ゴキブログ一覧
2008 .3.3
マダガスカルゴキブリ産仔 2
生まれたての1齢幼虫.
1齢なのに10㎜以上ある.チャバネゴキブリの終齢に近い大きさである.
体内にある全ての卵を産み落とした後に茶色のジェル状の物質を出し始めた.
糞かと思ったが,白い幼虫たちがそれを食べにやってくる.
腸内細菌でも含まれているのであろうか.
材食性のFamiry Panesthiidaeは腸管内のバクテリアが消化に重要な役割をしているらしいが,本種はどうであろう.
2008 .2.29
マダガスカルゴキブリ産仔 1
マダガスカルゴキブリとして流通している種はいくつかある様で,
海外のサイトや洋書,国内の本などを総合して判断すると,
さっぱり訳がわからなくなってしまうので,
とりあえず本種は「フルーツゴキブリ」or「ヒッシングコックローチ」としておきたい.
ペットローチとして,餌として最も流通している種である.
これの水容器を交換しようとケージを見ると,
お腹がはち切れんばかりの♀がいたので,産むかと思い別容器に移しておいた.
すると少し目を離したすきに産み始めたのであわてて写真に納めた.
産み始めたところを後方より.
プリンカップの外より移した為,ピントがぼけてしまったが,
これはこれで良かったかも知れない.
薄い膜のような卵殻に包まれ産み落とされると中から白い1齢幼虫が出てくる.
カマキリと同じである.
しかし,生み始めの卵は発達が未熟な卵もあるようで,
茶色かったり,小さかったりしてどう見ても中から幼虫が出てくる様には見えない卵もある.
はたして何匹無事産まれるであろうか?
2008 .2.28
マルゴキブリ 経過
ケースの掃除ついでに数を確認した.
親成虫1匹.
久しぶりの対面である.
仔19匹3~4齢ほどの大きさだろうか.
やはり産仔は最初の1回だけで,その後はなっかったと思われる.
雌は貯精しないのか,それとも間隔が長いだけなのであろうか.
同じマルゴキブリ属のヒメマルゴキブリはすでに複数回産仔しているのに.
生まれたては一緒であったが,今は親と仔は別々に生活をしている.
2008 .2.27
イエゴキブリの衰退 卵鞘集合
卵鞘を並べてみた,
右の列の卵鞘は,半分ぐらいの長さしかない.
トルキスタンゴキブリBlatta (Shelfordella) lateralis (Walker)も変な飼育をしていると,
まん丸の卵鞘などを産む事があるが,
イエゴキもその様な傾向があるとは思わなかった.
約130個拾い集めた内,孵化しているのは1個であった.
この卵鞘もケージ底面に放置産卵されていた物であるが,
孵化する卵鞘はどんな環境でも孵化する様である.
2008 .2.26
イエゴキブリの衰退 新しい誕生
成虫は本当に少なくなった.
最盛期の1/100以下に減ったしまったのではないだろうか.
凹んだ卵鞘は孵化しないであろう.
そかし,いくつかの卵鞘は孵化しはじめた様で,
1齢幼虫が少し確認できるようになってきた.
数えても2,30匹ぐらいだろうか.
イエゴキブリが害虫として栄える事が出来なかった理由は,
どうもこのへんにありそうだ.
2008 .2.25
「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」にでました.
昨日,テレビ朝日で放送された「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」に,
クマネズミとツーショットで出演しました.
クビの後にいる黒いのがクマネズミです.
カーテン上部に潜んでいるクマネズミを,
あらかじめ床に敷いた粘着シート上に誘導しようとしていたら,
左腕から首筋に移動してきた瞬間です.
普通ここで逃げられると,さすがスーパーラットとなったのですが,
何とか捕獲完了.
会社でも高く評価?されたと勝手に思っております.
この番組全国放送であったようで,
ありがたい事に弘前の怪人・床屋のS氏と様々な方から電話や,メールを頂きました.
この場を借りて御礼申し上げます.
下はネズミが通行している箇所を説明しているところ.
