ゴキブログ

2008 .11.17

ゴキブリコバチ

カテゴリー:

卵鞘の写真を取りつつ,駆除として卵鞘を撤去した.
すると窓に群れる小さな虫を発見.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-1.jpg
ゴキブリコバチTetrastichus hagenowii (Ratzeburg)である.
本種は産み落とされた卵鞘に産卵し,約1ヶ月ほどで30前後の新たなハチが卵鞘横に穴を開けて脱出する.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-4.jpg
寄生され,ゴキブリではなくハチが脱出した後の卵鞘.
小さな穴が横に開く.
稀に2つあいている卵鞘もある.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81%E6%8B%A1%E5%A4%A7.jpg
背面から拡大.
%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%81-%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95.jpg
大きさは2㎜内外と非常に小さく,屋内だから発見しやすいが,
野外であれば発見は難しいだろう.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です