羽化し,1匹もの雌は羽化不全で★.
累代が危ぶまれたが,雌も羽化し,卵鞘も生んでくれた.
状況から,有精卵と判断しても良さそうだ.
約半年後に期待.
2013 .6.12
オオモリゴキブリ!!
Symploce gigas gigas!!
増えていたので気を抜いた.
生気のある卵鞘はこれのみ.
ケージも縮小.
2013 .6.11
ムカデ脱皮
Centipede molting.
大型のムカデは,飼育していると,小さくなっていく気がしてしょうがない.
が,こうして脱皮をしてくれると,心なしか成長を感じ取れる.
2013 .6.10
ヤマトゴキブリ山形産新顔
Periplaneta japonica born in Yamagata prefecture.
埼玉県入間産が根絶しました.
理由は不明.
現象としては,雌成虫の翅が縮むような個体が現れ,卵鞘も白化や,縮れ化が起り,孵化しなくなった.
飼育して10年以上経過した群れであった.
気を取り直し,K田君採集の山形産.
ふ節が取れたり,しかし,wildはそんな事ではびくともしない.
不思議ですね.
卵鞘も素晴らしい.
2013 .6.7
ヨロイモグラゴキブリ摂食スピード
Speed which Macropanesthia rhinoceros eats.
約1ヶ月前の餌やり直後の状態.
昨日の様子.
そして追加.
オーストラリアの大地で,こんなのがウヨウヨいるのであれば,ユーカリの落葉の分解者として,重要な位置を占めているであろう事がうかがえる.
2013 .6.6
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮と餌
A self-renewal of the larva of Archiblatta hoevenii, and the food of a larva.
3,4齢の脱皮は,平地でも問題なし.
餌は,たまに自然発生する小型のキノコは見向きもしない.
過去に,乾燥しいたけ,キクラゲ乾燥戻しなど,保存がきくものを試したが,全く食わなかった.
今のところエノキが№1.
次にシメジ.
2013 .6.4
ワモンゴキブリ孵化
Hatching of Periplaneta americana.
卵鞘観察を5年以上ほぼ毎日行っているが,孵化の瞬間にははじめて立ち会った.
見ていると,全然進展がないので目を離す.
とこんな状態になっている.
決定的な脱出風景を取りそこねる.
いつもの事ですが,自分の気の短さに呆れてします.
数十分待っても今度こそ進展がないので,卵鞘をバラスとこんな感じ.
もう少し頑張れば出れたと思われる個体がいる.
2013 .6.3
カラスの仔
A juvenile of a crow
麻布大学某研究室からの眺め.
ブトかボソの確認しなかったので,うちの鳥博士に聞いたところ,嘴が細い事と,額の盛り上がり方からハシボソガラスとの返答があった.
巣材からボソっぽかったが,やはりボソでした.
毎度の事であるが,カラスのたくましさには驚かされる.
2013 .5.31
Dorylaea oriniの憂鬱
The trouble on breeding of Dorylaea orini.
雄が1匹だけであった.
後はすべて雌.
普通は雄が生き残れば交尾をし,産卵するのだが.
この群れは,1個も卵鞘を生まない.
こいつも最後の幼虫だが,雌だ.
2013 .5.30
Anallacta methanoides 産卵場所
The spawning ground place of Anallacta methanoides.
少し前までは,Blattellidae SP.だった種.
マット内にも産みつけているが,これだけ密集して産卵している所をみると,お気に入りの場所の1つなどだろう.
2013 .5.29
ヒトスジシマカ
Aedes albopictus
事務所給湯室で発見.
蚊類は,Vectorとして重要な衛生害虫であるが,いくつかの種は綺麗な体色をしている.
ヒトスジシマカも寝ている時に発見したら,間違いなく叩き潰すが,昼間のしかも狭い部屋に追い込んだ場合は,良い観察対象である.
しばらく写真を撮った後,夜までいてもらっても困るので,エタノール霧吹きで御用とした.
これでは,何だかわからない.
水に浮かべた絵がこちら.
少し画像処理をした画.