ゴキブログ一覧
2014 .1.31
広野のクモ
The spider found in Hirono.
真冬なのに,昨日死んだような状態のオニグモ.
寒さのため,そのままの状態で保存されていたのだろう.
広野の町.
遠くに海が見える.
2014 .1.30
アルメニア産 Polyphaga sp. 床換え
Breeding of the Polyphaga sp. from Armenia.
記録を見たら,前回の床換えは,ちょうど一年前だった.
水容器のガーゼが脱落.
移動中.
後.
ここまで増えると,1年放置は無理そうだ.
2014 .1.29
講演
Lecture.
昨日,某新年会で,マンションに発生し易い害虫類の話をしました.
こういった写真は,自分で撮る訳にもいかず.
撮っていても,貰う事が無いので珍しい.
暗がりだと,普通に見えるし,珍しく作業服でない.
2014 .1.28
ヨロイモグラゴキブリ1月の産仔
Laying eggs in January of Macropanesthia rhinoceros.
最近生まれたと思われる,1齢幼虫.
2匹.
ここの所多忙で,何匹,どのような齢構成でいるのか全く確認できていない.
が,産んでいて一安心.
しかし,マットの劣化も進んでいそうなので,近々に床換え予定.
乞うご期待.
2014 .1.27
ドバイ産Blattella sp.繁殖
Breeding of the Blattella sp. from Dubai
ケージ自体は特別汚れが酷くない.
しかし,炭カルの消耗が激しい為,交換実施.
後.
小型で繁殖力が強く,2年以上トラブルが無い種は,世話の頻度を下げる上で,思いきった淘汰が必要である.
2014 .1.24
イエゴキブリ床換え途中
The middle of cleaning of the breeding case of Neostylopyga rhombifolia.
途中.
同じ種とは思えない繁栄ぶり.
2014 .1.23
PCOが興味を持ったアメリカの生物
The American living thing in which PCO got interested
昨年,N課長がアメリカを旅行した際,見つけた生き物たち.
小笠原で繁殖しているグリーンアノールの原産地フロリダ,マイアミにて.
さらに,フロリダ,オーランドにてブラウンアノールとおぼしき個体.
デュラップの色がグリーンアノールに比べ鮮やか.
フロリダ,マイアミのバス車内にいたというチャバネゴキブリ幼虫.
靴についているのがすごい.
ニューオーリンズ路上でワモンゴキブリ死骸.
雄でした.
そして,アメリカといえばトコジラミ.
やはり,結構な数のホテルで,トコジラミを見たそうです.
PCOじゃなかったら,お持ち帰りしていたことでしょう.
2014 .1.22
給水容器
The container of water supply.
毎日,メンテをする必要があるので,水容器は作りだめしてある.
こんな感じ.
ラップをはさみ,積み重ねている.
2014 .1.21
コスタリカ産 Panchlora sp. 危うし
The crisis of extinction of Costa Rican Panchlora sp.
水が切れているのに気がつかなかった.
「カラッカラ」
冬はすぐにこの様な常態となる.
ミズゴケを上に置いているのも,乾燥を速める原因となっていると考えられるが,外す気に離れない.
幼虫はマットに潜っているので,大丈夫と思ったが,2匹だけ.
雌成虫がまだ数匹いるので何とか立て直し,黄色いバナナを再生したい.
2014 .1.20
逃走ワモンゴキブリ
Periplaneta americana find which had escaped
何かいると思ったら,ワモンゴキブリでした.
とりあえず撮影し,御用となりました.
この辺でもうオスだと分かります.
間違いないですね.
羽化中にトラブッタようです.
捕獲.
成虫は逃がした記憶がないので,幼虫が育ったのでしょう.
決してここで繁殖しているわけではないですよ.
2014 .1.17
Bathing 2 of Rhabdoblatta guttigera.
マダラゴキブリ飼育風景.
落ち葉を良く食べます.
また,水にも良く入ります.
後.
2014 .1.16
Archiblatta hoeveniiF2孵化
Hatching of F2 Oothecaof Archiblatta hoevenii.
孵化率はやはり悪い.
雌成虫らは,卵鞘を産み続けているが,形が歪んでいるものが多い.
孵化した卵鞘は5個目.
前回と同じ様な軌跡を辿り始めている.
卵鞘内の未成熟卵.
このままの状態で成長してくれると良いのだが, なかなか・・・.
