ゴキブログ一覧
2009 .2.23
クマネズミ子供
今,都市で問題となっているクマネズミ.
その性格は非常に臆病で警戒心が強い.
その為,人間が仕掛けた罠や毒餌になかなか引っ掛かってくれない.
従って,ドブネズミに比べ駆除し難いと言われている.
そんなクマネズミであるが,子供はどこの世界も同じで,好奇心旺盛.
「人間て何だろう」と比較的こんな私とも少し遊んでくれる.
しかし,不安なんだろう.
隠れ場所を探しているのか,肩から首,腕をうろうろしている.
このぐらいだと無理に掴まない限り咬まれた事は無い.
2009 .2.20
クマネズミの赤ちゃん
昨日から横浜にてペストコントロールフォーラムが開催され,
めずらしく終日勉強していた.
下の写真は会場の模様.
都市鳥,ナンキンムシ,ヒトジラミ,ネズミから,人畜感染症といった,
私が大好きな生き物の話題を中心に,
だからこそ注意をしなければいけない疾病の話題など,
大変有意義な1日であった.
終わり次第会社に戻り,雑用の中の一こま.
このぐらいの大きさのクマネズミは本当にかわいい.
ホッとする一瞬である.
2009 .2.19
ワラジゴキブリ(タイ産)
Trichoblatta sp. 成虫.
日本に産するマルゴキブリと同属の タイ 採集個体.
左の翅がある方が♂,無いのが♀.
見た目はよく似ている.
もしかしたら同種かもしれない.
しかし,飼育は比較的簡単だったような気がする.
増えてきたら同定したいが,なかなか増えただけで満足してしまい,
そこから先へなかなか進めない.
2009 .2.18
タイワンクチキゴキブリの家族
タイワンクチキゴキブリの餌(朽ち木)が皮だけになっていた.
この一族は家族でしばらく生活する事が知られている.
今回マットを交換すると,写真のように仲良く樹洞に暮らしていた.
黄色は赤ちゃん(初齢幼虫).
狭い容器でいつまでも飼育していると,他の地表性の種のように,
爆発的に増える事はない.
増やそうと思えば,ペアを作りペアごと容器に入れるか,
衣装ケースのような大きな容器に朽ち木を沢山入れ飼育するしかなさそうだ.
2009 .2.17
福島県での採集
先週末,部内の旅行で東北の方に行ってきた.
東北はご存じの通りゴキブリの生息種は少ない地域である.
しかし,温泉地には昔から「湯虫」として親しまれ?て来た生き物がいる.
ゴキブリである.
恐らくワモンゴキブリと思われるが,「湯虫」と同定するレベルから行くと,
ワモン・コワモン・トビイロのどの種がいても「湯虫」となるであろう.
そんなわけでそういった楽しみを求め人目を気にしながら探してみた.
場所は営業妨害になるかもしれないのでここではあかせないが,有名な場所である.
施設内には当然温泉を利用したプールや温室があり,ゴキブリ天国か?
と流行る心を抑え,探索.
い,いない.
辛うじて見つけた痕跡が下の写真.
黒い陰が怪しい.
拡大.
これはワモンゴキブリの成虫の死骸に見えるが,
人道りが多い場所の一角な為,確認出来なかった.
宴会終了後,館内をさまよいやっと生息していそうな場所を発見.
生きている個体も発見したが,数は多くなく初齢幼虫をつかむが潰してしまった.
そこで見つけた死骸.
コワモンゴキブリ幼虫である.
これを見てぴんと来る人はPCOになれます.
そう,幼虫の死骸があるという事は,
定期的に殺虫管理が実行されていると思われます.
仕事として調査出来れば3種ほど生体を発見出来たと思います.
2009 .2.16
ウルシゴキブリ床換え
ウルシゴキブリ床換え.
本種は以前ご紹介したように,クロゴキブリに外見が良く似ている.
しかし,生息域は熱帯の林床.
屋内に自らの意思で侵入し,問題となった事例は聞いた事が無い.
