ゴキブログ一覧
2011 .11.15
オガサワラウスヒラタゴキブリ羽化
Eclosion of the Onychostylus pallidiolus boninensis
どちらが見易いか.
フラッシュ無し.
フラッシュ有り.
白い物をとるのは難しいですね.
2011 .11.14
アルビノクマネズミ餌付け
Feeding of the albino roof rat
このクマネズミ.一頭だけ群れから外され,死にかけていた.
救出してから2週間.
実験の間だけ外に出して遊ばせているのだが,私から離れようとしない.
指を甘咬みする図.
ひまわりを与えると手の上で食べるまでになった.
ペットネズミでは普通でも,クマネズミではこれは凄い事です.
2011 .11.11
グロウスポットローチ卵鞘自切?
Does the Lucihormetica verrucosa perform self-mutilation of an ootheca ?
卵鞘を生み始めた雌.
ブログネタに写真を撮りながら観察しようと隔離.
マットで汚く,見難いので水をかけた数分後.
千切れて転がっている!
残りの部分はどうなっているか.
すぐ生み出すと思ったが,変化無し.
3日後.
やはり残りが排出された.
下が最初の卵.
上のがその後出てきた卵.
それにしても,結構時間がたってから出てきたものだ.
もしかしたら,自切後,私の見ていない時間帯に産んで,一旦保育嚢に納まったのかもしれない.
2011 .11.10
ヤンバルオオムカデ給水
I gave a yanbarucentipede water.
うっかりしていたら水が全く入っていなかった.
餌も咽が渇いていたのだろう.
喰われる事を忘れ,飲んでいる.
喰う事も忘れひたすら飲む.
やばかった.
2011 .11.9
ヨロイモグラに侵入者
It is an intruder to the cage of the Macropanesthia rhinoceros
何かがコンタミしている!と思ったら常連になりつつある例のやつだった.
ユウカリの葉の間をうろうろしている.
何でこんな所に.
室内のローチトラップには本種は捕まっていないので,多くは逃げていないはずだが.
しばらく同居させておくこととする.
2011 .11.8
ハナアブ類の幼虫
Larva of drone flies
近所の墓地に,ヒトスジシマカ成虫を採集に行った.
この時期でも4匹ほど私の血を吸いに寄って来た.
さすが墓地.
噂には聞いていたが,この時期でもちゃんといるとは.
ついでに,ボウフラがいないか水溜りを見ると,あまり気持ちのよくない生き物が.
いつ見ても,ぼや~とした変な生き物である.
くねってます.
久しぶりに見たので見入ってしまい,採集する蚊に吸血された.
スポイト等を使い,ボウフラを探したが見つからない.
こんな様な生き物ばかりであった.
2011 .11.7
オパカ 脱皮
Emergence of the Eurycotis opaca sp.
Eurycotis属は大型の種が多いようだが,脱皮直後はさらに一回り大きく見える.
55mmほどあるだろうか.
2011 .11.4
ワモンゴキブリ孵化失敗
Periplaneta americana incubation failure
単為発生した卵は,孵化率が非常に悪い.
孵化自体しない卵鞘もあれば,このように折角発生して卵鞘から出てきても,クチクラの膜から脱出できずに死亡する個体もある.
95%は出ているが,脚が抜けずこの個体も多分ダメだろう.
2011 .11.2
スカンクローチ交尾
mating of the Eurycotis floridana
丈夫で良く増えるのであまり詳しく観察した事がなかったが,交尾はあまり記憶が無かった.
大きな種は迫力がある.
右が♂.
左が♀.
カメラを近づけてもお構い無しの様子.
英語表題に誤りがあればご指摘下さい.
2011 .11.1
明らかにわかるHemithyrsocera histrio幼虫
数日前に,水容器の交換をした際,逃げ出した幼虫と思われる.
通常,ケージ外で捕獲したゴキブリは全て淘汰している.
理由は,幼虫だと種が確認し難い為だが,本種はどう見ても間違えようが無いので,元のケージに合流させた.
本種は,人を恐れないとゆうか,高い所が好きなのかどんどん手に登ってくる.
動きも遠慮が無いのでどうしても見逃しが出てしまうようだ.
