ゴキブログ一覧
2023 .7.11
ごめんなさいPrincisia vanwaerebekiでした
Princisia vanwaerebeki
久しぶりに大きな個体が出ました.
8㎝超えてます.
なんて暢気な場合ではなく,学名間違えていました.
こちらからコピペしている皆様,修正お願いします.
wの後にaが入り,そして,kの前のcが消えました.
P. vanwerebecki ➡ P. vanwaerebeki
このようにして,ゴキカブリがゴキブリになってしまったのです.
他の種も間違いあるかもしれないので見つけ次第修正します.
とりあえず,本種の本ブログ内は全て修正しました.
本当に申し訳ありません.
2023 .7.10
100均紙ポット
A 100-yen store’s paper pot
100均で見つけた紙ポット.
最近はこれだというものがなく,上の左のヤシガラ製苗ポットを使っていましたが,なんか繊維がけば立っていて今一つの感がありました.
ヤシガラ拡大.
紙ポット.
見た目は変わりませんね(笑).
しかし,触り心地は紙がソフトで私なら紙ポットに入ります.
さっそく使って結果を見てみます.
2023 .7.7
感染クロゴキブリ卵鞘孵化
Infected Periplaneta fuliginosa oothecae hatch
まずは殺菌していない卵鞘が孵化しました.
孵化まで46日.
少し長かったかなといったところ.
遅れていた殺菌卵鞘も1個孵化しましたが,最初に殺菌処理した卵鞘は孵化しません.
原因は分かりませんが,殺菌剤に暴露させる時間が長すぎたか濃度が高すぎた可能性があります.
殺菌済と未殺菌がそろったので,個別に飼育して結果を観察したいと思います.
2023 .7.6
Eucorydia forceps羽化
Eucorydia forceps emergence
やっと成虫ペアがそろったようです.
♂.
♀.
成長が遅いのか,なかなか増えてくれないです.
2023 .7.5
ニホンヤモリの住み家
Gecko hiding place
またいました.
雄なのでいつもの個体だと思います.
どこに潜んでいるのか日中探してみました.
外の壁面の結合部.
ここに隙間があるのはわかっていたのですが,穴の下に糞が落ちているのでここに潜んでいると思います.
コウモリもこんな場所に潜みますが糞に白い尿酸が付いているのでヤモリでしょう.
2023 .7.4
Blaberus craniiferやはり変
Blaberus craniifer’s condition is still strange.
成虫まで育っているのですが,また老齢幼虫で黒死する幼虫が発生してしまいました.
気味が悪いですね.
卵胎生だと卵鞘を殺菌できないし,打つ手を思いつきません.
死亡個体.
生きている個体.
とりあえず,死亡個体を排除して全て新設しましたが,他のBlaberus属やもしかするとBlaberinae亜科まで影響が出るかもしれないので,状況見てこのケースは処分を考えないとだめかもしれません.
この個体群は,おそらく日本に初めて入った時の系統だと思うのでどうにかしたいですが,悩ましいです.
2023 .7.3
ヤマトゴキブリ続々孵化
Periplaneta japonica hatch one after another
早いもので2023年も後半に突入しました.
本当に早い.
ボーっとしていたらあっという間に冬になりそう.
というわけでもなく,全然関係ないですが.
殺菌ヤマトゴキブリ卵鞘が続々孵化してます.
しかし,どれもスカッと全数孵化している卵鞘がない?
割って見るとなんとなく健全でない育ち方.
不調の原因はウイルスとかでなく別の問題のような気がします.
とはいえ,今回沢山の幼虫が取れたので,このグループで飼育し元親がどうなるか分けて観察したいと思います.
2023 .6.30
カシワマイマイ?の寄生蜂&寄生蠅
Parasitic wasps and flies on Lymantria Mathura
沖縄から届いたカシワマイマイの幼虫と蛹?
幼虫からはハエ幼虫が出てきたことはお伝えしました.
それも成虫となり,ついでに蛹からはハチが出てきました.
蛾の姿は見る事かないませんでした.
野外の鱗翅目幼虫の寄生率は高いですね.
で,こちらがハエ成虫.
ヤドリバエ科の一種だと思いますが種は分かりませんでした.
毛が長く,腐肉に誘引される種とは少し違います.
