ゴキブログ一覧
2018 .6.4
二股の尻尾
Forked tail
「二叉尾」と呼ばれるそうです.
ほかの個体は私が近づいてもおっとりと逃げる程度だが,この個体は人影ですぐに潜り込んでしまう.
たまに野生でもいるようですが,尾を怪我した時,その傷口からもう一本生えてきて,2本や3本になるそうです.
でも,1本を見慣れていると驚きますね.
2018 .6.1
ダンゴムシ
Armadillidium vulgare
訳あってダンゴムシを飼育している.
本名は「オカダンゴムシ」.
ゴキブリ用のニンジンが余ったので,入れると並んで食っていた.
何でもそうだが,餌を食べている姿はかわいいい.
足が沢山ある動物の中で唯一,子供から学校の先生まで高感度が高い.
しかし,農業分野では植物の種子やこのように野菜を食害することが知られている.
2018 .5.31
Pycnoscelus indicusの謎の死滅
The death of the Pycnoscelus indicus mystery
大東島の個体.
どんどん減っていき,気がつくと幼虫2匹しか残っていなかったのが半月前.
マットをすべて新しくし,入れなおしたが全滅した.
通常,幼虫で死ぬことはない為,何か原因がある.
そこで,石垣島のP. indicus成虫6ペアを入れてどうなるか様子を見ることとした.
2018 .5.30
ネバダオオシロアリ羽アリペアの経過
Recent status of Zootermopsis nevadensis pairs
昨年4月に発生して同様にセットしたが全く繁殖せず全滅.
今年の1月に発生した羽アリを繁殖セットに組んだ約6ヵ月後の状態.
今度はうまくいきそう.
2018 .5.29
ワラジムシの与え方結論
Conclusion of feeding method of White sowbugs
最終的にワラジを飼育しているケースに腐朽した木材を入れ,しばらくするとワラジが張り付くのでそのまま与える方法が,簡単で効率が良いと結論付けた.
↓はワラジ.
2018 .5.28
Polyphaga saussurei卵鞘中身
Inside condition of the Polyphaga saussurei ootheca
この卵鞘の卵数は17.
こちらは,11~12.
これは,15.
数はバラバラだが,この3個を見る限り,孵化率100%.
2018 .5.25
Corydidarum magnifica脱皮
Molt of a Corydidarum magnifica
普通これほど赤くなることはない.
その後.
綺麗.
2018 .5.24
ホラアナゴキブリ発見
Discover Nocticola uenoi uenoi
2016年11月02日にネバダオオシロアリの飼育容器内に投入したのだが,それ以降ケース越しでは全く見ないので,死滅したと思っていた.
今回,飼育容器交換をするにあたり,忘れた訳ではないのだが,いるはずないと思っていたが,生きていました.
生きていたと言うより,たぶん中で繁殖していたのでしょう.
交換中.
糞の堆積.
この中にいるか探したが見つからなかった.
完了.
巣を細かくばらさなかったので,見かけたのは2匹.
たぶん,女王アリが生活している空間内に多く生息しているのではないだろうか.
久しぶりに感動した.
2018 .5.23
トビイロゴキブリ幼虫
Nymph of Periplaneta brunnea
艶があり,コントラストがはっきりしないゴキブリの写真は,見た目のように鮮明に写りにくい.
フラッシュを焚くとそれが写りこむ.
焚かないとぼける.
2018 .5.23
コマダラゴキブリ1齢幼虫
First instar of the Rhabdoblatta formosana
幼虫発見.
今までの経験からすると,この次の世代がとれない.
これを克服するのが楽しい.
2018 .5.22
ハエトリグモ
Real fly Hunter
飼育しているイエバエが脱走したのだが,見事キャッチ.
クモは見た目が気持ち悪いと害虫扱いされることが多いが,本当はこんなに役に立つ生き物なんです.
2018 .5.22
シマヘビ脱皮
A Elaphe quadrivirgata shed off the skin for the 13th
恒例の脱皮.
先週の15日(火)に目が白濁しているのに気がついた.
それから7日後.
綺麗に剥けた.
なおアオダイショウはもらわれて行ったため,脱皮シリーズには今後出てきません.
あしからず.
2018 .5.21
ワラジムシ採集
White sowbugs collect device
ワラジ投入器は失敗だったがそれを利用して簡易ツルグレンを作った.
それにより採集出来たワラジを投入.
個体によっては,投入するのを見ながら待つ個体もいる.
2018 .5.18
ムカデとの同居者
Living with the centipede
トビズムカデのケージだが,このトルキスタンゴキブリは同居初めて2ヶ月以上がたつ.
コオロギを入れるといなくなるので,食欲はあるはず.
飽きもあると思うのだが,ゴキブリ類は他の餌が無くなった時のみ与えているので,飽きはないと思う.
オガトカは,たまに1齢幼虫を与えると狂ったように追っかけて,捕食するがもともとゴキブリ(ゴキブリ科の尾肢に粘性物質を分泌する種)は餌として向かないように思えてならない.
皆さんのところでは嗜好性どうでしょう.
2018 .5.16
タカラダニ最盛期
Balaustium murorum season
まだ沢山います.
今ころが一番多い時期ではないでしょうか.
壁や床面などいたる所に徘徊している.
これだけいれば,室内に入って来ても仕方ないですね.
2018 .5.15
クロゴキブリ幼虫出没
Periplaneta fuliginosa larva haunting
事務室の廊下に出現.
久しぶり.
写真を撮りながら追い詰める.
追い詰める.
と,巾木の隙間にもぐりこみ,見事身を隠すことに成功.
ゴキブリの外骨格は柔軟であるため,体を曲げながら狭い隙間にもぐりこむことのできるよい例.
