ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2008 .12.5

チャバネゴキブリ 床換え その1

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

世界で最も多く飼育されていると思われるゴキブリ.
チャバネゴキブリBlattella germanica(Linne).
その為,飼育方法は様々な方法がそれぞれの施設で行われており.
これが一番正しいという方法は今は判りません.
目的が何であるかにより,レイアウトに変化を持たせればよいと思います.
屋外種飼育に木の枝や落ち葉を入れるのであれば,
チャバネゴキブリは厨房機器のミニチュアなんてのも有りかもしれません.
%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%8D%E5%BA%8A%E6%9B%BF%E3%81%88.jpg
交換前.
餌はカスばかりとなり,水容器のガーゼは糞や脱皮殻で汚れています.
%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%8D%E5%BA%8A%E6%9B%BF%E3%81%88-1.jpg
登攀防止の炭カルもゴキブリの執拗なアタックにより薄くなっているところがあります.
%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%8D%E5%BA%8A%E6%9B%BF%E3%81%88-2.jpg
水容器に使うガーゼは事前に必要な大きさにカットして準備しておきます.

詳細はこちら

2008 .12.4

ブラベルスクラニファー 羽化

カテゴリー:Blaberus craniifer,

ブラベルスクラニファーBlaberus craniifer ??
今年の6月に1齢幼虫を別飼育はじめ,昨日その中の1匹に成虫が出た.
約半年で成虫になった事になる.
やはり熱帯産のゴキブリは,大型であろうが環境さえ良ければ,どんどん成長する.
%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A1%E7%BE%BD%E5%8C%96.jpg
羽化間もない状態.
%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A1%E7%BE%BD%E5%8C%96-1.jpg
1日後.
まだ,完全に骨格は固まっていない.
この大きさのブラベルスになると,後翅が上翅の中に収まらず,
燕尾服状に飛び出してくるのがわかるだろうか.
デスヘッドといわれるブラベルスの体長は45㎜~55㎜と意外と小型であるようだ.
本個体群は60㎜を軽く越える個体が多く,
やはりBlaberus craniifer かは疑問が残る.

詳細はこちら

2008 .12.3

アミメヒラタゴキブリ交尾

カテゴリー:アミメヒラタゴキブリ,

%E5%B7%A6%E2%99%80-3.jpg
アミメヒラタゴキブリOnychostyus notulatus (Stal)交尾である.
チャバネゴキブリのように長時間しているかと思ったが,30分後には終了していた.
左が♀.
fukumennyori.jpg
腹面より.
右が♀
雄の腹端部がかなり奥まで入っている.

詳細はこちら

2008 .12.2

イエゴキブリの繁殖

カテゴリー:イエゴキブリ,

今年の2月頃に孵化した幼虫たちが成虫になり,卵鞘産んでいる.
前回の高密度飼育の失敗から,2ケージに分け,
1つのケージは,生息数を少なくし飼育してきた.
%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%AD%E5%AF%86%E5%BA%A6-2.jpg
前回の状態と比較して,かなりスカスカである.
%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%AD%E5%AF%86%E5%BA%A6.jpg
1シェルター(シェルター面積6×10㎝ 60㎝2)内 4~5匹.
1匹の生息密度は3㎝2に1匹となる.
スペース的に見ると,お互いの触角が触れ合わない程度の間隔を保ている.
1齢幼虫は板ボールの波状の隙間に入っている.
%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%AD%E5%AF%86%E5%BA%A6-1.jpg
触角も根元で千切れている個体はなく,各肢・ふ節も付いている.
もう1つのケージはこの倍ほど入れたのだが,肢が取れている個体が多い.

