ゴキブログ

2010 .7.23

殺ゴキブリダニ寄生実験結果 2

カテゴリー:ダニ類

スカンクゴキブリ Eurycotis floridana
全頭生存.
zikkekkkkn-9.jpg
寄生も殆んど見られないが,皆無ではなく腹面に少々.
最後 Blaberus discoidalis
こちらも全頭生存.
zikkekkkkn-11.jpg
寄生部位は顔面.
zikkekkkkn-13.jpg
そして腹面も.
こうしてみると,種を選ばず寄生する事は可能のようだ.
冗談ではない.
他のゴキブリまで感染したら大変なことになる.
zikkekkkkn-15.jpg
一つ気が付いた事で,餌として入れたニンジンにも,オガサワラゴキブリ死骸体腔内に詰まっていたダニと同じダニが猛烈に付着している.
そこでこのダニが付いたニンジンと,無寄生のオガサワラゴキブリをカップに入れ,どうなるか観察する事にする.

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  1. 92O より:

    初めまして。私の家ではエジプト産のハサミムシを飼っているのですが5匹中4匹が死んでしまいました。もちろん死体にはこのダニがびっしりついていました。 乾燥してると湧くのかな?湿気のあるヤスデのケージではあまり見たこと無いし。いたとしてもヤスデや同居人のダンゴムシに寄生してる姿を見たことがない。

  2. 小松 より:

    92Oさん こんにちは.
    私の場合は,湿ったマットで発生しました.
    発生に関しては,元々少しのダニが寄生していて,何かの要因で大発生したのではないかと思います.
    要因は何かと言うと,ハッキリとは分かりませんが,湿ったマットに餌に湧くダニが大発生し,そのダニが営みにより発生するさらなる湿度と,その死骸が持つ水分により,悪劣な環境になった為と推測しています.
    マットがアンモニア臭くなっていたと記憶しています.
    湿度が高いだけで大発生するとは思えません.
    元々,多数が寄生していたのではないでしょうか.

  3. おやかた より:

    どうも、おやかたです。2度目です。
    うちのオガサワラ(?)も付着性のダニとマットに湧いてるダニの2種類が発生していて、しかも死骸にはマットにいるダニがつまっているという同じような状態になっていました。
    で、このあいだは、ガイマイゴミムシダマシ(某爬虫類ショップで「ベストワーム」として販売されていたもの)の繁殖ケースには餌をいくらやってもコナダニがまったく発生しないということから、これでダニを駆除できないかということでガイマイ成虫をオガサワラのケースに投入したところ、付着性のダニに返り討ちに遭ってしまったところで投稿をしたのですが、今度はガイマイの若齢幼虫を投入したところ(中プラケに5mm以下の幼虫100匹くらい?)、マットの中のダニの駆除に成功しました。
    ガイマイは鶏糞中のハエの卵を捕食するらしいですが、ダニの方も2~3日でほとんど見えなくなったので捕食されたのではないかと思います。
    こんなに効果があるとは思わなかったので、数量的なデータや捕食の観察をおこなわなかったのが残念です…。

  4. 小松 より:

    おやかたさん,情報有り難うございます.
    こちらの残り2匹は徘徊性のダニを入れて大分すっきりしてきましたが,まだ付着しています.
    ガイマイの幼虫は確かに昆虫食です.
    これならうまくいくかもしれないですね.
    累代はしているので,幼虫がいれば投入してみます.

  5.