ゴキブログ一覧
2023 .9.8
クロゴキブリ殺菌卵鞘と未殺菌卵鞘の経過
Current status of sterilized and unsterilized oothecae of the Periplaneta fuliginosa
7/13に孵化した幼虫の飼育容器.
ほぼ同時期に孵化した未殺菌容器.
今のところ死骸は出ていない.
良いことなのだが,これで違いが出ないと殺菌した意味を問われてしまう.
もうしばらく観察します.
2023 .9.7
アオダイショウ脱皮
Elaphe climacophora sheds its skin
父島から帰ってきたら脱皮していました.
出発前に目が白くなっていたので予定通りではありますが.
先日,ボールパイソンの寿命は10年と書きましたが,アオダイショウは改めてネットで調べると10~20年.
どの情報も出元は少ないようで17年が良く出てくる.
改めて爬虫類の寿命を考えてみました.
ヘビを飼っている人は沢山いると思うが,なぜこうも寿命に関して情報が少ないのでしょう.
誰も最後まで飼育できていない?
まあ,可愛いペットが死んだら悲しいし,あえて死亡報告はしないのかな.
そうだと良いのですが.
ちなみに私が飼育していたシロマダラは,2021 .8.25にあるように3年でした.
あの時は,ネットの10年寿命を信じましたが,アオダイショウ・ボールパイソンで10年説があるなら,シロマダラの10年は長すぎるような.
もっと事例が出ないと真実は分かりませんね.
2023 .9.6
離島
Leaving an island
あっという間の1航海でした.
出航前のひと散歩.
港前のタコノキに設置されたアノールトラップ.
ハイビスカス.
好きな花です.
南国にピッタリ.
出航です.
見送りに渡された誰かのレイ.
青い海に赤い花がきれいで毎回撮影しています.
そして見送り.
2~3時間後.
島は見えなくなりました.
今回は雲が多く,日没は見る事が出来ませんでしたが夕焼けが綺麗です.
そして夜.全く光がありません.
おやすみなさい.
2023 .9.5
父島のゴキブリ他
Chichijima Cockroaches, etc.
夜のゴキブリ観察.
何かの糞を食べに来ているコワモンゴキブリ?の幼虫.
成虫.
沢山いました.
ワモンゴキブリ.
こちらも沢山.
多分オガサワラウスヒラタゴキブリ幼虫.
脱皮途中のホオグロヤモリ.
ボロボロ.
最初は死骸が付着しているのかと思いましたが動きました.
他にもミナミヒラタゴキブリも沢山いましたが,素早く写真撮れませんでした,
2023 .9.4
父島
Chichijima Island
先週末より父島に来ています.
普段は行きの船内で夕日を見ないのですが,たまたま出くわしました.
洋上で見る夕日は,陸上と違う趣があり好きです.
今回の宿は10年ぶりくらいの父ペン.
父島に初めて来たときに泊った宿です.
食堂に飾ってある絵もそのままでした.
そして,いつもと変わらぬ界隈の通り.
しかし,K祝荘が閉館していたり,変化もあります.
父島も少しずつ変わってきているようです.
そうなんです.
外来種対策も変えていかなければいけないですね.
2023 .9.1
キスジゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Centrocolumna striata striata
タバコシバンムシが多すぎ.
床替え決行.
しかし,すでに産卵始まっているので,怪しい所だけ交換しました.
逃げない成虫.
若齢幼虫がいました.
多分F2.
いい感じです.
今回はキチャバネゴキブリも沢山いるし,なんとなく良い兆し.
終了.
日本のゴキブリはいいですね.
2023 .8.31
ボールパイソン
Python regius
今年で14年の付き合いになります.
幼蛇で引き取ったので,年齢も14歳だと思います.
Wikipediaでは,寿命10年とあるので,私と同じく体にガタが出はじめているのではないでしょうか.
か弱い私の腕よりず~と太いです.
たまには広い場所で遊ばせたいと思う今日この頃です.
2023 .8.30
アリ現れる
Ants appeared
机に出没.
過去にはハエトリ,ゾウムシ,ダニ,チャタテなど様々な訪問者があったがアリは初めて.
無視もできないので同定するとトビイロケアリと判明(多分).
こうして仕事がたまるのであった.
そうだ,飼育していた蟻はこちらの不注意で全滅させてしまいました.
ごめんなさい.
アリは難しい!
2023 .8.29
Pycnoscelus sp.の寄生アブ
A parasitic fly on Pycnoscelus sp.
