ゴキブログ一覧
2014 .4.18
マダラゴキブリの脱保育嚢
Rhabdoblatta guttigera which genital recess protuberate.
卵胎生の宿命.
2014 .4.17
クマネズミ発生
The black rat appeared.
貯穀害虫を採集しようと,ヒマワリを置いておいたらクマネズミが食いに来た.
ここは4階の屋根裏.
こんな場所の食糧を探知するのだからクマネズミが,ビル内に住み着くのもよく理解できる.
典型的なクマネズミの糞.
この大きさは成獣であろう.
周りをよく調べたら,別のグループが放置してあった,ドックフードも穴を開けられ,からになっている.
しばらく,餌付けをし,捕獲を試みることとする.
2014 .4.16
タバコシバンムシ
Lasioderma serricorne
だいぶ暖かくなりました.
あちらこちらから,害虫発生の連絡が普通になりました.
今日届いた虫.
良く似た種にジンサンシバンムシがある.
簡単に見分けるポイントは,触角の違い.
タバコはこのように各節の大きさ形が同じ.
ジンサンは,先端3節が大きく長い.
ジンサンが最近見つからない.
2014 .4.15
Elliptorhina davidiの悪臭
The bad smell of Elliptorhina davidi.
ここ2,3日,飼育室の中で,異臭(ゴキブリ死骸腐敗臭)がすると思っていた.
今日も,間違いなくどこからか漂ってくる.
臭気的には,はじめての臭いではなく,過去にも記憶のある臭いである.
見渡すと,いかにも臭いそうなケージが見つかった.
大当たりである.
この臭気はマダゴキ系に多い.
で,床換えを実施.
初齢幼虫が数匹いるところを見ると,まだ助かりそうだ.
2014 .4.14
ヒメクロゴキブリ幼虫多数
The larva of much Chorisoneura nigra.
成虫の寿命が1ヶ月と異常に短かった為,幼虫も上手く成長しない可能性を考えていたが,今のところ卵鞘も順調に孵化し,幼虫も死なずに今に至っている.
しかし,大きくなっていない気がする.
野外で,この大きさであると,見つけるのは至難の技だろう.
2014 .4.11
ホラアナゴキブリの穴倉生活
The life of cellar of Nocticola uenoi uenoi.
自称,ホラアナゴキブリ観察ケースが上手く利用されているように見える.
この中に数匹の個体を発見できた.
シロアリを見ている感覚だ.
しかし,最近は以前のような大繁殖につなげていない.
また,こんな中で何を食っているのか.
固型飼料で良いのか.
小さいだけになぞが多い.
2014 .4.10
成長の遅いワモンゴキブリの幼虫
A larva with slow growth of Periplaneta americana.
2012年7月に産卵され,同年8月に孵化した幼虫.
飼育温度は26~29℃.
同期はすべて翌年2013年夏までには成虫になったが,この一匹だけは未だに幼虫のまま.
すでに,20ヶ月経過した.
体長は約25㎜.
一般的には9ヶ月程度で成虫になるはずだが,たまに遅い個体がいる.
海外の記録は1,031日(34ヶ月)があるようなので,この個体はまだまだヒヨッコではあるが.
はたして,1,000日越えるだろうか.
お楽しみに.
2014 .4.9
マルゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of Trichoblatta nigra
床換えするほど増えてきた.
見た目では汚れは目立たない.
脱皮殻を食べないので,これが汚さを倍増している.
幼虫は,結構湿度の高い場所を好むようで,ミズゴケにかなりの数が張り付いていた.
あまり変わらない様だが,実は綺麗.
2014 .4.8
ハツカネズミの代理飼育
Substitute breeding of a mouse.
野生種の親が育児放棄した仔を育てるパンダマウス.
たまたま,自分の仔を産んだ時だったので上手く行った.
全部で10匹.
雌親は,毛がパサパサにやつれて見える.
ご苦労様.
2014 .4.7
癒しのひと時
Healing time.
ネバダオオシロアリZootermopsis nevadensis の職蟻.
ゆるゆると行動するシロアリを眺めていると,時間のたつのを忘れる.
