ゴキブログ一覧
2024 .7.4
白眼ワモンゴキブリ復活目指して
Aiming to revive the white-eyed Periplaneta americana
そうはいってみた物の,これで全滅2回目.
何もせずに終わるならこの原因を探ってみることにする.
果たして雄の精子の問題か,それとも雌の能力の問題か.
もうこの個体たちはだいぶ歳を取ってしまったが,やるだけやってみます.
幸い,精子に飢えている?単為生殖雌は沢山いる.
という事でいくつかペアをつくりました.
1.父島単為生殖♀の毎週産卵する優秀黒眼♀1×白眼♂2
2.父島単為生殖♀の羽化1週間未産卵♀2×白眼♂1
3.父島♂2×白眼♀1
4.父島♂2×白眼♀1
5.父島♂1×白眼♀1(♂1欠品につき)
さて卵鞘を産んでくれると希望が持てるのだが.
2024 .7.3
白眼ワモンゴキブリ終了の予感
White-eyed Periplaneta americana premonition of the end
卵鞘を産まなくなりました.
雄は元気.
雌も見た目は普通.
しかし,ケース内には破片が少しあるだけです.
悔しいですね.
系統を重んじる私としては血を混ぜたくないのですが.
どうしよう.
2024 .7.2
ダニが発生したダメな餌
Mite infested no good food
ゴキブリの餌が少ないときは当然与える量も少なくするのですが,それでも余る場合があります.
梅雨の時期は特に湿度が高いのでダニが発生しやすい出すね.
それでダニが発生した例を紹介.
白い容器の底に粉が溜まっているのが分かりますか?
それと,写真では分かりにくいですがMFの表面がモホモホしています.
底はこんな感じでケナガコナダニがうごめいています.
ツメダニも発生していると思います.
これもそこに粉状があります.
MFとコーンの接面モモフモフしています.
これもすごいですね.
ゴキブリにはすぐに影響出るわけではないですが,小型の1齢幼虫はツメダニに食べられる可能性も考えられます.
また,ダニにからまれると見た目が可哀そうです.
早めに交換してあげましょう.
2024 .7.1
Blattella humbertiana床替え
Cleaning of the breeding case of the Blattella humbertiana
良く増えよく食べるので少し目を離すとすぐにこんな状態になってしまう.
餌皿内.
成虫と幼虫.
成虫はモリチャバネに似ているが前胸背板の黒状紋がインドっぽい.
終了.
2024 .6.28
6月の昆虫 2
Insects of Ryugasaki in June 2
早くも2024年半分終わります.
歳取るとホント速い.
で,新たに見かけた生き物紹介.
クビキリギリス?が事務所を覗いているようです.
モンシロドクガ?も覗いてる.
背面.
これはこれはヤネホソバ?
蛾は分かりません.
最後の冠付きはセダカシャチホコ?
ハイイロゲンゴロウ.
アオカミキリモドキ.
ワイルド品です,害虫扱いされる昆虫がやはり嬉しいですね.
クリイロヒゲハナノミ?動きが早くて追いつかない.
隣にいるのはハンミョウの一種?
気が付かなかった.
またまた出ましたヤマトゴキブリ~.
モリチャバネ~.
そろそろ飽きてきたのでこの辺で.
2024 .6.27
ワモンゴキブリ卵鞘内
Inside a ootheca of the Periplaneta americana
単為生殖F16の卵鞘から産まれた幼虫です.
今回は2匹だけ.
単為生殖卵鞘は孵化率かなり悪いです.
また,幼虫も弱いので湿らせたミズゴケ容器に潜り込ませます.
こうしないと1週間持ちません.
この状態で成虫まで飼育します.
では,2匹以外の卵の状態を見ましょう.
3匹目が頑張ったのですが,他の2匹と一緒に抜けること出来なかったようです.
発生が途中で止まっている?していない?卵が多いです.
こちらはいい線まで成長していた卵.
小さな顎が見えますが,動きが見られません.
卵鞘から1匹だけ出ることは見てないので,2匹が最低条件かもしれません.
2匹には頑張って成長してもらいたいです.
2024 .6.26
なないろ日和ロケ
NanairoBiyori Location
今回はハマカーン―神田さんが相手をしてくれました.
ロケ先はM川さん.
7/11にスタジオでお会いしましょう.
2024 .6.25
ミスジハエトリ
Plexippus setipes
浅草の事務所はアダンソン一色でしたが,ここは屋外クモばかりでした.
ついに,屋内性のハエトリグモ3種の内の1種,ミスジが事務種に出没.
少しずつ,日常が戻りつつあります.
やはり,環境や土地により生息種が変わるのでしょうか.
何はともあれよかったよかった.
