ゴキブログ一覧
2015 .3.12
Archiblatta hoevenii F3孵化.Part2
Birth of the F3 of the Archiblatta hoevenii. Part2
孵化が続いています.
今回は10匹ほど.
何とかペット化したいですね.
あと餌を変えて,飼育し易くする事ですね.
2015 .3.11
ヒメクロゴキブリ羽化
Emergence of the Chorisoneura nigra
雌成虫です.
野外ではまだ幼虫で越冬中でしょうか.
2015 .3.10
ワモンゴキブリシェルター齧り
The action that Periplaneta americana bites a shelter
もともとは長方形をしているのだが,三角になってしまった.
ぼろぼろ.
半分新しいシェルターを加え,床換え終了.
木製のシェルターに変えたいのだが,いまさら作る時間と材料調達ができない.
2015 .3.9
Polyphaga saussurei幼虫
Nymph of Polyphaga saussurei
11月末に孵化を確認し,現在4~50匹の幼虫が確認できるようになった.
ついでに床換えも実施し一安心と思っていたが,冷静に考えると卵鞘5個程度しか孵化していない計算になる.
これだけ卵鞘がある中で4~5個は少なすぎる.
ゴキブリにありがちな単為発生の可能性もある.
前回同様いくつか中を観察したが,やはり成長している卵はない.
この卵鞘を別容器で管理し,もうしばらく観察をする.
2015 .3.6
ニューヨークのワモンゴキブリ
Periplaneta americana of New York
ニューヨークに出張したM内部長からの土産.
残念ながら生き虫はなし.
写真のみ.
今日のニューヨークの最低気温はなんと-8.9℃.
寒っ!
でも,地下は暖かいので熱帯原産のワモンでもこのように繁殖している.
2015 .3.5
Symploce macroptera 床換え
Cleaning of the breeding case of Symploce macroptera.
昨年の9月以降約半年間,床換えをしてない状態.
糞は乾燥してサラサラなのでこうなっても臭気はない.
また,脱皮殻,死骸も食べるようであまり残っていない.
成虫.
雌雄ともこのような形態.
後.
2015 .3.4
Pseudophoraspis sp その後も順調
The later breeding of the Pseudophoraspis sp. is favorable.
国産マダラゴキブリ類の累代による状況悪化が多い中,本種は誠に立ち上がりが優秀.
2015 .3.3
ホラアナゴキブリ予備ケージ
Spare breeding cage of the Nocticola uenoi.
種名の通り,飼育ケージ下層に洞穴状の物を作ってから安定している.
また,観察もしやすく自分でも良いアイディアだと思っている.
作り方は簡単.
紙製の種まきポットを半分に切って高さを調整.
切れ込みを入れ積み重ねる.
ミズゴケで周りを覆い,土を入れる.
この場合,ヤシガラは使わない.
理由は土は腐らないから.
給水容器と,万が一の水浸み込まない避難用シェルターを入れて完成.
虫体が非常に小さいので,乾燥は絶対避けないといけない.
地下シェルターが,適度な湿度になるよう2~3日放置後使用する.
2015 .3.2
Eucorydia sp. の行動
The action of the Eucorydia sp.
Eurycotis floridanaやヨウランゴキブリのように,ずんずん這い上がってくる.
外敵(捕食者)との認識がないのだろうか.
2015 .2.27
Archiblatta hoevenii F3孵化
Birth of the F3 of the Archiblatta hoevenii.
やっと誕生しました.
初です.
現在4個体.
親.
2015 .2.26
サツマツチゴキブリ産卵
Laying ootheca of the Margattea kumamotonis kumamotonis.
昨日採集してきた雌成虫が卵鞘をつけている.
越冬が終わると直ちに繁殖に移るのだろう.
2015 .2.25
オガサワラウスヒラタゴキブリ 1齢幼虫
First instar of the Onychostylus pallidiolus boninensis.
予備ケージの様子がおかしいので,生存の確認をすると,わずかに生き残りがいた.
1齢幼虫.
透明な体に黒い目が可愛らしい.
これが数匹と成虫少々.
成虫のみの状態より希望が見える.
ケージも掃除した.
2015 .2.23
ラクダムシ
Inocellia japonica
ヒメクロゴキブリのケージを観察すると成虫が・・?
見たことのあるゴキブリではない虫がいる.
しかし,名前が出てこない.
カゲロウの仲間だろうと思うが該当せず,カマキリモドキに雰囲気が似ているが違う.
それほど時間がかからずに行き着いたのはラクダムシ.
見たことがある気がしたが,初めてだろう.
結構綺麗な昆虫.
近縁でキスジラクダムシがおり,中々奥の深い昆虫のようなので,はまって見るのも良いかもしれない.
本命のヒメクロはこちら.
