ゴキブログ一覧
2010 .6.2
ヤエヤマキスジゴキブリ 交尾
右が♀.
左が♂.
横から.
2010 .6.1
ホラアナゴキブリ ♂
少し鮮明な写真が撮れた.
もう一つ.
今使っているカメラではこれが限界だろう.
2010 .6.1
ホラアナゴキブリ ♂
少し鮮明な写真が撮れた.
もう一つ.
今使っているカメラではこれが限界だろう.
2010 .5.31
ヤマビル 卵
吸血後約20日で産卵.
産後の親ヒル.
縮んでしまったかと思ったが,まだ十分太い.
透明ケースの上で拡大.
綺麗ですね.
しかし,知識無しに山で拾ったら,この得体の知れぬ物体は不気味かもしれません.
この中に何匹か入っているのだろうか?
見た目では1個の卵にしか見えないが.
数匹出てくるのか?
お楽しみに.
2010 .5.28
ゴキおもちゃ
最近の頂き物.
右はキーホルダーになっている.
触角の長さがそれっぽい.
中国製.
左はベルギーと書いてある.
ゴキブリの形は以前紹介したゴキパッチンに良く似ている.
元祖かもしれない.
中の板がくの字に曲がり,歴史を感じさせてくれる.
一応機能はする.
2010 .5.27
エサローチ
トルキスタンゴキブリ(レッドローチ)である.
卵鞘を取り出し,プリンカップで保管していると,孵化してくるので別容器に移し,使用するまで保管する.
大きさは3mm程度で,小型爬虫類や,国産サソリの餌としてちょうど良い.
2010 .5.26
タイワンクチキゴキブリの餌
今年の2月に床換えを行い,まだエサ(木)はあると思っていたが,
マット表面に沢山出てくるので,ニンジンを入れておいた.
朽木を食べるように穴が開いて群がっている.
拡大.
中身は食べ尽くされ,皮だけになっている.
近くには,1齢幼虫が数匹うろついていた.
マットの中の木を確認するとまだ残っているようだ.
果たして,木が美味しくないのか,単にニンジンが好きなだけか.
近じか床換えをしなければいけないようだ.
2010 .5.25
サツマツチゴキブリ 今年の個体
いつもは採集しやすいことから,冬に採集してくるが,冬採集の個体は毎回累代に失敗する.験を担ぐわけではないが,今年は冬ではない季節(初夏)の採集個体出チャレンジ.
今の時期は暖かいなめ動きが早く,2匹しか捕まらなかった.
が,両方とも成虫.
♀2であった.
2010 .5.24
ヤマビルその後
吸血後,プリンカップで保管.
現在,吸血したあのままの状態で動けない様子.
うまく産卵するのか,このまま動かなくなるのか.
出来ればあのガラス細工のような卵塊を見てみたい.
で, 増えたらどうしよう・・.
2010 .5.21
ワモンゴキブリ異常産卵
単為生殖個体の産卵は異常卵を多産する.
拡大.
この後大概は食べられ,跡形もなくなる.
2010 .5.20
ゴキブリ卵鞘採集
ネズミの調査に行ったのだが,地下に降りた際ついでにゴキブリ探索.
地下といえばワモンゴキブリが優先種だか.
ワモンでは無さそう.
成虫は見当たらず,中齢幼虫ばかり.
クロゴキブリに似ているが,終齢近い幼虫はワモンも特徴がはっきり出るが,中齢は外見だけでは分かり難い個体も多い.
そこで,その周りを探してみると,卵鞘発見.
これを見れば,一目瞭然.
クロゴキブリとわかる.
一応卵鞘はお持ち帰り.
孵化するだろうか?
2010 .5.19
シナゴキブリ卵鞘
卵鞘に亀裂が入り,ダニが出入りしていたので割ってみた.
5×2列で10個入っている.
卵はみずみずしいが発育はしていない.
2010 .5.18
シナゴキブリ累代
family Polyphagidae
subfamily Polyphaginae
genus Eupolyphaga Chopard, 1929
Eupolyphaga sinensis (Walker, 1868)
日本にもムカシゴキブリ科のゴキブリは2種生息している.
ルリゴキブリとツチカメゴキブリの2種.
両種とも生きた個体は見たことが無いが,ゴキブリ好きであれば一度はあこがれた種ではないだろうか.
それと同じfamilyのシナゴキブリ.
