ゴキブログ一覧
2011 .6.23
小笠原 忘れ物
いつもお世話になっている父ペンのアイドル.
私のように,年1しか訪れない人間も暖かく迎えてくれる.
お別れに記念撮影.
行く度に遊んで帰ろうと思いつつ,いつも仕事に追われ遊べない,写真も忘れる.
今回はやっと一緒に写真が撮れました.
次回行くことがあれば少しお相手いただきたい.
2011 .6.22
小笠原から日常へ
本日,午後3時30分定刻に竹芝桟橋着岸.
今回の小笠原は,雨不足のため地表が乾燥して生物探しは困難な状況でした.
そんな中,同行したK田君がクリーンヒットを連発.
ブラーミニメクラヘビ.
乾燥した松材隙間に潜り込んでいた.
道端,枯れ木よりオガサワラチビクワガタ発見.
これもまた,乾燥した枯れ木に潜っていた.
巽道路終点でオガサワラノスリのニアミス.
宮の浜で見かけたカニ系エビ(K田談).
色違い.
平べったい体系で動きが早くなかなか写真撮れない.
もう一種小型の可愛いカニ.
フナムシ?
離島直後,見送りのレイから落ちたハイビスカス.
郷愁を誘いますね.
恒例の島のボートに見送られ,一路東京を目指すおがまる.
2011 .6.21
小笠原 6月21日
コペペ海岸につながる川も干上がっている.
いつもはこの時期,川幅1mほどあるが,今季は水溜りのみ.
水溜りにさまざまな生物が集合している.
エビ,大小さまざまな魚,オガサワラアメンボ,
オオヒキガエルオタマ.
その周りの砂浜には無数の巨大なオカヤドカリが走り回っている.
ヤドカリ好きにはたまらない場所かもしれません.
2011 .6.20
小笠原 父島 2011年6月20日
昨晩はシロアリの羽アリが少し飛来しました.
飛翔.
今日も快晴.
朝から気温は急上昇.
ウエザーステイションより西島を望む.
海の透明度がすばらしい.
恒例,グリーンアノールの交尾.
言っておきますが,本種は特定外来生物のため,移動,飼育は出来ません.
ブラックバスと同じです.
オガサワラオオコウモリが食べたバナナ.
小笠原10回目であるが,いまだにオガサワラオオコウモリを見たことがない.
夜は飲んでいるのでしょうがない.
扇浦からの夕日.
明日はいよいよ離島日.
天気はまだ良さそうである.
2011 .6.17
小笠原へ出発
10時に竹芝桟橋を出航,小笠原へ.
あいにく東京湾は雨.
一夜明けてすでに小笠原.
小笠原はすでに梅雨明けしており,良い天気.
良すぎて現在節水中.
つまり雨が降らない.
と言う訳で,生き物もあまり多くない.
で,アノールにかまれた!
2011 .6.16
移転ひと段落 その2
水容器のガーゼを食われ,ガーゼが水没したAeluropoda insignis.
水がなくなり,ミズゴケがカラカラに乾燥し,餌容器がひっくり返り,アオカビだらけだったモリチャバネゴキブリ.
しかも対馬産.
まだありそうである.
明日から約1週間父島に行きます.
放置に弱い種は眼を通さないといけないと思いつつ,渡島準備も出来ない状態.
ぼやいてもしようがないので,取り掛かります.
明日は更新できません.
まとめて明後日行なう予定です.
父島まで25時間30分.
普段出来ない仕事が出来ます.
2011 .6.15
移転ひと段落 その1
事務所移転が95%終わり,恐る恐るゴキブリ達を見るとすごい事になっていました.
Archiblatta hoevenii.
餌がなくなり,2雌が死亡.
卵は孵化していない.
Lucihormetica verrucosa.
餌水がなくなり,皆さまよっている.
日常を取り戻すのは何時になるやら.
2011 .6.14
ヒメクロバエ
O木所長より.
クロバエとついているが,イエバエ科のハエ.
6/13に茨城で撮影.
本日,薬局で炭カル注文受け付けてくれるお店を見つけました.
購入し,使えるようでしたらお知らせします.
2011 .6.13
アルビノ
ピンク2匹がアルビノ.
生後約7日.
このぐらいでも体毛の色違いがわかる.
2011 .6.10
クロワモン産卵
見れば見るほど馴染めない.
もう少し飼育期間が長くなれば,また,この形態が増えてくれば違ってくるのだと思うが.
