ゴキブログ一覧
2016 .7.21
ハエトリ
Jumping spider
私の机の横においている作業テーブルに,ゴキブリトラップに捕獲され,救出した個体と思っているハエトリが定期的に出没する.
今日もいたので見ていると,プリンカップに興味を示して張り付いている.
この中には,オガサワラゴキブリの初齢幼虫が入っているので,それを狙ってくるのだろう.
しかし,当然中には手出しできないので,張り付くことしか出来ない.
よしよし と,いつものように,ピンセットで.
毎年,毎回やっているが大体は食べてくれる.
ケージに入れて飼育するより,気楽で楽しい.
害虫退治にもなる.
昔の家は,ヤモリ・アシダカグモ等様々な捕食者が沢山いたのだろう.
この個体,大体,3日おきくらいで現れる.
2016 .7.19
ワモンゴキブリの脱皮直前個体
Periplaneta americana nymph just before the ecdysis
体幅の割りには体長が長い個体.
脱皮寸前である.
このような幼虫がいたら,そっとして置いてあげよう.
2016 .7.15
チャイロゴキブリ復活
Recovery of the Pycnoscelus niger
産仔直後のようだ.
マイナーであるが,意外と採集記録が無い.
小プラケから中プラケに格上げ.
前回の管理ミスと,例のダニが入り,複合的にやばくなったが,復活した.
単為生殖なので,個体の質が悪くならない限り,復活は容易.
ではあるが,よかった.
2016 .7.14
回復
Recovery
一晩の間にゴキブリ初齢を4匹ほど食べていた.
結構食べるものだ.
蓋を開けると療養容器の炭カルも難なく登り脱出しようとしたのでそのまま放つ.
と同時に,室内のトラップは撤去.
昨日のトラップの捕獲動物を見ると,結構昆虫が捕獲されている.
多分こういったものを食べて生きながらえているのだろう.
2016 .7.13
ハエトリの救出
Rescue of the Jumping spider
室内に設置してあるクロゴキ捕獲用トラップだが,別件で確認すると,ハエトリが捕獲されていた.
良く考えれば,わかることだがハエトリも当然捕まる.
本トラップは,設置してから半年近く見ていなかったので,当然死んでいると思ったが,なんと!まだ生きている.
もしかしたら,最近餌付けしている個体かもしれない.
ハエトリが呼んだのだろうか?
何はともあれ,救出.
まずは給水.
次に餌.
とりあえず一安心.
2016 .7.12
暴走シロアリ床換え
Exchange of the breeding cage of Coptotermes formosanus taking runaway
蓋するもの全てを食い尽くす勢い.
頭の黄色いのが兵儀.
同色は職議.
先日急場しのぎでおいた餌木を裏返すとこの状態.
右の大プラケに引越しを行なう.
元のプラケ内は見事な巣が出来上がっていた.
ひっくり返して配置したが,兵儀がものすごい勢いで襲ってくる.
痛くはないが,顎が指に突き刺さり,抜こうとすると兵儀をつぶす事になる.
一応,終了.
思ったよりスムーズに行かなかった.
この後どうなるか,楽しみである.
2016 .7.11
シマヘビその後
The later state of a Elaphe quadrivirgata
冷凍ピンクを1日1匹食べ,今のところ体調には異常が見られない.
糞も出ており,とりあえず一命は取りとめたのかもしれない.
それにしてもこの個体,やはりおとなしい.
糞が体についたので,床替えとあわせて,水洗したが,触ろうとしても全く威嚇せず,手に持ってもジッとしている.
これは可愛い.
2016 .7.8
怪我をしたシマヘビ
Elaphe quadrivirgata which suffered an injury
営業所の所員が捕まえてきた.
同定の確認を依頼されたので見るとシマヘビでした.
これはひどい.
生きてはいるが,踏まれたのか腹部に不規則な凸凹があり,鱗も剥がれ乱れている.
よく見ると,アバラ骨?のあたりが所々陥没し,骨が無い.
持ち上げると,抵抗無く手の中に納まりおとなくしている.