西表島で採集されたPycnoscelus sp.を数匹頂いた.
この地域の卵胎生のゴキブリからは寄生アブが出ることは
https://www.cic-net.co.jp/blog/2010/01/21/
でご紹介したが,今度出てきた幼虫は小さい.
思うに,この時期の生き物の輸送は,虫体の安全を考えて冷蔵で行ったのだが,
他のPeriplaneta類は復活したが,Py.sp.は卵鞘を排出したりダメージが大きかったようで弱っていました.
この虫体もその一つ.
別種の寄生種かとも考えたがやはり蛹化することなくまもなく死亡した.
生きている時.
死亡後.
多分右が頭,左がお尻(間違っていたらご指摘ください).
小さな脚が可愛い.
お尻拡大.
頭拡大.
成虫になってほしかった.
2023 .8.28
殺菌ヤマトゴキブリ通常飼育へ
Return sterilized Periplaneta japonica to normal rearing cases.
先週の続きではないですが,殺菌したヤマトゴキブリが大きくなったので,小プラケに移し,一般管理室飼育へ戻しました.
前胸背板の幅のあるオレンジラインがヤマトっぽいです.
果たして,触角がどうなるか.
これでラブルベニアが駆除できれば他も行います.
2023 .8.25
触角の白毛
Antennal white hair
Periplanetaの触角に発生している白い毛.
気にはなっていたのですが実害がないため放置していたのですが,やっと原因が分かりました.
たまたまの別件で,ゴキブリの寄生虫を調べる過程で判明しました.
正体はなんと菌.
ラブルベニアというらしいです.
昆虫界では有名のようで検索すると様々な昆虫に寄生する映像が出てきます.
今回知ったきっかけは,札幌に生息するヤマトゴキブリが,これの感染で減ってきている.
そうです.
「北海道大学・ラブルベニア」で検索すると出てきます.
確かに,こちらで飼育しているヤマトゴキブリでもわずかに見らます.
実際のところ,ヤマトゴキブリは累代が長くなると減少を始めます.
が,これが原因?
現在私のところではPeriplanetaが最も激しく発生しています.
しかし,こんな状態になっても減る様子はなく,普通に増えています.
ただ,怪しい菌には変わりないので,他のPeriplanetaに感染しないようにしないといけないですね.
皆さんのところでは出ていますか?
2023 .8.24
乾燥ミミズ
Dried earthworm
飼育室の掃除をしていたら出てきました.
ミミズが楽しそう.
以前,実験でカワエビとメダカを飼育していた時に購入したものです.
今は,与える対象がいないので捨てるのももったいなく,もしかして食うか?
とゴキブリ達に与えて見ました.
その1週間後の結果.
ヤエヤママダラゴキブリ.
分かりにくいので出してみました.
左が食後,右が新品.
煮干しも結構食べています.
マダラ系に良さそう.
次,キチャバネゴキブリ.
これも7割ほど食べられています.
次,キスジゴキブリ.
こちらは少し齧られた程度.
他の種にも与えてますが,食いは良い方です.
後は,初物の一過性でなければ使えるかもしれません.
2023 .8.23
Eucorydia aenea dasytoides床替え
Cleaning of the breeding case of the Eucorydia aenea dasytoides
ここのところルリゴキブリ類の床替えを行い,あまりにも不味い状態になっているのに危機感を持ちました.
Eucorydia forceps・・増えてない.
アカボシルリゴキブリ2ケージ・・初齢幼虫いない
ルリゴキブリ・・・上記より良いがマット乾燥.
そこで,本種もどうなっているか確認しました.
炭カルがかなり擦られています.
体格が大きい為か他の種に比べ擦れが大きいです.
マットは粉砕され乾燥して住み難そう.
しかし,1齢幼虫は沢山生きており,とりあえず安心.
これなら急に悪化はないと思いますが,何かあった場合はヤバかったかもしれません.
全て新しくしたケースに移せるだけ移動.
古いケースも,新しいマットを加え予備ケージとしました.
2023 .8.22
マダゴキの産卵数
Number of eggs of a Madagascar hissing roach
産卵中.
久しぶりに見て,こんなに長かったかと改めて驚いた.
この状態で手前31卵があります.
2列で62個.
まだ奥がありそうなのでそれ以上あるでしょう.
すごい数ですが,飼育していると60も幼虫でないです.
飼育下と自然環境では違いがあるのでしょう.
