2008 .9.17
オオゴキブリ科Panesthiidaeのマット交換
カテゴリー:オオゴキブリ科Panesthiidae
朽木内に穿入して生活をするオオゴキブリ科のゴキブリは,生活の大半を材中に潜ってすごしている.
その生活や形態は,害虫として嫌われるゴキブリとは少し違い,
屋外の森や林の林床で人目に触れくことなくひっそりと生活している.
日本国内にはオオゴキブリ属が2種,
クチキゴキブリ属が3種生息している.
これはオオゴキブリ♂成虫.
クロいが全体艶が無く,翅も硬い皮状で,
まだこれは翅があるが,羽化後いつしか翅はボロボロになり短くなってしまう.
これは翅がだいぶ無くなって来たヤエヤマオオゴキブリ.
理由は雌雄で齧りあうとか様々言われているが良く判っておらず,
今後の研究が待たれる.
こちらはタイワンクチキゴキブリ成虫.
翅が最初から短い.
そういえばこの手の種類も、山間部で結構夏の日に見かけました。動きもゆっくりで、のっそのっそと歩いているような感じだったのを覚えてます。見かけたのはそういえば翅がちぎれていたのがほとんどだったような気がします。
今晩は.
オオゴキは日中でも出歩いているのですか.てっきり夜行性かと思っていたのですが,この手のゴキブリは意外と出会う機会が少ないので,参考になります.
又よろしくお願い致します.