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2012 .2.20
アマミモリゴキブリの床換え
Cleaning of the breeding case of a Episymploce amamiensis.
床換えにおいて,飼育環境に土壌を使用する種は,その中の卵鞘や,初齢幼虫の「拾い」が大変な為,飼育ケースは掃除しても,マット自体までは,簡単には掃除できない.
したがって,2009年7月に親を入手してから一度も交換していなかった.
マットは死骸や古い卵鞘や死んだ卵鞘の残骸が溜まっている.
カビ卵鞘.
多分生きている卵鞘.
確かめるには,10cm程の高さから硬いテーブルの上に落としてみると,中が詰まった「コツン」と言う音がする.
孵化卵鞘,もしくは死亡卵鞘は,音が聞き取れないような軽い音がするので生死の有無はこのポイントで判断している.
作業中.
カビが発生したり,死骸や糞が付着したミズゴケや落ち葉.
総交換後.
極力全ての虫体を拾う様に行なったが,やは生体の数は予想より多くはなかった.
飼育開始から約2年半だが,MAXに増えていたのは1年後位だった気がする.
野外種で,マットを使う種の場合,マットの更新は1年サイクルがベストだろう.