ゴキブログ一覧
2022 .6.9
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
まだダニと共生している本種ですが,マットを変えてから今のところ無事に成長をしています.
現在のところダニの暴走は見られないですね.
脱皮直後.
可愛いですね.
終齢幼虫っぽいですね.
2022 .6.8
餌を与えないでください
Please do not feed cockroach
昨日,講演の仕事で関内へ行きました.
普段は寄り道などしないのですが,今回はひらめいたというか,目に見えない力に引き寄せられたというか.
まあ,終わった時間が12:00だった事,中華街が近くだと来るとき地図見て気付いた事もありますが.
帰りは石川町駅から乗っても大して変わらないなということで中華街に立入ってみました.
独身の頃は何回か来ましたが,食にはほとんど興味がないので30年ぶりくらい.
中華街入り口辺り.
こんな張り紙を見ることができるとは思いませんでした.
8月とあるので今年ではなく,昨年以前に貼られた物と思います.
それが今でも残っているということは周りの人も賛同しているのでしょう.
虫体は画像では確認できないのですが,この地区は古くからワモンが捕獲されており,まあワモンなのでしょう.
いろんな想像が出来る内容です.
「ハト」や「ネコ」は見たことあり,国外でも同様の張り紙はあるようですが,「ゴキブリ」は世界広しと言えココだけではないでしょうか.
いやー,寄り道もたまには良い物ですね.
2022 .6.7
保管卵鞘たち
Growth of oothecae under controlled incubation
空になっていた飼育容器ですが,
Therea petiverianaは大分成長したので飼育室の棚に戻しました.
保管していたTherea regularisも孵化がはじまりました.
Polyphaga aegypticaは,これから孵卵管理に入ります.
いずれもダニフリーのはず.
2022 .6.6
Thorax porcellana
Thorax porcellana
いくつか変化がありました.
産卵中.
卵鞘の位置が縦になっているので産んでいる最中です.
上は♂です.
ちょっかい出していますが,最中なので♀は相手にせず.
こちらは収納間近.
さらにこちらは翅バカにもかかわらず子供を保護している♀.
当初のF2ダメかもしれないは取り越し苦労に終わればよいのですが.
親から離れた幼虫.
コーンをよく食べています.
2022 .6.3
キスジゴキブリの変形卵鞘
Deformation ootheca of Symploce striata striata
鬼門のキスジゴキブリ.
やっと産み始めたと思ったら曲がっている.
どうゆう飼育環境が適しているのかわからない.
野外では問題になったりしているのに.
2022 .6.2
死亡した親の卵鞘から産まれたチャバネゴキブリ
Hatching of dead Blattella germanica‘s ootheca
チャバネゴキブリ1齢幼虫.
上方に親がいます.
2,3日前に死亡した卵鞘持ち成虫を入れっぱなしにしておいたのですが孵化しました.
親が死亡しても孵化することは昔から知られており,生命力の強さがうかがえます.
先端の卵は孵化出してません.
死亡して10日以上経過した卵鞘は孵化しないそうなので,乾燥は孵化の障害になるのでしょう.
2022 .6.1
ホラアナゴキブリ初齢?
First instar of a Nocticola uenoi uenoi
このサイズが増えてきました.
1齢幼虫だと思います.
大きさは右下のシロトビムシと比べてください.
ホント,小さい!
2022 .5.31
Thorax porcellanaその後
After the Thorax porcellana
これだけ雌がいる中,産まないので大変だと思っていましたが,
少数入れたケージでは産んでいました.
ついでに脱落した卵を発見.
外見はバナナローチの卵鞘に似て白くて細長く,曲がっています.
数えると片側22卵.
野生では45匹ほどが生まれていると思われます.
やはり卵胎生は多産ですね,
この卵はよく見ると脂肪が水滴のように透けています.
こうゆうのは孵化しないですね.
それで捨ててしまったのでしょうか?
♂がこれだけいて未交尾とかが発生しているようだとやはり飼育方法を変えないと累代は難しいのかもしれません.
しばらくは注意して観察します.
2022 .5.30
キスジゴキブリ合流
Symploce striata striata mix
やっと雌雄がそろいました.