常時姿を観察できるのは,数種ある中で今の所,本種だけである.
2014 .4.4
Panchlora sp 復活
Panchlora sp revival
コスタリカ産のグリーンバナナ.
黄色い個体が良く出る種ですが,前回水を切らし,壊滅寸前まで行ってしまった.
餌皿をどけると,初齢幼虫が.
多分1卵鞘分だと思うが,本種の卵鞘は,卵数が異常に多いので上手く生まれると,一気にそれなりの数になる.
小さいのと,動きが早く,シャッターが下りたときはすべて潜ってしまった.
一時は,沢山流通していたが,今ではなかなか入手し難い状況になっているようなので,大事な種は可愛がりましょう.
2014 .4.3
ヒメクロゴキブリまだ生きてます
Chorisoneura nigra – living.
1齢幼虫.
矢印の白い粒は,ケナガコナダニ.
小さいです.
成虫の寿命が予想外に短かったので,その原因が環境にあるのだとしたら,幼虫も長生きしないだろうと考えていたが,何とか生き残っている.
同じく1齢幼虫のシルエット.
触角の節数が14節.
左の黒い粒が卵鞘.
2014 .4.2
マルバネゴキブリ交尾
Mating of Hebardina yayeyamana.
雄は,短い翅を上げ,その下にある分泌物を確認しているようだ.
本種は,朝比奈(199)の時点で,雄は見つかっていない.
その為,「日本産ゴキブリ類」にも,国内産の雄の詳細の図は無い.」
短くても,垂直に持ち上げる姿は,Hemiblabera tenebricosa の雄に良く似ている.
2014 .4.1
良さそうな卵鞘
Merit – an ootheca with that right of Archiblatta hoevenii.
4月になりました.
歳をとると,あっという間に季節が変わります.
虫の季節ももうそこに来ています.
悔いの無い夏を送りたいと思います.
なかなかまともな卵鞘を産んでくれないが,これは少し期待できそう.
うん.いい感じ.
2014 .3.31
Pseudophoraspis nebulosa 意外と難しい
Breeding of Pseudophoraspis nebulosa is difficult in it being unexpected.
WからFIの採仔はすんなり行なえたが,F1からF2はなかなか思うようにいかない.
その原因がこれ.
卵鞘出しまくり.
掴んだだけで卵鞘排出するし,多分狭いケージ内では,個体同士の接触刺激でも排出するのだろう.
まあ.それでも10匹程度は幼虫が取れているので何とかつなげたいと思う.
2014 .3.28
コマダラゴキブリの様子
Appearance of Rhabdoblatta formosana.
日本に生息するゴキブリには思えない.
水を使った飼育は,手間がかかる.
しかし,それをやめて突然死滅しても困るので毎回入れる.
終了.
気が付けばいつの間にやら幼虫が減っていた.
難しい.
2014 .3.27
マダラゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of Rhabdoblatta guttigera.
個体数が増えると,少ない時の床換えサイクルより当然早くなる.
が,分かっていても色々と忙しく,遅れがち.
干上がった水場.
乾いて死骸が放置されたマット.
レイアウトもかねて下準備.
ゴキブリの移動.
袖から顔を出す不届き者.
終わり.
水場も綺麗になり,気持ち良さそう.
2014 .3.26
Archiblatta hoevenii 交尾
Mating of Archiblatta hoevenii
繁殖勢いの落ちるこのごろ.
久しぶりに光が見えた気がした.
餌の食いがエノキと違い良くなっているので,F3以降も希望が見えた.
2014 .3.25
ネバダオオシロアリ春の床換え
Cleaning of the breeding case of spring of Zootermopsis nevadensis.
シロアリの床換えって結構大変だと気がついた.
換え前.
やらなくても良さそうだが.
新しい餌.
バラスとまだまだ食べる部分が沢山ある.
とりあえず,生存を確認.
もっと小まめに行なうべきなのか,放置して良いものか.
今までも,やってみて,まだよかったと思うが,やらないと死滅していた可能性もあり,未だに健在である事から,まあヨシとするのが妥当だろう.
飼育に関して,どうしても,乾燥気味になってしますため,こちらもラップを半分以上かぶせ,様子を見ることとする.
