2007 .11.27
ヤマトゴキブリ
ヤマトゴキブリ Periplaneta japonica Karny
Periplaneta属の中のjaponicaである.
ウルシゴキブリはjapanna .ややこしい.
今,はやりの外来種ではなく,昔から生息している日本古来よりのゴキブリと考えられている.しかし,分布は韓国,中国にも生息し害虫扱いされていると聞く.
今度行って,形態的に同じか確認してみたい.
上が♂,下が♀.
写真からもわかる通り,本種は60種弱いる国内産ゴキブリの中で数少ない雌雄異形のゴキブリである.
このほかに,スズキゴキブリ Periplaneta suzukii Asahina,マルゴキブリTrichoblatta nigra (Shiraki),ヒメマルゴキブリ Trichoblatta pygmaea (Karny),ホラアナゴキブリ属等がある.
マルバネゴキブリは??としておきます.
スズキゴキブリも違うんですね。
ホラアナは確かに違うんですが
♂にも短翅型と長翅型がいますね
ホラアナゴキブリは実物は見たことがありません.増えたら是非分けてください.
おkですが
このゴキブリは予想より成長がかなり遅く
幼虫ももとから大きいらしく
1度に数が増えないゴキブリです
子供の頃小学〇の昆虫図鑑で、この種類に似たもので、名称がただ単に「ごきぶり」と掲載されてたことがあったのを見たことがあります。(すべての虫は名称がひらがなで紹介されてた)他のクロゴキやチャバネはちゃんと種類名称が書かれていて、ただ単にこの種類はごきぶりという名称なのかと最初思ってました。けど、他の図鑑にはただ単に「ごきぶり」という名称のゴキブリは載ってなかったようですね。もしかしてその図鑑の「ごきぶり」というのはヤマトのことだったのかなと後々思ったりしました。実際ごきぶりという名称のもいるかもしれませんが・・・・・。
ちなみに「ごきぶり」もオスは翅が長くて、メスは短かったですね。
「ゴキブリ」という名の昆虫はいません.
多分間違ったのでしょう.
ヤマトゴキブリだと思います.
結構ちゃんとした図鑑でもコワモンゴキブリをワモンゴキブリとしてみたり,ゴキブリの同定はめちゃくちゃです.
ネットで何とか昆虫図鑑とかの中にも,同定の間違っているものがいくつか見受けられます.
私も注意しなければいけないのですが(笑)
ブログでも紹介した「ゴキブリ学実験ガイド」の中にも同定違いがあります.
探してみると面白いかもしれません,意外と普通に見つかります.
こんにちは。屋久島を題材に卒業論文を書いているのですが、サンプルをみてみると多分ヤマトゴキブリがとれました。(翅も短いやつがいるしクロゴキブリよりはちいさいので。ただ、同定らしい同定はしていません。)ヤマトゴキブリの分布が中国地方まででとまっているとおもうのですが、屋久島にも入っていると思います。メインはサツマゴキブリなので基本的にスルーですが、もし屋久島に行く機会がありましたらちらっとみてみてください。
現在の南端はミヤザキケンだったと思います.
記録にとどめたいので,標本を送ってくれませんか.
生きていればそのまま.
着払いで本社小松までお願いします.
申し訳ありません。サンプルはサツマゴキブリは解体してしまい、他のものは一緒に廃棄してしまってほとんど残っていません。一個体だけは記念にととってあるのですが、翅が長くてよくわかりません。それでもよろしいでしょうか。
こんにちは.
大丈夫です.
記念品との事ですので,同定後お返しいたします.
是非,送ってください.
よろしくお願いします.