詳細はこちら

2008 .12.1

足立区生物園「きらわれものの生きものたち展」

カテゴリー:ゴキブリ,

足立区生物園で特別展示「きらわれものの生きものたち展」が催されていることを展示最終日前日に知り,急遽昨日出かけてきました.
目当てはゴキブリの展示.
%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E5%B1%95.jpg
展示されていたゴキブリは,左から
サツマゴキブリ
コワモンゴキブリ(展示はワモンゴキブリと記載されていた)
チャバネゴキブリ
ヤマトゴキブリ
グリーンバナナゴキブリ
の5種.
もう少し変わった種があるのかと思ったのだが,この辺が限界か.
でも,結構にぎわっていたので,
ゴキブリも捨てた物ではないと一人で満足.
他にもドブネズミやムカデなど.
やはり私が好きな生き物は皆は嫌いなようだ.
本企画は毎年やっているようなので,
興味のある方は来年の今頃問い合わせして下さい.

詳細はこちら

2008 .11.28

モリチャバネゴキブリの交尾

カテゴリー:モリチャバネゴキブリ,

これは福岡で採集してきた個体である.
%E6%A8%AA%E3%81%8B%E3%82%89.jpg
夕方18:45に発見.
別容器に移して観察していたが,21:00になっても離れる気配なし.
翌朝見ると交尾は終っていた.
2時間以上行っていた事になる.
%E6%A8%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8B%A1%E5%A4%A7.jpg
拡大.
左が♀.
腹部はすでに厚みが増しており卵鞘を準備しているように見える.
チャバネゴキブリは孵化約4日後より交尾を開始する事が知られており,
モリチャバネゴキブリも生態が近いとすると,
この交尾は2度目以降の交尾であるとも考えられる.

詳細はこちら

2008 .11.27

マダガスカルゴキブリの個体変異 その2

カテゴリー:マダガスカルゴキブリ,

というわけで,3つのグループわけをしてみた.
まず,Gromphadorhina portentosa ‘normal’:
%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB.jpg
この基準として,腹背は茶色で,中胸・後胸にも茶が強く出る個体群.
一時海外で話題となったマダゴキに宝石を貼り付けた「生きているブローチ」はこの茶を使っているように見える.
次は Gromphadorhina portentosa ‘black’:
%E3%83%9E%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%AD.jpg
本当に真っ黒の個体群,これはわかり易い.
そしてもう一つ,Gromphadorhina portentosa ‘black and white’:
%E3%83%9E%E3%83%80%E7%99%BD%E9%BB%92.jpg
このグループの特徴は腹節背面は白色で,黒のバンドが入り,
白黒明確に色分けされる.
さらに,中胸・後胸背の側縁部に赤茶色のスポットが明瞭に出る個体とした.
今後この3つのグループをさらに特徴の強い個体群として固定できるか.
楽しみである.
なお,本編の分類はよく判らない事が多く,個人的に整理したものであり,
正確な情報,正しい知識等ありましたら,是非お知らせください.

詳細はこちら

2008 .11.26

マダガスカルゴキブリの個体変異 その1

カテゴリー:マダガスカルゴキブリ,

一般的に「マダゴキ」・「フルーツゴキブリ」と呼ばれ,
爬虫類等の餌用として安価に取引されているマダガスカルゴキブリ.
本種は一体何なのであろうか.
私も飼育しているが,ただ漠然と累代しているだけで面白くない.
そこで床換えついでに少し整理してみた.
海外の資料等を参考にすると,
G. grandidieri ♂:腹部は栗色;上唇部に数本の短剛毛;上腹部は粗くざらざらした表面,前胸背板の4隅は丸みがあり、portentosaよりつまんだような突起が著しい.
G. portentosa ♂:腹部は色の変化に富み,栗色に統一されていない(George の見解では); 上唇部に多くの長剛毛;上腹部表面は滑らか;前胸背板4隅は平らで,つまんだような突起が少ない.
と英国の自然史博物館 Dr George Beccaloni氏が述べている.
私の所にいる種は,腹部は色の変化に富み,栗色に統一されていない事から,G. portentosa ではないかと思われる.
しかし,上唇部に多くの長剛毛がよく判らない.
と言うことで,難しいことはもう少し調べることとして.
そこでとりあえずGromphadorhina portentosa であろうとし.
この中に“normai” ・ “black” ・” ‘black and white”
の3つのグループがあり,
Gromphadorhina grandidieri ‘normal’:
Gromphadorhina grandidieri ‘black’:
Gromphadorhina grandidieri ‘black and white’:
と分類して見た.
ただし,Princisia sp. ‘black and white’というよく似た種もあり,今後時間があれば調べていこうと思う.
%E3%83%9E%E3%83%80%E6%B7%B7%E5%90%88.jpg
分ける前はこんな感じでいろんな色彩の個体が混ざっている.
これを上記3グループの特徴の出ている個体をそれぞれ分けて飼育する事にする.