2018 .5.14
第70回日本衛生動物学会
The 70th Annual Meeting of the Japan Society of Medical Entomology and Zoology
先週の金,土,日と帯広畜産大学にて開催された.
今回は,体色変異したクロゴキブリに関して発表してきました.
北海道は過去に札幌までは来たことがあったが,帯広は初めて.
空港から市内までの道のり,広大な農地とシラカバ並木に感動しました.
構内のシラカバ並木.
総会風景.
来年は山口大学で開催予定です.
2018 .5.11
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
ネットで面白いゴキブリを発見し,購入した.
採集地の詳細はなく,リュウキュウモリゴキブリに見えないこともなかったが,卵鞘のつけ方や雰囲気で違うと思い購入.
結果は見事.
オオモリゴキブリであった.
卵鞘もつけており大当たり.
♂.
ケースに移す際,♂が飛んで大脱走し,ビビッて写真ぶれぶれ.
2018 .5.10
押蟷螂
Pressed mantis
久しぶりに開くとこんなものがはさまっていた.
2015年12月02日に孵化したオオカマキリの幼虫だと思う.
2年半の時を経て対面.
本を見た後,また同じ場所に挟んでおく事にした.
発生当時にこの本を読んだからだと思うが,それにしても記憶がない.
2018 .5.9
ムカデ産卵
Centipede egg laying
産んでいた.
しかし,2014年以降交尾していないので孵化の可能性はない.
手元に来て4年.
当初から現在と大きさはあまり変わらず,相当長生きしていると思う.
昨日のニュースで,30年以上生きたクモの死亡記事があったが,この手の動物は飼育を失敗しなければ長生きするとつくづく思う.
2018 .5.8
タカラダニ出没
Balaustium murorum emergence
机に出現.
いつも思うのだが,窓から結構距離ある.
狙って来ているわけではないと思うので,相当数が侵入していると思う.
2018 .5.7
ヨロイモグラゴキブリ産仔
Macropanesthia rhinoceros lay nymph
昨年,12月に成虫のペア分けを行い,余った2♀を入れたケージで幼虫発見.
交尾から孵化まで最短で5ヶ月要している事になる.
多分孵化直後.
ざっと数えて5個体以上いる.
2018 .5.2
Hemithyrsocera histrio
Hemithyrsocera histrio
卵鞘は生んでいるが一向に孵化しない.
4匹中1匹はオスのはずだが,もしや見間違えているのか!
だとすれば孵化する事はない.
最近たぶん寿命で立て続けに死亡している.
まずは♀であった.
続いて.
オオ!
♂.
羽化する可能性は出てきた.
もうしばらく待ちましょう.
2018 .5.1
ハネカクシあらわる
A rove beetle emerges
今までいろんな昆虫類が机にきたが,ハネカクシはあまり記憶がない.
写真を撮るなどハンドリングしていたが,隙を突いて飛んでいった.
以前は,種名を調べたが,最近はよほど気になる昆虫でないとスルーするようになってしまった.
やはり,ゴキブリが一番.
2018 .4.27
クマバチ
Xylocopa appendiculata circumvolans
外出した先で発見.
少し時間があったので,何枚か写したがなかなか止まって取らせてくれない.
夏が来るなと改めて実感.
2018 .4.26
ワラジ投入器
White sowbugs sorter instrument
トリカルネットとプリンカップをホットメルトで接着しただけ.
ワラジが含まれる土をいれ,後は照明の下で乾燥させ落下させる.
早速,見入っているオガトカ.
あ~.
登った!
終了.
2018 .4.25
白ワラジ人気
White sowbugs popularity
ワラジムシは,今までトカゲ類に与えてもあまり積極的に追わないので,好みで無いと思っていた.
しかし,せっかくシロワラジムシも増えていることだし,オガトカも腹部の大きい個体が多いので,カルシウム補給に与えてみたところ想像に反して探索してまで追っかけて食べている.
与える端から完食.
単一の餌では繁殖が難しい理由が良くわかった.
2018 .4.24
ヤマトシロアリの群飛
Swarming of Reticulitermes speratus
毎年,この時期は羽アリが飛ぶ時期なので,屋上に上るたびに探していたのだが見つける事が出来ていなかった.
今日,外出しようと外に出ると,ヤマトシロアリの羽アリを発見.
飛んでる!
と思ったが,時間もなくそのまま外出.
途中,S川君に,屋上に翅を落としたニンフがいるはずだから採集するように伝えた.
帰社後,成果を聞くと見事20匹ほど採集していた.
さすが.
小カップに小分けした.
累代閉所飛翔させたネバダオオシロアリの羽アリと違い,十分飛んでいるだろうから,ペアリングもうまくいくと期待したい.
2018 .4.23
16回目の脱皮
The Python regius shed off the skin for the 16th
今回の脱皮は,今までに無いくらい剥けなかった.
いつものように温水で流しながら試みたが剥けづらい.
仕方なく,数分温浴させ再チャレンジした.
効果覿面.
気持ち良く剥けていきあっという間に完了.
最近,脱皮のときしか濃厚な接触をしていない.
蛇にしてみればそれが良いのかもしれないが,爬虫類中にはイヌやネコのように,人との接触を好む個体もいるのだろうか?
2018 .4.20
Polyphaga saussurei 2色の卵鞘
2 color ootheca of Polyphaga saussurei
成虫の飼育環境化では,卵鞘が孵化してこない.
そこで,卵鞘がまた,たまって来たので,色違いでまとめ管理する.
黄色い方は,最近生まれたものだと思う.
金色に見えますね.
きれいな卵鞘です.
茶色は古いもの.
黄色が孵化するのは,8月ころの予定.