2007 .11.22
サツマゴキブリ脱皮
カテゴリー:サツマゴキブリ
サツマゴキブリ Opisthoplatia orientalis (Burmeister)も卵胎生である.
たくさん飼育していると脱皮したての個体はよく観察できるが,始まる瞬間から観察できる事は殆ど無い.
これはこれでシリーズ化しようと思ったがなかなか立ち会えなっかった.
始まってから脱ぎ終わるまで約20分.
右下の体色がついてくるまで約60分要している.
これもやはり夕方から始まった.
そのあと普通は脱皮した本人が殻を食べるのであるが,本事例では,側でこの脱皮を見守っていた中齢の幼虫が食べていた.
まあ,中には脱皮の途中から本体を食べようとする者もいるので,それに比べれば平和的である.
脱皮殻は本人?以外も食べることが多いですよねw
餌不足のケージや肉食傾向高いゴキは本体食べる時があるので困りものです
過密状態になっても見られますね.
非常にわかりやすく書いてあって助かります。今後卒論としてサツマゴキブリの都市部と田舎の個体数の差的なことをやります。そのためには定量的な何かが必要なのです。日本産ゴキブリ類をみたりネットをあさったり色々みましたが捕獲方法などが未だに謎でふ、、、自分的には例えば公園ならその一エリアに金竜スプレーをしたシートをおこうとおもっています。トラップでの捕獲は行っていませんか?
鹿児島所属さん.
こんにちは.
ご存知のようにゴキブリ類の捕獲方法はいくつかあります.
家屋内の衛生害虫種を捕獲するのであればゴキブリホイホイなどの粘着式トラップがよいでしょう.
なぜ良いかと言えば,家屋ないゴキブリの調査方法として確立されているからです(ゴキブリ類の捕獲をようする研究には必ず使われる).では屋外性のゴキブリの捕獲法はどうでしょう.屋外の昆虫類を捕獲する方法はいくつかありますが,ゴキブリに絞った物はないと思います.
ゴキブリの生態によって,トラップの形も,設置する場所も変わってくると思います.
研究的にはオーソドックスなホイホイタイプを使い,設置場所はサツマゴキブリであれば地表と樹の幹などに設置して,捕獲場所や捕獲成績を比較するなどしたらどうでしょう.
変わったトラップや,自作のトラップは再現性が低くなり後々面倒なことになりそうです.
ご参考までに.
研究頑張ってください.