詳細はこちら

2008 .11.25

イエネズミ2種の頭骨の違い

カテゴリー:ネズミ,

年を取ると一年が「あっ」という間に過ぎ去っていきます.
気づけばいつの間にかゴキブリのシーズンは終わり,かなり寒くなってきました.
寒くなると毎年問い合わせが増えるのがネズミの侵入である.
そこで,ネズミ関連を一つ.
現場に行ったり,飼育していると死骸を発見する事は良くあることである.
死んで間もない個体は,外見でネズミの種が判るが,
時間のたった個体は,その場では判断し難いものもある.
今回,夏に腐敗させて昆虫類に食べさせた骨を整理した.
hone-4.jpg
いくつも手がけたが,最終的に残ったのは4つとなってしまった.
toukotu-4.jpg
その内の2つ左がドブネズミ,右がクマネズミ.
ご存知のように,頭骨は動物の脳を保護する重要な役割を果たしている.
この頭骨の形態は,種類により違いがあり,分類する指標となる.
ドブネズミとクマネズミの頭骨の違い.
%E9%A0%AD%E9%AA%A8%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E4%BB%98%E3%81%8D.jpg
頭頂骨の左右の側頭稜はよく発達し,この形で判別がし易い.
ドブネズミは左右の側頭稜は平行しているが,クマネズミは外側に膨らむ.

詳細はこちら

2008 .11.21

マルバネゴキブリ産卵 3度目

カテゴリー:マルバネゴキブリ,

食べられてから約2週間後,再びマルバネゴキブリが卵鞘をつけていた.
今回で3回目の確認となる.
tuketeiru.jpg
はたしてまた食べられてしまうのか?
なんとなく色が薄いような気がするが.
そうなるとこの個体から子供を獲る事の可能性はだいぶ低くなると思われる.
翌朝,ケージ内を観察するが,食べられたカスも無ければ卵鞘も見当たらない.
後日,再確認してみるとニンジンの陰に隠すように落ちている卵鞘発見.
%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8D%EF%BC%93%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg
矢印の先に有るのが判るだろうか?
拾い出して計測.
%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8D%EF%BC%93-1.jpg
8mm内外の卵形をしている.
卵の状態はやはりあまり良い状態ではない気がするが.
親はまだ元気そうだし,チャバネゴキブリでさえ5~6個の卵鞘を付けるのだから,
本種は10個以上産んでくれるよう期待する.

詳細はこちら

2008 .11.20

マルバネゴキブリ産卵及び卵食

カテゴリー:マルバネゴキブリ,

マルバネゴキブリが卵鞘をつけていた.前回確認してから2回目.
今回はしっかりとした形が確認できたので,期待していたが.
%E5%8D%B5%E9%9E%98%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%8A-1.jpg
翌朝見るとすでに中身は食べられて外皮だけとなっていた.
%E5%8D%B5%E9%9E%98%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%8A.jpg
卵鞘をつけている段階で,色が少し薄い様な気がしていたが,
不完全な卵鞘であったのか?
すると前回観察された卵鞘も食べられてしまったのだろうか.

詳細はこちら

2008 .11.19

ゴキブリ科 茶系ゴキブリ属集合

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

講習会の資料を作るのにゴキブリ科の写真を撮った.
その際使用した個体をまとめて記念撮影をした.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E7%A7%91%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E5%B1%9E%E9%9B%86%E5%90%88-1.jpg
皆さん名前わかりますか?
左から時計回りに
ワモンゴキブリ ♂
トビイロゴキブリ ♂
コワモンゴキブリ ♀
コワモンゴキブリ ♂
トビイロゴキブリ ♀
こうなると怪獣大集合のようで結構さまになると思いませんか.