クマネズミは臆病ではあるのですが,
一度安全を確認すると同じ所を何度も通るので,
ラットサインと呼ばれる汚れの獣道がハッキリ残ります.
2008 .2.22
イエゴキブリの衰退 卵鞘編1
そんな状態でも一応生きているので,雌は卵鞘を沢山産んだ.
しかし,多くは食べられたり,
大きさが小さかったり,しぼんでいたり.
そして殆どが物影に付着されることなく,
プラケースの底面に転がして産下されている.
転がし産下された卵鞘は良い状態の物が少ない.
話は変わりますが,はずかしいのであまり宣伝はしたくなかったのですが,所の目がテンの時約束しましたので,お知らせ致します.
2月24日(日)「近未来予測,テレビジキルとハイド」にネズミ関連で少しでます.
どの様に写っているか判りませんが,興味のある方は笑ってやって下さい.
2008 .2.21
イエゴキブリの衰退 成虫編
数ヶ月前までシェルターから溢れるほど順調に増えていたイエゴキが,
成虫になると同時に,死に始めた.
これが去年の夏の状態.
この時は,イエゴキブリはワモンゴキブリの様に密集してどんどん増える害虫型のゴキブリだと思っていた.
それから約半年.
寿命で死んでいるのではない.
触角がちぎれ,脚はちぎれまともに歩けない個体が続出.
一見6本の足が有る様でも,ふ節がなく,
ダンボールのシェルターさえ登るのに支障が出る.
結局写真の様に仰向けとなり,もがく個体ばかりとなってきた.
最初は失敗したが,2度目のチャレンジで大成功と思っていたが,
とんでもない事態となってきた.
2008 .2.20
ゴキブリ書籍3のサイン
新宿高島屋で「医果同源」を開発し,
様々なアドバイスを頂いている,弘前大の怪人が出展をしてると情報を得,
たまたま四ッ谷に仕事があるので,足を伸ばし,
陣中見舞いに行こうと思ったら,本人より神田のオリンパスショウルームにて
「海野和男昆虫写真展」が今日まで開催しており,
今なら本人もいると情報を得たので,新宿はスルーし,神田へ急いだ.
そこで約半年ぶりにお会いする事が出来,
念願であったこの本にサインを頂く事が出来た.
さらに日付の右にゴキブリの絵まで描いて頂いた.
おそらく,海野先生昆虫の絵を多数描いていると思うが,
ゴキブリの絵はそんなに多くないと思う.
2008 .2.19
チャオビゴキブリ 卵鞘
♀しかいなかった為,当然繁殖は考えていなかったが,卵鞘を付けた.
文献には卵鞘までは付けるが孵化しないと書かれており,
それでもあきらめきれず,しばらく保管していたが,
やはり孵化はしなかった.
残念.
2008 .2.18
チャオビゴキブリ 成虫
これは♀成虫.
本種はオスは翅が腹端を越え,メスに比べ細身である.
全くの雌雄異形と言う事はなく,比べると違うが比べなければ同一種に見える.
アメリカではチャバネゴキブリ同様家屋内の一般的な害虫として定着しており,
PCOの駆除対象として扱われていると聞く.
2008 .2.15
チャオビゴキブリ 幼虫
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
チャオビゴキブリ属 Genus Supella Shelford
チャオビゴキブリ Supella longipaipa (Fabricius)
初齢幼虫.
終齢幼虫.
こちらはアミメヒラタゴキブリ幼虫.
幼虫の形態はどことなくアミメヒラタゴキブリの幼虫に雰囲気は似ている.
2008 .2.14
九州ゴキブリ採集記 福岡編 その他の昆虫
ゴキブリ以外にも同じ場所で幾つかの昆虫を見つけた.
皆越冬中で殆ど動けないでいた.
まずはエサキモンキツノカメムシ,
蝶の幼虫ミスジチョウかな?タテハチョウ科には間違いないと思うのだが.
昔は蝶を少しやっていたので幼虫は結構覚えていたのだが.
歳とともに物忘れが多くなってきた.