とりあえず,目に付いた3匹の雌を隔離して飼育を始めたが,あっさり卵鞘を産んだ.
正常な卵鞘に見える.
孵化まで約40日.
7/20頃であろうか.
はたして1齢幼虫から変化が見られるか?
楽しみである.
2011 .6.9
クロゴキブリ採集
クロゴキブリはどの様な場所を探すと見つかるか?
事務所移転にともない,掃除のついでに何箇所か探してみた.
屋上階段資材置き場(屋内).
成虫の翅のみ発見.
ダンボール放置残骸(屋外).
発見できず.
観葉植物鉢下(屋外).
発見できず.
この下はいると思ったが残念.
放置木材下.
幼虫複数発見.
湿った場所で,木質の腐食した下面を好むようだ.
多分こんな場所にトラップを設置すれば一晩で数匹捕獲できるだろう.
2011 .6.8
肩乗りクマネズミ
最近コンスタントに生まれ始めたアルビノクマネズミ.
クマネズミの性格も千差万別.
この仔の様に,人を恐れない性格もあり,野外では即粘着シートの餌食になってしまい,この性格は受け継がれないであろう.
可愛いですね.
当然イエダニも根絶してあるので,糞尿の汚さはあるかも知れませんが,綺麗です.
(私の汚い皮膚はこの際勘弁してください).
2011 .6.7
ホラアナゴキブリ同居者選定
小型の屋外種飼育は,飼育環境に左右されやすいと考えられる.
以前は,不用物処理にシロワラジを同居させていたが,卵喰いの影響を助言され,シロワラジを排除し約半年.
確かに,個体数が安定して増えてきた気がする.
シロワラジ同居時は,シロワラジ増加にともない,ホラアナ幼体数が頭打ちになっていた気がする.
小型種は同居種も検討が重要のようだ.
2011 .6.6
クロワモンゴキブリ
ワモンゴキブリ飼育ケース.
クロゴキがいる.
コンタミが発生した!!
と思いよく見ると何かおかしい.
冷蔵して肛上板を見ると,ワモンのそれである.
も少しよく見ると,前胸背板がクロゴキのようにフラットではない.
と言う訳で,ワモンの黒化タイプと思われる.
前胸背板以外はワモンのように茶褐色をしている.
どうもこの手の変種にめぐり合う事が多い.
これはこれで固定し,クロワモンゴキブリなんてのも面白いと思う.
2011 .6.3
カシノシマメイガ
飼育室は外から他の昆虫類が入らないように,また,中から出ないように,扉の開放管理をしていたのだが,引越しにともない,開放時間が明らかに長くなっていた.
と,中型の蛾が1匹飛んでいる事に気がついた.
止まった個体を観察すると,本種であった.
どうも.ゴキブリの飼育環境を好むようで,引越し開始するまでは室内での目撃は全く無かった.
外から誘引されたと考えるしかない.
意外と屋外には普通に生息しているのかも.
2011 .6.2
ワモンゴキブリ異常産卵
未受精で飼育すると,卵鞘は産まず,卵のみ産む事がたまに見られる.
卵の数は数えた事は無いが,10個程度は産んでいると思われる.
翌朝は,殆んど残っていない為,食べているのだと思う.
2011 .6.1
ローチトラップ捕獲種
引越しは当分続きそうです.
荷物や,棚などを移動させると,昨年設置したトラップが沢山出てきた.
事務所内.
クロゴキとコオロギ.
テラス.
こちらの方が,幼虫ばかりであるが捕獲数は断然多い.
ただし,種数はクロゴキのみ.
飼育室トラップ.
モリチャバネが捕獲されている.
クロゴキの捕獲は無い.
管理上逃げる理由として,野外種の飛び上がる能力を持った種が突然舞い上がり,隙間に消えると捕捉するのは困難となる.
.
特に雄は見事にやられる.
しかし,雌が飛ぶ事は無く,雄のみなので繁殖する心配は無い.が,こんな管理ではプロ失格であろう.
次場所では,さらなる逃亡対策を実施する予定.
しかし,トラップを確認する限り,飼育室からの脱走は無く,また,飼育室外からの侵入も阻止できていたようだ.
引越しに当たっては,室内全域ゴキブリ駆除を実施後出る予定いる.
2011 .5.31
クロゴキブリ 産卵場所
先週末より事務所の移転が始まり,昨日はネット環境が不具合で更新できませんでした.