詳細はこちら

2008 .11.18

首が抜けなくなったクロゴキブリ幼虫

カテゴリー:クロゴキブリ,

クロゴキブリ駆除の一環として,コップトラップを置いているのだが,
いろんな実験に使用した廃資材を使う為,このコップは横に穴が開いている.
今までこんな事は無かったが,1匹不自然な場所でもがいている幼虫を発見.
%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%97%E5%85%A8%E4%BD%93.jpg
コップを持ち上げて見ても,もがくだけで逃げない.
よく見ると切れ込みに首を突っ込み,身動きできなくなっている.
%E8%83%8C%E9%9D%A2%E3%82%88%E3%82%8A.jpg
正面より.
%E5%89%8D%E9%9D%A2%E3%82%88%E3%82%8A.jpg
なんとも・・・・情けない.
引き抜いてやると,傷も付かずに抜けてきたので,
今年採集のクロゴキブリケージに入れることとした.

詳細はこちら

2008 .11.17

ゴキブリコバチ

カテゴリー:虫,

卵鞘の写真を取りつつ,駆除として卵鞘を撤去した.
すると窓に群れる小さな虫を発見.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-1.jpg
ゴキブリコバチTetrastichus hagenowii (Ratzeburg)である.
本種は産み落とされた卵鞘に産卵し,約1ヶ月ほどで30前後の新たなハチが卵鞘横に穴を開けて脱出する.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-4.jpg
寄生され,ゴキブリではなくハチが脱出した後の卵鞘.
小さな穴が横に開く.
稀に2つあいている卵鞘もある.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81%E6%8B%A1%E5%A4%A7.jpg
背面から拡大.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95.jpg
大きさは2㎜内外と非常に小さく,屋内だから発見しやすいが,
野外であれば発見は難しいだろう.

詳細はこちら

2008 .11.14

クロゴキブリ産卵場所 その2

カテゴリー:クロゴキブリ,

ここの部屋では,カムフラージュされている卵鞘より,
何も処理されていない卵鞘の方が多かった.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-4.jpg
コンビに袋に貼り付けられた例.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-1.jpg
プラスチック製の工具ケースに産み落とされた卵鞘.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-14.jpg
なんと直射日光の当たる西側の窓の桟にも産んであるのを発見.
しかも,孵化している.

詳細はこちら

2008 .11.13

クロゴキブリ産卵場所 その1

カテゴリー:クロゴキブリ,

飼育室の一つで実験がひと段落したので,片付けをした.
ここは昆虫や爬虫類を扱っているので,殺虫剤は使用できない.
そのため,クロゴキブリ等が大発生してしまっている.
過去にコップトラップなど使った部屋である.
クロゴキブリは卵鞘を産み落とすときは,近くの素材を使用して,
カムフラージュを行う事が知られている.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-13.jpg
天井のボードに産み落とされた卵鞘.
3連結である.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-6.jpg
判り難いが,この卵鞘はコーキングボンドを使用している.
%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B4%E3%82%AD%E7%94%A3%E5%8D%B5%E5%A0%B4%E6%89%80-2.jpg
これはいろいろミックスされている.
近くにハエトリがいるが,クロゴキ幼虫を餌としてこのクモも増えている.

詳細はこちら

2008 .11.12

フミガタゴキブリ

カテゴリー:Byrsotria,

Byrsotria fumigata
キューバン・ブローイングローチ
フミガタ・ローチ
とも呼ばれる.
海外ではペットローチとして一般的な種のようであるが,
現在日本国内ではあまり聞かない.
最近やっと入手する事が出来た.
%E3%83%95%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%82%BFByrsotria-fumigata.jpg
雌雄異型で,♀は翅が短い.
写真の♀はまだ成虫ではなく,終齢幼虫と思われる.