変わった形が多いので見るのは好きですが,種まで判定するのは私にはできないので,興味としては綺麗だな,珍しいなで終わってしまいます.
こちらがハチ,
寄生蜂も形が変わっており好きな昆虫ですがこれまた種は分かりません.
これらは昆虫の世界では普通に見られますが,同様に脊椎動物に寄生して内部を食い成長し,最後に宿主を殺して増殖する種がいたら恐ろしいです.
そう考えると,エイリアンって実在しても不思議ではないかなと思ってしまいます.
2023 .6.29
ワモンゴキブリの触角
Antennae of a Periplaneta americana
長い触角を絶えずふわふわ動かしながら,周りを見ているワモンですがこの個体は1本しかないですね.
数年このような単独飼育をしていますが,初めて見ました.
今まで通常通りの管理はしていたと思うのですが全然気が付きませんでした.
羽化の時に事故ったのかもしれません.
どうなっているか拡大したのですが分かるようでわからない.
どうやら柄節の先が欠損しているようです.
これだけ見事になくなっていると,やはり羽化の際に邪魔が入り丸ごと取れてしまったのかもしれません.
生活には支障はなさそうです.
2023 .6.28
ヒメチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Blattella lituricollis
昨年の10月に数匹採集した個体群ですがこんなになりました.
炭カルもかなり削られて突破寸前です.
これで約3ヵ月.
新しい容器.
まずは手で掴める物は先に移動.
その後,雪崩のような個体移しをして終わりです.
すごい数です.
2023 .6.27
トビイロゴキブリついに淘汰
Periplaneta brunnea culling
感染群はこんな状態になってしまいました.
相変わらず成虫でも短命で死亡します.
このまま放置してもおそらく卵鞘は少しは孵化して数は増えると思われます.
しかし,消毒群がこのように幼虫死亡が全くなくなり健全になったので感染群は淘汰しました.
これでトビイロの感染群は無くなりました.
後はクロが少し残っていますが近々なくなる予定です.
年内中には根絶宣言出せると思います.
2023 .6.26
アオダイショウの糞
Elaphe climacophora feces
続けてアオダイショウの糞.
あ~,汚い.
ここだけ少し難点ですね.
水の中にだけしてくれると良いのですが,そうもいかないようです.
でも臭いはすぐに掃除すればそれほどでもないですからOK.
ついでに体重を測りました.
容器が0.6㎏なので体重は600gほど.
体長はかわいそうなのでパス.
雌なのでこんな感じかと.
でも少し小柄ですかね.
以前飼育していた個体はこの倍ほどありました.
2019年に大人で捕獲されたので年齢は分かりませんがここにきて4年になりました.
2023 .6.23
ボールパイソン の糞
Python regius feces
水容器をひっくり返していました.
容器内水浸しです.
私のところでは,この行動は「糞をしたので気持ち悪いから新聞変えてくれ~」です.
その通りでした.
ここのところ一度に沢山は食べませんが,毎日1匹食べるようになりました.
運動しないと食欲もわかないでしょうからたまに運動させています.
ついでに体重も量りました.
2.8㎏.
1年前の計測では2.5㎏だったので少し増えています.
ところでボールパイソンの寿命ですが,10年という一応の目安があるようです.
実際にはネットで見ると20年以上は生きるようです.
この個体は2009年に幼蛇で回収されたので2009年生まれだと思います.
そうすると,今年で14歳.
一応平均数値は超えさせる事が出来ました.
まずは良かった.
2023 .6.22
殺菌したヤマトゴキブリ卵鞘2個目孵化
The second of the sterilized Periplaneta japonica ootheca hatched.
殺菌済み卵鞘の2個目が孵化しました.
前回は4匹で,どの卵鞘から孵化したかわかりませんでしたが,今回は10匹.
卵鞘内卵数で一般的に言われているのは12~16.
外観では12卵ですが,前回に続き少なめ.
やはり,何か普通ではないことが起こっているのかもしれません.
他の未孵化卵鞘はなんとなく期限切れているように見えます.
果たしてあとどれだけ孵化するか?
2023 .6.21
クマネズミの警戒心
Cautiousness of Black rat
約6ヵ月齢の♂クマネズミです.
この仕草が可愛い.
可愛いんですが,クマネズミの警戒心のすごさがこちら.
私がカメラ構えたとたん,この調子で動かなくなりました.