2014 .1.15
Hemithyrsocera histrio 成虫・幼虫
The adult and larva of Hemithyrsocera histrio .
ちゃんと生きています.
相変わらず綺麗な黄色と,幼虫の赤.
2014 .1.14
緑ミナミヒラタゴキブリの乾燥後
After dryness of the green individual Onychostylus vilis.
約一週間後.
前胸背板の色は消えて,茶褐色となっている.
背面から見て,緑色が分かるのは脚ぐらいだろうか.
脚.
腹面.
顔面も緑色していたが,いわれて分かる程度まで消えている.
脚の緑色は比較的多く残っている.
結果的に,乾燥標本にすると,腹面から観察される部位には緑色が残るが,それ以外は退色が激しく,1年以上保存すると,もっと解りづらくなりそうだ.
2014 .1.10
ヒメクロゴキブリ2014年越冬幼虫
The larva of the Chorisoneura nigra which is passing the winter of 2014.
E藤君よりヒメクロゴキブリ幼虫を頂いた.
採集地である奈良県には,結構普通に見られるらしく,この個体もケヤキの樹皮下より採集された.
一緒に入っていた樹皮に付着した黒い粒.
良く見るとササラダと思われるダニの集団.
越冬している所を起こされたのだろう.
アカアシノミゾウムシらしき甲虫も同居.
自然界では,様々な生き物が肌を寄せ合い,辛い冬をやり過ごそうとしている.
ほほえましい光景です.
飼育セット.
ヒメクロゴキブリは,過去にも失敗しているので,今回は何とかコツを見極めようと思う.
2014 .1.9
Gyna caffrorum 飼育状況
The breeding situation of Gyna caffrorum.
リクエストのあったGyna caffrorumの飼育状況です.
中プラケを使用し,左餌.
右水.
ついでなんで交換と補充.
餌はネズミ用固型飼料.
マットは,ヤシガラ用土.
幼虫が徘徊しているのが分かるでしょうか.
厚みはこんな感じ.
成虫と幼虫.
飼育は簡単な種だと思います.
2014 .1.8
アマミモリゴキブリはニンジンがお好き
Episymploce amamiensis likes a carrot.
ゴキブリの餌として重宝するのがニンジン.
だが,これも好む種と好まない種がいるようだ.
マダラゴキブリ類は,落ち葉を良く食べるせいか,ニンジンも好んで食べる.
アマミモリゴキブリには,初めて与えてみたが,瞬間的に幼虫が食いついてきた.
まあ,こんなものだろう.
2014 .1.7
カビの発生した老ワモンゴキブリ
Mold generated for the body surface of the old Periplaneta americana
成虫になって1年強で死亡した個体.
昆虫類は,一般的に生きているうちは自分で自分の身体をクリーニングする為,体表にカビなど発生しないと思っていたが,ワモンゴキブリは1年以上生きた個体は,このようにカビが付着する個体が多くなる.
これは,表皮に直接発生しているのではなく,体表に付着した物質にカビが付くのが原因.
しかし,若い個体には見られ無い.
老化と共に体表のワックスが薄くなり,ゴミが付着し易くなり,また,活動も少なくなる為,付着物が剥がれ落ち難くなることから,こうなるのではないかと思う..
腹面.
ここにも,黒班が発生している.
真相は?
2014 .1.6
ミナミヒラタゴキブリ緑色個体の標本後の変化
The green individual of Onychostylus vilis before the specimen.
標本にしても体色はそのままか?
の質問に答える為,標本にしてみました.
先ずはする前の状態.
緑です.
乾燥後に,状態をお見せします.
2014 .1.1
2014年 新年
We look forward to working with you this year.
明けましておめでとうございます.
本年もよろしくお願いします.
2013 .12.27
ゴキブリは暖かい場所が好き
A cockroach likes a warm place.
寒さが厳しくなりました.
ふと気がついた,飼育室の一角の状況.
お気付きでしょうか.
ハイイロゴキブリ.
Blaberus spec. Pantanal
Eurycotis floridana
Pycnoscelus spec. Thailand
キャビネットの裏まで暖気が届き難い為,皆室内中央の暖かい方に近づこうと,飼育ケース室内側に集まっています.
さて,今年もわずかとなりました.
本ブログの年内の更新は,本日が最後となります.
ご訪問頂いた皆様,どうもありがとうございました.
また来年もよろしくお願いします.