2023 .8.21
ルリゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Eucorydia yasumatsui
死骸と脱皮殻の方が多い状態になりました.
幸にも木材の裏には幼虫が多く張り付いています.
水容器にも卵鞘タップリ.
初齢幼虫を探すとそれなりの数がいますが卵鞘が目立つ割には多くない.
また,中齢が少ない.
新設ケージ.
古いケージにマットだけ追加ケージ.
またケースが増えてしまいました.
2023 .8.18
ヒメクロゴキブリ床替え2
Cleaning of the breeding case of the Sorineuchora nigra,2
2個目のケージも汚れがひどくなりました.
シェルター用の葉の中も糞や死骸が堆積しています.
自然界では雨風でこういった物は蓄積されないはずです.
変な病気が出る前にコロニーが元気なうちに掃除しましょう.
いい感じのゴミ山ですが,ゴミが多くなっているので整理します.
まだ成虫が多いですが,寿命を終えた個体が多く出ています.
簡単に飛びますね.
飛距離が短かったので見つけやすかったですが,飛ぶ種は脱走に気を付けましょう.
終了.
2023 .8.17
ワモンゴキブリ単為生殖F15孵化
Periplaneta americana parthenogenetic F15 hatchig
7/8に採卵された卵鞘です.
前回F14の時は5匹でしたが,今回は1匹だけ.
相変わらず卵鞘の外観はカビが付着して状態良くないです.
卵鞘内は6匹成長していましたが,脱出する力がなかったようです.
単為発生幼虫は乾燥に弱いので水苔に入れます.
1週間以上ここに入っています.
2023 .8.16
Elliptorhina javanicaの抜け殻
Cast-off skin of Elliptorhina javanica
変なものが見つかりました.
脱皮殻だと思うのですが,硬くてしっかりしている.
中は綺麗で,死んだ個体が食べられた残りではなさそう.
指にはめても十分指人形役が果たせる強度があります.
生体との比較.
他のマダゴキでは見たことないのですが,同じような物が発生しているのでしょうか.
皆さんも探してはいかがでしょう.
2023 .8.15
脱糞
Snake dung
またおかしな場所に丸まっているので糞したとすぐにわかりました.
何でこうなるのでしょう.
嫌なんでしょうね.
人間ぽいです.
2023 .8.14
ヨツボシホソバ
Lithosia quadra
帰省してました.
台風の前の青空.
河原は涼しいですが,日差しは昔に比べ強くなったように思えます.
ゴキブリを探しましたが数年前にヤマトゴキブリを捕まえて以降見つけれていません.
娘が見つけた虫.
昆虫も昔に比べ少なくなったと思います.
2023 .8.10
ボールパイソン脱皮
Python regius sheds its skin
前回の脱皮から9か月ぶりとなります.
その間に食べたマウスは13匹.
体重は2.6㎏(蓋が200g).
前回より100g増加.
体長は写真を撮って後で算出しようと思いましたが,なだめながら伸ばしながら計測したら150cmでした.
ネット情報では,フルアダルトで体長が約100cm~150cm.
体重は1.5kg~2.0kg.
なので,標準的な大きさと体重.
一応健康と考えて良さそうです.
体重計はやはり便利ですね.
2023 .8.9
アカボシルリゴキブリ床替え,ゴキブログチャンネル再開
Cleaning of the breeding case of the Eucorydia tokaraensis, Goki Blog Channel Resumes
これも1年以上床替えしてませんでした.
今日見ると,動く個体が少ない.
木片の裏見ても幼虫が少ない.
そろそろマットのゴキブリ維持能力が限界のようです.
大変ですが,バットにマットを少しずつ広げ生存虫を拾います.
卵鞘は潰してみますがどれも死んでいます.
末期のケージは卵鞘が生存できず,今いる幼虫が成虫になるとそこで終わりになることが多いようです(経験談).
早め早めに交換しないといけないのですが,元気なケージは初齢幼虫や生きた卵鞘が多すぎて簡単ではないです.
このように終盤にやるのが楽ですが,絶滅の危険もあります.
大型のゴキブリはこんなことないですが,小型種は好きでないと管理できません.
終了です.
念のため,この個体群はすでに10年以上飼育しています.
それと,ゴキブログチャンネル再開します.
明日,お昼頃アップします.
見てください.
2023 .8.8
キスジゴキブリに発生したタバコシバンムシ2
Cigarette beetle on a Centrocolumna striata striata breeding cage, 2
あまりにも多いのでとりあえず発生源を除去しました.