本種の生息地域に住んでいると,
場合によっては家屋内に入るかもしれないが(そんな所に住んでみたい),
住み着く事はなさそうである.
床換えサイクルは年2,3回と言ったところ.
爆発的に増えるイメージは無い.
左が交換前,右が移動先.
今回はシェルターもひどく汚れているので,半分交換.
ケース底には死骸の山が.
終了.
綺麗.
2009 .2.13
マルゴキブリ雄成虫
先日羽化したマルゴキブリ♂成虫.
日中はシェルターの中に潜んでいるが,夜になると外に出てくる.
触れようとすると,すぐに逃げてしまうので体長は実際に測れていないが,
「朝比奈正二郎著 日本産ゴキブリ類」には,体長20~21㎜とあり,
ヒメマルゴキブリの♂成虫(10~12㎜)に比べても幅も含めて見ごたえがある.
また寿命もヒメマルゴキブリに比べて長いと思われる.
同じシェルターにいる♀成虫と思われる個体.
腹部が厚みを増しているように見える.
はたしてF2誕生の日は近いか.
2009 .2.12
マルバネゴキブリの体力
マルバネゴキブリ.
ここのところコンスタントに卵鞘を産み続けている.
一日前の状態.
そして翌日.
はたして孵化するのだろうか.
餌に固形飼料を与えているが,食べる量は非常に少なく,
食べた飼料の体積よりも,何倍もの量の卵を産んでいる様に見える.
2009 .2.10
ヤエヤママダラゴキブリ 羽化
翌日,確認の為中を見ると,羽化したての個体がいた.
非常に綺麗である.
翅も綺麗に伸びて上手く羽化したようだ.
雌雄確認しなかったが,この写真を見る限り♀のようだ.
それにしても美しい.と思いませんか.
2009 .2.9
ヤエヤママダラゴキブリ 床換え その3
古いケージから新しいケージへ.
大きな個体はすんなり移動してくれるが,
小さな幼虫は糞の間に潜み最終的に1匹ずつ拾い上げながら移す事になる.
移し終えたケージ.
飼育は上手く行ってていると,このように死骸が少なく,臭いもあまり無い.
これが何かの拍子で狂いだすと,幼虫の死骸が腐敗し臭いが出てくる.
最後に落ち葉をばら撒き完成となる.
見た目は交換前とあまり変化無い様であるが・・・.
2009 .2.6
ヤエヤママダラゴキブリ 床換え その2
まずはいつものように隣に新しいケージをセットし,並べておく.
黒いものが入っている容器はヤシガラの上にミズゴケをのせている.
透明な容器は水にミズゴケ.
餌はいつものネズミの固形飼料.
古いケージの中の各容器を撤去する.
この時,容器内に残っている個体を新しいケージに移すのであるが,
1齢などがマットの隙間に潜んでいる為,
探して移すのは,細かい作業となり大変である.
内部容器を移し終えた状態.
大量の糞が溜まっている.
水場を入れるので,どうしても湿度が高くなり,汚れやすくなってしまう.
2009 .2.5
ヤエヤママダラゴキブリ 床換え その1
国内最大種のヤエヤママダラゴキブリ.
試行錯誤の飼育の末,だんだん増えてきた.
それに伴いケージも大きくなってきている.
掃除前の状況.
汚れているように見えないが,中はこんな状態に.
糞の山.
汚れた水場.
水の中にも大量の糞が沈んでおり,野外では水中で脱糞する事が多いと思われる.
いろいろ飼育しているが,本種ほど水中に没している種は他にいない.
2009 .2.4
イエゴキブリ今年の卵鞘 その2
1つずつ拾って集めた.
その数307個.
左上の9個は孵化していた卵鞘.
それにしても少ない.
これが孵化卵鞘.
特徴として異常に長くなく,短くなく,反りもあまり無い,当然大きな凹みも無い.
この卵鞘の孵化数は22匹.
22×9=198匹 結構な数であるが,ケージ内はそんなに見当たらない.