ローチトラップに捕獲されなかっただけでも良しとしよう.
2011 .10.31
サツマゴキブリ孵化
9月に産卵し,保育状態に入った浜名湖産サツマゴキブリ.
先日,卵がやっと孵化し27匹の1齢幼虫が出てきた.
孵化までに要した日数は59日.
タッパーを置いていた場所が,冷房の風の当たる場所であったからか,少し時間がかかっている.
ちなみに前回は45日.
産仔数は40匹であった(サツマの過去ブログ参照).
こんな粗末な容器でちゃんと産むとは,屋外でも増えるわけですね.
2011 .10.28
マルゴキブリ床換え
やっと数えるのが大変な程度に増えてきた.
飼育環境が合っているか別として,これだけゆっくりだとケージも汚れないので,床換えの間隔が異常に長くなっていた.
換える前.
見た目は特別問題ない様に見える.
上物を取り除くとこんな感じ.
実はここに脱皮殻が沢山堆積していた.
どうも脱皮殻は好きではないようだ.
終了.
これでまた1年以上床換えはしないだろう.
2011 .10.27
ホラアナゴキブリ カメラの限界
シロワラジムシを排除してから誠に良く増えている.
久しぶりに有翅雄を見かけた.
雌.
ホラアナゴキブリを綺麗に撮るなら今使っているリコーでは無理のようだ.
次回,顕微鏡下で再挑戦する・・予定.
2011 .10.26
マダラゴキブリ幼虫水浴
ヤエヤママダラゴキブリ Rhabdoblatta yayeyamana
コマダラゴキブリ Rhabdoblatta formosana
マダラゴキブリ Rhabdoblatta guttigera
皆水浴が好きなようだ.
いつ見ても,誰かが水場に入っている.
この中で糞も良くする模様.
2011 .10.25
アトロポス 新成虫
Blaberus atropus
生息地である中南米の民家では,こういった風景もあるのかもしれない.
同定に関しては,入手できた少ない資料を基に行なった.
が,これでは誰も同定できないだろう.
2011 .10.24
ワモンゴキブリ脚再生
以前,触角無しと脚無しを紹介したが,脚無しが脱皮し,無事成虫となった.
前回の状態.
基節先端より欠損している.
脱皮後.
脚がある.
前回は矢印の所から無かった.
それが見事に再生している.
しかし,良く見ると腿節は若干細く短い.
脛節は明らかに短い.
が見た目は普通に見えるほど見事な再生である.
瞬間を見たかった.
実験的には簡単に出来るので瞬間も見ようと思えばそれほど難しくないとは思うが,業務とはあまり関係ないし,過去にさんざん実験され尽くしている筈なのでまあ良しとしよう.
さらに拡大.
写真右が再生.
転節も形は小さい.
2011 .10.21
ワモンゴキブリ バラ産み
今回の卵数はいつもの単発とは違い,数が多かった.
卵鞘はどこに行ってしまうのだろう.
2011 .10.20
ウスヒラタゴキブリ 越冬個体
10月に入って房総方面で採集されたウスヒラタゴキブリ幼虫.
いつものK田君に頂いた.
毎回,採集してきてくれるが,なかなか累代が続かない.
F1は出るのだが,その後が・・・・.
この結果は2年後ほど先になるでしょう.
乞うご期待.
2011 .10.19
ネットに首ったけ
狭山に行った際,茶畑に張られたネットの風景.
飛んできて,ネットに気がつかず突っ込み挟まったか?
とも思ったが,こいつはもがきながら脱出しようとしている.
ちょうど頭が入るサイズなので,止まった際,飛び越える事をせず,潜り抜けようとして身動き出来なくなり,こうなったのではないだろうか.
笑えるほどこのネットにくっついていた.
2011 .10.18
ゴキブリ写真 2
チャオビゴキブリSupella Longipalpa 雄成虫
雌成虫.
幼虫.
バックの色が違うのがいい加減な証.
も少しセッティングに時間をかければ,もっと綺麗にできる.
と思う.
2011 .10.17
ゴキブリ写真 1
発表スライド用に撮ったが,いい加減な私の写真としては,綺麗に出来たと思うのでご紹介.