詳細はこちら

2008 .11.11

ニホンヤモリの外部寄生ダニ

カテゴリー:爬虫類,

営業所の所員が現場から取ってきたニホンヤモリにダニが付いていた.
%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%80%E3%83%8B.jpg
今まで私もホオグロやオガサワラヤモリを見てきたが,
こんなダニが付いているのはあまり記憶に無い.
よく見ると赤くて結構目立つ.
早速とって同定しようと指でとろうとしたが,皮膚に喰いついているようで,
簡単にはとれない.
%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%80%E3%83%8B%E6%8B%A1%E5%A4%A7%EF%BC%92.jpg
実体顕微鏡で見ると,口の先にヤモリの皮膚らしきものが付いている.
どうやらマダニのように食いついたら中々離れないしつこいダニのようだ.
これでも良く判らないので,プレパラートを作った.
%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%80%E3%83%8B%E6%8B%A1%E5%A4%A7.jpg
「ヤマトヤモリダニ Geckobia nipponica Kawashima」と思われる.
成虫の胴長0.4㎜内外.色は朱色(赤くタカラダニのように見える).
分布は本州・九州に普通に生息するヤモリの外部(皮膚)に寄生するとある.
いつも,チリダニ類を見ていると,このように色の付いたダニは非常に綺麗に感じる.
ちなみに,ヤモリは最近駆除依頼が増えてきている.
昔からヤモリは家を守ると言われ大切にされてきた.
現に家屋外に生息している小昆虫類を捕食してくれる,有り難い生き物である.
温かい目で見て欲しいと思う.

詳細はこちら

2008 .11.10

ミズゴケについて

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%B4%E3%82%B1.jpg
キョウトゴキブリの飼育に際して,水容器にミズゴケをのせていたが,
ミズゴケにもゴキブリに対して相性があるような気がする.
この辺は,何も検証していないので,あくまで「気がする」だけであるが,
私はこだわって商品を選ぶようにしている.
一番優先するのは,農薬等が入っていそうな物,処理されているものは避ける.
農薬等に関しては,野菜などを餌として与える際は,極力注意している.
ミズゴケのランクはAAAやAAなどAが増えると高級になるようである.
はじめの内は何が何でもAAAを探していたが,
あたり前だが,AAAだからゴキブリに相性が良いとは限らないようだ.
細かい事を書くと混乱するので,
現在の選ぶポイントを.
①100円均一の商品は,作り溜めするとカビが生えやすかった.
(カビが生えやすいのは逆を言えば何も添加されていなくて,良いのかもしてないが)
②パッケージされたミズゴケの色が,白か茶色の2色しかないものを選ぶ.
(赤く見えるのは??である.)
③Aにはこだわらない.
④加水した際,変なにおいがしない(苔の臭いはする).
という事で,現在近くの店に売っていて,あまり問題が出ていないのがこちら.
%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%B4%E3%82%B1-1.jpg
%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%B4%E3%82%B1-2.jpg
どうでも良い事であるが,私のこだわりである.

詳細はこちら

2008 .11.7

キョウトゴキブリ床換え

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

床換えである.
本種はチャバネゴキブリのようにサイクルが短くないので頻繁には交換しないが,
排泄物にはアンモニア臭のような特殊な臭いがあり,今回写真を撮ったついでに,
交換した.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88.jpg
する前.
特別なセットで飼育しているわけではない.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88-1.jpg
ケースの下に堆積した排泄物.
他種に比べて白っぽくなる.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88-2.jpg
さらさらしているので,これだけ捨てる手抜きも出来ないではないが,
衛生状態を考慮すると,たとえゴキブリでも清潔にして悪い事は無いと思う.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88-3.jpg
これは,新しく準備したケースに,古いケースに取り残されたゴキを移しているところ.
ここで溜まった糞や,死骸を除去する.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E5%BA%8A%E6%8F%9B%E3%81%88-4.jpg
そして,完成.
綺麗.