これを参考に今後孵化しそうな卵鞘を右上に集めた.
その数48/307.
そして,真ん中のグループ.
潰れていたり,短かったり,孵化しそうも無い卵鞘.
250/307.
この卵鞘たちは,別ケージにいれ保管し,
この後どんな卵鞘が孵化するか観察する事とする.
2009 .2.3
イエゴキブリ今年の卵鞘 その1
約一年ぶりのイエゴキブリ卵鞘チェックである.
サイクルが混ざらない為,卵鞘が出るのは去年と同様,今時期となる.
しかし,少しずつではあるが齢数にバラつきが出はじめた.
2ケージの内の1つ.
すでに成虫はほとんど死に絶え,次世代が発生してきている.
そこで,掃除をかねて貼り付けられていない卵鞘をまた集めてみた.
ケースの底には,沢山の卵鞘が転がっている.
2009 .2.2
マダゴキ絵画
Gromphadorrhina portentosa としていただいた種.
最近はElliptorhina laevigata に似ていると思うのであるが,手許にあまりサンプルが無いので比較できない.
この♀個体,来て一年になるが,腹が破裂しそうなほど張っているのに,
一向に出産しない.
で,いつ見ても水容器とプラケの隙間に体を横たえているのである.
このポーズがある絵画に似ていると見るたびに思っている.
さて,なんと言う絵かわかりますか?
2009 .1.30
オガサワラゴキブリ卵鞘
オガサワラゴキブリが卵鞘を覗かせていた.
本種は地中(浅い場所)に潜って生活している.
従って,飼育もヤシガラなどを使用し飼育している.
その為,飼育ケージを見ても,虫体を目撃する事はほとんど無い.
たまにマットをほじくって生きているは確認しないと,
いつの間にか滅びかけていたりとかする.
そのほじくった時に発見した.
拡大.
体長の割には太い卵鞘である.
この後は観察していないが,横に倒し体内に収納しているはずである.
2009 .1.29
「Museum and Pest Management」
一昨年の暮れに,韓国の博物館よりゴキブリの写真提供依頼があった.
依頼種はクロゴキブリとヤマトゴキブリ.
そのときは「資料を作りたい」と言うような事の理解で協力したのだが,
昨日,エアメールで1冊の本が届いた.
本の題名は「Museum and Pest Management」
「博物館と衛生動物管理」とでもなるだろうか.
中を見てやっとあのときの依頼内容を理解した.
本書は多種の害虫コントロール手法などが,写真つきで説明してある.
そのクロゴキブリ・ヤマトゴキブリの写真の下に当社社名が掲載されている.
今になって驚いてしまった.
もう少し綺麗な個体を使えばよかったと後悔している.
関係者の皆さん,有り難うございました.
2009 .1.28
スカンクローチ 1齢幼虫
一つ目の卵鞘が孵化した.
成虫の大きさと卵鞘の大きさを知っているから1齢と判断できるが,
この幼虫だけ見たら,1齢とは思わない大きさである.
体長約7mm.
日本のゴキブリには無い,大陸的な力強さがある.
2009 .1.27
マルゴキブリ やっと成虫
♂の成虫に羽化したての個体を発見.
脱皮不全を起こすといけないので,ケース外より撮影.
F1誕生より約14ヶ月.
予想より早かった様な遅かったような.
ただ,飼育環境は真冬でも20℃を切る事のない温度であった為,
自然界では3月か4月頃成虫になるのかもしれない.
3時間後の様子.
まだ体色はライトブラウンの初々しい♂個体である.
脱皮殻は手つかずのまま.
ヒメマルもそうであるが,日本産マルゴキブリ属は脱皮殻を食べないようだ.
2009 .1.26
2009年冬 クロゴキブリ成虫
飼育室に行った際,階段にクロゴキブリが死んでいるのを見つけた.
先週来たときには無かったのだが.
と言う事は最近までじっと寒さに耐えて生きていたのであろう.