普通,つかもうとすると,尻尾を震わせて威嚇し,噛もうとするが全くそのそぶりも無い.
よほど,ダメージが大きく,見た目以上に弱っているのかもしれない.
可愛そうなのでしばらく面倒見ることにする.
2016 .7.7
蚊
Mosquito
また侵入していた.
昨年より多い.
そのため,エタノールスプレーはたえず机の横に置いている.
仕留める時は,どこかに静止している時が一番.
2016 .7.6
交尾
Mating of Drymaplaneta semivitta 2.
上が♀.
見られているのがわかるのだろう.
隠れてしまった.
2016 .7.5
シロアリ翌日
Termite of the next day
昨日,急場しのぎでセントリコンの餌木を入れた.
翌日.
これは早く移し替えないと大変なことになりそうな予感.
2016 .7.4
イエシロアリ暴走
Runaway of the Coptotermes formosanus
4年目の巣.
最初何が起きたのか理解できなかった.
蓋を外してようやく事の意味が分かる.
ついに沈黙を破り反乱を起こした.
「餌が無いからよこせ」といっているようです.
餌の垂木を割ると中はスカスカ.
すごいですね.
ここまで増えたのは初めてです.
近くこれより大きいケージに移し変えをおこないます.
2016 .7.1
ヤエヤマサソリ繁殖シーズン到来
Come in a breeding season of the Liocheles australasiae
最近,餌と水をやるだけの飼育が続いている.
それでも維持できるのは,単為生殖する事と,初齢の幼虫にちょうど良い餌がいつでもあるからこそ.
餌.
Symploce pallensの初齢はゴマ粒より小さく,小型サソリの初齢の餌に最適.
先日行った,Bkack outで餌用ホラアナとかがあった気がしたが,あれよりこちらのほうが簡単だと思う.
2016 .6.30
またまた,ダニ出現
A mite appears again
激しく動き回る赤いダニ.
タカラダニより高速で移動する.
写真を撮ろうとアタフタしていたら,UFOごとく,突如消えた.
2016 .6.28
ヨロイモグラゴキブリ久しぶり
Long time no see of the Macropanesthia rhinoceros
久しぶりの床換え.
このケージは,最近♀が1個体だけ地表を徘徊していた.
その様子から,コロニーから追い出されたと予想していた.
マットにも,ダニ(最近話題の小型種ではなく,少し大きい方)が発生しており,床換えする事にした.
虫体を掘り出してみると,マット中には予想通り1ペアがおり,それで余った♀が外をうろついていたのだろう.
クマネズミみたいな行動をとる種ですね.
良く見ると,このペア,もう一回ぐらい脱皮しそうな大きさである.
産卵は秋くらいであろうか.
2016 .6.27
そろそろ寿命
Life span
Archiblatta hoevenii
触覚が切れ切れ.
雌も同様.
産卵はするが,全く孵化しない.
2016 .6.24
ネズミの睡眠
Sleep of the rat
ラットは昼でも夜でも,私が近寄っても,いつも目を閉じて熟睡している.
しかし,クマネズミは,中々目を閉じているところを見せてくれない.
遠目で見て,寝ているので「ソッ」と近寄っても,すぐに目を開ける.
これも,もう少しという所で目を開けてしまった.
何とか撮れたと思ったが,
すぐにこの状態.
警戒心の強さが良く分かる.
2016 .6.23
癒し
That heals me.
何の生物でも,好きな人にとって,その行動を眺める事は,心安らぐ一時を与える.
クロゴキブリを眺めるも良し,ネバダオオシロアリを眺めるも良し.
2016 .6.22
NB
Non-agouti brown
ラットのNB.
一般的なラットのように大型にならず,色もブラウン単色.
性格もおとなしく,この種は可愛いと思う.
親は,何をされてもお構いなし.
初めて繁殖させたが,4匹しか生まなかった.
しかし,雌雄は揃ったので次世代にはつなげそうだ.
2016 .6.21
ケブカクロバエ
Aldrichina grahami
室内に侵入する昆虫で一番困るのは,蚊類.
次に,ノミバエ類.