卵鞘の孵化日数が良く分からないので,飼育していると瞬間的に生体が殆んどいなくなる.
今ちょうどその時期なのか,卵鞘ばかりである.
孵化するのかとマット交換をしたのだが,ちょうど孵化したての幼虫がいました.
白い小さいのが1齢幼虫.
良かった,良かった.
マットを篩で選別.
でてきた大型幼虫はこれだけ.
累代は出来ている様だが,同じサイクルで成長されると,卵鞘の時期は不安になる.
2010 .5.17
ツチゴキブリ幼虫
昨年K田君に捕ってきてもらった幼虫が成虫となり,
その後,しばらく放置していた.
久しぶりに見たら,1齢幼虫が沢山発生していた.
餌に付いているので分かり難いが,粒々が幼虫.
拡大.
サツマツチゴキブリも冬に採集してくるが,2年目にして滅んだ.
何としても累代を成功させたいですね.
2010 .5.14
マダラサソリ 共食い
見慣れない大きなコオロギを食べていると思ったが,よくよく見ると自分の仔だった.
いつも仔が生まれては,適正な数になるので,予想はしていたが,
実際見るとやはりショックである.
2010 .5.13
ビートルローチ 成虫 まとめ
昨年の9月に羽化直後の白い♀が交尾し,その後単独飼育した♀個体が,3/5に10匹産仔したことはお伝えした.
その後,その幼虫を飼育していたが,やっと昨日成虫となった.
交尾から約半年かけて産み落とされ,成虫までは2ヶ月でスピード成長した.
2010 .5.12
ヤマビル 吸血
多少気持ちが悪いが,吸血されてみたい願望も少しある.
と言う訳で,手に乗せてみました.
ヒルにつかれても,痛みが無く気が付かないと聞きますが,手の場合は痛いです.
剃刀で切られている感じ.
「チリチリ」傷みます.
3分後.
まだほっそりしています.
15分後.
膨らんできました.
じっと見ていると,気持ち悪さはどこかに消え,何か禁断の感情(笑)が・・.
ドラキュラに血を吸われるのもこんな感じでしょうか.
時間がかかりそうなので,仕事をしている振りの様子.
40分後.
もうパンパンです.
ヒルの体からは透明な液体が流れ出てきます.
そろそろコロンと落ちそう.
と思ったら落ちました.
容器に戻し,産卵を待つ事にします.
ヤマビルは感染症等の媒介例は無いそうですが,良いこの皆さんは真似しないで下さい.
2010 .5.11
ヤマビル
いつもゴキブリなどを捕ってきてくれるK田君がヤマビルを捕って来てくれた.
Haemadipsa zeylanica japonica Whitman
元気な個体です.
伸びますね~.
Wikipedia で調べたら何と硫黄島にイオウジマヤマビル H. zeylanica ivosimae がいるらしい.
大型哺乳動物が生息しない島で何を吸血源としているのだろう.
人か?オオコウモリか?ネズミ類か?
現地でもそんな話は全く聞いた事がない.
2010 .5.10
Lucihormetica verrucosa
family Blaberidae
subfamily Blaberinae
genus Lucihormetica Zompro & Fritzsche, 1999
Lucihormetica verrucosa (Brunner von Wattenwyl, 1865)
♂成虫.
コロンビアに生息する.
終齢幼虫.
ちなみにこちらは
Lucihormetica subcincta (Walker, 1868)
♂成虫.
飼育に関してはどちらも一緒.
同じ属に
Lucihormetica amazonica (Rocha e Silva, 1987)
なる種がブラジルにいるようで,「amazonica」と言うのが非常に大きそうな感じがし,是非一回はアマゾンゴキブリ探検に行きたい.
2010 .5.7
グリーンバナナローチ床換え
family Blaberidae
subfamily Panchlorinae
genus Panchlora Burmeister, 1838
Panchlora nivea (Linnaeus, 1758)
ゴキブリのケージとは思えない光景.
活動が活発なため短期間で炭カルがこんな状態になる.
後.
なんか余り変わって無いようだが,変わってます.
大きくなる種もあるが,本種の方が緑が濃く,非常に綺麗だ.
2010 .5.6
Deropeltis erythrocephala 卵鞘
GWはどうでしたでしょう.
外出して普段捕れない様なゴキブリを採集した人もいたことと思います.