性別は♀.
大概はこのように引っくり返って死んでいる.
なぜかはこれを見れば判ると思うが,長い脚が体の中心線に向かって伸びながら硬直する為,安定する背面を下に向けてしまうからでる.
しかし,ごく稀に突っ伏して死んでいる個体もある.
数は少ないが毎年,1個体か2個体見かける.
2009 .1.23
ヤマトゴキブリ 床換え
ヤマトゴキブリ床換えを久しぶりに行った.
なぜ久しぶりかと言えば,本種は通常屋外で越冬しながら,
成長する種であるため,室内で飼育しても冬期に成長がストップし,
脱皮や産卵が少なくなる.
その為,成長に伴う脱皮殻や死骸が,他の熱帯性のゴキブリに比べ少ない.
クロゴキブリもその傾向にあり,死骸が出るのは主に秋~冬に集中する.
そんな訳で,チャバネゴキブリなどの寿命の短いたえず繁殖する種は,
1ヶ月に1度ぐらいしないと糞と死骸の山になってしまうが,
本種は年に1度か2度程度でもそれほど汚れない.
(飼育密度が多くなればそれに比例して汚れやすくはなるのだが)
汚れた状態.
となりに新しいケージを置き,シェルター内のゴミを落とした後,
ゴキブリが入った状態のままシェルターを移す.
このシェルターはもう1年以上使用している.
次に古いケージに残った個体を移す.
この個体群は野外から採集してきてすでに数年経過している為,
この時期でも成虫がいるが,齢の構成は季節により偏る.
これで完了.
綺麗になった.
2009 .1.22
スカンクローチ 卵鞘
スカンクローチ Eurycotis floridana
海外では昔から研究用やペットとして飼育されていた無翅の大型種.
産卵状況とその卵鞘.
拡大.
本種を飼育して驚いたのは,手に乗せたらいきなり指を齧り始めた事.
そのまま見ていようと思ったが,少し恐ろしくなりさすがにやめた.
卵鞘は20㎜前後の大きさ.
上はクロゴキブリ卵鞘.
2回りほど大きい.
さぞかし大型の1齢幼虫が出てくる事だろう.
2009 .1.21
マルバネゴキブリ 産卵その後
まだ産んでいます.この写真は先週の産卵状況.
すでに10個以上マットに転がっている.
右上茶色の物体がマット上に転がっている卵鞘.
卵鞘を産むタイプはほとんどがどこかに貼り付けるか,
決まった場所に産み落とす傾向があるのだが.
この個体の産み方の特徴がよく判らない.
孵化卵は未だ無し.
2009 .1.20
首が抜けなくなったクロゴキブリ その2
コップトラップであるが,
前回ご紹介したときはクロゴキブリ捕獲で設置していたのだが,
その後の卵鞘回収や継続的な捕獲により,その生息数は激減した.
その為,最近はコオロギ捕獲用となっていたのだが,
また,首を突っ込んだ個体を発見した.
何を思い首を突っ込むのだろう.
今は内側にバターなどは塗っていないので,
ゴキブリ類は比較的簡単に脱出できるのだが.
今度は外さずに1週間放置しておいたが,脱出は不可能のようだ.
2009 .1.19
フジTV 「トキめけ!ウィーク・ワンダー」出演
先週末,金曜日ゴールデンの 「トキめけ!ウィーク・ワンダー」に出演.
私もうっかり忘れていて,「出てるよ」の電話で気づくしまつ.
会社で録画していたのでビデオを見ることが出来ました.
内容は最新型の掃除機で,タレントの私物をサンプリングし,ダニが出るか?
の検査と検査のコメントをするのに出演させていただきました.
しかし,制作側で用意した「顕微鏡もどき?」で,ダニを探すのは大変でした.
赤いエプロンの人は狩野英孝さん.
本番前に一所懸命せりふを覚えており,「TVで見るより真面目な人」に見えました.
ここには写っていませんが,憧れの榊原郁恵さんとも少し話が出来て,感激!
