2019 .9.24
ヤマトシロアリのコロニー拡大
カテゴリー:シロアリ
Growth of Reticulitermes speratus colonies
飼育容器の空気穴から伸びる蟻道.
2018年の4月に採集したペアがやっと安心サイズに成長した.
このとき4ペアほど作ったが,残ったのはこれ1個.
中プラケに移動する.
何を飼育しているのかわからないようだが,潜るゴキブリに比べると,シロアリはケース越しに活動が観察できるので意外と楽しい.
現在,特大,この中と小プラケの3コロニーある.
ヤマトはこのぐらいとして,イエシロが1コロニーしかないので来年は確保しようと思う.
以前の割り箸ネタに反応したさとうです。
その後、オオゴキブリ2頭のケースに、かまぼこの板を入れてみました。当然、かじることなく過ぎたのですが、2頭とも死んでしまいました。
1頭は昨年7月に採集した時点で成虫の♂(多分この初夏に羽化したであろう新成虫)で、かまぼこ板を入れて2週間ほどで死亡、もう1頭は昨年7月に幼虫で採集し、今年の7月に羽化したばかりの♀で、板を入れて4週間ほどで死亡です。
私の今まで飼育したオオゴキブリは、だいたいは初夏に羽化して、その後2回は越冬していますので、今回はちょっと納得できません。
オオゴキブリの飼育は、ケースに枯れ木を転がして1週間に2~4回程度霧を吹くやり方でずっとやっています。今回もケース内の枯れ木の上に、かまぼこ板を1枚置いただけですが、霧吹きをすると板についた水滴を舐めているのは確認しています。
練り製品は、ただでさえ、添加物が多いから食べてはいかんと奥様から言われていて、月に2回くらいしか食べないようにしているのですが,最近は買う気になりません。
この程度の結果で、かまぼこ板を悪者にするのは濡れ衣のような気もしますが、こう簡単に亡くなられると疑ってしまいます。
かまぼことかまぼこ板の全てが悪いのではなく、安いものは品質もそれなり、ということだとは思いますが、今後は考えます。
今回のオオゴキブリ2頭には、かわいそうなことをしてしまいました。
長くなり、申し訳ありません。
さとうさん
連絡ありがとうございます.
貴重なゴキブリを使用しての実験報告ありがとうございます.
なんか恐ろしい結果が出てますね.
私のとこではかまぼこほとんど食べないのでいまだに入手できていません.
所員に持ってくるように聞いてみます.
例の割り箸を現在飼育容器に入れてあるのですが,わずかに齧りはじめた状態です.
シロアリは死なないなと思ったのですが,この話で気がついたのですが,シロアリは何万もいるので死んで無いように見えて,齧ったやつは死んでいるのかもしれません.
ただ,一概に虫が死ぬから危険と判断するのも問題で,蚊取り線香は蚊は殺しますが恒温動物には基本的に安全が確認されています.
問題は,防腐剤など殺虫成分でないものの害がどう出るかでしょうね.
今後もオオゴキなどかわいがってください.
コメント長く、申し訳ありませんでした。
私も、送信後に、虫への影響とヒトへの影響は違う事、別の原因も考えられる事、などと思い、カマボコに悪かったなぁと反省しました。オオゴキブリもかわいそうでした。
オオゴキブリは、数年飼育して、ようやく幼虫の期間や繁殖時期などが分かりかけています。が、野外ではどうなのか、脱皮の回数はどうなのか、疑問だらけです。もうしばらくは楽しめそうです。
今後もゴキブログ、応援します。