2014 .12.8
マダゴキ類の繁殖について
About breeding of tribe Gromphadorhini.
日本で一般的に「マダガスカルゴキブリ」と言われるゴキブリは,マダガスカル島にのみ生息する族である.
現在,6属20種が確認されている.
一番新しい記載でHerrewegeさんが1973年.
それ以降,本族は新種が見つかっていない.
くまなく探せば結構新種が見つかる気がしてならない.
見つかれば,20種しかいないので,既知種かどうかの判断ぐらいはやり易そうに思う.
繁殖についてだが,新しく分譲してもらった直後は通常2ペアが関の山.
ゴキブリ飼育の通例から考えると,2ペアも入ればそう失敗する事無く繁殖できる.
しかし,マダゴキに限って言えば,少数からスタートして上手く繁殖できた記憶があまりない.
理由としては,ペアの相性が繁殖に影響するような気がしてならない.
その結果交尾が上手く行かず,無性卵鞘ばかりをポイポイ排出させるのではないだろうか.
増えるようで増えないElliptorhina davidi.
初齢幼虫が少しはいるので,交尾は成立していると思うのだが.
初齢幼虫の死骸もある.
飼育法が悪いだけかもしれないが,他種はこの方法でバンバン増える.
綺麗にして初齢幼虫が潜みやすい場所を作り,作り直した状態.
コメントを残す