両方ともモリチャバネと同じ樹の根本にいた.
少し高い位置にあり,雨が降っても雨流に巻き込まれず,
日が当たれば温かい場所と思われる.
2008 .2.13
九州ゴキブリ採集記 福岡編 その2
河原で30分ほど採集し,仕事をしに市内へ.
その後,飛行機の時間まで山に移動しゴキ探索にはいる.
寒さに震えながら,朽ち木性のゴキか森林性のゴキを期待したが,寒すぎた.
場所もポイントをずらしてしまい思うように見つからない.
結局モリチャバネ数匹の捕獲に終わる.
かなりの冷え込みにゴキブリも動けないほどであった.
笹の枯れ茎内部と,葉の丸まった内部に多く潜んでいた.
例数は終齢手前ほどの大きさの幼虫のみ.
2008 .2.12
九州ゴキブリ採集記 福岡編 その1
福岡営業所からチャリ10分の距離にある河川土手を探した.
普通の土手である.
モリチャバネぐらい生息しているかと思ったが,
ツチゴキブリsp幼虫とモリチャバネ幼虫を見つけた.
成虫にしてから同定をする予定.
2008 .2.8
九州ゴキブリ採集記 熊本編
採集記ほどのこともないが,今週頭に熊本,福岡と出張で行ってきた.
一泊二日で二つの都市をまわったので時間がなかった.
それでも,合間にゴキブリ採集をしようと考えていたのだが,寒い!
去年の今頃,ペストコントロールフォーラムで鹿児島に行ったときはこんなに寒くなく,
ゴキブリも沢山捕れたので,そのつもりであったが全く違った.
同じ九州でもこんなに違うとは思わなかった.
しかし,ブログのネタにもしたいし・・・・.
それでも何とか少し採集出来た.
熊本はポイントが判らなかったが,熊本のI所長の助けを借り
モリチャバネ幼虫1
クロゴキ幼虫1
トビズムカデ3
となった.
モリチャバネは朽ち木の樹皮下より,クロ・ムカデは朽ち木内より採集出来た.
側溝内を探していたら嫌な生き物を見つけた.
ハリガネムシsp.
冬に見るとは思わなかった.
冬眠しているのだろうか.
2008 .2.7
エジプト砂漠ローチ 交尾・卵鞘
これで初めて同じ種であると思える.
体色も雄の翅は漆黒色であるのに,雌は赤茶色をしている.
体重は♂0.3g,♀1.7g.
♀は♂の5.6倍の重量がある.
これだけ違う雌雄もあまり知らない.
その結果産まれるのが卵鞘.
卵鞘の継ぎ目(龍骨部)に鉤上の突起が14~16個並ぶ.
おそらくこの鉤上突起と中の卵の数は何か関係していると思われる.
未だこの種の卵鞘が孵化した実績が無く,いずれは孵ると思うのだが,
待ち遠しい.
2008 .2.6
エジプト砂漠ローチ 形態 腹面
♂成虫体長約20㎜翅端までは約30㎜.
高いところから落とすと翅を羽ばたかせて落下するが,
飛んだところは見た事がない.
背面から見ると大きく見えるが,裏返すと本当の大きさは全長の2/3.
これだけ翅の比率が大きければ飛びそうなものだが.
雌の腹面と比べると貧弱に見える.
♀体長約25㎜.
体型は円盤状で動きも意外と素早く,床材に潜ろうとする.
2008 .2.5
エジプト砂漠ローチ 形態
Polyphaga aegyptica (Linnaeus)
雌雄異形の外国種.
生息地がいまいち判らないが,学名にあるようにエジプト辺りではないだろうか.
写真からも判るように,♂♀全く違う形態をしており,♀はゴキブリにさえ見えない.
死んだまねをするため,写真は比較的簡単に取れる.
両方とも生きています.
2008 .2.4
アイスポットローチ
Lucihormetica subcinta
珍しい形態のゴキブリである.
♂成虫前胸背にイボのような明瞭な黄斑点がある.