2015 .2.20
Eurycotis sp. 最後の1ペア
The last pair of the Eurycotis sp.
今までの経験からいくと,普通に飼育できていた群れが原因不明の減少を始めると,容赦なく全滅する.
今回も,半ば諦めていたが,残った幼虫が一応無事成虫となり,ペアが出来た.
少し期待できそうだ.
そこで,気がついた点がひとつ.
雄2,雌1しかいないのだが,ペアになっていないオスの触覚がない.
シェルターをどけると触覚が2本.
結構生々しい状態.
仲良くひとつのシェルターに入っている雄の腹端は交尾器が露出している.
一方,触覚が切れている雄は普通.
そういえば,Eurycotis の他の種でも,交尾器が露出しているのを,何度も見ている.
交尾が終わると,こうなるのだろうか.
少し他の種でも観察してみることにします.
2015 .2.19
マルバネゴキブリの事故
Accident of the Hebardina yayeyamana.
脱皮中に齧られたと思われる個体.
脱皮中は身動きできず,また体も柔らかいので他の生物に捕食され易いと思われる.
野外に比べ過密な状態での飼育となるため,脱皮現場は常に他の個体がうろうろしている.餌が無いと良く観察される.
まだ生きているのでケースに戻したが,だめだろうな.
2015 .2.18
ハカラメの蕾
Bud of the Kalanchoe pinnata.
ここの所の寒さで蕾が凍みていました.
やはり,野外は寒すぎたようです.
葉も皺が入り,しもやけの様な状態となっています.
少し残念ですが,来年は少し考えましょう.
この鉢には現在,レモン,ユーカリの種を蒔いてあり,ゴキブリの餌や蝶の餌も生えてくる予定です.
植物でも,成長を見るのは楽しいものですよ.
2015 .2.17
ヒメクロゴキブリ様子
The present state of the Chorisoneura nigra.
まだ,1匹も死骸が出ていない.
加温した室内(17℃前後)に置いているが,動きは夏季に比べると遅く感じる.
今のところ,今シーズンの注目種は,本種とサツマツチゴキブリといったところ.
2015 .2.16
サツマツチゴキブリ採集
Collection of the Margattea satsumana
早速作製したシフター(篩かな)を使い採集してきた.
本種の関東での越冬状態は,このように落ち葉に付着して過ごしていると思われる.
今日は朝から冷え込んでいたため,この状態のまま全く動く気配がない.
で,シフター下部に落下した雌成虫.
幼虫.
採れます.
過去に同じ場所で冬季に数回採集しましたが,過去の実績は1時間で数匹.
今回は,40分ほどで20匹.
実に効率がいい.
最後に,篩った物をビニールに入れ持ち帰り,事務所でも採集して合計30匹捕獲.
現地作業1時間以内でこれだけ採れれば大成功でしょう.
結果は,雌成虫5匹.幼虫25匹.
雄成虫は捕獲されず.
その考察は別の機会にしたいと思う.
2015 .2.13
拒食終わり
The apocleisis end.
昨年10月頃より餌を食べなくなり,脱皮?
と思っていたら,案の定12月初旬脱皮した.
このサイズになると脱皮間隔は半年以上.
で,餌を食べるだろうと思っていたが,食いに来るのだが結局食わない.
その繰り返しが昨日まで続き,なんか痩せてきたと思っていたところやっと食べました.
ネットで見ると,半年ほど食べないことも普通とあるが,やはり心配になる.
沢山食べたので,とりあえず「ほっ」とした記念撮影.
2010年に来た時は,こんなに小さかったのに,
この種は,臭わない,咬まない,騒がないと本当に飼育しやすい.
国産の蛇は色々飼ったが,このように3拍子揃った個体はいなかった.
2015 .2.12
シフター作製
Manufacture of the shifter
昨年のペストロジー学会新潟大会で「シフター」なる物を知った.
土壌動物を採集する専用の道具である.
が,正規品を探すと結構な価格.
構造は簡単だが,布を縫い付けるのは大変な作業だろう.
値が張るのも仕方ない.
構造を考えると,1cm枡の金網が付いた篩でも代用できそうなので,園芸用の篩を購入.
しかし,カバンに詰め込もうとしたらデカ過ぎて入らない.
急遽,網のみを使用して,コンパクトなものを作った.
ベースは100均の書類入れ.
穴を開け,インシュロックで固定して完成.
ネットで見ると,100均調達の魚焼き網で,綺麗に作っている方もいたが,針と糸より鋸が得意な私としては,切った開けたで作製した.
要した時間,30分程度.
簡単に出来たが,形は単なる篩となってしまった.
使い方は篩と同じ.
ただし,網の下面に同じサイズのケースをあてがい,網から落ちた生物を受ける仕組み.