私はさっぱりでしたが,Archiblatta hoeveniiの2個目の卵鞘が孵化したので,まあまあの出来ではなかったかと思います.
family Blattidae
subfamily Blattinae
genus Deropeltis Burmeister, 1838
Deropeltis erythrocephala (Fabricius, 1781)
ケージの掃除をしたらいろいろ出てきた.
本種も卵鞘の長さに幅がある.
しかし,短いからといって孵化しない訳ではなく,この卵鞘は全て孵化している.
2010 .4.30
ゴキブリのえさ
現在,この2種を使っている.
左がお馴染みのO酵母製 MF
右が同じく O酵母製 RC4 これは以前ハタネズミを飼育していた際使用していた物で,草食動物用の固型飼料.
MFに比べ緑色をしており,臭いも葉の臭いがする.
これを良く食べるのが以下の種.
Oxyhaloa deusta
Diploptera punctata
Phoetalia pallida
写真はPhoetalia pallidaにあげたときの写真.
ニンジンなども良く食べるが,この飼料も見事に平らげる.
2010 .4.28
Archiblatta hoevenii ♂の交尾行動
Archiblatta hoevenii ♂成虫が♀終齢を挑発している.
他の種でも良く見かける,翅上げ行動.
上から見ると良く分からなかった.
2010 .4.28
Archiblatta hoevenii ♂の交尾行動
Archiblatta hoevenii ♂成虫が♀終齢を挑発している.
他の種でも良く見かける,翅上げ行動.
上から見ると良く分からなかった.
2010 .4.27
オガサワラゴキブリ床換えで出てきた線虫
ケースの裏に張り付いていた線虫拡大.
エタノールを入れたら瞬間的に動かなくなった.
ダニは拡大すると「可愛いかも」と思うこともあるが,こればっかりは好きになれそうに無い.
2010 .4.26
オガサワラゴキブリ床換え
石垣産オガサワラゴキブリのマットに線虫が大発生した.
ケースの様子.
特に変わった事は無いが,裏から見るとこの通り.
←先の白い塊が線虫.
原因は入れたマットに最初から発生していた事.
特に影響は無さそうだが,気分的にダメなので交換と共にプラケのサイズを一回り大きくする.
準備したケース.
マットはヤシガラ:朽木マットを1:1で混ぜている.
個体数が増えてくれば乾燥したマットでも普通に増えるが,少ないうちは湿っていた方が良い.
与える餌はネズミの固形飼料のみ.
後はいつもの水容器.
回収した幼虫.
マットの中からは初齢幼虫が沢山出てきて時間がかかる.
あまりやりたくない作業だ.
2010 .4.23
ヤエヤマサソリ春
18匹の子供が生まれていた.
上手に張り付いている.
もう1親産んでいた(←先端白い所).
この時期は出産の時期でしょうか.
2010 .4.22
天井の卵鞘
この春,私の部署が引越ししました.
荷物の整理もやっとひと段落し私の机の上の天井を見上げると見慣れたものが.
ムム.
どう見ても卵鞘である.
脚立を持ってきて間近で確認すると,やはり間違いない.
孵化後のクロゴキブリの卵鞘.
ここから生まれた虫たちはどこで暮らしているやら.
今のところ,逃亡犯を捕獲するトラップにはクロゴキは捕まっていない.
もしかしたら相当古い卵鞘なのかも知れない.
2010 .4.21
ゴキブリ展
平成22年4月29日(金)~9月26日(日)までの約5ヶ月間,目黒にある財団法人目黒寄生虫館 MPM(Meguro Parasitological Museum)にて特別展示が開催されます.
テーマは「知られざるゴキブリの世界」.
寄生虫展示の一角を利用した展示なので,広いスペースは使っていませんが,日ごろ接する事のない寄生虫を見ながら,変わったゴキブリでも見にいらしてください.
私の標本も展示されます.
ブログに出た個体もいると思います.
こちらがポスター.
さて,このポスターの背景になっているのは何でしょう.
ヒントは展示の中にあるかもしれません.
2010 .4.20
Archiblatta hoevenii F2孵化
ついに孵化しました.
(あわてて撮ったのでぶれていた)
10匹確認.
F1の結果は,まだ全て成虫になっていないが,
幼虫約100匹中♀2匹(終齢1,成虫1)♂4匹(成虫).
生存率6%である.
こりゃ参った.