まず餌.
穴が開いてます.
そして乾燥ゴミ山.
発生しているのはこのケージだけのようなので,どこかで駆除したいですが,キスジゴキブリの産卵が始まっており,
生体に影響なければこのまま放置するか悩みどころです.
2023 .8.7
もう一つのヨロイモグラゴキブリ
Another Macropanesthia rhinoceros
もう一ケージあるヨロイモグラゴキブリもダニが心配になったので床替えしました.
ここで一つ私のこだわり.
先週のダニ事件の日から,日を置いてこのケージに触っています.
理由は,日が近いとダニがどこか(私自身,ケース,ピンセットなど)に付着して,コンタミを起こす心配を排除したいから.
というわけで,掘り返し.
見た目は先週のケージと同じ.
♂.
ツルッツル.
♀.
ツルッツル.
とりあえず安心して新しいマットにいれました.
産むと良いですね.
2023 .8.4
レモンのアゲハチョウ
Swallowtail butterfly on lemon
今年も飛来したのはアゲハチョウだけのようです.
珍しく,食樹上で蛹になるようです.
通常はこのように,屋根下などの風雨の影響の少ない場所なのですが.
建物が暑すぎて移動を断念したのでしょうか.
葉裏とはいえ直射日光が当たる場所です.
無事に命が生まれると良いのですね.
2023 .8.3
ヨロイモグラゴキブリ死亡
Macropanesthia rhinoceros death
ケース交換して1年以上経過.
その間には♂が死亡し,♀は潜って姿見ない状態です.
ただ,ケース下部に作ったトンネル内では生きていることは確認できていました.
心配なのは,ダニ.
トンネル内の個体をみると,体中にピンクの汚れが付いています.
そうです.
甲虫の幼虫など色が変わるほど付着するダニ.それが付いている可能性大.
しかし,ヨロイモグラでは過去に一度も付いたことなかったので大して気にしていませんでした.
で,掘り出しましたが予想通り.
仕方なく,背中から筆でごしごし落とし,腹面も.
当然,強い力で抵抗していたのですが,1分もしないうちにおとなしく?動かなくなりました.
よくある突然死っぽいです.
この状態ではダニがどこに散らばるかわからないので,流水でサッと流し,安静に.
少しだけ動く.
まだ生きている.
2時間後.
ダニが動き回っている.
そして翌日動いているのはダニだけとなってました.
さて,死亡原因ですがダニが動き回って気門に詰まった?
触られ過ぎてショック死?
マダゴキは洗っても平気でしたが,ヨロイモグラゴキブリは洗ってはダメのようですね.
この個体は冷凍したので,時間があるときによく観察してみます.
皆さんも洗うようなことはやめましょう.
2023 .8.2
クロゴキブリ水発見
Periplaneta fuliginosa found water
ケースに入れ替えた後,水を入れ忘れていました.
水入れた後,クロゴキブリがいつ水に気が付くか.
触角の動きをご覧ください.
♂から.
♀.
2023 .8.1
クロゴキブリ続々出現
Periplaneta fuliginosa appear one after another
シャワー室で幼虫が仰天
前回の♀成虫がひっくり返っていたのを思うと,ベイト剤を誰か設置したのかもしれない.
昨年より今年は目につきます.
起き上がらせて見ましたが逃げる元気がないようです.
夕方,飼育棟の階段に♂成虫.
こちらは元気元気.
このくらいの暑さだと飛び始めそうです.
いい写真が撮れました.
2023 .7.31
花火にクマネズミも驚いた
Fireworks startled black rats
先週土曜日は,4年ぶりの隅田花火大会が開催されました.
雲一つない好天となり,花火とスカイツリーと月の3点揃った花火大会となりました.
とはいえ,花火より害虫なので部屋にこもって仕事していたのですが,音が凄いのでクマネズミを見るとやっぱり驚いて耳を立てている個体がいました.
この仔らは,コロナ以降に産まれた個体です.
初めての花火音体験となったようです.
びっくりしたでしょうね(笑).
もう少ししたら秋です.
2023 .7.28
マデイラタワー収納
Storage in Madeira Tower
5月に取り出してからズーっとタッパーに入れっぱなしであった.
今日たまたま100均にいくと,良さげな容器があったので購入し入れてみた.
いかがでしょうか.
下面に両面テープを張りそれで固定してあります.
これでこの突起物が壊れることはなくなりそうです.