2013 .12.26
マダラゴキブリ繁殖
Breeding of Rhabdoblatta guttigera
ヤエヤママダラゴキブリと同一の飼育状況.
雌成虫.
羽化直後の雄成虫.
2013 .12.25
ドブネズミ変身中
A brown rat is the midst of transformation.
粘着シートから剥して10日後の様子.
普段は獰猛なドブネズミだが,1匹でジッとうずくまっている姿を見ると,何とも可愛そうだ.
毛が無くなり,寒いのだろうか?
つついて刺激しても,心なしか反応が少ない.
もう少しすると,産毛が生えてくるのだが.
今が一番辛い時期だろう.
2013 .12.24
Archiblatta hoeveniiの餌
Food of Archiblatta hoevenii.
ゴキブリの餌といえばネズミ固型飼料がどの種も,食べてくれるが,本種は昔試しても全くといっていいほど食わなかった.
その為,この系統には与えたことがなかったが,あまりに卵鞘の出来が悪いので,久しぶりに与えた.
結果は,表面を軽く齧っている程度.
横のやわらかコーンは,毎回良く食べられている.
まあ,全く食わないわけでは無さそうだが,飼育結果を左右するほど重要では無さそうだ.
2013 .12.20
ヨロイモグラゴキブリ出産
Macropanesthia rhinoceros gave birth.
最近,潜らずに地面に出ていたメスだが,出産していた.
一般的には11月頃が時期といわれ,遠く離れた日本でも,その生態は受け継がれているのだろうか.
増えてくると,ゆうかりの消費量も増えてくる.
近場で採集可能な場所の確保が必要となりそうだ.
2013 .12.19
クロゴキブリ今頃孵化と新成虫
Hatching and the new imago of the now of Periplaneta Fuliginosa.
1齢幼虫.
クロゴキブリは,一般的には四季に従い,冬は幼虫で過ごし,春に成長し成虫に加齢する.
長期間飼育すると,冬でも様々な成長過程の個体が混ざるといわれるが,この個体群は,1齢幼虫あり,新成虫ありで季節感が無い.
2013 .12.18
ニューヨークの公園でヤマトゴキブリの定着確認?
It is the fixing check of the Periplaneta japonica in the park in New York?
ペストロジー学会の編集委員会の席で,盛り上がった話題.
ニューヨークの公園でヤマトゴキブリの定着確認したとのこと.
この写真は,記事の写真ではありません.
Periplaneta japonica New York
で検索すると,写真付きで記事が見れます.
前胸背板が,少し違和感があったが,見つかるまで増えているとすると,数年前より定着していたのだろう.
見え方が違うのは,ニューヨークの寒さと,食性の違いも有るのかも知れない.
それにしても,いつも思うのだが,ゴキブリの標本は展足されていることが少なく,この記事の写真もめちゃくちゃ.
程度の良いゴキブリの標本は,インセクトフェアで見かけるわずかのものしか記憶に無い.
2013 .12.17
Archiblatta hoevenii 標本
The specimen of Archiblatta hoevenii
明らかにワイルド個体よりも短命で終わっている.
例により,F2以降どうなるか分からないので,たまにはライブ標本的なものに挑戦.
今は綺麗に見えるが,乾燥するとどうなるか.
乞うご期待.
2013 .12.16
タイ産ムカデ死亡
Death of the centipede from Thailand.
ハンドリング?
やはり私はS田さんの域に達するには,77年ほどかかりそうだ.
実はショックである.
順調に成長していると思ったのだが,動かなくなっていた.
20cmをやっと超えたばかりであったが.
ショック.
原因としては,「高カロリー食の与えすぎは注意」する記事を見た記憶があるが.
やはり,そこらへんだろうか.
次回は,昆虫だけでリベンジしたいと思う.
2013 .12.13
アミメヒラタゴキブリ雌の寿命と未交尾産卵
The life of the female of Onychostylus notulatus , uncopulated laying eggs.
今年7月初旬に採集されたアミメヒラタゴキブリが死亡した.
成虫の寿命としては,170日以上生きたことになる.
その間に10個の卵鞘を産み落としたが,1つとして孵化していない.
別系統の飼育,繁殖状況から考えると,孵化率の悪い種でも無さそうなので,採集された時点では,未交尾であった可能性がある.
と言う事は,フタテンコバネゴキブリのように,単為発生の可能性もありそうだ.