さて,引越しの為,温室のエアコンを移設するため外したのですが,その裏から卵鞘が沢山出てきました.
まさか,こんな裏にも産んでいるとは気が付きませんでした.
下の面.
ゴミなどが入らないように隙間テープが貼ってあんなのですが,突破されていたようです.
縦面.
数年分ではあると思いますが,卵鞘一個24前後の幼虫が孵化しています.
家の中でこんなに出たら嫌われ者になるのは致し方ないかと.
皆さんでも,クロゴキが訳も無くちょろちょろしていたら,こういった場所も疑った方が良いかもしれません.
2011 .5.30
ウルシゴキブリ脱皮
脱皮直後に落下し,仰向けの個体が眼に留まった.
ワモンやクロゴキなら放置しても大丈夫と思うが,最近ウルシも愛情をかけていなかったので,救出し本当に翅が綺麗に伸びるか隔離した.
翌日.
まだ,翅の色はウルシ色になっていないが,綺麗に翅は伸びている.
と,ここで気がついたが,脚先(ふ節)などの末端が薄茶になっている.
クロゴキはこんなではなかったはず.
次回,気がついたら違いを比べます.
2011 .5.27
Hemithyrsocera histrio新成虫,終齢幼虫
成虫のキ,クロ.
幼虫のシロ,クロ,アカ.
2011 .5.26
2011年 クロゴキブリ
シロテンクロゴキブリ.
なんていません.
クロゴキブリです.
温室内は,冬でもたまに成虫を見かけるが,一応今シーズンとしては初めての成虫.
これも前胸に光が流れてしまってます.
何故か一枚も鮮明に写っていませんでした.
テラスにも出没し始めましたが,こちらは終齢幼虫と思われます.
それにしても写りが今一.
これからゴキブリシーズンです.
嫌いな方,好きな方,自分にあった付き合い方をして下さい.
2011 .5.25
ドバイのモリチャバネ
外見ホソモリゴキブリの一種に見える.
素直に幼虫もホソモリらしい形態なら良いのだが,さにあらず.
モリチャバネの幼虫に良く似ている.
初齢もチャバネ属.
こちらはアマミモリゴキブリ成虫.
その幼虫.
こんな不明なことばかりやっているとストレスが溜まるでしょう.
最近になって少しずつ分類の文献を集めだしたので,一歩ずついろいろやっていきたいと思うこのごろ.
2011 .5.24
モリチャバネの水のみ
最近忙しく,世話がおろそかになっている種が出始めている.
野外種は乾燥に弱い種が多く,気が付くと皆乾燥して成虫が数匹となっていたことも.
今回は,そこまでは行かなかったが,大分我慢していたと思う.
水を入れると我先に集まってきてしまった.
喧嘩せずに整列して飲む姿はゴキブリとは思えない??
2011 .5.23
飼育用天然素材
害虫種のゴキブリ飼育には使う事は少ないが,野外種の飼育には使う事が多い.
この手の材料は一度使用すると不衛生になりがちで,使い捨てが理想と思うが,定期的に,必要なサイズが,必要数入手できるほど,予算と出物が少ない為洗って再利用している.
殺菌は始めのうちは,レンジでチンをしていたが,殺菌しすぎると,使いはじめに必ずカビが大量に発生する.
新品の素材のほうが最初のカビカビが多い気がする.
カビカビはあきらめていたが,レンジが面倒になり,乾燥だけで再利用すると,意外と使い始めのカビカビが少ない.
変に全ての微生物を処理すると,環境中に含まれる発育の早いカビなどが真っ先に出るだろうか.
といったわけで,最近は天然素材が必要な大事な種には新品を使わず,古いものを優先的に使うようにしている.
なんとなく汚い話になったので,私はこうしているという事で.
生き物を扱った後は,ちゃんと手を洗いましょう。
2011 .5.20
西表のマダラゴキブリ2種
左の腹を見せている個体がコマダラゴキブリ♀.
良いお腹である.
その隣は♂の個体.
そして左がヤエヤママダラゴキブリ♀.
この2種が同じ環境に生息しているとは素晴らしい環境ですね.
行って見たいです.
西表島のマダラゴキブリ類4匹で入手し,今のところ2コマダラ,1ヤエヤママダラ,残る1はコマダラと思しき幼虫.
昨日のコマダラゴキブリは石垣島産のため,混ぜる事もできず.これはこれで飼育する事になる.