ミナミヒラタゴキブリOnychostylus vilis
オガサワラウスヒラタゴキブリOnychostylus pallidiolus boninensis
ヒメチャバネゴキブリBlattella lituricollis
イエゴキブリNeostylopyga rhombifolia
これだけはW採集品につき,いろいろ欠損がある.
2011 .10.14
Deropeltis sp.
エチオピア産だそうだ.
雄の形態はDeropeltis erythrocephalaに良く似ている.
が,雌は少し角ばっており,卵型の形態に見慣れた現在,少し新鮮である.
幼虫は,金色の微毛を身体にまとい,光の加減でビロード状に見える.
2011 .10.13
コウモリの骨格
PCO業は害虫ばかりが対象ではない.
ヘビやコウモリなど,様々な生き物の相談がくる.
それも楽しみの一つである.
コウモリ調査で拾ってきた骨格.
結構綺麗に,カツオブシムシ類に食べられている.
多分種名はアブラコウモリ(イエコウモリ)Pipistrellus abramus.
こちらは食べられる前.
日本のコウモリ類は,鳥獣保護法により保護されており,生体の捕獲,飼育は出来ません.
ご注意を.
2011 .10.12
緑
Panchlora nivea
この写真だけ見たら,マツムシか何かの飼育写真と思うかもしれない.
青や赤も見たいですね.
2011 .10.11
クマネズミ交尾
夜中に実験をしていたら どたばたと始まりました.
まず,1匹の雌(白)の後を複数の雄が付いて大運動会.
2,3周して雌が立ち止まったところを1匹の雄が後ろから交尾を仕掛けます.
瞬間的に交尾はおわり.
これを何度も繰り返す.
雌は白いので分かるが,雄がいつも同じ個体なのか,目を凝らして見ていたのだが,良く分からない.
ハツカネズミの交尾は良く観察さるが,クマネズミの交尾は初めて見た.
2011 .10.7
オガサワラゴキブリ 母島産
以前同属がダニにより酷い目にあったが,今回もオガサワラゴキブリのマットにダニが変な出方をしていたので調べてみた.
すると,幼虫がおかしな死に方をしている.
しかし,顔面や大切にはダニは付いていない.
生存していたのはこれだけ.
中に変な形態の(幼虫+成虫)/2が2匹??
しばらく観察する事とする.
2011 .10.6
コワモン幼虫脱皮
コワモンゴキブリ幼虫脱皮.
抜けた古い外皮と向き合い,これから食べようとしている所でしょうか.
2011 .10.5
Blaberus giganteus 飼育
ブラベルス ギガンテウス飼育.
大きいだけで,特別癖があるようには見えない.
ただ大きいので,羽化時に翅バカが生じる.
そこで,コルクマットを丸め入れてある.
幼虫から成虫まで,コルクの内側に張り付いている.
他の土中性に見える種も,こうしたレイアウトをすると,張り付く状態を好む種がいくつもいると思う.
順次,導入していければと思う.
2011 .10.4
Archiblatta hoevenii メスと卵鞘
その後,卵鞘は良さそうなのを産み続けているが,一向に孵化しない.
矢印が卵鞘.
本当に良さそうな状態に見えるが・・・・.
年内には答えが出るであろう.
関係ないが,先日紹介したゴキパッチンは,○急ハン○に売っているそうです.
「ドッキリガム」で検索するとネット上でも結構ヒットします.
2011 .10.3
Hemithyrsocera histrio床換え
本種の1齢幼虫は,非常に小さい事が障害となり,増えはじめてからは床換えが出来ないでいた.
しかし,死骸やマットの劣化(ミズゴケの変色や糞・死骸のカビによる劣化)が目立ち始め,これ以上放置すると,幼虫死亡が始まりそうな気配がしたので,床換えを強行した.
前.
死骸の山だが他の種の死骸より綺麗ではある.
大物を移し終えた後の最後の移動.
ゴミ等は移さないように,虫体のみ誘導する.
炭カルの上にしがみ付く1齢幼虫.
蟻そっくり.
終了.
すっきりした所で.
先程の1齢幼虫も含め,本種は齢数によって形態が変化する.
ゴキブリの中では数少ない幼虫も楽しめる種ではないだろうか.