ゴキブログ一覧
2014 .3.20
マダラゴキブリの産卵数
Egg production of Rhabdoblatta guttigera
排出された卵鞘.
片側が33個.
合計すると66個の卵となる.
卵胎生の種の産卵間隔は,卵鞘を産み落とすタイプに比べると長いが,卵数で補っている.
2014 .3.19
ヒメクロゴキブリ1齢幼虫
First instar of Chorisoneura nigra.
1齢幼虫.
卵鞘と2齢幼虫.
2014 .3.18
イエシロ 居た~
Coptotermes formosanusi was still alive.
2011年6月に1ペアからはじめた飼育.
最近は,ケースの外からも見えず,水やりも滞りぎみだったので,もういないだろうとひっくり返して何と.
いましたね.
と言う訳で,あわてて新しい材と土を組み入れ,セットする.
約3年物になる.
乾燥を少しでも遅らせる為,ケース7/10ほどラップをかける事にする.
2014 .3.17
Pilamprinae sp. Thailand が魚のよう
Pilamprinae sp. Thailand resembles a fish.
枯葉にそっくりな成虫.
マダラゴキブリ類の幼虫は,水に潜るのは良く知られている.
また,成虫も水を嫌がらないように思っていたが,本種は少し違う?
最初,逃げて潜っているのかと思ったが,あまりにも動かないので,窒息でもしたかと思ったが,どうやら自分の意思で潜っているようだ.
動かしても,結局出てこなかった.
こうして水中に没している姿は,ゴキブリではない.
2014 .3.14
ヨロイモグラゴキブリの穴のその後
After that [ of the hole of Macropanesthia rhinoceros ]
当初,空間の大きさから見て,入り込むのは成虫が2匹程度と思っていた.
こちらの空間は,成虫が3匹以上が重なり合って入っている.
こちらは,マットが侵入して分り難いが入っている.
自力で作る空間を好むかと思ったが,結構楽をしようとしている感がある.
2014 .3.13
Therea regularisに発生したダニ
The ticks generated in the breeding cage of Therea regularis .
ゴキブリの外部に寄生している様子は無いが,水容器の周りに群がっているのは気になる.
体表に付着するタイプではないが,マダゴキの体表を徘徊するダニに似ていない事も無い.
このダニは,付着している水容器を持つと,手に登ってくるので,どちらかと言うとマットに湧く種に近いように思える.
2014 .3.12
Eurycotis sp.
The spawning ground place of Eurycotis sp.
繁殖が安定しない.
卵鞘はシェルターにも産むし,ただの転がし産みもする.
しかし,コルクのような湿った植物質を好むのか,こんな状態.
2014 .3.11
ホラアナゴキブリ観察ケージ
The breeding box for observation of Nocticola uenoi uenoi.
本種の生活環境は,地中性との観察例があることから,ヨロイモグラゴキブリを参考にして,床中に観察用空間を作った.
完成.
これから土をケースに馴染ませ,頃合を見て古いケージから引越しさせる予定.
2014 .3.10
Henschoutedenia flexivitta 掃除
Cleaning of the breeding case of Henschoutedenia flexivitta
ハイイロゴキブリを巨大化したように見える.
卵胎生を行い外見は似ているが属は違う.
糞がやけに多いと思ったが,良く見ると昨年の8月に床を換えたきりであった.
乾燥した糞をするので,ケージも汚れが目立たない.
が,こんなに糞がたまっていた.
本種もハイイロゴキブリ同様,非常に丈夫な種である.
2014 .3.7
ヒメクロゴキブリ成虫の寿命
The life of the imago of Chorisoneura nigra.
ヒメクロゴキブリの羽化がピークとなったのが2月中旬.
現在,半数が死亡している.
こんなに短命なのか.
冬に目覚めさせた結果なのか.
とりあえず卵鞘は産んでいる.
こんな短命な種は初めてなので,原因があると思うが,誰も本種の寿命に関して調べていないと思うので,本当にそうなのかも知れない.
2014 .3.6
Deropeltis spec. ” Jinka “床換え
Cleaning of the breeding case of Deropeltis spec. ” Jinka “.
前.
シェルターに使っている園芸用種苗ポットが具合良い.
床換えに際しても,ゴミを蓄積せず,綺麗な状態で新容器に移すことが出来る.
2014 .3.5
ブラベルスギガンテウスの床換え
Cleaning of the breeding case of a Blaberus giganteus
大きく成長するようにと,特大プラケに入れているが,個体密度が高くなれば意味がなくなる.
そんな訳で,掃除しました.
脱皮殻がゴロゴロ残っている.
翅が綺麗に伸びるように入れたコルクシェルター裏側.
すでに一般化した種ではありますが,大型になる種は,見ごたえがありますね.
初齢幼虫も大きいので,篩いで拾うことが出来ます.
床換え終了.
2014 .3.4
ブラベルス属の脱保育嚢
Prolapse of brood sac of Blaberus sp.
久しぶりに目撃.
発症直後のような状態.
内蔵も透けて見える.
卵胎生のゴキブリの利点としては,卵鞘を孵化まで保護できることが考えられるが,卵鞘を産み落とす種に比べると,このようなリスクを伴ない,どちらが産卵形態として有利なのだろう.
進化の方向としては,此方の方が進んでいる筈なのだが.
2014 .3.3
ゼブラゴキブリ交尾
Copulation of Eurycotis decipiens.