2024 .6.24
キスジゴキブリ終了
Centrocolumna striata striata breeding ends
幼虫が全然でないので確認しました.
残っていたのは雄成虫2匹だけ.
他にはタバコシバンムシが混入.
幼虫も元気に育ってます.
タバコの影響はないと考えていますが,これはダメな飼育です.
キチンと管理します.
キチャバネゴキブリと同時期に飼育はじめたのですが,こちらだけ衰退.
増えたときにケース分けをしなかったこともありますが,スタート時の雌成虫の個体数が少ないとダメになりやすいような気がします.
むずかしい.
2024 .6.21
秋田からの贈り物
Present from Akita Pref.
F田君から頂きました.
ワモンワモンの個体たちです.
当初はワモンゴキブリだけの予定でしたが,
クロゴキブリ.
エゾアカヤマアリ.
ケースを触るとこのポーズでだるまさんが転んだ状態になります.
不思議.
クロオオアリ.
産卵始まってます.
容器に連結しましたがしばらくこのままでしょう.
ムネアカオオアリ.
こちらも産卵始まっておりしばらくは様子見.
ありがたいですね.
蟻は以前小型種飼育しましたが,ケース隙間から脱出したり大変でした.
大型種は変な気を使わなくても良いので楽しそうです.
2024 .6.20
ヤエヤマサソリ
Liocheles australasiae
いつから飼育しているかブログで確認したら2007年までさかのぼる事が出来た.
それから17年にもわたり単為生殖で続いていた本種だが,どうも1匹だけになってしまったようだ.
餌が多すぎ,たくさん入っていれば良いというものでもないらしい.
まだ成虫にはなっていないサイズ.
これが両性生殖おこなう種であればこれで終わり.
なんとか増えてほしいす.
2024 .6.19
サツマゴキブリ
Opisthoplatia orientalis
久しぶりにオレンジのサツマゴキブリを見ました.
雄成虫です.
時間がたつとこのようになります.
それにしてもゴキブリっぽくない虫です.
サツマコバンムシ
シロヘリサツマ
とか,いかようにでも名前つけれそうです.
2024 .6.18
6月の昆虫類
Insects of Ryugasaki in June
話題のカメムシ.
チャバネアオカメムシ.
ツヤアオカメムシ.
イラガ.
何ともうノコギリクワガタ.
カミキリ.
オオミズアオ.
こういった面では良いところ.
2024 .6.17
ヤエヤママダラの近況
Recent status of Rhabdoblatta yayeyamana
やはり,密度高すぎはダメですね.
小ぶり.
新成虫なのにボロボロ.
老齢幼虫の変死.
毎回同じようなことの繰り返しになっています.
大丈夫.
策は考えています.
今日はこれで終わり.
2024 .6.14
登攀防止材
Anti-climbing material
鹿児島産ウスヒラタゴキブリです.
以前もお伝えしましたがどんどん上ります.
炭カルを多めに塗ったケースでも時間とともに無くなります.
クロゴキもたまにこうなるケースがあります.
紙の蓋がいかに重要か分かると思います.
2024 .6.13
ワイルドアオダイショウ
Wild Elaphe climacophora 2
そんなにヘビがいるとは思っていませんでしたが2匹目発見.
どこにいるかわかりますか?
この場所は事務所のすぐそば.
伸びています.
色も,前回ウサギを食べていた個体に似ています.
何匹いるんでしょう.
これからが楽しみですね.
長さを測りたかったのですが,撮影で近寄ったらコンテナの下に入ってしまいました.
そこで,上の写真をもとに計測すると約120cm.
まだデカくなりそうな個体です.
2024 .6.12
ヒメクロゴキブリ完全入れ替え
Replacing all Breeding materials of Sorineuchora nigra
今まで,産卵床や餌置き場はそのままで床替えしていましたが,2ケージあるうちの一つを完全入れ替えしました.
餌皿兼シェルター.
その側面.
中身.
卵鞘が詰め込まれています.
新旧分かりません.
本種は,人を人と思っていないようで,どんどん上ってきます.
終了です.
こちらが軌道に乗ったら,もう一つも大掃除します.
2024 .6.11
ヤマトゴキブリ出現
Found a Periplaneta japonica
最近の日課は夜の街灯巡り.
毎回何かに出会える.
今日は,ヤマトゴキブリでした.
やはり街灯の下とは言え夜間は注意しないと見落とすところです.
最初はクロゴキブリかと思いましたが場所を考えればヤマトが多い雰囲気です.
一日の締めくくりとしてはまずまずというか最高の収穫です.
2024 .6.10
フタホシモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Sigmella schenklingi
長らくしていませんでした.
ヤシガラタッパーは一度使うと中に初齢幼虫や卵鞘が紛れ込み全捨てがし難い.