が,マダラもF2辺りから調子を崩しやすいので,いくつかいた方が安心では有る.
炭カルに関して薬局に問い合わせましたが,錠剤は取り寄せ出来るが,粉は出来ないとの回答を得た.
もう少し当たってみます.
2011 .5.19
コマダラゴキブリ床換え
床換え前.
綺麗に見えるのは,数日前に給水器を交換したから.
よく見ると,マットの中はダニ.
乾燥した場所はチャタテムシが大量発生.
それが原因か分からないが,幼虫で死亡する個体が出る.
脱皮中.
自然死.
これがマダラゴキブリ類の累代の難しい所.
特に国内に産する種は私の飼育方法ではこの傾向が強い.
交換中.
マットはグスグスになっている.
とその中に見慣れたものが.
分かりますか?
アカスジキンカメムシの翅ですね.
正式には小楯板と呼ばれる部分だそうで,甲虫では翅の▼部分が巨大になった箇所.
なぜこんな物が入っていたかは分からないが,腐葉土に混ざっていた可能性はある.
捨ててしまう物ですが,なんとなく得した気分になりました.
交換終了.
見た目はあまり変化無いですが,ゴキブリたちは喜んでいると思い込む.
家屋内のゴキブリ達は,汚い=全てが餌.
となるが,屋外性のゴキブリは,たぶん不潔な場所は喜ばないと思う.
2011 .5.18
アフリカンビュレットローチ
Blatridae Sp.
African Bullet Roach .
多分記載はされていると思うのだが,他の動物ほど種名にこだわる人が少ないのか,コモンネームのまま流通できてしまっている種が多いゴキブリ業界.
本種も昔からペットローチとして飼育されている種のようである.
2cmほどの小型の種であるが,体色に赤系の色が出て綺麗な種.
この手のゴキブリっぽい種は,良く増え粗末な餌と管理でも生きていけるゴキブリらしいゴキブリだと思っていたのだが,最近数が少なくなっていることに気が付いた.
今まで中プラケの中で,沢山いたと思っていたが,死骸ばかりで生体が少ないことに先日気が付いた.
整理して見ると,小プラケでもスカスカのこの状態.
そして,調子が落ちている証拠に幼虫が落ちていく.
この落ち方は,マダラゴキブリ類や小型の野外種に多く見受けられるが,ペットローチではあまり経験が無い.
原因は今後の課題として,再起出来るか,乞うご期待.
2011 .5.17
逃亡防止素材
こちらが使用している炭酸カルシウム.
左はタルク.
タルクは昔から使われている素材らしいが,私はあまり使わない.
理由としては,縫った後の見栄え.
こちらが炭カル.
こちらがタルク.
粉っぽく,綺麗に塗れない.
多分タルクにもさまざまな製品があり,もっと綺麗に塗れる製品があると思うのだが.
性能はどちらも同じだと思うが,処理後の耐久性は炭カルに分がありそうだ.
2011 .5.16
意外な餌
先週のなぞの餌ですが,ご質問が少しあったので改めて取上げました.
こちらがそれ.
ペットネズミのおやつ的な商品.
多分,どのゴキブリに与えても食べると思うが,常食として与えるには高価なので,固形飼料を食べてくれる種には与えたことが無い.
固形飼料を好まない種には与えてみたのだが,食いつきの良い種もある.
これのどこが良いのか?
もしかしたら,ベビーでなく生のコーンの方が良く食べるかもしれない.
シーズンになったら与えてみようかと考えている.
本製品.
一つ気がかりが.
何を食べるか分からん種には,煮干やら犬の餌やら雑多をミックスして与えているが,この写真のように,みなカビが発生する中で,元気にカビる事無くあり続ける姿.
頼もしいと言うか,恐ろしいと言うか.
マルゴキに関してはまだ変な影響は出ていない事だけお伝えしておきます.
2011 .5.13
マルゴキブリ 繁栄
順調に幼虫が成長している.
飼育を開始して3年と少し.
時間がかかりました.
時間がかかる場合は,上手く行かない事が多いが,着実に増えているところを見ると,大きな間違いは無かったとしよう.
成虫は複数回産仔しているようで,明らかに腹の違う個体たちが混ざり始めた.
餌にも絶えず複数の幼虫が餌を食いに来ている.
さて,ここに入っている餌は何でしょう.
本種には嗜好が合うようで,いつ見ても幼虫が張り付いている.
また,確実に減っている.