詳細はこちら

2008 .11.6

キョウトゴキブリ雌雄腹端部

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

fukutann.jpg
♂の腹端部腹面.
細身の腹節がつながり,肛下板で少し張り出し,尾肢,尾突起を具える.
fukutann-1.jpg
♀の腹部腹端部腹面.
幅が広く尾突起は無い.
第8腹節は円くなり,他の大型の種の雌雄の違いのように,見分けは付けやすい.
私が本種を野外で最初に見たのは,もう20年ほど前.
関東のある工場のマンホール蓋を開けたら,小ぶりのヤマトゴキブリがいると駆除をしていた.
今から思うとあれがキョウトゴキブリであり,採集しておけば良かったと,後悔している.

詳細はこちら

2008 .11.5

キョウトゴキブリ卵鞘

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

1rannsyou.jpg
健康そうな卵鞘の大きさは7mm内外.
1rannsyou-1.jpg
しかし,他の大型のゴキブリの卵鞘に比べて大きさにむらがある.
飼育方法が悪いのか,自然界でもこうなのか.
過去のキョウトゴキブリに関する研究では,
卵鞘を生み付ける際にカムフラージュするとされている.
今回床換えを実施した際,結構な数の放置卵鞘を見つけた.
変な部位から曲がっていたり,極端に短かったり.
孵化せずに潰れていたり.
イエゴキブリの卵鞘を思い出す.

詳細はこちら

2008 .11.4

キョウトゴキブリ産卵

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

卵鞘を付けている♀.
今まさに産んでいる真っ最中である.
RIMG0030.jpg
腹部の方はまだ白い.
こちらは産み始めてだいぶ時間が経過した状態.
%E5%8D%B5%E9%9E%98.jpg
先ほどは卵鞘が縦になり隆起線が上部にあったが,こちらは横になっている.
後はどこかに生みつけるだけである.
チャバネゴキブリはこの状態で孵化直前まで保護する.
%E7%B8%A6%E7%94%A3%E3%81%BF.jpg
縦産み拡大.
%E6%A8%AA%E7%94%A3%E3%81%BF.jpg
横状態.
もうすぐ産み落とされる.

詳細はこちら

2008 .10.31

キョウトゴキブリ幼虫

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

初齢幼虫.
syorei.jpg
特徴のない小さな幼虫である.
初齢幼虫は,水場のミズゴケ内に潜伏していることが多い.
syorei-1.jpg
2齢幼虫.
やはりミズゴケ内にいる.
しかし,初齢幼虫全てが水場にいるわけでなく,
ダンボールシェルターにいる個体も沢山いる.
kyoutto%E7%B5%82%E9%BD%A2.jpg
終齢に近い幼虫.

詳細はこちら

2008 .10.30

キョウトゴキブリ

カテゴリー:キョウトゴキブリ,

Family Blattellidae チャバネゴキブリ科
Subfamily Blattellinae チャバネゴキブリ亜科
Genus Asiablatta Asahina キョウトゴキブリ属
Asiablatta Kyotensis (Asahina) キョウトゴキブリ
体長 ♂ 14.5㎜~18.0㎜
 ♀ 16.0㎜~18.0㎜
日本産チャバネゴキブリ科の中では大型の種.
分布は朝比奈正二郎著「日本産ゴキブリ類」によると以下の通り.
京都市上京区烏丸下長者町1962,新潟県粟島1961,福岡,石川県小木1974,神奈川県川崎市味の素工場1974,京都市岡崎公園内市立動物園1972,滋賀県栗東町農業協同組合醤油工場1972,名古屋市1983.
近年,大阪や川崎の飲食店で希に発見されている.
本種は京都府レッドデータブックに登録されており,
ゴキブリの中では珍しい立場の種である.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E2%99%82.jpg
♂.
最近写真の取り方を教わりました.
自分ではだいぶましになったと思っております.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E2%99%80.jpg
♀.
%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%9A%E3%82%A2.jpg
ペア.
前胸背板を含めて体側が薄茶色に透けて見え,
全体の雰囲気として,熱帯産というより「和」の感じがする.