しかし,ノミバエは発生場所がわかってきたので近年発生はない.
次がこの大型のハエ類.
仕事をしていて目の端端を猛スピードで横切られると,集中が切れる.
アルコールスプレーも,追い詰めないと仕留められない為,ハエタタキの出番となる.
が,まだ室内に侵入前に見つけたので,湯沸しに追い込んで,自慢の「手をすっている」うちにアルコール処理にて仕留めることが出来た.
2016 .6.20
フタテンコバネゴキブリの異常
Conditions of the Lobopterella dimidiatipes worsened
前回の床換えの時,卵鞘の多くが凹んでいた事は気が付いていたが,今回床換えして,孵化個体が異常に少ない事がわかった.
1齢幼虫数匹.
つまり,最近,1個しか孵化していない.
凹んでいない卵鞘を水コケに移し,1齢幼虫は全て拾い,凹み卵鞘は全て捨てた.
丈夫だと思っていたが,何がきっかけで衰えたのだろう.
最近では,Pseudomops septentrionalis もおかしくなったこともあり,甘く見ないほうが良いかもしれない.
2016 .6.17
ヨウランゴキブリの産卵場所
Spawning ground of the Imblattella orchidae
自然界での旺盛な繁殖はほとんど報告されていないが,飼育下ではミズゴケのある湿潤な場所に好んで産卵し,猛烈に増える.
2016 .6.15
脱皮完了
A snake is molting to completion.
何事も無かったかのような脱皮後.
ダンボールの角に脱皮殻が綺麗に丸まって付着している.
退けると頭部の部分もある.
どのように脱皮をしているのか分からないが,見事なものだ.
想像するに,ゆっくりゆっくり皮がちぎれないように剥いていると思うのだが.
一度みて見たいですね.
2016 .6.14
都心のワモン採集
Urban cockroach collection
♀らしき成虫がいたのですが,手が届かず断念.
幼虫が数匹捕れたのみでした.
同所にいたカマドウマ.
同日立ち寄ったトイレで目撃した食物連鎖.
2016 .6.13
またまたやられた
Attacked once again
Periplaneta banksi
またまたやられた.
ゴキブリも,私が覗くと自ら開けた穴からケージ内に戻っていく.
一応,「まずい」と思っているのだろうか?
しかし,このような短期間で,防虫シートを破壊される分けには行かない.
紙はセロテープで穴を塞ぎ,紙の下にはElliptorhina laevigataにも使ったネットをはさむ事にした.
まあ,ゴキブリはこの位たくましさが有っても良いのだが・・・.
2016 .6.10
脱皮準備
Preparation of the molt
調子よく餌を食べ脱皮.
今までの,飯食わずとも脱皮とは大違いで健康的で安心できる.
今度は綺麗にむけるだろうか?
2016 .6.9
日本直翅類標準図鑑
The standard of Polyneoptera in Japan
ついに発売されました.
価格は50,000(税別)と高めですが,すばらしい内容となっています.
ご賞味下さい.
2016 .6.8
クロゴキブリ白眼変異個体2
White-Eyed Mutant in Periplaneta fuliginosa 2
当時1齢だった幼虫が,肉眼でも白眼がわかる様になった.
画像には2個体写っている.
白い.
床換えついでに8個体調べたら,1/8が白眼.
2016 .6.7
Gyna bisannulata 復活
Gyna bisannulata be restored
昨年,10月にダニに寄生され,隔離療法で数個体残った本種であるが,その後,Trouble due to the diseaseにより,成虫の死亡が確認され,半ば諦めていた.
今日見ると,1齢幼虫を10匹以上確認できた.
It was good!
2016 .6.6
またやられた
In addition, it was made a hole
Periplaneta banksi
前回穴を開けられ,紙を換えて15日後.
早すぎる!
このように,前回いつ交換したか記録をとっておくと,何かと役に立つ.
と同時にちょっとイラっとする.
この付箋は,3MのPost-it Super Sticky.
20回以上はがして貼ってを繰り返してもまだくっついている.
飼育生物のラベル貼りには欠かせない物となっている.