2014 .3.24
Deropeltis paulinoi 交尾
Mating of Deropeltis paulinoi.
左が雄.右が雌.
春ですね.
2014 .3.20
マダラゴキブリの産卵数
Egg production of Rhabdoblatta guttigera
排出された卵鞘.
片側が33個.
合計すると66個の卵となる.
卵胎生の種の産卵間隔は,卵鞘を産み落とすタイプに比べると長いが,卵数で補っている.
2014 .3.19
ヒメクロゴキブリ1齢幼虫
First instar of Chorisoneura nigra.
1齢幼虫.
卵鞘と2齢幼虫.
2014 .3.18
イエシロ 居た~
Coptotermes formosanusi was still alive.
2011年6月に1ペアからはじめた飼育.
最近は,ケースの外からも見えず,水やりも滞りぎみだったので,もういないだろうとひっくり返して何と.
いましたね.
と言う訳で,あわてて新しい材と土を組み入れ,セットする.
約3年物になる.
乾燥を少しでも遅らせる為,ケース7/10ほどラップをかける事にする.
2014 .3.17
Pilamprinae sp. Thailand が魚のよう
Pilamprinae sp. Thailand resembles a fish.
枯葉にそっくりな成虫.
マダラゴキブリ類の幼虫は,水に潜るのは良く知られている.
また,成虫も水を嫌がらないように思っていたが,本種は少し違う?
最初,逃げて潜っているのかと思ったが,あまりにも動かないので,窒息でもしたかと思ったが,どうやら自分の意思で潜っているようだ.
動かしても,結局出てこなかった.
こうして水中に没している姿は,ゴキブリではない.
2014 .3.14
ヨロイモグラゴキブリの穴のその後
After that [ of the hole of Macropanesthia rhinoceros ]
当初,空間の大きさから見て,入り込むのは成虫が2匹程度と思っていた.
こちらの空間は,成虫が3匹以上が重なり合って入っている.
こちらは,マットが侵入して分り難いが入っている.
自力で作る空間を好むかと思ったが,結構楽をしようとしている感がある.
2014 .3.13
Therea regularisに発生したダニ
The ticks generated in the breeding cage of Therea regularis .
ゴキブリの外部に寄生している様子は無いが,水容器の周りに群がっているのは気になる.
体表に付着するタイプではないが,マダゴキの体表を徘徊するダニに似ていない事も無い.
このダニは,付着している水容器を持つと,手に登ってくるので,どちらかと言うとマットに湧く種に近いように思える.
2014 .3.12
Eurycotis sp.
The spawning ground place of Eurycotis sp.
繁殖が安定しない.
卵鞘はシェルターにも産むし,ただの転がし産みもする.
しかし,コルクのような湿った植物質を好むのか,こんな状態.
2014 .3.11
ホラアナゴキブリ観察ケージ
The breeding box for observation of Nocticola uenoi uenoi.
本種の生活環境は,地中性との観察例があることから,ヨロイモグラゴキブリを参考にして,床中に観察用空間を作った.
完成.
これから土をケースに馴染ませ,頃合を見て古いケージから引越しさせる予定.
2014 .3.10
Henschoutedenia flexivitta 掃除
Cleaning of the breeding case of Henschoutedenia flexivitta
ハイイロゴキブリを巨大化したように見える.
卵胎生を行い外見は似ているが属は違う.
糞がやけに多いと思ったが,良く見ると昨年の8月に床を換えたきりであった.
乾燥した糞をするので,ケージも汚れが目立たない.
が,こんなに糞がたまっていた.
本種もハイイロゴキブリ同様,非常に丈夫な種である.
2014 .3.7
ヒメクロゴキブリ成虫の寿命
The life of the imago of Chorisoneura nigra.
ヒメクロゴキブリの羽化がピークとなったのが2月中旬.
現在,半数が死亡している.
こんなに短命なのか.
冬に目覚めさせた結果なのか.
とりあえず卵鞘は産んでいる.
こんな短命な種は初めてなので,原因があると思うが,誰も本種の寿命に関して調べていないと思うので,本当にそうなのかも知れない.