なので,どうしても新タッパーにもてんこ盛りとなってします.
タッパーの底にはこのように虫体や卵鞘が残っています.
がんがん増える種はポイするのですが,本種はがんがんではないので出来る限り拾います.
終了.
2024 .6.7
父島土産
Chichijima Souvenirs
少し前に全滅してしまっていたのですが,弟子たちが採ってきてくれました.
ありがたいことです.
とりあえずの飼育様子.
性別不明.
これは♂.
幼虫も数匹いるので累代は行けるでしょう.
2024 .6.6
コマダラゴキブリペア揃う
A pair of Rhabdoblatta formosana together.
S野さんから幼虫でもらった謎マダラがコマダラになりました.
これは♂.
これは♀.
たまに大化けするのが幼虫飼育の良いとこですが,今回は予想通りとなりました.
しかし,ペアが揃うかは運しだい.
幼虫もペアいます.
今回は2ペア出来ました.
ゴキブリ運は他より良いと思っています.
2024 .6.5
ゴキブリをペットのように見せる
Make cockroaches look like pets.
Deropeltis paulinoiです.
♂.
♀.
ペットに見えないですかね?
2024 .6.4
モリチャバネゴキブリ侵入
Blattella nipponica coming indoors
逃げているわけではない.
浅草とは環境が全く違うのが良くわかる.
今更ながらよくわかる.
地植えしたレモンについたアゲハ幼虫.
2024 .6.3
Drymaplaneta semivitta床替え
Cleaning of the breeding case of the Drymaplaneta semivitta
2個あるうちの一つだが,初齢幼虫が見えないので思い切って古いシェルター新調しました.
これなどは虫体が入る隙間がなくなっています.
いないと思っていた初齢幼虫は餌皿内にいました.
ケースのゴミにも幼虫の死骸が特に多いという訳でなく,普通.
とりあえず,良さそうな卵鞘を拾い餌皿に投入.
少しスカスカですがこれで再スタートします.
2024 .5.31
ウエザリングPrincisia vanwaerebeki
Princisia vanwaerebeki in weathering style
見慣れぬ風情の個体.
違う種類のよう.
ガンプラみたい.
カッコイイ.
2024 .5.30
ウサギを食べるアオダイショウ
Elaphe climacophora eating a rabbit
アオダイショウがネズミを食べているというので見に行くと毛色が違う.
それにこの敷地内に大型のネズミなどいるはずがない.
近寄るとウサギの仔.
アオダイショウにも驚いたが,3月に見かけたウサギの仔が昼間から歩き回っているのも驚き.
いつも人がうろついている場所で食事中に出くわした.
見ていると恥ずかしいのか茂みの中に.
あんなデカいウサギをぺろりと食べてしまった.
うちのアオダイショウも見習ってほしい.
2024 .5.29
Eupolyphaga sinensis黄茶卵鞘孵化
Yellowish-brown oothecae of Eupolyphaga sinensis hatch
選別から約2か月.
黄卵鞘
黄茶卵鞘
濃茶卵鞘
のうちまずは黄茶卵鞘孵化.
あと1ヶ月くらいで孵化しなければ終わりでしょう.
2024 .5.28
ヤエヤママダラゴキブリとダニ
Rhabdoblatta yayeyamana and Mites
ヤエヤママダラゴキブリの繁殖ケージです.
広々密度低い飼育で時として発生する餌のダニ.
それと死骸にたかるダニ.
そしてなぜかチャコウラナメクジ??
餌を食べる量が少ないとたまにこうなる.
どんな状態かというとこんな状態.
9割はケナガコナダニ,残りはツメダニ類.
しかし,こいつらは恐れるに足らず.
ナメクジは多分というか間違いなく野外採りの葉についていたと思う.
雌成虫は良さそうな状態もいるので掃除しました.
ヤシガラチップを入れ水を入れ
最終的にこんな感じ.
最近はヤエヤママダラの定番です.
コマダラゴキブリは個体数が少なすぎる事もありますが,食べないですね.
2024 .5.27
今日の動物たち
Today’s Animals
浅草では見られなかった動物が沢山出てきて驚きの連続.
ノネコ?ジジイ
モリチャバネゴキブリガラス越し.
両方♀.
ウスカワマイマイ.
オオミズアオ.
今後何がでるか楽しみですね.
2024 .5.24
Eucorydia forceps終了
Eucorydia forceps breeding ends
最後に残った雌成虫が死亡しました.
標本にしようと思いましたが,すでに緩くなっていました.
結局本種は細くつなげただけで,増やすことは出来ませんでした.
いろいろ難しいですね.
飼育容器のマットは時間あるときに卵鞘探索します.