♀.
♂.
羽化したばかりの♂.
うまく交尾してくれると良いのですが.
連絡です.
明日がゴキブログチャンネル1周年パーティー参加締め切り日です.
まだの方はお早めに.
少し空きがあります.
当日は飼育種の紹介や秘儀ほかゴキブリ三昧を予定しています.
2022 .5.27
Eucorydia aenea dasytoides幼虫
Eucorydia aenea dasytoides nymphs
「んっ?」
本属の繁殖は数少ないと増えにくいと思っていましたが幼虫が沢山いました.
ほっそりとした♂.
ふくよかな♀.
雌雄の見分けはしやすいです.
2022 .5.26
ボールパイソン半年ぶりの摂食
First time eating in 6 months
正確には198日ぶりの食事.
今回はさすがに長く感じ,少し心配になりました.
これからしばらく爆食いが続き,でっかい糞をして脱皮でしょうか.
たまには運動をさせねばと思うのですが中々まとまった時間を取ることができません.
2022 .5.25
Blaberus craniifer幼虫の変死
Unnatural death of Blaberus craniifer Nymphs
ブラベルス属の終焉は,幼虫が生まれなくなり成虫の寿命が尽きた時点で終了になる.
なので,幼虫が出ている間は安心飼育が出来るのだが,今回ブラベルス属としては初めて嫌な死亡を確認しました.
沢山いるとたまには幼虫で死亡しているのも見かけるが,今回はこのサイズがすべて死亡.
生きている個体無し.
特徴は頭部など黒化していること.
雰囲気はPeriplaneta属の幼虫死亡によく似ている.
ただ,成虫は死んでいないので少し違うのかもしれないが,変なウイルスだとまた広がるのでこのケースを触った後は容器,手指の消毒は必ず実施しないとダメそう.
このような原因を調べられたら良いのだけど,なかなかそうはいきませんね.
2022 .5.24
スズキゴキブリF2続報
Periplaneta suzukii F2 follow‐up report
久しぶりの登場となりました.
まだ例のダニが収まっておらず,このケースにも再発.
駆除がてら状況報告です.
♂成虫.
飼育して思うのは,触角が切れてしまうこと.
最初は数が多いと攻撃し合いこうなるかと思ったが,現在は2ペアほどしかいない.
♀も短い(翅じゃなくて触角).
生き残りのすべて.
卵鞘は産んでいるが壊れた物ばかり.
唯一形を保っている物があったが,か弱い.
Archiblatta hoeveniiとそっくり.
ホントなぞばかり.
2022 .5.23
キスジゴキブリネタ
Topic of the Symploce striata striata
兵庫県産キスジゴキブリ♀が死亡しました.
結局産卵せずに終了.
くやしい.
なんて難しいんだ.
しかし,今年は強力な助っ人S野氏が付いているので,早々に新血導入.
今度は神奈川産終齢幼虫2匹.
両方とも♂のようだ.
ところが,実は昨年から1匹だけ飼育していた幼虫が最近成虫になりなんと♀となった.
うまくいけばまだまだ楽しめそうな予感.
2022 .5.20
Polyphaga saussureiネタ
Topic of the Polyphaga saussurei
相変わらず食べられています.
これはダメだということで,こういう時だけ都合よく使うのがダニ忌避マット.
これ見て思うのは,色が明るいので清潔感と安心感が得られるということ.
それはそれで合格なんだと思う.
そして,ついに卵鞘が孵化しました.
これは今年の1月に分けた卵鞘.
4か月かかった.
これは記録では昨年の10月に分けた卵鞘.
一部は12月末に孵化してダニにやられ,その時未孵化卵鞘を再度ダニを調べて分けていた物.
7か月?
いずれにせよ,ダニフリー幼虫が20~30個体は得られたので,このダニともしばらくしたらおさらばできそう.
そうなれば,残るは例のヤツだけです.
2022 .5.19
白眼ワモンゴキブリ増えた
More white-eyed American cockroaches.
一時期の減少は何だったのかと思うくらい増えました.
しかし,相変わらず翅ボロや跗節無しは国内野外種に比べ多いですね.