詳細はこちら

2008 .10.29

ジャイアントウッドローチ成虫となる

カテゴリー:Archimandrita tesselata,

Archimandrita tesselata (Rehn)1齢幼虫を親から産下された日に隔離し,
別容器により飼育していた個体が成虫となった.
%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81%E8%84%B1%E7%9A%AE-1.jpg
昨年11月5日に生まれて,今年10月2日確認した.
成虫まで約11ヶ月.
大型のゴキブリにしては速い.
飼育温度は平均24℃前後.
クロゴキブリなどは1年以上かかる事から,
熱帯性ゴキブリの繁殖力の力強さがわかる.
%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81%E8%84%B1%E7%9A%AE.jpg
新成虫はスレ一つ無く,本当に美しい.

詳細はこちら

2008 .10.28

ヤエヤママダラゴキブリ脱皮失敗 その2

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

こちらはもう少しと言うところで力尽きた個体.
%E3%83%A4%E3%82%A8%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E7%BE%BD%E5%8C%96%E5%A4%B1%E6%95%97-1.jpg
この個体も♀.
原因として脱皮のときの湿度かと思うのだが,まだ良く判らない.
対策として,原因が判らないので取りようが無いが,
累代飼育を継続させるだけであれば,発生率は50%いかないと思うので,
多頭飼育すれば何とかなると思う.
♂ではほとんど起こらない.
従って,野外採集個体は比較的簡単に多数の子供を産むので,
それをいかに終齢まで維持するかがポイントとなる.

詳細はこちら

2008 .10.27

ヤエヤママダラゴキブリ脱皮失敗 その1

カテゴリー:ヤエヤママダラゴキブリ,

分類として,ゴキブリの病気と言えるかどうか,判断に迷うが,
本種を飼育していると頻繁に起こるトラブルである.
%E3%83%A4%E3%82%A8%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E7%BE%BD%E5%8C%96%E5%A4%B1%E6%95%97.jpg
特に♀終齢幼虫から成虫に脱皮するタイミングが一番多い.
%E3%83%A4%E3%82%A8%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E7%BE%BD%E5%8C%96%E5%A4%B1%E6%95%97-2.jpg
胸部背面に脱皮の為の亀裂が入り,新成虫が古い骨格を脱ごうとしたところで力尽きた感じである.
立派な♀であったので,残念である.

詳細はこちら

2008 .10.24

アミメヒラタゴキブリとコワモンゴキブリ

カテゴリー:コワモンゴキブリ,

アミメヒラタゴキブリの床換えをした.
本種の飼育は比較的簡単で,結構頻繁に実施していたのだが,
シェルターも約1年ぶりに交換をしてみた.
すると古い卵鞘が貝の様にびっしりと付いている.
%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%A1%EF%BC%86%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%83%A2%E3%83%B3.jpg
こちらはアミメヒラタゴキブリ成虫とコワモンゴキブリ中齢幼虫のコンタミ現場.
%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%A1%EF%BC%86%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%83%A2%E3%83%B3-7.jpg
石垣島などの野外ではこのようなツーショットは普通の事なのだろう.

詳細はこちら

2008 .10.23

モリチャバネゴキブリ全滅

カテゴリー:ゴキブリの病気,

屋外性のゴキブリを飼育していると,たまに原因不明の全滅を経験する.
今まで経験したのは,
① モリチャバネゴキブリ
② ヒメチャバネゴキブリ
③ サツマツチゴキブリ
④ チャバネゴキブリ
の4種.
今回は茨城県産のモリチャバネゴキブリが死滅に瀕していた.
この死滅の特徴として,成虫の死骸が黒変する.
%E6%88%90%E8%99%AB%E9%BB%92%E6%AD%BB.jpg
全ての齢期の幼虫が死ぬ.
%E5%B9%BC%E8%99%AB%E6%AD%BB.jpg
このような無残な状態になる.
%E5%A3%8A%E6%BB%85%E6%8B%A1%E5%A4%A7.jpg
拡大.
♀成虫が卵鞘を付けたまま死亡している.

詳細はこちら