成果は後日!!
2015 .2.10
チモシーから発生したタバコシバンムシ
The cigarette beetle which occurred from timothy.
ネズミの寝床として保管してあったチモシー.
粉が舞うので良く見るとタバコシバンムシが発生していた.
繭.
袋の中にもかなりの数が発生していた.
タバコシバンムシといえば,畳が発生源となることで有名である.
畳のイグサはイグサ科.
チモシーはイネ科.
タバコシバンムシにとっては変わらないのでしょう.
そういえば本種,草食動物用固形飼料にも大発生するので皆さんご注意ください.
2015 .2.9
コワモンゴキブリ登場
Periplaneta australasiae appearance.
寒いぞ!と,抗議しているのか.
本種の発生場所としては温室内が普通だが,稀にビルのマンホール内で異常発生していることがある.
動きが鈍いようで,ゴキブリ捕獲ピンセットで簡単に御用となった.
2015 .2.6
ササラダニ
Oribatida
Eucorydia sp. マットに直入れしてあった固形飼料の下面に大量に付着したダニ.
性質の悪いダニが大発生かと思い,拡大して一安心.
ササラダニのようだ.
姿がかわいい.
2015 .2.5
クマネズミ
Rattus rattus.
巣をのぞいたらいた.
2週齢程だろう.
目が開いたばかりだ.
2015 .2.4
ヨロイモグラゴキブリのペア
Couple of the Macropanesthia rhinoceros.
半年振りの床換え.
埋め込んだシェルターは表面に出てきて散乱しているが,なんとなく見た目は隠れる場所となり良さそうにも見える.
最近,このペアと幼虫(この大きさだと幼獣と呼びたくなる)がマット上を頻繁に徘徊している為交換する事にした.
掘っているとペア以外の1匹の雄が出てきたが,脚がやられている.
よく本種のペアリングは相性が重要と聞くが,やはり邪魔者は排除されるのだろうか.
寿命による脚の脱落も考えたが,活発な動きをするのでやはり攻撃されてこうなったのだろう.
終了.
結局,このケージにいた数は,アダルト雄2,雌1,幼虫雄1,雌1.
このペアは今年の産卵に期待.
この手のページを作っていて,いつも思うのだが,ゴキブリの文章に夫婦,絆,愛,恋など人間に使う言葉が使いづらい.
万が一ゴキブリ嫌いがキーワードで引っかかったら申し訳ないと思う.
以前,鉄道マニアから,検索していて本ブログを開き,見たくないものを見せられた.
削除しろとクレームが来たことがあった.
その時は,何か車両にまつわるマニアの中での隠語のような言葉を使ったため,引っかかったと記憶している.
ほかの昆虫ならそんな事も無いのだろうが・・・.
2015 .2.3
Eurycotis floridana 耐寒性
Cold resistance of the Eurycotis floridana
この種は増えすぎるので,棚の下段に置いてあるのだが,寒くても確実に増えている.卵鞘も孵化している.
気温は17℃前後.
原産地のフロリダでも冬は10℃程度まで下がるようだから,17℃は余裕か.
本種のイメージは,粘着みたいに「ネバネバする」といったところ.
2015 .2.2
ハカラメの状況
Situation of the buds of Bryophyllum sp.
奥はガジュマル.
100円均一の物だが,外に植えたら巨大化してきた.
東京の冬も大丈夫のようだ.
ハカラメは,12月末には蕾だったが,少し開花の兆しが見え始めた.
が,葉は凍傷にかかったようにしおれている.
2015 .1.30
アミメヒラタゴキブリ終齢幼虫と成虫
The adult and last inster larva of Onychostylus notulatus.
普通種になった感のある本種.
飼育していても,他の野外種に比べケージ内が汚く見える.
しかし,単独で見ると幼虫も色彩に特色があり,興味尽きない種である.
2015 .1.29
フタテンコバネゴキブリの産卵場
The place where Lobopterella dimidiatipes lays eggs
フタテンコバネゴキブリの飼育は,チャバネゴキブリと同じ仕様だが,給水器にはミズゴケを置いている.
理由としては,Periplanetaに比べ卵鞘の殻が薄く見えるため,孵化率をあげる目的だが,やはり湿度の高い場所が良いようで集中して産卵されている.
水を追加する為,容器の蓋を開けたが1匹逃げない個体がいた.
終わって元に戻しても,まだ何かしているので良く見ると卵鞘を配置しようとしているようだ.
どこも同じ様だが,何か違うのだろう.
他の卵鞘より環境の良い場所を考えているのだろう.
2015 .1.28
与論島のEucorydia Sp.
Eucorydia Sp. of the Yoronjima Island.
悪石島よりオレンジは少ないが,ルリ色は強い.