2020 .12.21
ワモンゴキブリの腹板変異
カテゴリー:ワモンゴキブリ
Mutations in the abdomen of Periplaneta americana
脱皮して間もないこの個体.
腹部側面が割れている.
1,000匹以上の個体を見てきたが,このような変異は記憶にない.
一般的な変異は,背板の癒合など平面上の出来事で終わるのだが,これは腹板との接合部の間にもう一つの側板のような物が形成されている.
今のところこの個体は幼虫をとるため生かすので,一定量の幼虫がとれたら顕微鏡下で観察してみたい.
変異とは関係ないですが,腹端に付着している黄緑色の物質.
嫌な目に合うと出すのですがこれが臭い.
ゴキブリが餌になり難い理由の一つだと思います.
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