2010 .1.13
ツチゴキブリ Margattea kumamotonis kumamotonis (Shiraki)
チャバネゴキブリ科 Family Blattellidae
ツチゴキブリ属 Genus Margattea Shelford
Margattea kumamotonis kumamotonis (Shiraki)
体長10mm未満.
日本にはこの他に
Margattea kumamotonis shirakii (Princis) ヒメツチゴキブリ
Margattea satsumana (Asahina) サツマツチゴキブリ
Margattea ogatai (Asahina) ヤエヤマツチゴキブリ
の3種1亜種が生息している.
朝比奈正二郎著「日本産ゴキブリ類」には「体翅淡灰褐色の平凡なゴキブリ」とある.
しかし,前胸背の模様や,腹部腹面の茶褐色の帯は,ミナミヒラタゴキブリに比べ色彩豊かで,また,なかなか見つからないので平凡と言うイメージは私には無い.
前胸背アップ.
腹面.
サツマツチゴキブリは腹面全体が薄茶色している.
この個体群(関東産)は九州の私の見たものより色が濃い.
後方より.
飼育は採集数が少ない事もあってか,あまり上手く行かない.
ツチゴキブリってほんとに見かけませんね。
自分もサツマツチと合わせて数回しか採集したことがないかも。
それと、少し前にシノニムで学名が変わってしまったようです。
Margattea nimbata?だったと思います。
fuskaさんこんばんは.
サツマツチはモリチャバネがいそうなところにもいますが,ツチは今のところ河川沿いや過去に水があったような箇所ばかりで採っています.
学名変わっていますね.
しかし,ヒメツチがMargattea nimbataで,ツチが消えているような気がしますが,??.
もう少し調べてみますが,わかったら教えてください.