雌雄両方短翅で非常に特徴がある.
しかしこれは実は死骸.
生きているのは未だ幼虫で,飼育法が全くわからない.
2008 .2.1
フタテンコバネゴキブリ 1齢幼虫
去年の夏に沖縄で採集したフタテンコバネゴキブリ幼虫が孵化した.
本種は成虫でも翅が伸びず.
無いように見える.
その1齢幼虫
非常に小さい.
バックに写っている白い網状の物はガーゼの目である.
グリーンバナナ1齢も小さいと思ったが,これも小さい!
しかし,成虫の特徴でもあり,名前の来となっている二点が腹部背面に見える.
中胸の白帯はクロやトビイロゴキブリのようである.
クロゴキ1齢.
次回ジックリ観察してみます.
屋外では土壌表面にいると思われ,
これを見つけて捕まえるのはおそらく無理であろう.
ちなみに本種もネズミの固形飼料をよく食べる.
2008 .1.31
オオムカデ産卵
ついに産卵した.
卵食を防ぐためシェルターを瞬間的に持ち上げて撮影したため,
ピンぼけであるが黄金色の卵が確認出来る.
前回の産卵の時もそうであったが,オオムカデは産卵前になると丸い巣の様な産室をつくり産卵をするようだ.
前回産卵してから約3ヶ月,加温した状態で飼育すると年4回産卵する計算となり,
小笠原のような気候であれば,一年中繁殖が可能と思われる.
産卵数がトビズムカデと同程度とすると50×4=200匹.
かなりの増え方をする.
はたして今回は無事孵化するか.
それともこの写真撮影の刺激でまた食べてしまったか?
約1ヶ月弱で孵化する様なので,次のレポートは約1ヶ月後.
しばらくはじっと我慢で放置する事にする.
2008 .1.30
オオムカデ産室
オオムカデが水を飲んでいた.私が雄と勝手に思いこんでいる小さい方である.
霧吹きしたときに水滴を舐めているのは確認したが,水飲み場で飲んでいるのは初めて見た.長時間同じ姿勢で動かないので,弱っているのかと思ったが,元気に噛みつこうとしてきた.
雌と思いこんでいる方もまた巣穴状態が丸くなってきた.
産室では無いかと期待する.
2匹とも本当に喧嘩もせず,仲が良い.
産卵してくれると良いのだが.
2008 .1.29
マルバネゴキブリ
ゴキブリ科 Family Blattidae
マルバネゴキブリ属 Genus Hebardina Bey-Bienko
マルバネゴキブリ Hebardina yayeyamana Asahina
何とも情けない標本だが私の友人が捕獲してきてくれた貴重な標本である.
判りにくいが,本種雌は前翅が短くヤマトゴキブリの♀成虫に一見似るが,それよりも更に短い.
まだ標本しかない為,生態や幼虫形態は不明.
本種は日本では雌しか捕獲されておらず,朝比奈正二郎著「日本産ゴキブリ類」によると,
台湾では雄が得られているとの事.
日本での雄の発見もしくは単為生殖なのかこの目で確認したいところである.
飼育している方の話では,単為生殖で増えるとの事.
何とか確認したい.
2008 .1.28
マルゴキブリ近況
ヒメマルゴキブリついでにマルゴキブリのその後.
昨年,11月末に産まれた仔達.
本種はいまいち何を食しているのかよく判らないが,ちゃんと成長していた.
しかし,産仔は1回しかしていないようだ.
早く雄を見てみたい.
2008 .1.25
ヤエヤマサソリ近況
昨年の11月中旬に産まれた仔サソリ達がだいぶ大きくなった.
産まれた数は数えていないが,結構元気に成長している.
狭い範囲に複数陣取っており,仲良くやっているようだ.
もともと共食いは余りしないようで,複数飼育も可能と良く聞く.
コオロギを食べている最中.
この他にキイロショウジョウバエの成虫を結構多め(3日に30匹ほど)入れるのだが,
いつの間にかいなくなるので食べているのだと思う.