形態では,雌雄の見分けが付き難い.
左下が多分♂.
苦労しています.
2014 .2.27
炭カル登攀
The cockroach which climbs calcium carbonate.
炭カルも,薄くムラなく塗るのが理想だが,そうも行かない時もある.
するとこうなる.
拡大すると,厚く塗られた凸に足をかけて登っているのがわかる.
2014 .2.26
縞々バナナローチ
Striped Panchlora nivea
羽化不全で稀に古い外皮が残って縞模様になる個体が見つかる.
過去に,オガサワラゴキブリで確認した.
相変わらず綺麗なゴキブリだ.
2014 .2.25
Archiblatta hoevenii孵化
Archiblatta hoevenii hatching
少しづつではあるが,孵化している.
1月に1個程度だろうか.
最近,よく食べるキノコを発見.
次回お楽しみに.
2014 .2.21
餌に群がるDeropeltis paulinoi
Deropeltis paulinoi around food.
餌が切れていたので,追加した直後の状況.
昔は入手しても,すぐに死んでしまう個体が多かった.
それから思えば,夢のような光景だ.
2014 .2.20
ヒメクロゴキブリ続々羽化
The larva of Chorisoneura nigra is growing wings one after another.
加温していたら成虫となっていた.
当り前と言えば当り前だが.
とりあえず今回は,成虫が沢山いる.
羽化時期が一緒.
事から,なんとなく期待している.
2014 .2.18
観察トンネルの経過
Progress of an observation tunnel.
片方のトンネルは埋められてしまった.
もう片方は成虫が3匹確認できる.
まだまだ,改善の余地は十分ありそうだ.
2014 .2.17
マルゴキブリ新成虫
A new imago of Trichoblatta nigra.
雄の新成虫.
この次期でも成虫が羽化するようになり,齢数も様々な状態がそろっている.
2014 .2.14
冬にガガンボ?
Tipulidae of winter ?
雪の降るこんな寒い日に,建物内とは言え,飛んでいる虫がいるとは驚いた.
ガガンボだと思い,写真撮るだけで,後で調べたがさっぱり分からない.
ネットをぐるぐる回って,やっとこれにたどり着いた.
ウスモンガガンボダマシ Trichocera maculipennisだと思います.
ガガンボダマシ科は,冬に発生するそうだ.
外はこんな状態なのに.
冬の自然下で活動する昆虫を見るのはうれしいですね.
2014 .2.13
ヨロイモグラゴキブリの1齢幼虫の脱皮
A molt of first instar of Macropanesthia rhinoceros.
脱皮が始まってました.
ギリギリのところでマットから穿り出してしまったようです.
急いで足場の良いマットを引いた容器に移し,乾燥防止で霧吹きご,カップで蓋.
6分後.
12分後.
16分後.
22分後.
30分後.
52分後.
無事生還したようです.
2014 .2.12
ヨロイモグラゴキブリのシェルター
The shelter of Macropanesthia rhinoceros.
床換え.
今回は,観察し易いようにケース下面にシェルターを入れてみる事にする.
横から見た状態.
この中に入ってくれると,親子で暮らす様子が観察できる.
掘り出して出てきた幼虫.
そろそろケージが狭くなる頃だろう.
昨日,生まれた幼虫.
1匹,おかしな形になっている幼虫が.
脱皮直前でした.
どうなったかは,明日.
2014 .2.10
雪とワモンゴキブリ
Snow and Periplaneta americana.
週末の雪は凄かったですね.
スカイツリーも雪でかすんでいます.
そんな中,ワモンゴキブリ.
数秒で動きが止まりました.
まあ,雪の中で活発に活動できるゴキブリはいないと思いますが.
2014 .2.7
Breeding of Rhabdoblatta guttigera.
大型ケージに入れて,さらに増え続けている.
マダラゴキブリの様に,幼虫が水中を好む種の飼育は,プールを作るが,これが環境を高湿にするため,ひとつ間違うと,悪臭のカビだらけになり易い.
多分,飼育自体は難しくないのだろうが,世話が小まめに出来ないと,上手く行かないグループだろう.
本種にとってプールは,排泄,脱皮?などの憩いの場となるのか,水中には糞,脱皮しかけて死亡した死骸などなど,堆積している.
プールを交換し,
枯葉をいれ完成.
2014 .2.6
Archiblatta hoevenii調子の良いケージ
The breeding cage of Archiblatta hoevenii in good condition.
このケージの雌の産む卵鞘は,比較的孵化率が高い.
また,孵化幼虫の死亡も今の所少ない.
2014 .2.5
Archiblatta hoevenii F3が鬼門
F3 of Archiblatta hoevenii is an omen.
F2の孵化率が相当悪い.
性格に数えていないが,1割未満のようだ.
5個目の孵化.
F3を乗り切ると,先が見えそうな感じだが.
2014 .2.4
イエゴキブリ弱体群
The weak group of Neostylopyga rhombifolia.
毎年代を重ねているが,一向に危機的な状況は変わらない.
卵鞘も過去にお見せしたままの状態が続いている.
原因は未だ不明.
2014 .2.3
ドワーフヒッシングコックローチ
Elliptorhina chopardi.
数年前は,餌・ペットとして良く見かけたが,最近お目にかからなくなった.
良く増え,長子良い飼育状況だが,以前入手した個体は,全然繁殖しなかった.
系統なのか,飼育数が少なくてもこの類は,増え無い事が多い.
床換え後.