2009 .7.27
クロゴキブリの落ち着きどころ
いつもの屋外飼育室.
最近コップトラップや,コオロギ生け捕りトラップにクロゴキブリが殆ど入らない.
冬場の卵鞘撤去や,コップトラップの地道な駆除が功を奏したかと油断していたら,
あまり使わない扉の下に成虫が集合していた.
等間隔に整列している.
車間距離ならぬ,ゴキブリ間距離は触角の先端が他個体に触れる距離に近い.
飼育環境下ではこんな事はあり得ない.
拡大.
左から♀,♂,♀,♀でしょうか.
今年の新成虫たちであろう.
写真をとっていたら,この後,皆思い思いの方向へ逃げていきました.
この中の1♀がこの夏に生むと考えられる卵鞘数は少なく見て20個.
その1卵鞘より平均25匹の幼虫が孵化すると,
なんと1♀より500匹の幼虫が生まれる計算になります.
やはりゴキブリの駆除は本腰を入れないといつまでたっても終わりがなさそうです.
恐ろしいですね(((( ;゚д゚))))アワワワワ
ゴキブリって卵からの羽化率は結構高いんですか?(・∀・)
他の昆虫と変わらなくてもやっぱ見た目のインパクトで多く感じちゃいそうですね(;´Д`)
(・∀・)さん今晩は.
ゴキブリの孵化率は他の昆虫の孵化率がよく判らないのでなんともお答えできませんが,野外の卵鞘に寄生する寄生蜂は高率で寄生しています.
従って他の昆虫よりは孵化率は低いような気がします.
しかし,飼育管理された環境でのゴキブリの孵化率はかなり高いでしょう.