コオロギを入れたときは,シェルターから素早く出てきて瞬時に捕まえていた.
2008 .1.23
葉上のグリーンバナナ
メンテをしていたら,葉の上にいた.
この植物は「ハカラメ」と言い,ベンケイソウ科の熱帯地方に見られる植物.
葉のくびれているところから,芽を出し簡単に増える.
小笠原では至る所に自生しており,これもそこが出身.
2匹とも雌である.
雄は殆どが死滅し,今雌が一生懸命子供を生んでいる.
元の色がカラフルなので,どちらも映える.
コオロギなどより綺麗でかわいい昆虫に見えるのだが,
ゴキブリというと,皆嫌うのであろう.
2008 .1.22
卵鞘カムフラージュに要する時間
トビイロゴキブリが卵鞘を産下した後,容器底面に貼り付け作業をしていた.
たまたま研究をサポートしてくれているS女史が観察していてくれ,所要時間を計れた.
要した時間は約90分.
意外と時間がかかるものだと感心した.
材料は口から分泌される液と,水場に使用している水苔をミックスした物のようだ.
また,この作業を終えると親は水飲み場に行き,しばらくの間水を飲んでいたらしい.
確かに,ゴキブリの体長の1/3近くもあるような卵鞘の,
周りを覆うほどの分泌物を出すのはかなりの水分を必要とするのだろう.
2008 .1.21
アタマジラミ
アタマジラミ Pediculus humanus humanus
ペストコントコントロール業界では,だいぶ前から話題になっていた昆虫である.
話題にはなるが,本種やケジラミは人の体に直接生息し,
建築物等には生息しないため駆除の対象には殆どなり得ない.
コロモジラミは希にビルや公共のトイレに○ー○レスの人が着替えをした際,
床面に大量に落っこちる.
すると我々が呼ばれ,同定及び駆除をする事になるのだが,ケジラミは未だ見た事がない.
最近の読売夕刊にも出ていたが,今 巷ではアタマジラミが話題となっている.
テレビでも特集を組んで放送していた.
当然ペストコントロールを行う弊社にも,同定依頼が舞い込む事も.
先日も営業所から「アタマジラミ」の卵らしき物が届いた.
間違いなくアタマジラミ卵であった.
私にも小学校に通う子供がおり,気にはかけているが,未だ発見出来ない.
しかし,噂では流行していると聞いており,気が抜けない.
個人で行える予防方法としては,
1.洗髪を親が定期的に行い ゴシゴシ洗う.
2.洗髪後親がドライヤーで乾かす.(この時熱による殺虫と,卵の発見が出来る.)
子供に気を付けろと言っても無理である.
もし見つけたら,保健所等の情報を確認し,適正な処置を行う.
ちなみに,シラミ類は寄生する宿主によって特異的に分化しており,
例えば猿にはサルジラミ,アザラシにはアザラシジラミが寄生し,
どれも普通のシラミの形態をしているが,
唯一象に寄生するゾウハジラミは,口吻が長く突出し,象のように見える.
何もそこまでまねしなくても良いと思うのだが.
参考文献:加納六郎,篠永哲(2003)新版日本の有害節足動物.東海大学出版会,21pp.
2008 .1.18
ゴキブリ書籍 6
「ゴキブリ学実験ガイド」 The Laboratory Cockroach
1983年に出版された本.
内容はゴキブリの飼育法(少し古いと言うか実験動物としての飼育法)
解剖,生理実験の方法,行動に関する実験.
など,ゴキブリを使った実験をまとめてあり,
足の再生や解剖など面白そうな物もいくつかある.
興味ある内容だが,かわいそうと思う方には用はないと思う.
すでに絶版となっており,某ネット書店にて古書扱いで少し販売されていた.
書籍名 : 「ゴキブリ学実験ガイド」 The Laboratory Cockroach
著者 : William J. Bell
訳者 : 宇尾淳子
遠藤泰久
発行所 : 蒼樹書房
価格 : 2,575円
価格の割りには内容は充実している.
興味のある方は購入してみては.