床替え中のくつろぐ幼虫.
逃げてませんのでご安心を.
移している最中.
おかげさまでこんなに増えました.
異常事態は早めに察知し,対策を取ればなんとかなる.
つくづく思うが愛が大事です.
2022 .5.18
Drymaplaneta semivitta 孵化日数
Number of days for Drymaplaneta semivitta oothecae to hatch
今年2月2日に回収した卵鞘が2か月たっても1個も孵化しないので,孵化日数を探るため4月に作った♀成虫産卵容器の卵鞘が孵化しました.
孵化まで要した日数は約30日.
何のことはない,一般的な卵鞘産下する種と変わらない.
季節の変わり目で保管温度が少し高めになっていたので30日ですが,常温(25℃前後)では40日ほどだろう.
なので,2月から保管しているこれらの卵鞘は孵化しない.
捨てる前に潰してみたらすべて中は乾燥していました.
たまたま古い死亡した卵鞘を集めたからなのか少し謎は残りましたがすっきりしました.
しかし,古い卵鞘と新しい卵鞘の区別がつけにくいのは困った物.
古いシェルター内にはこんな感じで卵鞘が詰まっているので,結局のところ40日保管して孵化しなければ捨て.
ひと手間かかるがまあ良しとしたい.
2022 .5.17
クロゴキブリ成虫出現
Adult Periplaneta fuliginosa appear
今年の初成虫.
綺麗好きのはずなのに埃がかなり付着している.
昨年の個体でしょうか.
疲れているようですね.
見過ごせないのでカップをかぶせ捕獲.
足元にこのままでは踏まれてしまうので,まず紙を入れ床から隔離.
紙が歪まないようにカップ事持ち上げテーブル上に確保.
夜だったのでとりあえずこのまま翌日まで放置していたら死亡していました.
逃がせばよかった.
悪いことをした.
2022 .5.16
Shelfordina terminalisのその後
After Shelfordina terminalis
1匹だけ残っていた幼虫は♀成虫となりました.
これが見納めと思い世話していたらもう1匹幼虫がいた.
雌雄は?
腹板の大きさからすると♀だろうな.
尾突起あるが,メスっぽいな.
こうご期待.
2022 .5.13
マダラゴキブリ
Rhabdoblatta guttigera
絶対の自信があったのですが,成虫は出産せず.
ついに1幼虫となってしまいました.
これを見ると♂.
1匹であるが,天寿を全うしてほしい.
2022 .5.12
祝ゴキブリレース
Celebration, Cockroach Race
ファイト~.
オー.
オーー..
※:冷蔵庫で寝かしてあります.
2022 .5.11
Thyrsocera spectabilis卵鞘
Oothecae of Thyrsocera spectabilis
ほとんどが成虫になり,産卵を開始しています.
転がし産み.
見た感じは良いです.
半埋め込み.
卵鞘が凹んでいるような.
完全埋め込み.
見事なカムフラージュ.
この産み方が正解でしょうか?
しかし,これはだれに対して?
それとも湿度を保持する目的でたまたま?
ゴキブリってホントに飽きないですね.
2022 .5.10
Polyphaga saussurei
Winter tradition of polyphaga saussurei
「冬の風物詩」としてご紹介しているが5月になってもこの状態.
横から.
拡大.
もう少しで成虫になるのだが.
中.
ん?
生贄を求めるかのような食い方です.
このダニさえいなければ,この肉団子状態はほのぼの見ていられるのですが,この密な状態がダメなんでしょう.
現在卵鞘も保管してあるが一向に孵化する気配なく,この世代に頼るしかなさそうである.
それにしても,ゴキブリ飼育がダニとの戦いになるとは本当に思わなかった.
2022 .5.9
放置したゴキブリトラップの結果
Cockroach trap capture results
久しぶりに実家に帰り家の中を調べていたらゴキブリトラップが出てきました.
いつ仕掛けたか忘れましたが,家の中に何がいるか調べようと思い置いたものです.
一番の目的はゴキブリで,ヤマトゴキブリならまあ普通.