やはりタレントの人は綺麗です.
2009 .1.16
マルゴキブリ まだ幼虫
幼虫が生まれて1年以上経過したが,まだ幼虫である.
このペースで成長すると,成虫まで1年半.
ちょうど今年の夏に成虫となり繁殖期を迎えるようだ.
2009 .1.15
シナゴキブリ
シナゴキブリ Eupolyphaga sinensis
中国では古来より乾燥させて薬として利用している.
具体的な効能は血液に由来する病気の治療に使用するようで,
免疫力を高めるとか,血栓の治療に使うなど,
かなり本気で研究されているようである.
日本にも生息しているサツマゴキブリも漢方で利用されているらしいので,
当初シナゴキブリとはサツマゴキブリの事と思っていたが,
本物のシナゴキブリが存在した.
学名で検索するとその本気さが良く判る.
本種の卵鞘も昨日紹介した,バットローチの卵鞘に良く似ている.
写真は成虫ペアと思われる個体.
増えたら煎じて飲んでみようか・・と少し考えている.
2009 .1.14
バットローチ 卵鞘
この写真がなんだかお分かりであろうか.
バットローチ Ergaula capucina (Brunner von. Wattenwyl) の卵鞘である.
入手してまだ一度も床換えを実施していなかった事と,
1齢幼虫が孵化してくると,マットの中より拾わなくてはいけなくなるので,
そうなる前にする事とした.
卵鞘の大きさは10㎜内外が標準.
色が2色あるが,産卵ご間もないと色も薄く,時間が経つと濃い色になるようである.
卵鞘を篩で分別してみると,大きさがばらばらなのに気づいた.
上から2番目がたぶん正常,それ以外は異常ではないかと思うのだが.
どのサイズも結構な数があるので,自然下でどうなのか?
こればかりは飼育している状況下では確認しようが無い.
大きさが変わると共に中の卵数も変わる.
これなどは1卵しか入っていないように見える.
はたして,孵化するのだろうか?
一応,特徴のある卵鞘を10個ほど別容器に収納したので,
どうなるか観察してみようと思うが,
孵化まで要する期間は意外と長い様で,2ヶ月以上かかる様である.
本種の様な形態の卵鞘を産む
エジプト砂漠ローチPolyphaga aegyptica
ドミノローチTherea petiveriana・Therea grandjeani
シナゴキブリEupolyphaga sinensis
なども同様な感じがする.
ワモンゴキブリがカブトムシとすると,
本種の卵はグラントシロカブトのイメージである.
2009 .1.13
トビズムカデ色彩変異
昨年,実験用に採集したトビズムカデ.
本種は様々な色彩の個体がいるといわれる.
こちらは一般的に良く見る色.
胴部が濃緑色で歩肢が黄色くなるタイプ.
こちらは,胴部が黒色に近く,歩肢が赤色になるタイプ.
共に10cmほどの大きさ.
昨年,ムカデの標本が全滅したので,この個体はMAXまで大きくし,
いずれは標本に出来ればと考えている.
トビズムカデの寿命に関しては大体7~8年程度と言う情報が多く,
大きさも20㎝近くになるような事も言われている.
飼育していて死亡した際,寿命なのか,何かトラブルなのか?
原因がわからず,その時のサイズがMAXなのか確認のしようがない.
寿命の長い生き物で,集団飼育が出来ない種は,寿命を調べるのも大変である.
2009 .1.9
オオムカデ脱皮
昨年の夏に採集してきたオオムカデが脱皮した.
前回,脱皮に失敗して★にさせた苦い経験があったので,
今回はほとんど写真も撮らず,巣状の中に放置していた.
たまたま,中を見ると脱皮開始直後であったので,記録しすぐ伏せた.
脱皮開始直後,頭部がしもやけで腫れたようになっている.
約12時間後.
無事終了.
咬まれると非常に痛いオオムカデではあるが,
このようなシーンに直面すると,皆 必死に生きている事を実感する.