いつまでにらめっこが続くかわからないので切りましたが,10分,20分でもこの状態は続きます.
マウス,ラットはすぐに動き出します.
2023 .6.20
「なないろ日和」出演 ダニ編
Appeared in “Nanairo Biyori” Mite, 2023
今日はここ数年恒例になっている「なないろ日和」ダニ編で出演してきました.
タレントルームの看板です.
貰ってきました.
番組の内容は,恒例のことなので省略.
昨年は,ハマカーンのお二人とスタジオ記念撮影だったのですが,今回は浜谷さん,マックンさん,中原アナさん.
皆さん,ブログの写真使用を快く承諾いただきました.
笑顔が素晴らしい.
ほれちゃいますね.
私の普段の生活とは全く別の世界を経験する事が出来ました.
や~,楽しかったです.
2023 .6.19
アマミモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce amamiensis
飼育はじめて8年目ですがケージ汚くなっても弱気を全く見せない良い種です.
本種の炭カル消耗の特徴はこんな感じ.
おそらく,夜間ぶんぶん飛んで触れるのでこんなまばらな削れ方をするのだと思います.
樹皮シェルターは結構お気に入りのようで外も中も落ち着いた雰囲気です.
事後取るの忘れました.
綺麗になってます.
床替えで気を付けないといけないのは,蓋を開けておくと普通に飛び上がり逃走します.
気を付けましょう.
2023 .6.16
殺菌ヤマトゴキブリ孵化
Sterilized Periplaneta japonica ootheca Hatching
意外と早く孵化してました.
なんとなく痩せている.
もしかしたら日数経過しているかも.
数えたら4匹.
弱弱しい.
まだ孵化すると思うのだが,なんか心配.
こちらも今月中には大体はっきりするでしょう.
2023 .6.15
感染クロゴキブリ♀死亡
Infected Periplaneta fuliginosa ♀ died
意外と早かったです.
♂は羽化して1か月以内に大体死亡しました.
♀はもう少し頑張りましたが,卵鞘は5個しか生みませんでした.
殺菌処理が3個,無処理が1個.
この後孵化するか今月中には答えが出るでしょう.
2023 .6.14
窓外のニホンヤモリ
Gekko japonicus outside the window
2日に1回ほどは日没後にヤモリがいるか観察しているのだが,春先は続けて見れても夏になると見る機会が減ります.
そんなある日,三角の影.
やはり,中の誘虫灯に誘引されてこんな都会でも虫が来ているのを確認.
そして今日,久しぶりのヤモリ.
春の個体より一目瞭然でデカい.
4月.
そこで前回使った写真と比較したが比較するまでもなかった.
あの時の幼体がここまで大きくなることはないと思うので昨年の個体だと思います.
♂ですね.
4月の個体の父親かもしれません.
2023 .6.13
ゴキブリの個性
Characteristics of this Periplaneta furiginosa
このクロゴキブリ.
性格が他のクロゴキと違う.
最初は炭カル塗るときエタノール不足で弾いて塗れてないかと思ったが,毎回なのでやはり変.
他のクロゴキはこんなに激しく削らない.
さらに水ガーゼの引きずり.
これはワモンゴキブリの半数の系統で見られるが,近くのエサ入れまで引っ張って餌を水浸しにしてカビが出る.
というわけで,餌がカビるのが一番困るので,ワモンと同様間にシェルターかませて防止する.
ゴキブリにも個体群ごとに癖(個性)があるのです.
2023 .6.12
ヤマトゴキブリ
Periplaneta japonica
現在2015年に山形で採集された系統と,昨年秋田で採集された系統を飼育していますが,山形系統が体調を崩してきています.
年内は大丈夫だと思うのですが.
産卵数や孵化率が下がっているせいか幼虫の出現が減っています.
今のうちに卵鞘を回収して殺菌の後別管理してみます.
これで室温保管です.
一方秋田系統.
当然ですが,卵鞘の孵化が始まり幼虫ラッシュ.
Periplaneta属だけ見ても様々な特徴があり,面白いですね.
なぜこんなに違うのか興味が尽きません.
2023 .6.9
モリチャバネゴキブリ横須賀
Blattella nipponica from Yokosuka
先日滅んだ横須賀産モリチャバネゴキブリですが,横須賀方面に住んでいる社員がとってきてくれました.