クロゴキブリなら「やった」てな感じだったのですが,すっかり忘れていました.
結果発表.
1つ目.
カマドウマ.
想定内.
2つ目
カマドウマ.
想定内
3つ目.
クモ他.
想定内だがゴキブリはいないのに少し驚く.
4つ目最後.
(この順番は実際にトラップを回収した順です)
ガーン.
ヘビ~.
もっと早くトラップを確認していれば,種類も確認できたかもしれないが,こうなると諦め.
家の周りでは子供の頃から一度も見たことなかった?が,ここ数年内でもヘビがいることに感動.
しかも幼蛇ということは,親や子供が複数いる可能性もある.
この最後のトラップが一番興味深く,他にもセスジシミと思われるシミが捕獲されていた.
この家にいるんだと嬉しくなりました.
皆さんも同居動物を調べるなら粘着トラップが一番ですよ.
ちなみにこのトラップを置いた場所は最下層の地面に面している入口の内側に置いた物で,室内がこんなに湿度高いというわけではありません.
念のため.
2022 .5.6
タマヤスデ採集
Pill millipede collecting
春は新入社員の研修で何回か龍ヶ崎にある研修所に出向きます.
今年も出かけてきました.
天気も良かったので昼休みに虫探し.
この地域はタマヤスデが生息しており,研修所の敷地内でも以前は見つかりました.
しかし,今回探しましたがダンゴムシとワラジのみ.
整備されてくると住みにくくなるのでしょうか.
そこで,少し山に入った場所(と言っても道路際)を探しました.
いました.
こんな場所にいるかなと思いましたが,いる所にはいるんですね.
ダンゴムシよりは少ないですが,「すぐ見つかる」感じですね.
2022 .5.2
クロゴキブリの逃げ場所
A place for Smokybrown cockroach to escape.
昨年からクロゴキブリの影がちらつくようになりました.
今年も活動を開始したようです.
写真では飽きてきたので動画にしました.
さてこのゴキブリどこに隠れるか?
そう,暗いところに逃げ込んでジッとしています.
もう一つ.
今度は段ボールの影に行ってしまいました.
決して人を好んで向かって来るわけではないです.
暗がりが好きなんですね.
2022 .4.28
Corydidarum magnifica床替え
Cleaning of the Pseudoglomeris magnifica breeding container
2020年の5月に実施して以降していなかったようです.
それにしても増えてない.
少数の雌雄成虫と極少数の幼虫が確認できた.
やはり沢山いたらうれしいので,少し違う系のセットを組んでみました.
増えると嬉しいのだが.
2022 .4.27
チャバネゴキブリ孵化幼虫
Blattella germanica hatchling nymphs
チャバネゴキブリ孵化直後.
私も,直後の状態は初めて見た気がする.
腹部後方が緑色しています.
何がある場所でしょうか.
孵化後落下した卵鞘.
数時間すると見慣れた体色になります.
2022 .4.26
サツマツチゴキブリのダニ駆除
Mite extermination in rearing containers of Margattea satsumana
少しずつダニを追い詰めてきました.
このラベルが貼ってあるのもあとわずか.
今日はサツマツチゴキブリのケージ.
いつものように熱湯(70℃前後)を張った容器を脇に置き,ゴキブリの付着していないシェルターを一つづつしゃぶしゃぶしながらゴキブリを探して新容器に移していきます.
このようにして見つかった虫体は,別容器に入れ1個体筒ダニの付着を確認してOKなら新容器に移します.
ちょうど卵鞘が孵化したタイミングだったようで1齢がいます.
成虫.
これらの容器から少しづつピンセットでつまんで確認と熱湯風呂か救出で移していきます.
終了間近.
卵鞘も回収して実体でダニ付着と死亡卵鞘を選別して別保管.
でも,孵化しそうにない卵鞘が多いですね.
完了です.
採集したときより減ってます.
卵鞘が孵化しないとやばそうですね.
ダニも再発無いことを祈ります.
2022 .4.25
Thorax porcellana予備作成
Making spare breeding containers for Thorax porcellana
後悔する前に予備ケージを作りました.
入れた数は5ペアほど.
何もなければよいのですが.