♀入りの数匹.
ありがたいですね.
まずは小プラケからスタートします.
2023 .6.8
日本テレビ
Nippon Television
昨日に続きゴキブリの話題ではありません.
今回はトコジラミでした.
何と夏秋先生も出演されており感動.
憧れの共演を果たしました.
いつも思うのですが,こんな私にでもスタッフの皆さん優しいですね(⌒∇⌒).
さて,先月からトコジラミのニュースが増えてますね.
トコジラミは戦後の家庭には普通にいたといわれています.
しかし,生活環境向上や殺虫剤の進歩とともに姿を見なくなりました.
なので,昭和後半以降に生まれた人たちはトコジラミに刺されたことがなく,最初の1,2回の刺咬は痒くならないことが多いのです.
私も,吸わせてみましたが発疹は出ませんでした.
そのため,発見が遅れ大繁殖している事例が散見されます.
皆さんも,十分気を付けてください.
身を守る手段は正しい知識を持つことにつきます.
2023 .6.7
浜谷さん
Mr. Hamatani.
「なないろ日和」のロケがありました.
恒例の害虫関連.
そのため,というのも変ですが,またハマカーンの浜谷さんと共演する事が出来ました.
私のは演技といった物ではありませんが,楽しく終了しました.
スタッフの皆さん,共演者の皆さんありがとうございました.
放送が決まりましたらこの場で宣伝させていただきます.
2023 .6.6
ネバダオオシロアリ
Zootermopsis nevadensis
2012年より飼育していましたが,ケースの外から姿が見えなくなってきました.
以前から,活動が少なくなってきたと感じていましたが今日は見えません.
自然消滅ならあきらめつくし,この開いたケージ置き場に別の生き物を入れ込めるので確認に開けてみました.
底の方にまだ生きてました.
しかし,小プラケに収まりそうな数です.
イエシロアリのように盛り返すかもしれないのでそっと元に戻しました.
羽蟻が出るのは当分先の感じですね.
2023 .6.5
リュウキュウモリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Episymploce sundaica
5か月ぶりの床替え.
相変わらず何か彩が少なく汚く見えてしまう.
しかし,丈夫で良く増えてくれるのでその点は良い種ですね.
そうゆうわけで色を付けてみました.
2023 .6.2
クロゴキブリ死骸2
Dead Periplaneta fuliginosa 2
先日死骸のあった場所から数メートルも離れていない場所でまた幼虫が死亡していた.
踏まれてもおらず,死因は不明だが,数年前にこの建物室内で使用したベイト剤の効果がいまだに残っている気がしてならない.
実際この建屋で生きたゴキブリはそれ以降見ていない.
哀悼の意をこめて.
ピンと伸びた尾突起と触角が素晴らしい.
ところで,4/25に見つかった死骸だが,いまだにこの状態で存在している.
掃除してないといわれるとその通りだが,建屋の中は死骸を分解する生き物がいかに少ないかよくわかる.
2023 .6.1
ボールパイソン半年ぶりの食事
First meal in 7 months for Python regius
やっと食べました.
昨年の10/23にマウス4匹食べ,11/17に脱皮して以降食べてませんでした.
1週間に1回は与えて見るのですが,興味を示してすぐそばまで来てそっぽ向き,がズーっと続いていました.
今日で7か月と少し.
見た目は痩せた感じはしませんし,ヘビは結構長いとネットにもありますが,やはり食わないのは心配になります.
いやー~よかったよかった.
2023 .5.31
沖縄から届いた謎の虫たち
Mysterious insects from Okinawa
沖縄営業所のN村さんに毒虫依頼したら届きました.
まずはこちら,カシワマイマイと思しき幼虫..なんですが,輸送中に寄生蠅脱出.
すでにボロボロ.
それはそれで楽しみだが,ハチの方が良かったかな.
蛹もなり立てでカラフル.
遠目ではお菓子みたいで綺麗ですね.
どんな蠅が出る事か楽しみが増えました.
もう一つが謎の蛹.
ぶら下がり蛹なので,こんなものを作り取り付けました.
これももしかしたら寄生なんとかが出る可能性があるので飼育箱に入れ観察します.
カシワマイマイの蛹に似ているのですが,ネットで見ると黒い棘がこれにはないのでこれも羽化してからの楽しみとします.